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子供は2人は欲しいなあと常々思っていたが、思えばそれが実現するまでは長い長い道のりだった。さかのぼること7年前、妊娠に備えて経口薬からインスリン注射に切り替えた。そうか、私は注射を7年間もやっているのか。厳しい血糖値の管理の結果、妊娠許可が出て、ルナの時はあっさり妊娠したけれど、妊娠中もどんなに血糖値が良くても本当に大丈夫なのか不安で不安でたまらなかった。周りの歓迎モードと自分の不安モードのあまりのギャップにウツ症状になってカウンセリングを受けたほどだ。仕事も続けていて、周りに迷惑をかけないよう常に神経を遣う日々だった。ホリデーシーズンの繁忙期にかかる前にようやく辞めてこれからやっと妊婦生活を楽しもう、赤ちゃんのものを用意しようと思っていた矢先に妊娠26週で出血して切迫早産。胎盤が剥がれかけているかもと言われてその後約2ヶ月間ベッドの上での安静。赤ちゃんに問題はないと言われていたけれど、もうその頃には心配することが日課になってしまっていた。そして、出産は胎児の心拍低下による全身麻酔の緊急帝王切開。産声も聞けず、ダンナも立ち会えず。それが、赤ちゃんが無事に生まれて来てくれたことよりずっとショックで、その後半年間ぐらい、ぐちぐちと悩んでいたような気がする。その後、さあそろそろ二人目を・・・と思ったら、今度はなかなか出来なかった。そしてやっと出来たと思ったらごくごく初期の流産。その後も一向に妊娠せず。周りのママ友達はどんどん二人目ができて、しかも、それが予期せず・・・なんてことだったりすると、何で私はまたこんなに厳しい血糖値管理を続けながらこんなに欲しいと思っているのに妊娠できないのだろうと羨む気持ちをどうやって抑えようかと心の中で葛藤する日々だった。今でも冗談なのか本気なのか3人目は?と聞かれるけれど、たとえ10年若かったとしても答えはノーだろう。あのタイトな血糖値管理をもう一度やれと言われても、もうやれない。絶対に、やれない。私にとってはどちらの妊娠も、子供をこの世に送り出すまでの手段でしかなく、それを楽しもうとかそこに何か意味を見出そうとか、そういった余裕は全くなかったように思う。でもまあ、それでもいい。妊娠・出産となるとワケありの私が2人の子供に恵まれただけでもほとんど奇跡に近いことなのだ。二人目がなかなか出来なかった時は、何だか自分の人生が宙ぶらりんになってしまったような気がして焦った。出産後も同じ仕事に同じペースで復帰していればそんなことはなかっただろうが、出産後に仕事を止めてしまった私は、社会から取り残されて、ああ、私はこの中途半端なまま人生を終えてしまうのだろうかという焦りに捕らわれてしまっていたのである。その点、何だかんだといって身体的にも社会的にも実質的な変化を経験することのなかったダンナと気持ちがズレていると感じたこともあった。二人目が生まれて、アレックスが幼稚園に行くようになれば・・・と少し前を見て人生設計ができるようになって私の気持ちも安定してきた。この、妊娠と出産という経験は、これまでイロイロあった(笑)私の人生の中でも、特に私の心を掻き乱し、これまでの既成概念をひっくり返すようなすさまじい経験だったと思う。あまり上手に対処できなかったとは思うけれど、もういい。もう終わったのだ(笑)。
2009.01.27
みなさん、ご心配おかけしました。おかげさまでおとといの診察で傷口のガーゼの交換はしなくても良くなり、開いてる傷口が自然に閉じるのを待つまでになりました(ホントに閉じるのか???)。ここ数日、やっとパソコンの前に少し座れるようになりました。まだまだ皆さんのコメントにレスをつけたりはできないかもしれませんが、どうぞご心配なく・・・!
2007.11.18
皆さん、お祝いのメッセージありがとうございます!こんなにたくさんの方に祝福していただいて、本当に幸せです。で、今の状況はどうかというと・・・。昔、勤めていた職場では「おつかれさまです」の代わりに「タイヘンです」と言うのが習慣だったのだが、いま、まさに「タイヘンです」の修羅場。先週の金曜日に帝王切開の傷口を止めてあるホッチキスを抜きに病院へ行ったら、傷口が炎症を起こしていると言われ、傷口の一部を開けてガーゼを突っ込み、悪いもんを出すという処置をされ、土曜日から毎日訪問看護士が来て傷口のガーゼを交換してもらっているという日々。特に誰のせいでもなく、帝王切開の典型的な合併症の一つとのこと。ちょっとここで言わせてもらっていいですか。だから帝王切開はイヤなんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!ぜーぜーぜー。傷口に負担をかけないよう、なるべくベッドで横になっているようにと言われ、3歳児と新生児を抱えてそんな無茶な、と思いつつ、何とかダンナと二人で今週末に母が応援に来るまで頑張ってます。ダンナ、ごめんよぉ。昨日はお友達が何人か食事の差し入れ持参で遊びに来てくれ、今日は義理の母が来てくれてすごく助かりました。ありがとう・・・。今日はどうしてもパソコンに向かう用事があったのでこうして更新してますが、そんなわけで次の更新はしばらく後になりそうです。それではまた♪
2007.11.07
約15cm四方のサンドイッチ用のバッグにぎっしりと入った使用済みインスリン注射針と血糖値測定用の針と試験紙。元気な赤ちゃんを産むために、私にとっては欠かせないもの。これとともにずっと頑張ってきたんだよなあ・・・と思ったらちょっと感慨深くなって記念に撮影。どうか元気に生まれて来てくれますように。
2007.10.22
今日もまたまたしつこく?妊婦検診。今日はノンストレステストと先生に会う日。テストでは看護士さんにアクティブなベビーと言われておしまい。先生ともいよいよねーと話しておしまい。左手の親指がばね指になってしまって不自由なのだが、出産したら自然によくなるかもしれないから様子を見ることに。待合室には生まれて間もない赤ちゃんが二人ぐらいいて、小さくてまあ可愛いこと。しげしげと見つめてしまった。お腹のアカンボは居心地がいいのか、特に出てくる気配はナシ。
2007.10.19
ルナは朝起きると朝ごはんもそこそこにアレがやりたい、コレがやりたいなどと言い出すことが多いのだが、今朝の開口一番・御プロジェクトは「スクラップブッキング」。こっちのおじいちゃん、おばあちゃんが、もうすぐ生まれるベビーの写真などを貼るためのスクラップブックを用意してくれたのだ。備え付けの用紙は、赤ちゃん仕様の可愛い模様がついていて、飾り用のシールもついている。が、もうすでにルナがそのシールを全部使っている。時々私の口調を真似て「すてきー!」なんて言ってるが、ルナが作った部分はもう全滅だな。まあ、12ページあるので、最初の3ページぐらいは「アホなあなたのお姉ちゃんの作品」ということで、赤ちゃんが大きくなったら説明してやろう。
2007.10.18
恐らくあまりの忙しさに99.9%実現しないとは思うが、いちおう布オムツも準備中。今日はオンラインで買ったライナーが届いた。これは、布オムツの上に敷く使い捨ての薄い紙?で、う○ちした時なんかはそれだけをトイレに流せばいいので後始末が簡単というもの。何せ新生児の紙オムツはたくさん必要な割には単価が高く、紙オムツ代だけでバカにならない。ルナの時は、ルナがあまりに小さくて買っておいた新生児用のオムツカバーさえでかすぎてしばらくは使えなかったのだが、でも、本格的にハイハイを始める前の数ヶ月間は昼間だけでも使っていた。環境を考えてのことと、オムツ代の節約を兼ねて。このオンラインショップは、自身もママで布オムツ実践中という人がやっているお店で、布オムツ関連商品に特化している様子。
2007.10.17
妊婦検診の後、バスを待っていたら老夫婦がやって来た。ご主人の方は杖をついていて、奥さまの方は病院に入院した時にもらえるビニールの大きな袋をぶら下げている。バスもずっと立って待っていたし、特に具合が悪そうでもなかったから退院直後というわけではないのだろう、もしかしたら入院後の経過の診察の帰りなのかもしれない。二人とも若い時があって、子供を育てたり、ケンカをしたり、仕事に打ち込んだり、と言う時期を経て来ただろう。でも、そういうことを一切超えて、結婚10年足らずの私たち夫婦には絶対に醸し出せないような、穏やかで落ち着いた空気がそっと見つめ合う二人の間に流れていて、彼らが大切に築き上げて来たであろう歴史の重みまでがこちらに優しく伝わって来た。バスが来て乗り込むと、仏頂面のバスの運転手が何を言うのかと思ったら「(お腹の中の赤ちゃんと)二人分払ってくれるんかね」だと。「もうすぐね」と言ったら笑ってた。最初は優先席に座ったが、先ほどの杖のご主人用の席が空いていなくて、まあ、私もかなりヨタヨタしているのだが、それでも私の方が若いし危険も少ないやと思って後ろの席へ移動することにした。それをご主人が気付いてくれた。どこかでお昼を食べて買い物もして帰ろうかと思っていたのだが、検診に行っただけで何もかもが億劫になってしまい、結局、家の近くの韓国料理屋でビビンバをテイクアウトして早々と帰り、その後昼寝を3時間もした。私が昼寝を3時間も出来るなんてスゴイ。でも、3時間寝て起きるって、何だか授乳パターンに限りなく近いような・・・(笑)。今日は野菜入りのパスタを作ってまた冷凍。今日のお腹のアカンボは珍しく後ろを向いていたのだが、途中でまたこっちを向いてくれた。相変わらず首のあたりに腕を持って来ている。この格好で生まれて来るに違いない。どの看護士さんにも"big cheeks!”と言われるほどほっぺたがふっくらしている。今日の看護士さんは、4年ほど前、ルナを妊娠中に切迫早産で長期入院していた頃にお世話をしてくれた看護士さんだった。ルナが無事に生まれた後も、わざわざ見に来てくれたので私は覚えていたのだが、向こうは覚えていなかったもよう。私が出産する病院には日本人の看護士さんがいるのだが、まだ同じ病棟で働いているらしい。今度の入院中もお会いできるといいな。
2007.10.16
昨日、ネットを徘徊していたら出産入院中のパパお助けメニューというのが出ていた。ふむふむ。なかなか参考になりそうだ。まあ、うちは帝王切開でも4日で出てきちゃうし、予定どおりに行けばルナはおばあちゃんち、パパは病院で寝泊りコースだろうから冷凍したとすれば、それは退院してから役に立つことになるんだろうけど。昨日はもうお腹から下の辺りがあちこち痛くて痛くてもう料理するどころではなかったのだが、少し回復した合い間を狙って鶏の胸肉のピカタを作って、前日と同じ付けあわせで食べた。夜は7分置きぐらいの子宮収縮が2時間ほど続いたのだが、話が出来ないほど辛いってわけでもなくどうしよう、病院に電話しようかなあーと思っているうちに自然に収まってしまった。人騒がせな。あーなんか落ち着かないなあ。
2007.10.16
今日はTargetに行って3段引き出しのクリア収納ケースを買い込み、赤ちゃんの洋服やルナのおもちゃなどをしまう。いちおうベビーざラスにも行ってみたけど、特に新たに買い足すものなし。いやあ、二人目はラクだねえ。地下室の倉庫からルナが赤ちゃんの時に使っていたカーシートやバスタブなどをえっちらおっちら運んで、子供部屋はほぼ準備完了。あとはバシネット(簡易型のベビーベッド)のカバーを洗えば良いぐらい。今日の晩ご飯は、ハンバーグに野菜の付け合せ、味噌汁にご飯とまるでファミレスのハンバーグ定食みたいな献立。子育てサイトに、赤ちゃんが生まれる前に毎日の料理を2倍分作って冷凍しておくと良いというアドバイスがあり、普段は倍作って次の日に食べたりしているのだが、その分をせっせと冷凍中。毎日、夕方あたりになるとお腹が張って痛いのだが、本格的な陣痛とは違うようで・・・と言っても、本格的な陣痛なんてほとんど経験していないからどういうものなのかが分からないんだけど・・・。
2007.10.14
正期産まで継続出来たのは初めてなので、陣痛が始まっても心配がない、というこの時期は初めて、ということで新鮮で誠に楽しい。もちろん、日を追うごとに身体はしんどくなって行くのは大変なのだが。(会う人会う人に"How are you doing?"と聞かれるけど、何とも答えようがない 笑)ルナの時も身体的には大変だったと思うのだが、それよりも記憶にあるのはずっとずっと不安を抱えていたということなのだ。
2007.10.13
今日のHbA1cの結果は5.7%!(5.9以下が目標)インスリン:カーボ比(インスリン1単位が対応する炭水化物の量)は1:15から最終的には1:3.5になりそうだけど、この劇的な変化にも耐えましたぞ。出産を終えるまで糖尿病の先生には会わなくても良くなった!二人目妊娠を意識してから約2年あまり、長かったけど、ようやくここまで頑張って来たぞ。今日の診察の後、"When You're a Parent with Diabetes"という本をもらった。「子育てをしながら健康を維持するための具体的なガイド」という副題があるように、糖尿病を持つ親が自己の糖尿病の管理と忙しい子育てをどう両立させていくかという内容のようだ。
2007.10.12
予定日間違えてました。私は最終生理日から計算していたんだけど、病院側は排卵日をもとに計算していたらしい。不妊治療したんだから排卵日もバッチリ分かるわけで、まあ、そりゃそうだよな。というわけで、予定日は数日繰り上がって、もう今日から正期産突入です。やったー。もう、いつ産まれても心配ない時期まで来たわけです。でも、手術の予定日までは何とかもって欲しいなあ・・・。今日は朝から睡眠薬を盛られたのではないかと思うぐらい頭の芯から眠く、もしくは時差ボケの、あの、どうしようもない眠さ。でも、ぐずぐずするルナを保育園に預け、妊婦検診に行って来ました。予定日が間違ってたくらいで(笑)あとは特に異常なし。これから翻訳の仕事の仕上げに取りかかります。赤ちゃん、納品するまではまだ出て来ないでね(笑)。
2007.10.12
今日は何だかいろいろなことが起こって疲れた日。午前中、ヒマを持て余していたルナと私に、郵便小包が届く。ルナのハロウィーン用の衣裳だ。今年はついにプリンセス。てんとう虫→イチゴ2年連続と被りもので頑張ってきたがついに卒業か。ちぇ。つまんないの。ちょっとサイズが小さめで今年がギリギリ。来年はもう着られそうにないけど、まあいいや。ルナ、予測通り大喜びで、いつもは自分ではぐずぐずとしてなかなか脱いだり着たりしない洋服をせっせと一人で脱いでファッションショー。ああ、いい暇つぶしになった。郵便屋さん、絶妙なタイミング、ありがとー。午後、Sさんが夕飯の差し入れを持ってきてくれた。お天気の悪い日に、小さなお子さんを連れて電車を乗り継いでわざわざ来てくれた。優しいお味の和食。その心遣いに心から感謝。ありがとう!その後、ルナがありがたいことに昼寝をしてくれたのだが、その合い間にまた翻訳の仕事が入った。この期におよんでまだやるつもりかい!!!>私。でも、ルナの保育費が頭をチラつく。担当者に「お腹の赤ちゃんに負担のない程度に」「できるだけ早く」という相反する難題を突きつけられ(笑)、しばし悩む私。まあ、夜なべしないで良い程度の納期で折り合いをつけて、さっそく作業開始。ダンナがルナの面倒を見てくれたものの、寝るのイヤだとか、食べるのイヤだとか、ぐちゃぐちゃ言ってるルナにイライラする私。今、やっと寝てくれてついでにわらべ歌のCDの歌声とダンナのいびきも聞こえて来る・・・やれやれ。明日は妊婦検診が3つ入っていて半日つぶれるし、何としてでも今日中にメドをつけておかないと。そうそう。ルナは今日、36週と3日ですでに生まれてしまったんだよな。それをついに今回は超えたぞ。あと数日頑張れば念願の正期産突入。
2007.10.11
今日はルナの保育園の日で、朝預けてから家に戻って洗濯をし、昼寝をした。目が覚めてラーメンを食べ、また夕方まで寝た。うーん、これぞ臨月の妊婦らしき生活。夕飯を作る気も全く起こらず、近くの日本・韓国料理屋で家族で食べた。今日、ルナの保育園には小動物がやって来たらしい。tree frogにカメ、スカンク、チンチラ、バナナという名前の黄色い蛇など。ルナは過去に体験したことをずいぶん上手に話せるようになって、会話も面白くなって来た。あんなに寝てもまだ眠い。
2007.10.10
ずいぶん前から恥骨の痛みは始まっていたが、最近は寝返りを打つのもツラく、また、座った姿勢から立ったりと姿勢を変えるだけでもいたたたたたたたたた。よって、歩くとペンギンみたい。妊婦でも颯爽と・・・という心意気はとっくのとうに捨てた。今週から病院は週に2回。今日はNST(ノンストレステスト)のみ。ハッキリ言って、これだけのためにわざわざ病院に行くのはヒジョーにめんどくさい。ハイリスクだからしょうがないのだが、まあ、その分、超音波で毎回赤ちゃんの顔を写してくれるのはラッキーか。今日は病院の後に、チャイナタウンのいつもの美容院に行って髪を切ってもらった。かなりバッサリ行った。いいんだか悪いんだか分からないけど、また金八先生になりかけていたのでスッキリした。鏡の中の自分にまだ馴れないせいでちょっとヘンな感じ。担当の美容師さんに、お産が軽いといいね、と言われたので、帝王切開にするの、そっちの方が安全だからと言ったら、へ、安全なの?お腹切るのに?と半ば冗談で言われたのだが、確かにお腹を切る方が安全(リスクが低い)ってのはヘンな話だ。ほんと、帝王切開って、ヘンな手術だとつくづく思う。
2007.10.09
VBACについて、もし興味がありましたらこちらの説明をどうぞ♪VBACとはついでにこんな調査もありました。緊急帝王切開で出産した母親の体験に関する面接調査
2007.10.07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071005-00000095-jij-intもう今さら遅いっつーの・・・
2007.10.06
今回のVBACどうしよう・・・という私のジタバタとした悩みについて前回の出産で同じような経験をした友達や、一部始終を共有したダンナに相談しただけでなく、他のお友達から温かいメールやコメントをいただいた。持つべきモノは友(とダンナ?)というけれど、こうしてイザと言う時に手を差し伸べてくれる存在に、心から感謝します。ダンナは昨晩話した時は、私の気持ちというより、面倒なことになるから正直言ってイヤだなー、もう会社の休みの申請も手術日に合わせてしちゃったしさあ、というような反応でちょっと失望していたのだが、一夜明けて、「もし本当にキミがVBACをやりたいんだったらやってもいいよ」と言った。わたしは一晩寝てから一過性の熱が冷めたようにもうVBACは諦める決心がほぼついていたので、彼がそう言ってくれただけでもう満足だったのだが、まあ、そんな大事な話を日本語学校に行く朝の慌しい時にしなくたって・・・(笑)>私達。でも、前回のルナの出産の時は彼にも相当な心配をかけたことを思い出し、自ら心配の種を増やすことは辞めようと思った。でも、ルナの出産の時は非常に短い間に大事な決断を迫られることになったので、今回はこうしてあれこれと悩むながら考える時間を与えてもらえただけでもラッキーだったのだと思う。もちろん、今回の出産だって緊急帝王切開→全身麻酔の可能性が全くゼロとは言えないのだが。もうこうなったらニッポンのサムライ精神のごとく、潔く切腹に挑まんとす・・・である(笑)。
2007.10.06
今日は週に1度の妊婦検診で、先生にVBACは私にとって可能なオプションだったのかということを質問した。そしたら、あっさり、「あえて勧めはしないけど、もしやりたいならやってもいいわよ」と言われ、予想外の答えにちょいとビックリ。赤ちゃんも下を向いてるし、サイズも週数どおりだし、糖尿病の管理も良好だし。もしVBACをやりたいのなら同意書にサインして来週持ってきてと言われた。いや~ん、どうしよう(笑)。やってもいいって言われたら、やっぱりやってみようかなって思っちゃうじゃないか~!!!恋愛にたとえると、ずっと恋焦がれていたけど脈がないと諦めていた相手がいて、その後別の相手に出会って結婚の日取りまで決まっていたのに、結婚直前になって、実は恋焦がれていた相手も自分のことを好きだったということが分かり、えええええ、さあ、あなたならどうする、といったところか。さあ、あなたならどうする。やっぱり気持ちの問題だ。でも、恋愛ならたとえ失敗しても心がダメージを受けるぐらいで済むけど、出産となれば自分ばかりでなく、子供も傷つけるというリスクがある。それならこのまま計画的な帝王切開を選ぼう。この前の日記にも書いたけれど、どれもそれぞれリスクがある選択肢の中で、一番優先させるべきは赤ちゃんと自分の安全であって、私の「できれば普通に生んでみたい」という、ささやかな夢ではないのだ。その夢にこだわったことによってもし赤ちゃんに何かがあったら私は一生後悔すると思う。それは、計画的な帝王切開を選んだことによって恐らく多かれ少なかれ味わうことになるであろう「普通に生めなかった」という後悔よりも、もっともっと深刻なものになってしまうだろう。しかも、VBACの成功率は60%だという(前年の統計での成功率は約50%)。これを高いとするか低いとするか。私は低いと見た。ほぼ2人に1人には緊急帝王切開の緊迫した状況とそれに伴うストレスが待っていることになる。それはもう、こりごりだ。そして、子供の人生にとっては、どうやって生まれて来るかよりは生まれてからどういう人生を歩むかの方がずっと大事なのだ。でも、出産までの3週間あまり、気持ちの切り替えにごたごたと時間がかかりそうだ。往生際悪いなあ>私。
2007.10.05
今日、病院から帝王切開の案内についてのパンフレットが届いた。手術の前日と当日の流れについて簡単に説明したもので、すでに一度経験があるので目新しいことも不安もないけれど、いよいよだなあ。
2007.10.03
アメリカジンだろうがニホンジンだろうが子供というものは下に弟や妹が出来ると「赤ちゃん返り」をするらしく、まあ、今日保育園に行きたがらなかったのも恐らく赤ちゃん返りというか、そろそろ赤ちゃんがやって来ることに対する無意識の危機感みたいなものがあったんじゃないかと思うのだが、気を取り直して朝ごはんを食べに近くのダイナーに行った時に、平日にいつもウェイトレスとして働いているおばちゃんに子供が赤ちゃん返りをしたかどうか聞いてみた。そしたらおばちゃん、大きくうなずいて、もう毎日(自分が)泣いてたという。どうしてかというと、おばちゃんちは上が男女の双子で、双子同士は生まれたときから一緒にいるから赤ちゃん返りはなかったけど、下が生まれたらその双子ちゃんたちが二人揃って赤ちゃん返りしてしまい、その結果、3歳以下の赤ちゃん?がいっぺんに3人になってしまったというわけで、そりゃさぞかし大変だっただろう・・・。話は変わるがこのおばちゃん、5週間前に2型の糖尿病と診断されたそうで、私がいつもテーブルの下で食事前にインスリンを打っているのに気がついていたらしく、「あなたは糖尿病?」と聞いてきて話が発展した。まだいつものホームドクターに診てもらっている状態らしく、そのうち私が通っている専門の病院に診てもらった方がいいよ、とアドバイスしておいた。
2007.10.03
今日はルナの保育園の日。花屋の仕事を辞めてから初めての身軽な(身重だけど)日になるはずだったのだが、ルナがいつも以上に保育園に行きたくないとものすごい勢いで泣く。いつも観ている朝の一連の子供番組を観たいというのを理由にしているのだが、どうもそればかりではないようでもあり。私に甘えたいのか、保育園のお友達にいじめられる(真偽のほどは不明)のがイヤなのか。このまま引きずって無理やり連れて行くのもしんどかったので、保育園に遅れますと電話をして少し落ち着くまで様子を見ることにした。家に戻ってまたテレビを観はじめたが、やっぱりテレビはどうでも良かったようで、少し経ったら別のことをやり始めたので、近くのダイナーに行って朝ごはんを食べ、ダウンタウンのデパートに行って赤ちゃんの服とルナの服と1着ずつ買おうねと話しながら出かける。しかし、デパートに行ったらいかにも女の子が喜びそうな指輪セットやらリップグロスのセットやらが並んだコーナーがあって大失敗。一つだけと言っても二つ買うと大声で泣きながら言い張り、他の客の突き刺すような視線が痛いが仕方がない。結局何も買わずにデパートを出ると、ルナの怒りはエスカレートし、私に殴る蹴るツバを吐く噛むと考えられる限りの暴行を加える。それでもこっちも怖い顔をしながら絶対に屈せずにやりたい放題させていたら、そのうち疲れ果てて抱っこになったので、やれやれと思いつつしばらく抱っこのまま歩き(またやっちまったよ。臨月の妊婦なのに 笑)、家に戻った。家に戻った頃には一度だけあのハート型の箱に入ったリップグロスが・・・とか言ってたが、この一件のことは台風一過のごとく忘れたようで、しまじろうの月刊誌をほぼ1年分読んだところでプリスクール行く?と聞いたらようやく合意に至り、バスに慌てて乗って保育園に行った。私は帰ってきたら心身ともに大きなダメージで倒れるようにしてそのまま数時間寝る。起きたらすでにルナが帰って来る時間。午前中のことはすっかり忘れたように機嫌よう帰って来た。ああ。疲れた。
2007.10.03
ずいぶん前のことになるが、リンゴ狩りに行く前、実は少量の出血があってビックリして病院に電話をして指示を仰いだという騒ぎがあった。結局何でもなかったのだが、親の慌てた雰囲気を察したのだろう、ルナが、「ママ、私のきりん(のぬいぐるみ)を抱っこしたら具合が良くなるんじゃない。持ってきてあげよっか?(Mama, if you hold my giraffe, you might feel better. You want me to go get it?) 」と私の顔を覗き込むようにして言ってくれて、思わずぎゅっと抱きしめたくなった。
2007.10.02
上↑のバナーにあるように、予定日までは約1ヶ月、でも、帝王切開の日までは約3週間、さらに正期産までは何と2週間という事実に気付き、いきなり焦る私。2週間経ったらいつ産まれても良い状態になるなんて冗談はヨシコさん。この上のバナーも、Only 140 daysあたりの頃はいったい何がオンリーなんだと憤っていたが本当にオンリーになって来た。というわけで、今日は勢いづいて新生児用の服やら毛布やらをせっせと洗った。布オムツも出てきたので、99.9パーセント使わないとは思うが、ついでなので洗った。布オムツを見たルナが急に赤ちゃんに戻りたくなったらしく、オムツをしたいと言い出して、仕方がないので布オムツを当ててやった。オムツカバーは身長60センチ用だったのでちんちくりんだったが、かろうじて留まった。という弊害付き。しかも、さんざんオムツ、オムツと赤ちゃんモードになってたくせに、オシッコをしたら「もう大きい子だからパンツ履くの」とコロリと態度を変える。まったく都合のいい時だけアカンボになるなっ!肌着もたくさんとってあると思っていたのに、点検してみたら4着ぐらいしか残っておらず、慌てて日本の母に電話して送ってもらうことにした。新生児用のキモノタイプの肌着とガーゼはやっぱり何と言っても日本製が良いのだ。新生児用の服は男の子でも女の子でもどっちでもいいような色を揃えてあるのだが、生まれてからお祝いにいただいた生後3ヶ月以降の服はピンクや女の子っぽいデザインが圧倒的。もし男の子だったらこの可愛い服を手放すことになるかと思うとちょっと寂しいなあ・・・。
2007.10.01
出産まであと1ヶ月あまりとなり、昨日、病院から「出産案内」のパンフレットが届いた。ルナを出産した病院でもあるので、すでに勝手は分かっているのだが、ここで持ち物などおさらい。「出産に必要なもの」‐カメラ・ビデオカメラ‐出産を知らせる人たちの電話番号‐間食‐リップクリームなど洗面用具‐陣痛を乗り切るのに必要なアイテム(これは私には必要ナシ)「入院中に必要なもの」‐授乳用に前開きのガウン‐パジャマとスリッパ←これは病院にもある‐授乳用ブラジャー(これは病院でも買える)「退院時に必要なもの」‐退院時のお母さんと赤ちゃんの服‐カーシートパンフによると、病室にはシャワー、お父さん用のソファーベッド、テレビ、VCR、冷蔵庫とドライヤーが完備。個室なので快適。小さなきょうだいは泊まれないけれど、いつでも面会自由。赤ちゃんも同じ部屋で過ごしてもいいし、授乳時以外は新生児室に連れて行ってもらってもいい。小児科医の先生を決めなければいけないのだが、ルナの先生が赤ちゃんのことも診てくれることになっているのでそれも準備OK。2度目は気持ち的にはラクだなあ・・・。
2007.09.25
今回の妊娠が分かった後、出産方法に関して担当医と議論した時にはVBAC(帝王切開後の経膣分娩)に関しては全く話題にも出ずに反復帝王切開(repeated C-section)を勧められ、私も迷わずその方法を選んだのであるが、今頃になって私にはVBACの選択の余地は全くなかったのかと言う思いがちらりと頭をよぎるようになった。出産が近づくにつれて、「やっぱりまたお腹を切られるのイヤだな」と思い始めた(笑)のもあるし、周りの人から「VBACは考えなかったのか」と言われることが何度かあったこともある。VBACを全く考えなかったというと、それはウソになる。許されるのなら、一度は普通に産んでみたいものだ、と今でも頭のどこかで思っている。帝王切開を経験したママ友さん達とそのことについて話をすると、その多くの中に「普通に産めなかった」ことに対する後悔あるいは挫折感に似た気持ちが見え隠れする。特に、私のように最初は経膣分娩を試みたものの、何らかのトラブルによって緊急帝王切開に切り換えられざるを得なかったママさん達にこの気持ちがより強いような気がする。母子の安全を優先させたからこその措置であることは頭では分かっていても、「できれば普通に産みたかった」と言う気持ちを持ったとしてもそれはむしろ当たり前の感情のような気がする。私など産後半年間ぐらい、思い返してはぐちぐちと悔やんだものだ。私がルナを出産した病院の前年の統計では、全身麻酔を使ったのは帝王切開手術全体の5%にすぎなかった。今日届いた出産の案内パンフレットに入っていた昨年の統計によれば、何とわずか1%だったらしい。それだけ私の状況は逼迫していたのだ。だから、ルナの時のように経膣分娩を試みた結果、胎児の心拍数が低下して緊急帝王切開となり、あまりに急を要していたため局所麻酔が間に合わずに全身麻酔となってしまい、出産の瞬間の記憶もなく夫の立会いも出来ない・・・という事態だけは今回は避けたかった。今回の出産において私が望むことは、とにかく意識のある状態でダンナの立会いの下で共に赤ちゃんの誕生の瞬間を迎えたい、とそれだけであり、それが一番高い確率で可能となるのは計画的な反復帝王切開という選択だ・・・というのが私の中での結論だったのだ。VBACが問題となるのは、わずかながら、帝王切開時の傷が元となって子宮の破裂を起こし、その結果、母子ともに死亡あるいは重篤な障害を残す事態を招く可能性が大きいことである。その確率は非常に低いようだが、低いからと言って自分がそうならないとは限らないわけで、VBACを行なえるのはこうした緊急事態が発生しても対応できるような設備の整った病院であることのほかに患者側にもいくつかの条件があるらしい。その条件については病院によって少しずつ違うようなので、私が実際にVBACを試みることのできる条件を満たしているのかもちょっと分からないし、仮に満たしていたとしても今さらVBACに切り換えるつもりもないのだが、いちおう担当医に聞いてみる価値はあると思っている。あなたの場合はVBACは出来ませんといわれればそれで気が済むし、VBACの条件は満たしていますよと言われても、その上で自分でやっぱり帝王切開でイイと選択したと思えばやはりそれで気が済むような気がする。今のままだと、何となく、「VBACにすれば良かったかな」といつまでも心の中で思い続けてしまいそうなのがイヤなだけなのだ。それに、他人から「VBACは考えなかったの?」と聞かれた時にもっとスッキリした説明が出来るような気もする。結局は、自分の気持ちの問題なのだ。ネットを検索し、VBACを試みて成功した人、不幸にして奥様を亡くされた方、子宮破裂は起こしたが母子共に助かった人などさまざまな例を読んだ。それを踏まえての自分の選択肢とは、わずかながらでも子宮破裂や、あるいはそこまで至らなくても前回のように何らかのトラブルが起こって緊急帝王切開をせざるを得なくなり、出産に至るまで非常に緊迫し不安な状態を招くというリスクを冒してでも普通に生むことにこだわりたいのか、それとも、普通に生む可能性を自ら断ってしまうことになるものの、夫の立会いのもとに赤ちゃんの産声をともに聞くという光景を一番可能性高く実現するために計画的な帝王切開を選択するか、ということである。VBACが100%成功すると誰かが保証してくれるのなら、私は迷わずそれを選ぶだろう。でも、出産する以上、どんな妊婦にもリスクはある。100%上手く行く保証のある出産など一つもないのだ。仮に上手く行ったとしてもそれは結果論にすぎない。それなら最初に選択した方法を貫こう。でも、その気持ちを最後に後押ししてもらうために、次回、担当医に会った時に確認してみようと思う。私と夫と赤ちゃんにとって、最良の出産を迎えるために。
2007.09.24
日曜日、ルナは「お兄ちゃん、お姉ちゃんになる講習会(Sibling Class)」に出席した。参加者は3歳から6歳までのお兄ちゃん、お姉ちゃんになる予定の子供たち6人。先生と輪になって座り、まず先生のお話を聞き、ビデオを観て、おやつを食べて塗り絵をする・・・という約1時間の「授業」。先生から赤ちゃんが生まれる日のことや人形を使って赤ちゃんの抱っこのしかたを教えてもらう。それから、パパとママはしばらく赤ちゃんのお世話で大変だから、そういう時には自分は何をして遊べばいいか、ということを一人一人に聞いていた。なるほど。赤ちゃんはお腹の中にいる時から皆の声が聞こえるので歌を歌ってあげるといいとも言われ、ルナは授業の後、さっそくお腹の赤ちゃんに「きらきらぼし」を歌ってやっていた。「赤ちゃんにもう使わなくなった自分のおもちゃをいくつかあげよう」という先生の提案に対しては、それまで結構反応の良かった子供たちが一様にシーンとなってしまっておかしかった。やっぱりおもちゃをあげるのはイヤなのね。ははは。先生のお話の後、関連の短いビデオを皆で観る。子供たちはそれぞれ腹這いになって頬杖をついた格好で並んで観ていて可愛かった。先生のお話の中でもビデオの中でもなるほどな、と思ったのは、親が赤ちゃんにかかりきりになって自分が寂しくなったり悲しい気持ちになったら、泣いたり赤ちゃんに当たったりしないで、ちゃんと親にその気持ちを伝えるように、と子供に教えたこと。これは、繰り返し親からも教えることにしよう。塗り絵もお話の内容に沿ったもので、赤ちゃんの顔を想像して描いてみよう!というページでのルナの作品は・・・・。・・・・・・・・・・・ちゃんとやるべきことを聞いてましたか、ルナさん。赤ちゃんが産まれたら、名前や体重、身長を記入して赤ちゃんのベッドに貼り付けられる塗り絵のページもあった。ルナに破られないように隠してとっておこう(笑)。最後に、先生から「受講終了証」を一人ずつ手渡される。ルナは先生と握手をして終了証を渡され、何とも得意そうな笑顔を見せる。授業の後、先生からルナは年齢の割りにはちゃんと話を集中して聞いていられると褒められた。先生のお話に適宜コメントしたりしていて、まあ、いかにも3歳児らしい発想であったりしたのだけれど、それなりに理解していたのであろう。日本語はイマイチだけど、少なくとも英語の方は、年齢相応に大人とも子供ともコミュニケーションに充分なぐらい出来るようになっていて良かったと思う。ここで生活して行く以上は、年齢相応の知識なり教訓なりをその時期に周りの環境から吸収できることって大切だと思うから。で、翌朝、ルナはしばらく赤ちゃんの真似をしていた。・・・逆効果だったのか、この講習会。
2007.09.23
ルナが夕飯にとうもろこしとカレーを食べながら、「赤ちゃんがハロウィーンの頃に出てきたら、とうもろこしと辛い(カレーのことを「辛い」と言う。合ってるけど)を食べさせてあげるの」と言っていた。パパが、「赤ちゃんは歯がないからすぐには無理だよ」と説明してたけど、何だかあまり分かっていなかったような。赤ちゃんにはルナの大好きなぱいぱいを取られちゃうんだけど、わかっとるかな。ちなみにこれは「あかちゃん、ハロウィーン、COME OUTしたら・・・」と日本語で言いかけたが挫折して英語で言い直した。でもカレーの部分は「辛い」と完璧な日本語で(笑)。
2007.09.21
翻訳の仕事、途中でひと寝入りしたものの、完成したのが午前3時ごろ。その後、また寝て起きて納品して、午前中から午後にかけて妊婦関連の検診を3つこなし、夕方から夜にかけて花屋の仕事という、臨月間近の妊婦にあるまじきスケジュールをこなす。超音波では赤ちゃんは口をまたパクパクさせていた。ノンストレステストでは、また子宮がビミョーに収縮していて、その後内診してもらったけど、特に変化なし。まあ、ルナの時は毎晩のように収縮してたから、そういう風になりやすい体質なのか?というのが先生との結論。このまま、ごまかしごまかし最後の1ヶ月あまりを乗り切るのみか。ノンストレステストでは、ルナは私のお腹につけるでっかい聴診器みたいなのをしきりにボンボンと蹴っていたが、今度の子はほとんどやらず。でも、ぼこぼこと良く動くのは似ている。最近は外からでもはっきりお腹が波打つのが分かる。花屋ではパソコンの顧客管理データの整理を任される。TELEFLORA(花キューピッドみたいなシステム)のPOSシステムを使っているのだが、スタッフの中では私が一番システムには強いのだ。何てったって、最初に就職した会社でこういうシステムを作る側だったからね。花屋にも押し寄せるコンピューター社会の波。途中でお客さんが来て花束を作ったりしつつ、バタバタと時間は過ぎて行った。花屋の仕事も来週でとうとう一区切り。なんつーか、妊婦特有の集中力のなさで、何もかもがどうでも良くなって来ているし、来月は何だかんだと週に2回は病院に行かないといけないし、いい加減、赤ちゃんを迎える準備もしないといけないし、そろそろ潮時と言う感じでちょうど良かった。家に帰って来たら、珍しくルナがすでに寝ていた。今日は疲れたらしい。今週はよく昼寝もした。日本語学校で疲れが出るのか、それとも、疲れたらちゃんと眠れるようになったのか。今学期から週5日の学校に通わせるオプションもあったのだが、来年に延ばしておいて良かった。ルナは何もかもに全エネルギーを注いで頑張っちゃう子なので、週5日プラス日本語学校に行かせたら到底身体が持たなかっただろう。私は寝不足で頭痛。寝不足で頭痛なんて何年ぶりだろう。それなのに、明日は日本語学校の運動会ってことでビデオカメラの準備やらお弁当の準備やらやっていたらなかなか眠れなくなってしまった。運動会に出る本人はすでにぐっすり眠っているというのに、親の私がコーフンしてどうする(笑)。でも、いい加減、寝ます。
2007.09.21
ルナが生まれる直前に横向きに立ってお腹の大きさを写した写真を見た。だいたい36週目ぐらいだったから今より3週間ほど先の写真なのだが・・・・・・今の私のお腹より小さい。やっぱりデカイのか。これからあと1ヶ月ぐらいでアカンボの重さは倍近くなるハズなのだが、どこにそんなスペースがあるのだろうか。
2007.09.20
昨晩、今回の妊娠ではじめて陣痛のような子宮の収縮を経験した。夜の9時半ぐらいから5分間隔で始まって、これはマズイなと思いつつ横になり、水を飲んだりトイレに行ったりと様子を見ていたらだんだん間隔が長くなったので大丈夫と思いつつも、2時間半以上続いていたので念のため病院に連絡を取った。当直の医師の話では、間隔が長くなって来たのなら大丈夫だろう、また間隔が短くなったり痛みがひどくなってきたら電話をしてと言われて、少し安心。その後、眠気も襲って来たこともあって寝てしまい、朝になったらすっかり治っていた。ルナの時は切迫早産で安静になってから毎晩のようにこうした収縮が続いていたので、痛みと痛みの間に万が一のための入院に必要な持ち物や知人・友人の連絡先の載った住所録などカバンに入れるほど落ち着いてはいたのだが、一方で、あーここで安静になっちゃったら、ルナの日本語学校や保育園、どうしよう、とか、もーあれこれと考えてしまった。寝不足で疲れていたので一日家でのんびりしていたかったのだが、わずか数時間のうちにルナが「泥棒に入られたか?」というぐらい居間をハデに荒らしたので、このまま一日家にいると家が破壊されそうで、仕方なくルナの希望どおり水族館に行くことにした。行った先でどっかりと座っていられればいいのだが、水族館や子供博物館など、ルナの動きに付き合わなければならないと非常につらい。お腹が重いということはないのだが、とにかく恥骨の痛みはどうしようもなく、しかも今日は朝からすでにジンジンと痛くて始末に終えん。それでもルナの様子が見えるところに椅子があるわけでもなく、立ったままで痛みを我慢し、途中、トイレに行きたいと言えば慌てて半分抱きかかえるようにして連れて行き、他の子供たちと揉めそうになれば仲裁に入り…。そのうち・・・なのか、朝からすでに眠たかったのか、ルナも私もイライラの骨頂に達し、何とか外に出たものの、周りの人が一斉に振り返るほどのものすごい剣幕でルナが叫び続け、私も逆上して怒鳴り散らし、あああ、恥ずかしいったらありゃしない。水を飲ませろ!と叫び続けるルナに何度も「お水ください」と言わせようと試み、やっと言えたところで水を飲ませたらやっぱり疲れて眠かったらしく、私の抱っこでようやく寝てくれた。寝ている間に家に戻ろうとしたのだが、最寄の駅に着いたところで目を覚ましてしまい、また家に帰りたくないと言うので、図書館に寄ってしばし過ごす。運良くDora The ExplorerのDVDと絵本があって家でDVDを観たいと言い始めたので、借りて家へ帰るきっかけがつかめてほっ。あと9週間あまり。どうしよう・・・。
2007.08.23
また、ヘンテコな夢の話。ふとルナを見ると、歯がぐらぐらしてんなーと思ったら、前の下の歯茎ごとがばっと外れてしまい、あわてて、ルナの手を引いて歯医者、歯医者、と翻弄する夢。で、歯医者っつーのが、なぜかちょっと前まで私が働いている店で働いていたMという女の子で、その子に助けを乞おうとしたのだが、ほうぼう捜し歩いた挙句、エステサロンでリラックスしてエステ中で、とても邪魔できる雰囲気ではなく断念、でも、時間は夕方6時を回っていて、この時間だったら、船橋(千葉県)の、私が昔通っていた歯医者しか空いてないかも・・・って、ここはボストンなんですけど・・・と慌てているうちに目が覚めたら、ルナは隣ですーすー寝ていて、歯茎も無事だった。ほ。しかし、歯茎が外れるってどう夢分析すりゃいいんだ。
2007.08.20
ルナがベッドの下の衣料収納箱を発見した。中にはルナが1歳半ごろの服が入っていたのだが、ルナが生まれたばかりの頃の早産児(preemie)用のベビー服も何枚か紛れていた。ちっちゃい。ほんとにちっちゃい。正期産(37週)にわずか数日届かず生まれて来たルナ。保育器に入らずには済んだけれど、本当にちっちゃかった。普通のカーシートにも乗れず、完全に寝かせるタイプのカーシートを慌てて買った。おっぱいもすぐに疲れて寝てしまってなかなかまとめて飲むことができず、一日に何度も何度もお腹をすかせては泣いて、私はヘロヘロだった。用意していた哺乳瓶の口の穴も新生児用では大きすぎて、これも慌ててpreemie用のサイズをあちこち探して買った。今のルナを見ると、こんなちっちゃなベビー服がちょうど良かったなんて信じられない。帽子にいたっては一番小さなサイズでもぶかぶかだったのだ。あー、ほんとうにちっちゃかったんだなー、とそのベビー服を眺めながら、ちょっとホロリと来てしまった。
2007.08.19
会う人会う人に週数のわりには「腹がデカイ」と言われ、この前はそろそろ妊娠線予防のケアをした方がいいとまで言われたので、さすがに気になって今日の妊婦検診で看護婦さんに聞いてみた。今日は水戸黄門(主治医)は現れず、エライ看護婦さんの診察のみ。そしたら、いやあ、別にそんなことはないんじゃないの。とりあえず赤ちゃんのサイズは正常範囲だし、まあ二人目だから皮も伸びやすいし、あなたは小柄だから、お腹の上と下の距離もそれだけ短いわけで、それだったら前にせり出すしかないわけで、とのこと。ルナの時は、もうこの時点ではすでにベッドの上で寝たきりの安静になっていたので、それから出産までの自分のお腹の大きさというのを覚えていないし、そもそも、自分の体型は興味の対象外になってしまって、ただひたすら赤ちゃんが無事に生まれて来るかどうかだけを四六時中心配していたわけで、こうやって、自分の体型に関して他人に言われたりするということは、それだけ順調だということなのだ。今日、超音波で測ってもらったところでは赤ちゃんのサイズはほぼ週数どおりで正常だとのことで、それが一番大事なこと。私にとっては、死産と赤ちゃんが必要に大きくなってしまうことを防ぐために、どんどん効かなくなるインスリンの調整による血糖値管理が最大の責任かつ関心事であり、まあ、体型の崩れっつーのは、産んでから元に戻せばいいことで。戻らないかもしれないけど、まあ、それも人生ってことで(笑)。今日の赤ちゃんはまた真正面を向いていて(頭は下にあった)ベストショットが撮れ(ただし今回は3Dではない)、なかなかサービス精神旺盛。
2007.08.17
今週末、マサチューセッツ州は2500ドル以下の商品には売上税(消費税)がかからないということで、消費者にとっては嬉しい施策。ショッピングモールや家具屋などは今週末だけ営業時間を真夜中まで延長して売上に力を入れている。我が家は特に大きな買い物をする予定はなかったのだが、今週は時々ルナと行っている幼児教室の売店で「母乳育児推奨週間」の一環として会員には母乳育児関連用品が20%OFF、さらに消費税もかからずということで、重たい腰(とお腹)を上げて買い物に行くことにした。これで母乳が出なかったら悲しいが、まあ、その時は誰かに譲ればいいし、最近はおっぱいを搾ると透明の液体のようなものがちょっと出るので、こりゃ多分出るだろなとの目論みの下。・・・という思惑の妊婦さんたちでごった返しているに違いないと思って店に行ってみたら、何とガラガラだった。一番の目的は、授乳ブラジャーと(諦めきれぬ 笑)bebe au laitの授乳用カバーを買うことだったのだが、授乳ブラジャーは今後またサイズが変わるかもしれないし、産まれてからしばらくはルナの時に使い倒してヨレヨレになったのをとりあえず使っていればいいやと思い直し、授乳用カバーの方はいくつか試してみたのだが、ちんちくりんの私にはどの模様も大きすぎかつ派手すぎて、授乳カバーが歩いているような雰囲気になってしまうのでこれも泣く泣く断念。というわけで、他に買ったものは以下のとおり:-授乳用ポンプmedela Harmony 手動ポンプならこれが一番使い勝手が良いと思う。-母乳保存容器と袋medela Breastmilk Freezer Pack 母乳冷凍保存用の容器。ルナの時は使いきりタイプのジッパー付き袋を使っていたが、手動ポンプに取り付けて直接搾乳できるところが便利そうで。LANSINOH Breastmilk Storage Bag こちらは使い切りタイプ。-授乳パッド母乳モレ防止用のパッド。bravadoブランドの布のものと、LANSINOHブランドの使い捨てタイプのものと両方購入。bravadoの方はメッシュ加工になっていて丈夫。LANSINOHの紙製の使い捨てタイプは薄手でフィット感(?)もバツグンで、ルナの時にいろいろ試した結果、この両者がベストという結論に達した。最後は母乳とは関係ないが、‐ベビーキャリアー新生児用パッドErgo Carrier Infant Insert ベビーキャリアーとしてはベビービヨルンが一番メジャーだが、私はこのErgo Babyというキャリアーが一番だと思う。お母さんの腰に負担がかからず、子どもがかなり大きくなるまで使えるため。特に、ルナはベビーカーが嫌いで抱っこ、抱っこの子だったため重宝した。抱っこおんぶ両用。ただし、新生児には専用のパッドが必要。私がこのErgoにめぐり合って買った時は、すでにルナは新生児の時期を過ぎていたので、この専用パッドを買い足すことに。全部で20ドル近く割引になってすごく得した気分。今回は2人目ともあって新生児用品を新たにそろえる必要はほとんどなく、今日の買い物でほぼ終わりという感じ。私には珍しく大きな買い物袋(何せ、かさばるもんばっかりだったからね)を抱えて帰宅。・・・どうかおっぱいたくさん出ますように。
2007.08.12
インスリンが効かなくなる時期にさしかかったようだ。妊娠も後期に近づくと、妊娠を維持するためのホルモンが新たに分泌されるんだか増えるんだかは忘れてしまったが、とにかくこのホルモンが血糖値を上げる性質があるため、インスリンの注射の量を増やすことになる。お腹もだんだん大きくなって来て皮が突っ張っているため、インスリンの針を刺す場所を探すのも一苦労。皮下注射なので皮をつまんで刺すのだが、つまめない(笑)。挙句の果てに痛点を狙ってしまってはイタタタタタ・・・というハメに。ところでこの糖尿病の管理のために1ヶ月いくらぐらいかかっているのか確認してみた。試験紙200枚 $231.79 $20インスリン針100本 $31.99 $20血糖測定用針200本 $26.49 $20インスリン5本入り $188.99 $20計 $479.26 $80左の数字がまともに払った場合、右の数字が保険適用後の自己負担額。ひええええええ。まともに払ったら月500ドルかい。今は妊娠中で血糖値をこまめに測らなければならないため200枚と多いが、普段はその半分ぐらいの処方。それでも自己負担額は同じというところが、アメリカの保険の面白いところ。今日は横腹の辺りをお腹のアカンボに頭突きだか足蹴りを食らわされた。外では外で、3歳児が紙を吹雪のごとく飛び散らしたり、洗面所を水浸しにしたり、せっかく作った図画工作の作品を分解したり。昼間は蒸し暑く30℃を超えてたし、もうさんざん。
2007.08.02
またヘンテコな夢を見た。どういうわけかダンナと離婚して再婚したのだが、その相手というのがやたらと背の高いひょろりとしたおっさんの高校教師(日本人)で、どうも私は日本に暮らしているらしい。で、そのおっさん教師の授業に出席してるから私は高校生???さらに、このおっさん教師、暇があればネットであらゆる特産の和菓子を注文するほどの和菓子好きなのだが、他にこれといって趣味がない。何でこんな人と再婚したのだろうと後悔する私。でも、一度離婚してしまった手前、またダンナとよりを戻したいなんて言ったら親や親戚に何と言われるか、とか、かなり現実的?に悩んでいる。そこに、クラスメート(中学校の時に一緒のクラスだった子なのだが、名前はすっかり忘れてしまった。今日の今日まですっかり忘れていたのだけど、なぜ、あの子が出てきたのだろう)が、「いま、(おっさん教師は)高校生のために全力を尽くしていて他のことは見えないんだから、ELLIEちゃんもここは何とか我慢して。きっと将来は良くなるわよ」とか説得される。でもーでもー会話もないのよ、と悶える私・・・という辺りで目が覚めたら、ダンナがいつもの通り隣で寝ていて心底ホッとした(笑)。ダンナにこの夢の話をしたら大笑いされた。
2007.07.31
ルナの妊娠中は、26週目の終わりから切迫早産ということで、シャワーとトイレ以外はベッドで安静を強いられた。ある朝、出血して、念のため病院に行ったら陣痛に似た子宮の収縮が見られて、そのまま入院。収縮を止める点滴を夜通し打たれて、何とか収まり、1週間ほどで退院できたのだが、当然自宅でもベッドでの安静。その後、同じ症状が始まって再入院。この時の出血の状況で、もしかしたら胎盤が剥がれかけているかも、といわれ、さらに5週間ほど入院した。子宮が収縮しては、その刺激によって出血が起こり・・・という状態が続き、一時収まったのでいったん退院できて安静も解除されたが、やはりまた症状はぶり返し、大出血などを起こさないうちにと、36週と3日目に出産することになった。喉もと過ぎれば熱さ忘れるのごとく、こうして元気に生まれて来て元気すぎて呆れるぐらいに育っているルナの世話に明け暮れているとすっかり忘れてしまっているのだが、もし今から出産までのあと3ヶ月弱をまた同じような状態で過ごすことになったら・・・と考えると、ありゃ長かったなあ・・・と改めて思う。お腹が張りやすく恥骨のあたりの痛みもあって不便な生活ではあるが、いずれも生理的なものとのことで、このまま、だましだまし出産まで乗り切りたいと祈るような気持ちで過ごしている。いずれにしても、どうも私の身体は妊娠向きではないようだ。
2007.07.31
25週目の妊婦検診。今日は超音波で赤ちゃんのサイズを測ってもらった。まず、スケさん(研修医)・カクさん(医学生)が登場、赤ちゃんの身長と体重を測ってくれた。ちょっと大きめだけど心配するほどではないそう。今のところ逆子のもよう。ま、私はどっちみち帝王切開だからどっちを向いてても関係ないんだけど。どうもお腹の下の方を足でぽんぽん蹴られているような気がしていたのだが、やっぱり。そのうち水戸黄門(主治医)が登場して、3Dの超音波をやってくれた。まん前を向いている良いショットが撮れたのだが、そのうちの一つがダンナの寝顔にそっくりで笑ってしまった。やっぱ3Dはいいなあ♪低かった胎盤も上の方にずり上がったとかで、全般的に特に問題なし。ひと安心。ルナの時は26週で突然ベッドでの安静になってしまったので、ちょっと緊張しているのだけれど、今回は何としてでも順調に出産日まで行ってほしい。
2007.07.27
いつの間にかルナが我が夫婦のベッドで一緒に川の字になって寝るスタイルが定着してしもた。夜、お腹の子がバタバタ、ボコボコ、と暴れる。隣で寝相の悪いルナがバタバタ、ボコボコ、と暴れる。その向こうでダンナが、んごぉー、んごぉーと心地良さそうにいびきをかいているのを聞くと、なぜ私だけが眠れないのかとひじょーに腹の立つ今日この頃。
2007.07.26
水を大量に飲んでいるにも関わらず、お腹が張りやすいのはほとんど変わらず。昨日はそれでも地下鉄に乗ってボストンコモン(公園)まで家族でピクニックに出かけたが、ルナ以上にトイレが近いので何度もトイレに行きたくなり参った。公衆トイレの少ないボストンではこの人出の多い季節、長い行列になることも少なくなく、仕方なく遠くのスタバやカフェまでわざわざ出かけたり(それでもトイレが使える保証はないのだけど)、本当に不便。座っていてもお腹の張りがおさまらなくなって来たので、とうとう一人で先に帰って休むことにした。今日も洗濯をしたいのだけど、洗濯機に持って行くまでがひと苦労。ああ、不便・・・。
2007.07.15
ルナとソファーに寝そべって、ふざけてルナに卍がためを食らわしたら、「お腹の中に赤ちゃんがいるんだから上に乗っからないで」と、普段私がルナに何度も言っていることをそのまま言われた。・・・どうもルナもおめでただったらしい。
2007.07.08
昨日の夜は、お腹が張る→水を飲む→トイレに行く→お腹のアカンボがばたばたと暴れるという状態がずっと繰り返されてなかなか寝付けず、やっと寝たと思ったら2本立ての夢を見た。最初の夢が漁師に弟子入り、次の夢が八百屋に弟子入り。漁師の方は網で魚をたくさん獲って、素質があると言われた。漁港に戻る途中に元彼に出くわした。元彼はプロのダンサーをしているのだが(これはホントの話)、ダンサーの仕事の合間に漁師のバイトもやってるらしい(これはもちろんウソ)。八百屋では品のいい若い主婦が店に入って来て、○○(何だったかは忘れた)が欲しいと言われたが、その品はないと言ったら何度もしつこく○○がないと困るというので、私がついにキレたら、みるみる人相が悪くなって逆ギレされた。疲れた。
2007.07.05
今回もルナの時と同じく、男の子か女の子かは生まれてからのお楽しみということにしてあるのだが、今日、花屋に来た知り合い夫婦が、私のお腹の膨らみ具合を見て、絶対に男の子だと言う。でも先日、別の知り合いは女の子だと確信を持って言った。ということで、今のところ予想は男:女=2:1である。皆、私のお腹を肴に自分なりの勝手な根拠でもって男だ、女だとそれぞれがもっともらしく論じているのを聞くのは結構楽しいものだ。
2007.06.29
きょうもあぢぃいぃぃぃぃ。自分の姿を見ると、妊婦でデブっているのでさらに暑苦しい。あーやだやだ。ルナの時にはそれでも「妊婦でもかっこよく颯爽と」とかそういう気負いみたいなのがあったような気もするが、今回はもうそんなことはどーでもよろし。日々の雑務をようやっとこなし、お腹の中のアカンボが予定日まで生きながらえて無事にこの世の中に出てくればもーそれでよろし。ぜーぜー。しかし。着るモンがとうとうなくなった。トップスはまだ良い。近くのBROOKS(ドラッグストア)で3ドルで売ってただぼだぼの松坂Tシャツとかで何とかしのげる。問題はボトムス。最近お腹の膨張ぶりが著しく、頼りにしていたカプリパンツがとうとう履けなくなった。家の近くでウロウロするぐらいのいわゆるワンマイルウェアというのなら何とか持っているのだが、せめて仕事に行く時に履いて行けるようなのがない。この前両親が持って来てくれたマタニティ用のパンツは厚手で今日みたいな日は暑すぎるし。ということで、重苦しい身体にムチ打ってダウンタウンまで出かけた。マタニティじゃなくて大きめのサイズのパンツがGAPにならあるかもと思って行ったら、やっぱりあった。昨日、H&Mに行ってわざわざ並んでフィッティングルームで試着したら全然履けなくて撤退せざるを得なかったし、GAPに行く前にFILENE'S BASEMENTに行ったらロクなのがなかった。これなら最初からGAPに行くんだった。定価59.50ドルが15ドル弱にまで下がっていた。ラッキー!やはり定価が高い(私の中では)だけあって、細部のデザインが凝っている。ウェストの部分はゴムで調整できるようになっていて、これなら来年の夏も大丈夫そう。裾の部分はまくり上げてボタンで留められるようにもなっている。あー暑い中ぜいぜいふうふう言いながら行った甲斐があったー。ところで、釈放されたほぼスッピンのパリス・ヒルトン、顔も仕草もすごく可愛かったと思うんですけど、どうでしょう。いつもみたいな濃いアイメークしてバカっぽく尻に手なんか当てないで、普通にしてればいいと思うんだけど。でも、やっぱ26歳にしちゃ幼いかいな。
2007.06.27
ルナが、"I want to be in your tummy with the baby.(赤ちゃんと一緒にママのお腹に入りたい)"と言う。・・・いや、それはいくらなんでもデカすぎです。真っ暗でつまんないと思うし。
2007.06.26
これもまたカナダ旅行での出来事。滞在した村の近くに修道院があって、そこで作っているチーズが食卓に並んだ。おふらんす人の友人曰く、修道僧たちは禁欲によって鬱積したエネルギーを全てチーズ作りに注ぐため、チーズは非常に美味しいに違いないと断言していたが(ほんまかいな)、理由はともあれ、カマンベールやブルーチーズをはじめ美味しそうな生チーズが何種類も並び、皆、旨い旨い、おおおこりゃ旨いでかんわ(なぜか名古屋弁に翻訳)!と言って食べておる。私はといえば、アメリカでは妊婦は生チーズとか寿司などの生ものを食べてはいけないことになっているので、断腸の思いでじっと我慢の子。万が一の食中毒を避けるのが理由なので、まあ、ケベックのチーズなら新鮮だったろうが、旅先だし、とにかくリスクを避けることにした。しかし、目の前のいかにも美味しそうなもの、しかもなかなか口にする機会がないものが食べられないなんて、拷問に近い。久々に日本へ里帰りして刺身が盛られた皿を目の前にしてそれが食べられないようなもんだ。あるいは、ラーメン屋でラーメンを目の前にして食べられないようなもんだ。ぐやじー。友人のお母さまが「へえ、妊婦だと生チーズを食べてはいけないの?それはアメリカだけよね。だってフランスではそんなこと言わないもの」と。そういえば、日本でだって妊婦が寿司を食べてはいかんとは言われないはず。ううう、今度ケベックに行く時はクリーンな?身体に戻ってリベンジしてやる!!!
2007.06.22
食事の準備をしたりでしばらく立っているだけでお腹が張って来る今日この頃、こまめに水を飲んだり横になったりすれば直るのだが、思うように動けず鬱々しがちな日々。昨日はお友達に遊びに来てもらって、近くのビーチまで遊びに行ってリフレッシュ、今日は有休を取っているダンナにルナをChildren's Museumに連れて行ってもらって私は隣町に出来たカフェを物色しに。ベージュと茶色を基調にしたシンプルなインテリアで私好み。チョコレートクロワッサンはそんなに美味しくなかったけど、コーヒーはその都度挽くようで美味しかった。ランチも食べられるようなので、今度はランチに行ってみよう。
2007.06.20
アメリカではよく「BUY ONE, GET ONE FREE」、つまり、1個買うと2個目は無料、つまり、1個の値段で二つ買えるというセールをやっているのだが、2個目がFREEじゃなくて50%OFFというのもある。というわけで、1人目を産むと、2人目は半分の期間で産めるという風にできればいいのにとバカなことを考えている今日この頃。
2007.06.20
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