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2007.10.16
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カテゴリ: 妊娠・出産
妊婦検診の後、バスを待っていたら老夫婦がやって来た。

バスもずっと立って待っていたし、特に具合が悪そうでもなかったから退院直後というわけではないのだろう、もしかしたら入院後の経過の診察の帰りなのかもしれない。
二人とも若い時があって、子供を育てたり、ケンカをしたり、仕事に打ち込んだり、と言う時期を経て来ただろう。でも、そういうことを一切超えて、結婚10年足らずの私たち夫婦には絶対に醸し出せないような、穏やかで落ち着いた空気がそっと見つめ合う二人の間に流れていて、彼らが大切に築き上げて来たであろう歴史の重みまでがこちらに優しく伝わって来た。

バスが来て乗り込むと、仏頂面のバスの運転手が何を言うのかと思ったら「(お腹の中の赤ちゃんと)二人分払ってくれるんかね」だと。「もうすぐね」と言ったら笑ってた。
最初は優先席に座ったが、先ほどの杖のご主人用の席が空いていなくて、まあ、私もかなりヨタヨタしているのだが、それでも私の方が若いし危険も少ないやと思って後ろの席へ移動することにした。それをご主人が気付いてくれた。

どこかでお昼を食べて買い物もして帰ろうかと思っていたのだが、検診に行っただけで何もかもが億劫になってしまい、結局、家の近くの韓国料理屋でビビンバをテイクアウトして早々と帰り、その後昼寝を3時間もした。私が昼寝を3時間も出来るなんてスゴイ。でも、3時間寝て起きるって、何だか授乳パターンに限りなく近いような・・・(笑)。

今日は野菜入りのパスタを作ってまた冷凍。

今日のお腹のアカンボは珍しく後ろを向いていたのだが、途中でまたこっちを向いてくれた。相変わらず首のあたりに腕を持って来ている。この格好で生まれて来るに違いない。どの看護士さんにも"big cheeks!”と言われるほどほっぺたがふっくらしている。今日の看護士さんは、4年ほど前、ルナを妊娠中に切迫早産で長期入院していた頃にお世話をしてくれた看護士さんだった。ルナが無事に生まれた後も、わざわざ見に来てくれたので私は覚えていたのだが、向こうは覚えていなかったもよう。私が出産する病院には日本人の看護士さんがいるのだが、まだ同じ病棟で働いているらしい。今度の入院中もお会いできるといいな。





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最終更新日  2007.10.17 09:09:52
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