Flatのガンプラ製作日記

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flat2775

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2005.07.20
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カテゴリ: ガンダム小説




格納庫の片隅で工具の整理をしていたフラットは肩越しに振り向いた。

「ノイエン司令!」
「もう整備は良いのか?」
「はい、今日のところは終わりであります」
「ハハハ、なら勤務時間外だな。そんな堅苦しい言葉はやめだ、フラット」
「はい!」

フラットもにっこりと笑い返す。
ノイエン中佐はフラットが尊敬する数少ない上官の一人である。


「でどうなんだ。ヤツには勝てそうか?」
「わかりません。しかし負けたくありません」
「ふむ、エースが同じ相手に二度も負けては名折れだからな」

フラットは無言で頷く。

「しかしだからと言って、フラット死ぬなよ」
突然真顔になってノイエンは切り出す。
「死ぬつもりはありません。
私一人死んで、戦争が終わるのなら別ですが・・・
必ず生きて帰ってきますよ」

オレンジレンジを倒さなければ戦況はますます苦しくなるところであるが、
ノイエンは「命に代えても倒してこい」などとは言わない。

知っている。

「ところで・・・」
ノイエンは突然遠慮がちになる。

「その・・・今回の作戦の陣容は決まったのか?
もし、もしもだが・・・メンバー不足ならワシが参加しても良いんだぞ」

中佐は基地で戦況を見守っていてください。」

「うーん、そっか。わしもたまにはMSに乗りたかったのう・・・」

「それは単なるわがままじゃないですか」
フラットもノイエンのMS好きには苦笑する。

ノイエンはとっくに将官になってもおかしくない経歴の持ち主であるが
部下思いの性格で上官とどんどん喧嘩する性格が災いしてか、中佐
どまりとなっている。しかし、本人は将官になったらますますMSに乗れなく
なっちまう、と本気で心配しているのであった。

「んまあ、そうだな。今回はフラットお前に任せたぞ。
後ろのことはわしに任せておけ」
「中佐が後ろにいてくれるからこそ、安心して戦えるのです。
感謝します」

「うむ、お前の武運を祈っている」
「ハッ!」

二人はどちらからともなく、握手を交わした。
ノイエンの眼差しは息子を見るかのごとく優しかった。

フラットはその眼差しがうれしかった。





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Last updated  2005.07.20 10:53:09
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