Flatのガンプラ製作日記

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flat2775

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2005.09.02
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カテゴリ: ガンダム小説







クマはキャノン砲をサイドステップでかわしたのだった。

紙一重の荒業に見えるが、クマにしてみればこの距離で予備動作の大きな
攻撃を避けることなど造作もないことであった。

モビルスーツの操縦は何から何までパイロットが行うわけではない。

モビルスーツは人型の汎用兵器であり、人間と同様の複雑な動作が可能である。
しかし、逆に言えば「歩く」という動作1つをとっても、その複雑さゆえ
パイロットが



とすべて操作することは不可能である。

操作は主に2本のレバーとフットペダルに集約され、パイロットは
「前に走り出せ」
「攻撃しろ」
などと「指示」を出しているに過ぎないのである。

射撃に関して言えば、ガンキャノンであれば、指示に従ってコンピュータが
キャノン砲の仰角を調整し、反動に備えて腰をかがめて、その後、キャノン砲が
発射されることになる。

この実際に射撃を行うまでの動作(モビルスーツが人に模されているゆえに
人が取る動作と似ている)が予備動作と呼ばれるものであるが、仰角調整、
腰をかがめるといったわずかな兆候を見逃さなければ、そのコンマ何秒後に


もちろん、理屈で言うほど簡単なものではない。
兆候は僅かなものであるし、頭で考えるより早く、体が反応するほど熟練して
いなければ、
「えーと、この予備動作の時は確か攻撃・・・?」
などと考えている間に死ぬこととなる。


見極めて、絶妙のタイミングでサイドステップすることで、射撃をかわした
のである。

「この距離では予備動作は丸見えじゃ。コンピュータの指示通りの
 操作しか出来ないうちはこのクマ様に当てることは出来ぬわ!」

アッガイは2射目、3射目も見事にかわし、ついにガンキャノンの至近距離まで
距離を詰め、左側面に回り込んだ。

「どすこーい!」

気合いとともに相撲の張り手を彷彿とさせる突きが繰り出された。

続く





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Last updated  2005.09.02 10:05:00
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