Flatのガンプラ製作日記

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flat2775

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2005.10.07
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カテゴリ: ガンダム
最終話が放送される前に雑誌にSEED Destinyの監督である福田己津央さんの

考えてみる、の続き(第2弾)です。

テーマについて



一番心がけてきたのは、なるべく現代の子供の目線に近い切り口に
するということ。最近は戦うことを拒否する傾向が強くて、男の子が
男の子らしくないんです。
実世界での冒険をせずにゲーム三昧だったり、疑問に対する答えを自力で

もっと男らしく生きろ、というのは今回言いたかったことでもありますね。
また遺伝子というテーマについては極端な話になってしまいますが、
種の生存競争という戦いを認めるか否か、ということなんです。
それがなければ発展はないし、人類が生まれることもなかったわけで。
そういう人間の根幹みたいなものを崩そうとして考えたのが今回の
デスティニープランなんですね。
遺伝子レベルで人間を管理してしまったら、本当にそこで終わり、
進歩がない。与えられた人生をただ送っていくだけ・・・
今、まさに世の中はそういう方向に進みつつあるんですが、そういった
要素を物語に反映させた結果、シンは自分で考える事を放棄した子供に
なってしまった。そこが問題なんです。


まず、シンとキラ、どちらが善であるか、より厳密に言えばどちらのことを
監督は「より望ましい姿」だと考えているかですが、

デスティニープランは「悪いもの」という認識のようですね。

つまりここだけ見れば、

・デュランダル議長->悪 -> シンは望ましくない子供の姿


ということであり、

シンは自分で考える事を放棄した子供

ということのようです。

また、シンは「イマドキの子供」をイメージしているようですね。


さて、アークエンジェルチームは前作ヤキン大戦の後、表舞台から姿を消します。
(カガリは国の代表なんで無理でしたが)

一時は平穏を取り戻したかに見えた世界はまた混沌とし、戦争に巻き込まれて
いきます。

それでも静観していたアークエンジェルチームはデュランダル議長の台頭を
見て、ついに動き出します。

これだけを見ると、アークエンジェルチームに動きに不快感を感じる人も
いると思います。

「自分で道筋を示さずに表舞台から姿を消したくせに、他の人が人々を導こうと
したら、それを邪魔しに来るってどうよ?」

ってね。

この意見は一理ありますが、監督さんのインタビューとあわせて考えると
私はこう思います。

アークエンジェルチームは自分たちが世界を導いていきたいのではないのです。
世界は一部の人々が導くのではなく、一人一人の普通の人が築き上げていく
ものである、ということです。

だから表舞台から身を隠した。
世界を人々の力に託したのです。

そういう意味では世界が悪い方向へ向かうのもまた「世界の理」だったのかも
しれません。
しかし、デュランダル議長のことだけは容認できないものだったのでしょう。

デスティニープランとは 「神を作り出す」 ようなものです。
「あなたの未来はこうです、こう生きなさい」と言われてしまうわけです。

この宣託に従うだけというのはなんと楽な世界でしょう。
何も考えなくても誰かが道筋を示してくれるのです。

しかし、これはまともな世界ではありません。

「遺伝子レベルで人間を管理してしまったら、本当にそこで終わり、
進歩がない。与えられた人生をただ送っていくだけ・・・」

であり、

「疑問に対する答えを自力で見つける」

からこそ人生であるはずなのです。

アークエンジェルチームの言いたいことは

「神よ、これ以上おせっかいしないで」

ということだったのではないでしょうか?

またまた、長くなったので、続きは次回に。





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Last updated  2005.10.07 10:36:15
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