Flatのガンプラ製作日記

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flat2775

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2005.10.08
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カテゴリ: ガンダム小説




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「きたな」

焼け焦げんばかりに派手にブースターを噴かして近付いてくるモビルスーツ。
先ほどまで黒い点に過ぎなかったが、今や、ド派手なオレンジ色のガンダムの姿を
はっきりと捉える事ができる。

ガンダム・・・

ジオン軍において「連邦の白い悪魔」と言えば知らないものはいない。
しかし、基地内で実際見た者はおらず、情報の信憑性は今ひとつである。


できるとか、ジャンプで数百メートル跳び、空中で蹴りで航空機を撃墜したとか、
およそ信じがたい情報ばかりである。

そのガンダムタイプのモビルスーツがこの方面に配備され、大騒ぎとなった。

噂の「白い悪魔」とは別機体と判明したが、後に「オレンジ色のにくいヤツ」
と称されるこの機体はずば抜けた機動力と格闘戦能力を発揮し、ジオン軍
兵士を恐怖に陥れた。

そのガンダムと目視できるほどの距離で対峙しているのだ。
数え切れないほど戦場を駆け巡ってきたフラットもさすがに緊張した
面持ちである。

ただし、今回の戦闘、ガンダムを倒す事が目的ではない。
「損害を最小限に抑えつつ、敵にお帰りいただくこと」が目的である。


すべきものである。
今回の戦闘は想定外の遭遇戦であり、こちらには「戦闘の目的」はない。

人的にも物的にも資源が乏しくなっている昨今では無用な消耗は絶対に
避けなければならなかった。

そこでフラットは敵3機の中で最強のガンダムを引き受け、クマとイーポンの


ガンダムは倒せなくても、残りの2機に損害を与えることで、敵が退却して
くれることにフラットは期待したのだった。

「とは言え、これを何とかしないと、俺が持ち堪えられるかどうか」

これとはバズーカの携行してこなかったことだ。

遠くオレンジ色のガンダムが佇んでいる。
どうやら武器はバズーカとマシンガンのようだ。

飛び道具に乏しいこちらから動くのはどう見ても危険だ。
無理をせず、反転してガンキャノンと合流しようとしたら、それを妨害
するという方針を固めた。

すかさずガンダムはバズーカを構えて、発射してきた。
計器が砲弾の接近を察知し、警戒音を鳴らしたが、フラットには
射撃がわずかに右にずれているのを感じた。

「避ける必要もない!!」

どのくらいの反応速度で動けるかなど、手の内を見せるのはまだ早い。

計器は狂ったように警戒音を鳴らしていたが、グフは微動だにせず、
砲弾はグフの肩をかすめて外れていった。

背後で大きな爆炎が上がった。

「少しは警戒すべき敵であると分かってもらえたかな?ガンダムさんよ!」

敵を驚かせるには十分であったようだ。
すぐには次の攻撃は仕掛けてこず、間合いを計っている。

時間を稼ぎたいフラットにとっては好都合であった。

しかし、ガンダムのパイロットが出した結論はフラットの予想を大きく
裏切るものであった。

続く





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Last updated  2005.10.08 12:30:15
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