Flatのガンプラ製作日記

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flat2775

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2006.04.27
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カテゴリ: ガンダム小説




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前回までのあらすじ

アッガイを駆るクマはガンキャノンと対峙していた。
ガンキャノンの撃破は時間の問題と思われていたが・・・




クマはだんだんイライラしてきていた。

ガンキャノンの射撃はお粗末なもので、初弾こそアッガイに
向かって飛んできたが、次第に、的外れな砲撃ばかりとなっている。



そんな動きではアッガイの突進を食い止めることは不可能であり、
ガンキャノンは、何度となくアッガイに肉迫を許している。

にも関わらず、クマの駆るアッガイをもってしても、未だにガンキャノンを
仕留める事ができずにいた。

先ほどもこちらのフェイントに体勢を崩した瞬間にクローを打ち込んだものの、
崩れた体勢を利用して、そのまま後ろに転ぶように倒れこむことで回避され、
逆に、蹴りを喰らってしまったのだ。

そのまま追撃されていれば危ないところであったが、その後の砲撃は
相変わらず精度は低く、難を逃れる事ができた。

ヘタクソな(ように思える)敵パイロットにてこずっている自分にイライラしていた
クマであったが、戦うにつれ、だんだん様子が読めてきた。


そのせいで、右足と右手を一緒に出しそうなほどの操縦しかできていない。

しかし、訓練は十二分すぎるほどに積んできているのであろう。
ピンチになると頭で考える余裕がないために、訓練が染み込んだ体の方が
反応しているように見える。

「反射に近い形で動けるほどしっかりと訓練されているとは・・・

 だが、今のままでは宝の持ち腐れじゃ」

ギリギリまで追い込むのは得策ではないと踏んだクマは敵の攻撃を軽くかわしながら、
のんびりと近付いていき、フェイントもかけず、大振りのクローやキックを
幾度となく繰り出してみた。

目で追える程度のスピードで懐に入り込もうとしてくるので、視覚に頼り過ぎる。
キックもそれほど鋭いものではないので、どう避けようか考えてしまう。

そのいずれもガンキャノンの動きをぎこちないものにしていた。

たわいもない攻撃であるはずだが、ガンキャノンは何度となく受け損ない腕や脚部で
何とか攻撃をブロックし、致命傷を防ぐという事が続く。

クマは何度目かのローキックを打ち込んだ。

アタフタしているうちにキックは膝に命中し、ガンキャノンは吹き飛んだ。

「この部位では致命傷にはなりえないが、こう何度も攻撃を受けては・・・」

クマの言葉を証明するかのように、ガンキャノンの左膝はおかしな方向に曲がり、
バランスを維持するのがやっととなっていた。

と、その時、クマは退却の発光弾が上がるのを見た。
フラットのものである。

「フラットのヤツ、しくじりおったか・・・」

退却の発光弾を上げたということはフラットは敵を撃破できずに退却したと
言うことであろう。

あと一押しでガンキャノンを撃破することはできる。
しかし、ほどなくガンダムはこちらへ向かってくるだろう。
ガンキャノンに粘られて、ガンダムと併撃されてはたまったものではない。

無理することはない。
今回はこちらは無傷でガンキャノンに損害を与えたこと、
敵パイロットの腕を確認できたことで満足することとしよう。

「ガンキャノンのパイロットよ!その命預けたぞ!」

動けないガンキャノンを尻目に、アッガイは一気に加速して、ガンキャノンと
距離をおいた。

「次会う時にどんなパイロットになっておるかの」

敵ながら成長を楽しみにしている自分がいることに、クマは驚いた。

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Last updated  2006.04.27 09:41:14
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