Flatのガンプラ製作日記

Flatのガンプラ製作日記

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

flat2775

flat2775

Calendar

2007.09.11
XML
カテゴリ: ガンダム小説




今までのまとめは上記のバナーをクリック!




ノイエンとユッキーが格納庫でお話中・・・




「それにしても、ザクIの機体番号ってなんで099なんですか?
 ザクIIの方が新しい機体なのに004ってのも変な話ですよね」

「それはな・・・こやつがダダをこねたんじゃ」

ヌッとクマが顔を出した。

「おお、クマか、整備は終わったか」


「えっと、その話本当なんですか?駄々をこねたって」

「本当も本当。基地司令の機体は001から連番というのが決まりだった。
 デルタワンの司令が001、デルタツーの司令であるノイエンは002を拝命する
 予定じゃったんじゃ。」

クマはそこでニッと笑った。

「だがのう、ノイエンが嫌がっての。
 基地司令の中でも古株だったのをいいことに、一番最後の番号、ということで
 無理やり099という番号にしたのさね。
 まあ、もっとも、整備の連中も学習しての。
 次のザクIIの時は有無を言わせず、004という機体番号をペイントしてからノイエンに
 与えたのだがね」



「普段なんて、文句ひとつ言わずに物資の割り当てを受諾しちゃうくせに!!!
 うちの基地はこんなに頑張っているんだから、ほかの基地の倍は支給されても良いはずなのに!!!
 司令はそんなくだらないところでわがまま行使していたんですか?」

私が苦労して物資を調達している影で・・・この男は!!!

「何を言っておる。

 わしはクリーンな司令で通っているのじゃ」

むぐぅ。クリーンかどうかは別として・・・

「それはそうですが」

確かに機体番号くらいであればわがままと言っても可愛いものだ。
整備のクルーも困ったと思いつつ、特に問題視しなかったのも不思議ではない。

「それにな・・・」

ノイエンは真剣な眼でユッキーをまっすぐ見つめた。

「機体番号はパイロットの心意気を表すものなのじゃ。
 こここそ、無理を言ってでも、自分の好きな番号にすべきところじゃよ。
 なあクマ、貴様もまずいメシは我慢できても、ふんどしがビッと決まらないと
 おさまりが悪かろう。」

「うむ、ふんどしがビッと決まらんと気合が入らんのは事実じゃな」

「やっぱりそうか、ガハハハ」

「ガハハハハ」

真剣な顔して何を言い出すのかと思ったら・・・

「もういいですぅ!!!
 とーにーかーくー、無事にザクを連れ帰ってきてくださいね!」

ユッキーは早足でその場を後にした。



「あのー、わしの無事は祈ってくれないのかのう・・・」

おっさんのか細い叫びはユッキーには届かなかった。

続く。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.09.11 12:38:09
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: