Flatのガンプラ製作日記

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2024.11.07
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「やさしい猫」です。


やさしい猫 (単行本) [ 中島 京子 ]

タイトルとあらすじからは想像できない内容でした。

お父さんを小さい頃に亡くし、お母さんであるミユキ
と二人で暮らすマヤ。
ある時、スリランカ人のクマラと出会う。
だんだん仲良くなっていき、いよいよ結婚という

次の就職先を探している間に在留期間を過ぎてしまい、
オーバーステイとなってしまう。
警察に見つかり、入管に収容されてしまいます。

ミユキとマヤがクマラを取り戻すために戦うお話です。

読んでいてキツイと思ったのは入管がこれ程非人道的な
面があるということ。
病気になっても、病院で診察してもらうことすらして
もらえないのです(外にまったく出られない)
仮放免も滅多なことでは許可されず、許可されても、
移動も制限され、働くこともできず、非常に厳しい
立場であることがわかります。


外国人に自国に帰るよう言う事自体は正しいように
思います。偽装結婚も少なくないのでしょうし、
日本人すら救えない状況で外国人を救っていられる
のかとも思います。
この小説のクマラさんとミユキ、マヤは何にも悪い

もちろん、オーバーステイになったことは悪いこと
ですが、急に会社が倒産したこと、そのような場合の
救済措置が周知されていない事が原因で、悪意で
在留特別許可を得ようなどと思っていません。
けど、悪意がある人も多いのでしょうね。
そういう人とそうでない人をどうやって見分ければ
良いのか、難しいところです。

しかも制度にも色々な不備があって、例えば、
仮放免の子は生まれた時から仮放免になっちゃう。
その子が日本で生まれて、日本で育ち、日本語しか
喋れないとしても、母国に帰れって言われる。
母国で生活なんて無理なのに。

どうしたら良いか簡単な解決方法はないです。
もっともっと悩まないといけない問題なのだと
思いました。





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Last updated  2024.11.07 23:14:14
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