森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2023.08.19
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カテゴリ: 行動のポイント
仕事が多すぎてイライラするという人がいます。
こじれると、うつ病の発症、休職、バーンアウト、過労死する人もいます。
原因はいろいろあろうかと思われます。

1、自分一人で多くの仕事を抱えている。

2、仕事の優先順位の交通整理ができていない。

3、仕事の取り組む姿勢に問題がある。

1は、他人に仕事を任せることができなくて、自分一人で抱え込む場合です。
仕事がなくなると自分の存在価値がなくなるような気がして手離すことができない。
また、他人に依頼して断られることを怖れて仕方なく抱え込む場合もあります。

残業や土曜日、休日出勤で対応せざるを得なくなります。
心身ともに疲れ果ててしまいます。
そして仕事が雑になり、納期に間に合わないことになってしまいます。

私の場合、集談会で世話役をお願いしたいときに、断られて不快な思いをするのがイヤで依頼できないことがあります。
その結果一人で抱えてしまうことになります。
他の幹事の人で依頼することが苦にならない人がいることが分かりました。
ダメでもともと、引き受けてもらえればもうけものという考えができる人です。
こういう人は断られたとき「そうですか。ではまた都合のよい時にお願いしますね」と引き下がるのが上手なのです。自分も相手も気まずくならないのです。
その方に依頼して自分になり替わってやってもらうようにしています。

2の場合ですが、仕事には必ずいつまでにやるという納期があります。
納期を最優先する必要があります。やりやすい仕事を選り好みするのは問題です。


それから、仕事にはすぐにできる簡単なものとどこから手を付けていいのか分からないような難しいものがあります。
仕事は簡単でやりやすいものから、どんどんこなして数を減らしていくのが基本です。
そして残りの時間で難しいものを手掛けていくように持っていく。
限られた時間を有効に使う工夫をする必要があります。

3ですが、複雑に見える仕事も分解してみれば、単純な仕事が絡み合っている場合が多いです。

ですから単純な小さな仕事を丁寧にこなしていくことが欠かせません。
そうなれば、時間的にゆとりが出てきます。気持ち的にもゆとりが生まれます。
仕事に追いかけられることがなくなり、仕事を追っていけるようになります。

例えば、事務関係の仕事をしている人は、一枚の伝票をお金のように取り扱うことです。
どんな伝票でも30秒以内に取りだすことを目標にするのは如何でしょうか。
時間にゆとりが出てくると、難しい仕事に取り組む時間が生まれてきます。
この点に関しては、2013年1月12日に「仕事に追われる人と仕事を追う人の違い」という投稿記事がありますので、興味のある方はご参照願います。





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Last updated  2023.08.19 06:20:08
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