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家の前に外灯がある。灯りが玄関を照らしているので、用心も良い。一方だけ畑で行き止りだが一応四つ辻で、外灯の灯りの届かない道は暗い。 昨日、戻って来たら門灯が点いていた。大阪から一人運転して帰る間、反省したらしい。二人同じ所へ帰るのに一人だけ車で帰ったのでは、一人分の交通費が無駄とわかったのだ。4400円で買えるものが幾らでもある。「ご飯、食べて来ぇへんかったん?」「食べてへんよ。4時に向こう出たのに」 冷蔵庫の残りご飯をケチャップ炒めして玉子の目玉つぶしを乗せる。ウスターソースをかける。「美味そうやなあ」「なに食べたん?」「冷や飯チンして、おでんの残りと、その汁かけて……」「ウナギもあったのに」「わかれへん」 一人で冷蔵庫は開けない主義だ。二人一緒に帰ったら、途中で晩御飯を食べるのに。ファミレスなら二人4400円もかからない。 今朝はいい天気だった。「クスリ、造りに行くか」 今年中にもう一回、と前から言っていたけど暖かい日が無かったのだ。私を山へ運んで、また戻ってくれば運転手の務めも果たせる。 果実酒作りに使った焼酎の4リットル瓶に入れた水と、お湯かけるだけのチキンラーメンを持って10時に出発した。仕事場までは30キロちょっとか。この前、山から家までタクシーに乗ったら4800円だった。家より山に近い駅から山までは5200円だったけど。 下から見ると、山の雪は全部解けているように見えたが、登って行くと、道脇や農家の屋根に雪は残っていた。仕事場の周囲にも、凍りついた雪があった。 電気ポットに持って来た水を入れてコードを挿し、石油火鉢を点けてケットルを乗せる。私が薬を造っている間、ショータンは周囲の杉落ち葉や枯れ草を集めて燃やし、あとは炬燵に入ってラジオ聞きながら寝ている。 昔、父が薬を造っている時、私はそばにいて見ていたものだ。姉は、全然見なかったということだ。練り薬を詰める貝殻の模様を合わせる手伝いも、私は好きでよく手伝った。薬は九州黒田家の家伝薬で、祖父が官許を取って市井で売り出してから94年になる。黒田の先祖高政が家を興す資本にしたときは、目ぐすりだった。 薬の原料の油が、凍っていた。 「水が出ぇへん」と、ショータンがわざわざ汚れた手を見せに来た。水タンクの管も凍っているのだ。クスリから目を離しても良い状態にしておいて流しへ行き、バケツに汲み置きの水をボールに取り、ケットルのお湯を混ぜてやった。ショータンがなにかすると、最初からオワリまで完全に一人でやれたことがない。「ねじ回し持ってきて」「接着剤は?」「ノコギリ…」「雑巾くれ」「紐、ないか」「ゴミ袋や」「あれは?」「マッチは?」「水…」 さっき焚き火をする時、私が残してあったカレンダーのいい絵を燃やしていた。私の家に私がダイジに仕舞ってあるものを、どうして勝手に燃やすかなあ。何枚か燃やしたあと他のも持って行こうとするのを見たので、「それは置いてんねん」と言って、古新聞の束を渡したけど。 ショータンは目も悪い。老眼鏡不要の私を見ても、医者の目薬とうちの家伝薬との良い悪いは判然としているのに、23年も目医者に通いつまらない目薬を点している。で、目の玉の色がだんだん褪せてきている。眼鏡代は勿体無いし、もう何年かしたら手術が必要になる。 お昼、ショータンが傍らへきて「お餅、焼こか」と言った。「今日は、お湯かけるだけのラーメンしか持って来てないよ」「ほな、ラーメンするわ」 また、クスリを、目を離してもいい状態にしておいて、丼と箸を出す。 4時に、仕事が終わった。少し日が長くなって、山中でも充分明るい。ショータンは後片付けを手伝った。昨日一万円儲け損なったけど、これで春まで大きな顔して養って貰える。「今日はぬく(暖か)ぅて良かったな。今日造っといたら、3月頃まで安心やもんな」 帰りの車の中でもご機嫌だった。
2005.12.29
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ミカン、リンゴ、干し柿、自家製黒豆(早々と煮た)、カレンダー、万能家伝薬、お仏壇のお花などを積んで、ショータンに運転して貰って母を訪ねた。 大阪の北の方淀川区だから、約3時間かかる。電車・バスでも同じくらいで、料金は家から駅までをタクシーにして往復4,480円。ショータンの運転は、昼飯とガソリン代が要る。 母の家は団地の1階。「無用心やから、鍵かけとかなあかんよ」と言うのに、いつもドアはロックしてない。中へ入って「こんにちわー」と言っても返事が無い。大きな声でテレビが喋っている。 目の前まで行って「コンニチワー」「ああ。あんたかいな。珍しい」 1時半なのにお昼を食べていた。また小さくなったようだ。「今年は一万五千円のオセチを百貨店へ注文した」 のっけに母は言った。それがいい。それがいい。「お湯のみ、出して……ハイお茶。あんまりええお茶やないけど、まあ飲んでください……えーと、お菓子……」 気を遣っている。「まだお腹へってないから結構です」「え?」「さっき食べたとこやから、要らん」「え?」「お茶だけでええって……」 耳の調子も悪くなっている。と思ったのが判ったのか、母は補聴器を買いに行った話をした。「お姉ちゃんな、『ええのん買い』『ええのん買い』言うてうるさいから、30万円持って買いに行ってん阪急へ。お姉ちゃんに連れて行ってもうてんけど、いろいろテストしてくれはって、『今してはるのでいいやないですか。よう聞こえてはりますよ』言うて買えとは言いはれへんかってん。そやからお姉ちゃんが、『わたしと話してたら全然聞こえませんねんけど』言うたらな、『神経性のもんです』て。『聞き落としてもええようなこと言うてはるとか、なにか文句言うてはるとかで、聞こうという気が無いのと違いますか』言わはってん。その通りやからな、買うのんやめて帰って来てん」 姉は四、五年も前から良い補聴器を買えとうるさく言っていたが、5万円のを買って使っている。「94やからな、そんな高い補聴器は勧めはれへん」 いやあ。姉もひつこいけど、母も強情だ。姉は面倒見がいいが自分の意見を押し付け過ぎるし、母は自己主張が強い。「あんたさんとお話なさるときだけ聞き取りにくいようですよ」と言われて、またむくれた姉の顔が想像できる。「この下に厚手の絨毯敷いて、テーブルコタツと替えるねんけど、アスミちゃんが来てくれるのん待ってるねん」 あんた来たついでにちょっとしてくれへんかと言うことだ。94歳の母を半年も放ったらかしていたのだから、それぐらい仕方ない。ショータンもいるから簡単だ。 テーブルの上を片付け始めると、ショータンは「一人で出来るんか」と言った。「出来るよ」「おれはそんなことしに来たんと違うから、帰る」と出て行ってしまった。今自分が必要とされているという時に逃げるのが好きな男だ。要らんわ。逃げるヤツに頼むかい。 絨毯は何処? テーブルはどれ? と私なりにテキパキとやった。「あの人。手伝うてくれへんのん?」「そんなんしに来たんと違う、言うて帰ったわ」「けったいな人やなあ。手伝うてくれるもんやと思たのに」 ガソリン代1万円欲しくて来てるんだと前に教えてやったんだけど。「いざという時、頼みになれへん人や」「根性悪いねんなあ」「悪い悪い」「脚の手術して退院するときも、お金持って来ェへん、荷物も運べへんかったんやろ?」「そうや。タクシーの運転手さんに3千円払ろて、2階まで運んでもうた」 次の日、タクシーで郵便局へ行ってお金を下ろし、病院へ支払いに行ったのだ。「ハワイから帰るときも、うちの飛行機賃無いからお母ちゃんに電話して送ってもうた。私が働いて養うてたのにね」「今でもやろ」「今でもや」 ショータンが年金幾ら貰っているのかも知らない。家の光熱費と自分の医者代とガソリン代を負担しているだけだ。旅行に行く時も高速料金とガソリン代を持つだけで、「タダの運転手や」と威張っている。「ほんまに頼りにならん人やな」 二人して逃げたヤツをこき下ろす。「家のこと、なんにもせえへんよ。運転しかすることないのに、歯医者へ5遍ほど連れて行ってもうたら、『もう勝手に行け!』言うしなぁ。バスと電車で行ったら片道2時間もかかる」 部屋の入り口が狭いから「真っ直ぐや」「斜めや」と言いながら、母もテーブルの片側を持ってどうにか入れ替えた。こうしたらコタツテーブルのある間、「あの子にしてもうた」と思うじゃないの。「そういうたらな、近所の○川さんのご主人も気ままでイケズばっかり言うてる人やったらしいけど、先月死にはった。『こんなヤツ、早よ死んだらええのに』と思われたら死ぬよ」「コロンと死ぬんやたらええけど」「その人はな、胃や心臓や肺や、ほうぼう悪うなって入院したり退院したりした挙句に死にはった」 死んだらええ、まだ死なんでもええ、と奥さんが祈ったり祈らなかったりした加減だろうか?「で、幾つやったん? その人」「九十五やった」 夕方帰るとき、「外は寒いから」と一度着ただけという半コートと、茶、赤、白、黒の派手なチェック柄のショールををくれた。「家までタクシーで帰ったらええねん」「えー? 5万円以上かかるわ」「そうかなあ。ほな、大阪駅まで乗り」 誰が……10円もくれるわけではないのに、よく言うわ。
2005.12.28
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11月6日の日記を書きました。で、また2時です。
2005.12.27
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「今日は何処?」「さあ」「お墓や。薬作りに行く天気でもないから、お墓にしよう」 もっと寒くならないうちに薬を作りに山の仕事場へ行かなければならないのに、3日前の雪がまだありそうだ。お墓参りはお正月でもいいと思うけど、ショータンは暮れに行くのが好きだ。墓参りが好きというより、ただのデベソかな? 飯盛山霊園へは約80キロ。やっちょん広場で花を買ったが、いつもより3割がた高くなっていて、霊園で売っているのより高くついた。 途中に野菜・果物の安い出店がある。一盛りが大きいから林檎もミカンもグレープフルーツも1,000円。メロンも五つぐらいが1,000円だ。バナナは大きい房が390円。1個100円ぐらいのさつま芋は5本で390円。 母にもやろうと林檎を買いに寄って、大根、牛蒡、干し柿、干し芋を買った。むつ林檎一盛りは、200円ぐらいのが9個あった。 霊園はまた、新しい墓地を広げていた。もっと末か年明けには賑やかになるだろうけど、きれいな供花はちらほら。「リンゴお供えしようか」「あいつが待ってるから、あかん」 かなり向こうの墓石二基の上にカラス一羽ずつが止まってこっちを見ていた。無縁さんのお供えも、「カラスが荒らすので、お供えはやめてください」と書いてあった。カラスもあと片付けしたら、どっさり美味しいものにありつけるのに、賢いという割りには賢くない。 帰り、1時過ぎてファミレス「さと」で昼食。国道を走っている間、いつものようにうつらうつら。いいお天気なのに、ラジオは「もうすぐ雪になります」と言った。 うちまであと10キロぐらいの地点で、ほんとに雪が降って来た。天気予報もよく当たるようになったものだ。今年は灯油が沢山要って敵わない。 夕方、年賀状の表書きをした。76枚。ショータンのハガキもプリントしておいたのに、全然書かずにコタツでグーグー寝ていた。
2005.12.26
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駅前のイルミネーションをミニ行こうというのに、ショータンは「寒い」と言って動かない。10日ごろからやっていて、今日で仕舞いなのに。「動物奇想天外、見るよ」「おれはスケート見る」 7時に、自分の部屋へ行ってしまった。 だから、年賀状作り。クリスマスに年賀状書くのは私だけかなあ。年末に年賀状書くのは日本人だけだろう。妙なことに拘る人種なんだ。 で、12時に。今日も眠い。まだ60枚しかプリントしていないけど、もうオワリ。
2005.12.25
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朝から眠くて、テレビの前でうつらうつら。 夕食が済んで、テレビの前でうつらうつら。「もう寝ろ」 と言うわれて、なんと8時にベッドへ。
2005.12.24
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朝5時、もう明るくなったのかと窓の外を見てみたら、隣の屋根も道路も通路に駐めている隣の車も真っ白だった。「今日は何処へ行く?」「今日は、何処も行けへん」「靴とタイツが欲しい言うてたんと違うか」「言うてた」「行くとこはさっさと行っとかな、片付けへんで」「-----行こか?」 こんな雪の積もった日に出て行くほどのことはないんだけどナ。 昨日指し値で売り注文しておいた株を、もう一度同じ値で出そうと証券会社のmyページを開いた。「あ?」無くなっていた。終値が私の出した値段より下だったのに、また売買の一瞬高値で売れたのらしい。リアルタイムで、更に10円上がっていた。しまったなあ。 熱いお茶を入れたポットを用意して、厚地のコートを着る。まだちらちら降っている。堤防も対岸の高野連峰も家々の屋根も白い。今年一番の積雪だ。4Wの軽トラで出発する。 やっちょん広場の前にはそれでも、10台ほどの車があった。国道を渡り古い町を通り、農道へ出る。大阪へ行くショータンの好きなコースだ。道の右側は一段低い田んぼと畑、左側は一段高い畑。数年前から畑を整地して住宅を建てている。 ゆっくり走っている軽ワゴンを追い越す。「そんなに早よ走ったら危ないんと違う?」「さあ」 車の往来の少ない道だから、雪がびっしり積もっている。「先に通った車のタイヤの跡を辿ってる?」「さあ…」 ふいに車がつ、つ、つーっと横へ滑って、溝を越えて柿畑へ突っ込んだ。「あっ」 ショータンがブレーキを踏んで、柿の木の手前で止まった。「なんや?」「ハンドル切った?」「切ってないな」「4Wにしてた?」「してへん」「もう帰ろ」 4Wに切り替えて、ショータンは軽トラをバックさせた。もう4メートルも手前だったら、一段低い畑へ転がり落ちていたところだ。もう10メートル先だったら、川へ転落していたところだ。「お正月前に、あんなとこへ落ちてたら……」「痛いなあ」「人が笑いはるわ」「笑うだけやったらええけど」「こんな道、いつもと同じ調子で走るからあかんねん。4Wにもしてへんし」「4Wやから安心やと思てんねん」 えらそうに言うけど、ショータンもまだら惚けか? いやー。今日は儲けた。気の進まないときは、出掛けてはいけないということだ。
2005.12.22
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1000株売った。ちょっと高いかなあと思う指値で、あっという間に売れた。「おれ、ベルトが欲しいねん」とショータンが言う。「あんたは儲かっても、なんにも買うてくれたことないやん」「おれは、損するから、トータルあんまり儲かってへん」「ムリに損してるねんやろ?」 ベルトは何本もあるのに、気に入るのが無いらしい。 いずみやへ行った。一番高いので3900円だった。セーターも…と見たのに、ベルトを二本買うという。黒と茶色を買った。私はDVDを買いたいと思って、帰りに優待券の来ているミドリ電化へ回った。地上放送対応しているのは、25万円ぐらいする。株の儲けでは足が出る。粗品の大皿を貰い、写真整理するCDだけ買った。 日の暮れるのが早いと思ったら、雨が降って来た。「帰ってからカレーでも作る」と言うのに、「お造りにしとこ。早いから」とショータンは食料スーパーへ寄った。お造りならいずみやにもあったのに。 隣のD2マートにも寄って、特価だった浴用錠剤バブを4種類買った。ショータンは粉末が嫌いで、発泡錠剤は値段が3倍もするのに愛用している。味音痴になったら嗅覚もやや音痴で、発泡錠剤は最初の頃のようにいい匂いはしない。もったいない。 昼前に、別の1000株も指値で売り注文しておいたけど、夕刊を見ると売れたようになかった。 寝室は雨戸を閉めないので、ガタガタガタガタ、風が雨戸を揺すぶっていた。隣の裏の家の窓で、小さなクリスマスツリーの電飾がチカチカしている。子供が二人いるけど、ここ3ヶ月ほど姿を見ない。離婚寸前でパパ一人がクリスマスツリーを飾っているのは寂しい。クリスマスは昔っから寂しい。
2005.12.21
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快晴。ショータンが階下で雨戸を繰っている。時計を見ると、いつもより20分も早い。雪の朝は30分も遅かったのに。風邪治ったのか。「今日は何処へ行く?」「何処も……」「お母さんとこへは?」「まだ行けへん」「親不孝やなあ。花やミカンやカズノコや、持って行ったらんならんやろ」「まだ早いわ。まだ咳も出るし」「オバン風邪引いたってかめへんやン」「あかんわ。お正月に病院へ入ったら、見舞いに行くのがカナン(敵わない)やないの」「親孝行やなあ」 昨日、裏の人にカツオのたたきを貰った。二人ともあまり好きではないので、ショータンは母に持って行ってやるつもりだったのだ。で、ショータンの姉さんに持って行こうということになった。たたきだけでは愛想が無いから、やっちょん広場へ寄って、仏壇のお花とキレイな小芋と赤い大和人参とレンコンと牛蒡を買った。ショータンは、梅干のパックもつけた。「梅干、買う人?」「買う人」 家にいる時に言えば、今年漬けたのをあげるんだったのに。 ショータンとは腹違いだけど仲良しの姉さんは、うちから40キロぐらい大阪よりのところに一人で暮らしている。「電話掛けてから行かんと病院へ行ったりしはる」と言うのに、「大丈夫や」とショータンは車を走らせる。 急行が止まる駅から歩いて10分ぐらいの住宅街で、80坪に平屋建て。車に乗らない人だから、3段の石段、門、仙栽、玄関、という家。家は古いからもう値打ちはないけど、土地は値打ちものだ。 インターホンに、「はいはい」とびっこを引いて出て来た。「入ってもうたらええねんけど、今からお医者さんへ行くとこですねん。脚の具合が悪うてね」「ああ。病院へ行くのン? 送りまひょか」「ううん。タクシー呼んでますねん」「ああ、そう。うちもこれから買い物したり散髪したり、忙しいねん。ちょっとしたもん持って来ただけ」「ありがとう。いやー。たんとくれはるんやねえ」「たたきは貰いもんのお裾分けやけど」「おおきに、おおきに」 喜んでいた。「またゆっくり来てね」 車にガソリンを入れて、散髪に行って、買い物はせずに帰った。 夕食中に電話が掛かってきた。姉さんで、花や梅干のお礼を言っていた。ショータンに電話を替わった。「いやいや。そない言うてもらうほどのもんやないです」 から始まって、たたきの食べ方、病気の話、株の話に。「損してるのから売らなあきまへんで」 こっちで聞いていて、思わず言った。「損してる株なんか売るかいな。売れへん売れへん」 値段が下がり出したらショータンは怖いものみたいに売ってしまう。また上がるのは確実なのに、なんで売り急ぐのかわからない。「あ、そう。うまいこと儲けたはったなあ」 姉さんは損などしなかったらしい。当たり前だ。 電話が済んで、「ご飯食べてます、となんで言えへんかった」とむくれている。調子合わせて喋っていたのに、ご飯が冷えて嫌だったら自分で言えばよかったろうに。私も私のトモダチも、姉さんも、女は株で損しないというのが気に入らないらしい。
2005.12.20
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昨夜寝る時大きなお月さんが出ていたのに、朝起きると屋根も道も雪で真っ白だった。 でも、気温は6度。ストーヴを点ける前の家の中は11度。 新聞に、「犬の頭を捨てた男が名乗り出た」と書いてあった。近くの食肉業者(82歳)で、「鯉の餌になると思って捨てた」というのだ。 東京の話だけど、この人が食肉業者であるというのがオドロキ。終戦当時、野良犬はみんなニンゲンに食われてしまったらしいが、今でも犬を食べていたのか。「犬の頭蓋骨ばっかりやというから、皮や身は、コイが食べてんね」「そうやろなあ」「犬の頭放り込んだとき、ワーッとコイがたかって食べてるのん、見た人なかったんかなあ」「用水路なんか、そうそう覗いて見るとこやないもん」 犬の頭30個も、真っ昼間に放り込んだわけではないか……「昨日の肉は、きっと犬の肉やってんわ」「まさか!」 いい肉でやり直そうと、別のスーパーへ肉を買いに行った。グラム600円。昨日の肉の3倍だから、まあいいか。グラム800円以下の肉は食べられないと言うトモダチがいるけど。 昨日のすき焼は全部捨てて、新しくやりなおした。「肉の味がする」「肉だけの問題やね。味付けと違うわ」 野菜も豆腐も美味い。「昨日の肉は犬やなあ、やっぱり」「そうやなあ」 ショータンも納得した。食肉用の犬を飼育しているなどという話は聞いたことがないのだが。中国では食肉用ネコを市場で売っているそうだ。日本人が犬や猫を食用にしても不思議はない。「そう言えば、こないだ食べたファミレスのサービス・ランチのステーキも、牛やなかったみたいやね」「うん。上手に焼いてたけど、牛肉の味せえへんかった」「アメリカの牛肉、まだ買うてないのに、安い肉もあるやンと思てた」「日本人は、金儲けとなったらなんでもするから……」 鉄骨の少ないビルを建てるぐらい、朝飯前なんだ。犬の肉には、鉄の骨ほど誰も驚かないのだ。「狂犬病は無いのかなあ」 まだ食べるつもりか-------
2005.12.17
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スーパーへ行ったら、ちょうど肉の特価をしていた。脂身は少ないが柔らかそうで、寒いからすき焼しようかと買った。白菜、東京ネギ、菊菜、キノコ、糸こんにゃく。お焼き豆腐、うどんを揃えた。 すき焼はショータンがやるのでラクチンだ。 美味しくなかった。「味付けが悪いんかなあ。まだ舌が悪いんかなあ」「肉が悪いねんわ」「そうやな。肉らしい味せへんもんな」 食事が済んで、用水路に犬の頭が30個も落ちていたニュースを見た。「へええ」「また、子供の頭ちょん切りたいヤツが稽古したんやろ」「ニンゲンの頭よりは、切り易いやろね」 悪い世の中だ。教育を改革しないと、日本はおわりだ。増税なんかやってる場合ではないだろうに。
2005.12.16
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昔はよく布団を干した。 26年前布団乾燥機を買ってからあまり干さなくなった。 団地にいた頃、向かいの棟に、毎日ヴェランダへ布団を出している人がいた。仕舞う時、竹の布団たたきで「ぱんぱんぱんぱん」やる。叩き過ぎると綿が千切れていくらでもホコリが立つようになるのに、恨みでもあるみたいに叩いていた。押入れに入らないから干しているのだと近所の人が言っていた。布団圧縮袋も無い昔だ。 たまにお日さんにほっかり当てたいなーと思うのに、このところ毎日カラッと晴れない。 今日は気温が割りと高く、風もなかったので家の回りの朝顔を切った。今年は咲き止りが早かった。いつもは今頃まだ小さな花が4つぐらい咲いているのに、1輪もない。でっかくなりそうなネムは今月の初めだったかにショータンが切った。ほったらかしの蘭の鉢はみんな、根詰まりしている。 Yahooで「百人一首タイピング大会」に参加しようと登録したけど、カードを作れと言うので途中で逃げた。インターネットでいろいろやると、情報漏れの原因になる。ラクテンで買い物する時は、現金引換えかウェブマネーを使うことにしている。 夕方、ストーブの油を入れに裏へ行ったら、東の空に満月がいた。昨日も一昨日も、寝る時空が明るいと思っていたけど真上にいたのかお月さんは見なかった。
2005.12.15
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11月5日の日記、書きました。この間消えたのとは全然違っています。 昨日、粉雪がぱらぱして、「あっ」と思ったら止んでしまったけど、今日はボタン雪が降った。20分ほどだったかなあ。やっぱり冬だ。寒い。ストーヴのタンクに毎日灯油を入れなければならなくなった。玄関で入れたらショータンがガーガー怒るから裏の納屋まで行く。これが寒い。一人で暮らすようにになったら、赤外線ストーヴがんがん点けてやる。 ショータンは最近、足元がふらつくようだ。コタツから出て立つ時ふらふらして、ドシーンと尻餅ついたり。坐る時座椅子にお尻を乗せ損なって仰向けに引っくり返ったり。坐り損なって座椅子もろとも引っくり返ったら一人では起きられない。「おーい。助けてくれー」ともがいている。手を引っ張ってやって、やっとこ起きて「あはは」と笑うけど、大丈夫かなあ。 食べるものも、これと言って欲しいものが無いらしい。「わたし、誰か判りますか」 という電話を掛けて来た中学校の友達が、またマンションを買い換えたそうだ。今住んでいるマンションが買った値段で売れたので、もう1000万足して1間多い所へ移るのだとか。株の上手いお姉さんと二人暮らしなのに、そう広い住まいも要らないだろうに。他人のことだから勝手だけど、洋裁するわけでもない、編み物しない、パソコンしない、料理に趣味ない、園芸はキライ、絵を描いたりもしない、読書なんて全くしない。彼氏が通って来るわけでもない。なんのために「もうひと間」要るのだろうか。電車でカルチャーだ旅行だと飛び回っているお姉さんは今年79歳。ソウジがしんどいから、3DKでジョウトーだろうに。「ここはバス停までは近いけど、今度のとこは駅に近いねん」「電車に乗ってどこへ行くのん」「あっちこっち、出て行くこと多いよ」「へええ」「株、まだしてる? あんた」「してるよ。今、3つほど売ろかなーと考えてるけど」「わたし、昨日売ったよ。36万円儲かった」 私の持っているのは3社分売っても30万円も儲からない。「姉なんか、200万円儲けたよ。ガバッと買うから」「利子なしでも、ガバッとはよう買わんわ」「そうや。わたしもちょびっとしかよう買わん」 1円ミス株、証券会社ばっかりが買ったのかと思ったら、素人投資家の大学生が1株買ったとニュースで言っていた。(100株でも1000株でもなく、なんで1株なんだろう?)とよく聞いたら、1円ではなくて52万円で買ったとか。ミズホが82万円で買い戻すというので、「株券の方が良い」と言ったが「強制決済」だとゴリ押しされたそうだ。夕刊には91万2千円とあるが、個人投資家はたたかれて取り上げられたんだろう。「マチガイと知って買った証券マンはキタナイ」とミスった人のオヤブンは怒っているけど、間違った人はやっぱり悪い。前の晩に浮気がばれたとか、奥さんに離婚迫られているとか…… さらに、入力ミスが起こったりすぐにストップ出来なかったりするシステムが悪いのだと、富士通の社長にまで責任問題が波及している。他人事だけれどオモシロイ。
2005.12.14
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ショータンがダウンした。 毎日37度あまりの熱が出る。体の節々が痛いそうだ。インフルエンザの予防注射をしたのに、したことのない私より風邪の症状が悪いとは、おかしい。私は時々咳が出るだけで、熱も出ないし節々の痛みもない。 「お前が移した」とショータンは言うけど、違うじゃないの。 裏の家のおばあさんは、「家族一巡しました」と言っていた。全員、吐き下しの同じ症状だったそうだ。同じ風邪をダイジに分け合って暮らしているわけだ。同じ温度の家で同じものを食べているのだから、風邪も同じでフシギはない。 うちの場合は食べ物も違う、部屋の温度も違う、就寝時間も睡眠時間も違う。私は家伝薬以外の薬は一切飲まない。果物も魚も嫌い。ショータンは魚だ野菜だ果物だと栄養にうるさいし、一日20種類もの薬を飲んでいる。多分、あの薬が抵抗力を害しているのだろう。副作用止めの副作用止めの副作用止めとワンサカ取り込んでいるのだから、予防注射したってそのワクチンの居座る余地がない。過ぎたるは及ばざるが如しだ。 もっとすごい病気になったら、治療薬ないな。
2005.12.11
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株やっている人も、毎日面白いニュースをピックアップしている人も取り上げていないけど、今日のトップ・ニュースはなんと言ってもミズホ証券のミス売り大騒動。あんなことあるのかー。64万円の株が1円で出たんだから、ピラニアの川に放り込まれたニンゲンみたいに、あっという間に食われてしまった。 発端は、「ジェイコム株1株を61万円で売って欲しい」という顧客の依頼で、ミズホ証券がコンピューター端末で発注した。「61万株を1円で売り」と。1円オークションやあるまいし、61万円のものが1円だったら誰でも買う。しかし、たまたまそれを見たなんて運のいい人がいるもんなんだ。見たら私だって、少なくとも10株は買った。 端末から警告が出たのに気付いていたのに、担当者はそのまま作業を続けたそうだ。こんな警告はよくでるので馴れていて、無視したという。発行済み株数が3千しかないのに、61万株とは42倍だ。10分後に気がついて、残り47万株をすぐに買い戻したとはいっても、買った一般投資家に渡す株券も無い始末。で、買った客に株券を渡してはすぐに買い戻し、また別の客に渡して買い戻すということを繰り返すそうだ。1株はトップ安価格572,000円になっているが、客の方は濡れ手で粟のつかみ取り。ミズホは概算300億円の損失とか。 株が上がっているから一日二度も三度もパソコン睨んでいるショータンは、この大騒動の時も株価を見ていた。でも、自分の持っているのを売る算段しかしていないからジェイコムという字を見ていたとしてもやり過ごす。「しまった。昨日売ったやつ、今日も上がってる!」 といつも悔しがっているのを、「慌てるコジキは貰いが少ない」なんて嗤ってのんびり構えている私も、なにか買おうかと思っているわけではないから買えるはずがない。 いやー。それにしても、どういう生活しているヒトがこんな棚ボタにありついたのだろうか?
2005.12.09
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「お医者さんへ連れて行ったろ」「お医者さんは嫌い」「キライ、スキの問題やないねん。お前が咳してたらおれに移るやないか」 と言っていたショータンが、今日は鼻詰まらせていた。「うつった」「ふーん」「体温計…」「そこの引き出しにある」「ない」「ある筈やねんけどなあ」 別のを取って来て渡した。「熱なんか、ないと思うけど」「おれの熱、あるかないかなんでお前にわかるねん」 熱があるかないか、顔見ればわかる。 「ないわ」「無いやろ?」 体温計が無いとショータンが言った引き出しを覗いてみた。新しい方の体温計が入っていた。「お医者さんへ行く?」「行けへん。インフルエンザの注射したもん」「注射のやつと違う型の風邪やから、予防注射は効いてないよ」「ちょっとはマシなはずや」 違うと思うけどなあ。 別サイトのホームページの掲示板に「書き込みがあります」というメールが来た。行ってみたけどログインできない。IDもパスワードもわからない。こんなペ-ジが七つほどある。なのに昨夜、写真のページをまた借りた。10枚ほど送ったら、原寸の表示が出来ない。有料でしか出来ないのなら、借りる必要はなかったんだ。
2005.12.07
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平成4年の12月以来初めて、風邪をこじらせた。風邪を侮っていた。「早よ寝ェや」とショータンが言ったのに、いつもと同じ朝までパソコン。クシャミが続け様に出てやっと寝たのが1日。朝(4時間と20分後)いつもと同じに起きて、仕事に行った(2日)。 帰ったのが3時過ぎ。テレビを見ながらうたた寝して、夕飯の支度。この時、また喉が痛かった。子供の頃、よく扁桃腺を腫らして、割り箸に巻いた綿にうちの薬を浸して「あーん」と喉に塗ってもらった。苦い。大きくなってからは自分でやったが、自分が酵素油を発明してからは首にサッサと塗るだけで扁桃腺は腫れなくなった。 鼻詰まりも厄介だった。ちり紙コヨリを作ってうちの薬を浸し、鼻の中へつける。一日何度もつけなければならなかった。夜中に起きて二度ほどつける。シュッシュッとやるスプレーがどこかの大正製薬から発売されて、そのほうが便利いいからそれを買うようになった。あれも1次的で、5分か10分おきにシュッシュシュッシュやらなければならない。わが酵素油は、鼻柱にちょいとつけるだけでスーッと通り、症状によってはあと二度ぐらいで、一日中鼻は詰まらない。寝しなにちょいとつけておけば夜中に鼻が詰まって目が覚めるというようなこともない。 夕飯前にショータンはお風呂へ給湯して入る習慣なのだが、私が入らないと言ったので自分もやめた。食事のあと8時までコタツでテレビを見ていた。咳が出た。「今晩はパソコンで遊んでたらあかんぞ。早よ寝ェ」と言われて、なんと8時にベッドへ入った。 3日は編み物もせずおとなしくしていた。あ。ちょっと本は読んだ。 お風呂はまたやめた。お風呂へ入ってよく温もり、上がったらすぐに寝るのもいいのだが、ショータンは自分の好みで5時半に入ると決めている。一人でも勝手に入ればいいのに、私が入らないと勿体無いそうだ。 で、1時までメールと写真整理していた。 朝から、症状はまた悪くなった。熱は出ないが咳が出る。 編み物を少しした。午後、咳は出なくなったが声も出なくなった。テレビにつっこみが出来ない。ショータンに話しかけるときは、二度繰り返す。「体力つけたら治るで。焼肉、食べに行こか?」「イラン。いらん。」「スシ、取ろか?」「ショクヨクない。食欲ないねん」「へええ。あ。そこの温泉へ行こか」「メンドクサイ。面倒くさい」 3時、パソコンの前に坐っていた。2階で別の番組をみているのかと思っていたショータンが「入れよ」とお風呂から上がって来た。いつもより2時間も早い。私は上がったらすぐに寝ないと湯冷めするのに。「あとで」と言うと、「折角、早よ湧かしたったのに」と怒るから入ることに。「暖房点けや」 浴室の暑いのはキライなのだ。服を脱ぎかけていたらわざわざ来て、「40分セットしといたるわ」とスイッチを入れて行った。 あついあつい。アタマが涼しい露天風呂が好きなんだから。ドアを少し開けて浸かっていた。
2005.12.04
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昨日、夕飯後2時間ほどして、ノドが痛くなった。この数日編み物せっせとしていたから型凝って、風邪にやられたれしい。私の家伝薬を飲んで、首にmy発明の酵素油塗って、9時に寝た。 家伝薬は利尿作用があるから、夜中四度もトイレへ行った。いつもより5時間も早く寝たから2時間早く起きようと思っていたけど、起きたのはいつもの時間だった。ノドの調子はだいぶマシになった。 お昼食べて、根来寺へ行った。紅葉が沢山あった。家から34キロなのに、紅葉に行くのは初めて。お正月は2、3年に一度行く。 この川沿いに北へ行くと紅葉の名所と地図にあった。時間が早かったからもっとあっちへ行こうということに。「たしか、金熊寺やった」 ナビでキンクマジを検索。無い。ほんとにキンクマか? 部分拡大してみたら「金熊寺」があった。目的地に設定。しかし、地図では根来の道をまっすぐ北へ行くようだったのに、一旦国道へ出てちょっと後戻りして北へという案内。おかしいな。 「あ。泉佐野へ行く道や」 叔父を預けたホームへよく通った道だ。道路標識に、「kinyu_ji」と書いてあった。へええ。クマはユー? ところが行っても行ってもお寺はない。住宅街へ入って「この先左です」「右です」「500キロ先を右です」などとナビは言うけど、矢印がピロンピロン変わるばっかり。「もう帰ろ」 と言ってから狭い山道へ入った。山は赤、黄、でキレイだった。ここまでしか車は行けないという所まで行ってバックした。 今夜も早く寝ればいいのに、また2時。クシャミが出る。よくなっていたのに、風邪もバックしたか。
2005.12.01
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