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一昨日からパソコンの調子ずっと悪い。昨夜は日記が書けなくなっていた。ショータンは昨日も今日も、何度も何度もメンテナンスを繰り返している。 珍しいことするからか、軽トラのタイヤをパンクさせられた。隔年は向かいのご主人が車にぎーっと引っ掻き傷つけられたと怒っていた。悪いヤツがいるんだ。 ちょっといい車を買おうかと思案しているショータンに、「シャッターの閉まるガレージのある家を買うのが先やね」と言ってやった。運転下手なんだから、あんまりいい車は買わない方がいい。 ちょっとショータンがいない間に、これを書いた。アッ。またね
2004.01.31
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朝からずっと、ハードディスクとCドライヴのメンテナンスしている。長い。12時間も……。ほかのことをすると中断するのかと思ってなにもしなかったのだが、影響ないみたい。 昨日、やっとフレッツADSLに変えた。昨年、フレッツISDNにしたのに、買ったタワーがもったいない。だから今度は、買取らず借りることに。接続が速くなるということなのに、なにも変わらない。で、メンテナンスをしている。これで速くなるだろうか? 昨夜は8時から午前2時半までして一時中断し、今朝から続きをしている。一体いつまで掛かるのだろうか。いやー。すごい。新しいパソコンを買ったほうがいいかも。
2004.01.30
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今日はゴールデンタイムにアップ!! いつも真夜中に日記を書いている。半分居眠りながら書くので、アップするのは2時過ぎか3時。<新着日記>の仲間入りしているかどうかも見たことがない。私のサイトへ来てくれる人は毎日同じメンバー。楽天会員ではない人がアクセス記録に残っているけど、BBSにまでは書いてくれない。だから、この時間に書いてみることにした。 昨年買った叔父のお墓は、町はずれの段段墓。急いでいたし、よく通る道の横だから度々来れると思って買った。2段めの北の端っこにプレハブの事務所があって、女の管理人さんが窓のそばに、いつもこっちを向いて坐っている。階段を上って行って窓越しに会釈をし、また階段を上る。3段めの南の方に叔父のお墓がある。まだ数えるほどしか建っていないけど、霊園の前を車で走っていてもよく見えるので、寂しくなくて良いお墓だ。 お正月前に、槙と梅と白と赤の大輪の菊を供えた。前を通るたびに「まだあるある」と花を見ていた。15日に黄色のデルフィニューとピンクのフリージャを持って行き、菊と取り替えた。まだしっかりしている槙と蕾がふくらんだ梅はそのままにしいておいた。 18日に通ったときは、まだあった。冬だから最低15日は持つはず。20日、「アッ。無い」 行きにショータンが言った。「まだ5日やのに、無いことはないわ」 帰りに私も気をつけて見たら、ほんとに花は無くなっていた。「なんで?」「古い槙や梅置いといたから、管理人がほかしたんや」「花はきれいやったのに。15日に取り替えたん知ってるのに?」 管理人にお菓子の一つも持って行けばよかったのだろうか。余計なことをするのなら、管理人なんか要らない。全然売れない墓地だから管理人は毎日いるというだけで、供えてある花を捨てるぐらいが仕事なんだ。 100円屋で1200円分の造花を買って持って行った。花無しよりは、造花でもある方が賑やかでいい。お寺の仏様でも、金の造花で満足していらっしゃる。このごろの造花は本物みたいで丈夫だから、雨風に曝されても2ヶ月以上は持つ筈だ。いくらヒマな管理人でも、5日や10日で捨てたりはしないだろう。 ヒトに物を貰うのが嫌いな叔父だった。死んだあと家を片付けたら、冠婚葬祭のお祝い返しの品が二間の押し入れにぎっしり詰まっていた。貰うのが嫌いだから、やるのも嫌いだったのだ。みんな新しいものばっかりだったから、私の家のを捨てて叔父がしまっていたものをうちへ運んだ。大事に使っている。 訪ねると喜んで、食事に連れて行ってくれた。花は造花でも、私がお参りするだけで喜ぶ。折角の花、今度勝手に捨てたらカンニンしないぞカンリニン。
2004.01.28
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ガソリンスタンドが2軒並んでいて、南側の方にしかショータンは入らない。北側の方は、きれいなコーヒー店を併設している。 今日、いつもの店へ入ろうとしたら、北側の店より一円高い。「おっと! なんでや?」と、北側へ入った。 <水曜日、ティッシュペーパー1箱プレゼント」と書いてある。今日は火曜日。昨年からティッシュペーパーは高くなった。1円安いガソリンで2、30円トクするより、ペーパー1箱貰えば50円か60円トクなのに。洗車も200円と、南側の店より100円安い。「コーヒー飲もか。洗車する?」「うん」 その分入れて1万円あげた。店へ入ってコーヒーとサンドゥイッチを注文していたら、ショータンはまた外へ出て行った。「617円です」 私が払うことに…… サンドイッチもコーヒーも値段の割りに美味。車もきれいになって、ショータンは大満足。なんで、こっちの店へ1度も来なかったのだろう? 今日は注文の分を渡さなければならないので、大阪の家へ。2時間半要し、お得意さんへ持って行く。美容室だから、現金買い。美容室のお客さまは髪様で、私のお客は髪結いさまで、ショータンのお客はカミさん。カミさんの私、運転手ショータンにもう1万円払う。「帰り、お米とお菓子買うからネ」と言って眠ってしまい、目が覚めたら家の近くだった。「あ。お米買う、言うてたのに」「寝てたやろ」 2万円も貰ったから、お米代出さすの遠慮したのだろうか? 明日買ってもおんなじだヨ。しかし、お米は大方私が食べる。ショータンは、朝パン食、ヒルはお餅1個とか肉まん1個とかビスケット三枚とかで、夜だけ女ものの茶碗に軽く軽く1杯のご飯を食べるだけ。おかずにヴォリュームがあったら、ご飯は食べない。 とにかく健康に気を配って身体にいいものしか食べないわけだ。健康に気を使わない私と正反対。ショータンは38年医者通い。私は40年医者要らず。なんで?
2004.01.27
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ご飯は1日おきに炊く。 今日はショータンの誕生日。ご飯を炊かない日だから、昨日赤飯を炊いた。鰯の生姜煮と肉ジャガの残りに、カブラのハリハリとほうれん草のお浸しと味噌汁を追加。「明日、鯛買うわ」「別に、鯛は欲しいことないな」「うなぎ? 赤飯には合えへんよ」 で、今日、大口の注文があったから大阪の仕事場へ。注文の数に足りなければ作らなければならない。瓶詰め、箱入れ、だけでも3時間は掛かる。レッテル貼りやサンプル作りも2時間掛かる。「おヒル、お寿司でも買うて行く?」と言ったら、「ラーメンでええ」と言う。「誕生日やからいうて、ご馳走食べんならんことはない」「冥土の旅の一里塚…」 一休さんはお正月の門松を見て言ったんだけど、誕生日も、めでたくもありめでたくもなし。私が先に「ご馳走は要らんね」と言ったらふくれるが、お寿司だ鯛だと言っておけば遠慮する。 10時半に仕事に掛かった。お昼は注文通りラーメン。私が仕事する間、ショータンは国会討論会を熱心に見ていた。質問は相も変わらず首相と大臣のこきおろしで、jyunちゃんは「収支一貫して正しくお答えをしています」と言い、「それは質問に対してのお答えではない」と怒る。テキもミカタも笑う。答えを求めたって反省を促したって、jyunちゃんはjyunちゃんの思い通りにしかしないんだ。時間の無駄。 ニュースで、銃を構えた日本兵(ダヨ)がトラックに乗って行くのを仕事の欲しい原住民たちが見ているフィルムがあった。一日の食費が3万円もかかる日本兵を、また600人も送るなんて、な。「もし、自衛隊員に万一のことがあったら、首相は責任をとるのですか」「いいえ。万一にもそういうことがないように、配慮しています」「万一ということがあるでしょう」 そんな、責任トルトランの問題じゃないよ。狙われたら、咄嗟に反撃するだろう。誰だって。本能的に。日本兵が向こうの住民を殺したら、センソウだ。丸腰で作業服着てニコニコして、原住民を使えば危険度は低いし費用もうんと安くあがるのに。 安くと言えば、道路建設を民間業者にさせたほうが、国がやるより安いんだって。バカな! 国はそんなに嘗められているのか。いや、役人が私腹を肥やし過ぎるんだ。 仕事は明日に持ち越しとして、6時に帰った。途中のスーパーへ寄ってお造りでも買おうと言ったけど、ショータンは真っ直ぐ帰って来た。冷凍庫のステーキ、急解凍しようか? 「卵焼きと沢庵とおツユ」 結局それで、はっぴばーすでぃツーユ♪ リハビリが済んだら、温泉へ行こうって言うゾ
2004.01.26
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バッグを開けたら携帯のランプがピカピカしていた。リハビリ中は車に置いたままだから、持っていても留守。母からだ。帰ってから電話した。「とうに帰ってんやろ?」「一昨日」「長いことおってんねえ。早よ帰らんと帰れんようになる、言うたのに」「センセもそう言いはる。早よ帰らんと惚けますよ、って」「ほかの病気にもなるわ」「お姉ちゃんは、『病院でゆっくりしぃ』ばっかり言うから」 姉は病院が好きだ。ちょっとどこか悪いというと、「病院っ」なのだ。年寄りがうっかり入院したら、用もない検査検査で病名をつけられ、「はい。それまでよ」ということになるケースが多い。「足の水なんか、うちの薬で湿布してたら取れるから」「うん。帰った日に病院がくれた薬飲んだら気分が悪うなって、うちの薬飲んだらお医者さんの薬を吐いた。白い薬と水。出たのにまだ気分が悪いからも一回うちの薬飲んだらまた吐いて、それで治ってん。食べたもんは全然出ェへんねんで。フシギやなあ。昨日は病院の薬飲めへんかった。今日飲んでみたら、また気分が悪うなってん。いま、日の当たるとこにじーっと坐ってんねんけど…」「お医者さんの薬なんか飲まんとき。病気になるで」「藤元センセに、なんの薬か訊くわ」 藤元センセイというのは掛かりつけの町医者だ。先代が亡くなって息子さんにかかっているのだが、この医院もあまり信用はおけない。2年前、間違った血圧降下剤を出してくれて、タイヘンになったことがあった。その時、母が飲んだ薬を持って行ったら、「あ。これは、あんたが飲んだらあかん薬です」と言ったのだ。「間接リュウマチでもうちの薬で治るねんから、お医者さんの薬飲む必要ないやろ。うちの薬ほど安心な薬、世界中にないよ」「そうやなあ」 姉と私の見解が違うから母もうろうろするのだが、最後の判断は自分ですることだ。潜在意識下で、病院の薬は飲みたくないと思っているから気分が悪くなるのかも知れない。どんなにカラダに良いとヒトが言っても、嫌いなものは食べない方がいいし、お医者さんが処方してくれた薬でも本能的にイヤだと思うなら飲まないことだ。自分のことは自分が一番よく判るのだから。お医者さんで病気が治ったら、死ぬ人はない。
2004.01.25
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今朝7時、居間へ行くとボケ時計は4時46分になっていた。動いているから恐ろしい。 昨夜からボタン雪。庇のあるヴェランダに降りこんで、スリッパに積っている。昨夜またストーヴの油を使い切ってしまったから、裏庭へ給油に。風がないから寒くはない。 でも、お天気情報は、全国的にマイナス気温だった。潮の岬で0度。この辺は2度。 ショータンはボケ時計をおろす。「これとおんなじ大きさやないとな」掃き出しの上に掛けているから。 リハビリ室はさすがに空いていた。時々遭う独楽芯(自分中心)さんが、「精勤ですね」と言う。「日が限られてますから…」 前にもした同じ返事をまたする。「青信号で前が出ないのに、後ろがガツンと来て……」「ああ。オカマっちゃん!? 来ても、大した効果ないですやろ」 効果は期待してない。 Yatiyo無線へ行く。紀見峠のトンネルを出ると、積雪の町。この辺りは盆地だから山に当たった雪が下へ落ちて、なかなか溶けないのだ。大阪へ入ると雪は全然積もってなかった。 電波時計は丸型。裏を見ると、穴でなくてフック。「ああ。大きいみたい」 だから電波時計はやめて、同じ大きさの角型の電池時計1980円にする。シショータンは持って来たボケ時計を、電気店の横手へ捨てた。さよなら。 帰り、100円屋へも行く。万歩計の電池が2個入りで売っていた。「ほら」「あ。ほんま。yatiyo無線のやつ、10個1000円なんてよう売るな」 別の棚に、万歩計もあった。「ほら」「あ。ほんま。よう知ってるなあ」 3種類、5カラーもある。電池だけを買った。予定よりうんと安く済んだ。 隣の息子が、バイクで帰って来た。新しい壁時計は2時46分。隣の息子は部屋で寝ている間、電灯をカンカン点けている。おかげでお月さんも星もよく見えない。今夜(昨夜か)久しぶりで星を見た。
2004.01.24
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デジカメ写真がDディスクの半分以上を占領したので、CDにしていたら、電話が鳴った。出ようと思って、足のホットマットのコードに躓いてドテン! と倒れた。ショータンがいたらもろ真上だから、「ガオーッ」と怒るところだ。食卓とコタツ(妙なセット)の間の狭いところへアタマ。よくコタツの角で打たなかったことだ。目の辺りでも打っていたら、目も当てられない…… 鳴り続ける電話に出た。母だった。「いま、電話に出ようと思て、こけた」「あ。慌てんでもええのに。おれへんのかと思て、切るとこやった」慌てろってことだ。「家の中でこけても、足折れることあるからね、気ィつけな…」 母の電話は長い。向こうから掛かってきても、ショータンは「ええ加減に切れッ」と怒る。三ヶ月に一度ぐらいなのだから、一時間喋ったっていいだろうに。「脛打ったから痛い」「ほな、後でまた……」 大したことはなかったけど、こっちからは電話しなかった。夜も、母は電話して来なかった。もうとっくに退院したのだろう。姉が毎日様子を見に行くから心配ない。お正月になると入院するのは、一人ぽっちのお正月が寂しくてイヤなのだ。病院には、自分より具合の悪い人が大勢いるから満足なんだ。8人のきょうだいと20人のイトコを全部なくして、家系の長寿行進中の母だ。泊まりがけで話聞きに行ってやりたいけど。
2004.01.23
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おすし4さんが「日記が消えた」と書いてあったのを読んで、自分の日記を書いてアップしたら、やっぱり消えた。どうなっているんだろう。時間が晩いから、2度書くのはイヤだよ。1月23日 昨日は昨日、今日は今日。気を取り直して、消えた日記再現。今度からは、アップする前に、ほかへコピーしておくことにする。1月22日 居間の壁時計がボケた。今年になってから時々遅れて、都度ショータンが調節していたが、とうとうボケが定着した。大阪の家のはこれより6年も古いのに、電池さえ変えれば機嫌良く動いている。これは、ガソリンスタンドの会員ポイントが溜まって貰ったものだ。物置に突っ込んであったやつを呉れたわけでもないだろうけど。「万歩計の電池も切れたし…」 大阪のyatiyo無線へ行った。時計コーナーを通り過ぎて、パソコンコーナーへ。万歩計を捜していると、勝手に回ってきたショータンが、「こないだ買うたヒゲ剃り、もう値段あがってる」と嬉しそうに言った。株じゃあるまいし。 時計コーナーへ行った。10年に1秒しか狂わない電波時計を、ショータンは気に入った。「あれでええやん」私は蛍光文字の1980円を指差した。「よう買えへん。なんでもケチる」 ショータンは忽ち機嫌を損ねた(らしい)。さっさと階段を降りて行った。「あんまりええ時計買うたら、二人ともいなくなっても時計だけ動いてるやん」 おじいさんの古時計は100年で動かなくなったけど、何年も何年も動き続ける時計なんて、気味悪い。 階下で万歩計の電池を見た。10個入り980円。「なんで、こんなようけや?」「万歩計買うた方が安いわ。100円屋に売ってたもん」「売ってへん」「売ってた。電池も、2個入りがあったわ」「売ってへん」 で、なにも買わずに帰って来た。ショータンはまた、時計を調節した。 夕方、時計は20分遅れていた。終戦後大概の家では、ボケたラジオをバンバン叩いて鳴らしていた。ミッチーが来た日に買った牛肉が、冷凍しないであると言ったら、「肉ジャガやな」とショータンはちょっと嬉しそうに。タマネギの煮たのが苦手だから、私は嫌いだ。でも、材料を切っておけばショータンが作るからラク。 夕食後、時計は1時間遅れて。あやうく映画の録画予約し損なうところだった。やっぱり、電波時計買うか。突然、「♪ここはおくにをなんびゃくり----♪」という歌を思い出した。「離れてとーぉい満州の----あーかい夕日に照らされて----とぉもは野末の石の下---♪」 なんでって……「-----形見にのぉこる戦友の----時計ばかりがコチコチと---動いているのも情けなや---♪」 おじいさんの古時計より、こっちの方がかなしくていい。小学校一年生の時この歌を覚えて、情景を想像して戦争を悲しんだものだ。情景は大東亜戦争の前だろうけど、まだ(また、か?)「成り行き次第では戦争もやむを得ない」という首相がいる。
2004.01.22
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美容室の新装開店で、入り口脇に花輪が3つ立ててあった。60歳前後のおばさん(真ん中に「あ」が要るかなあ)が三人、嬉しそうに花を引っこ抜いていた。お店の人は、大勢の人に一本ずつ持って帰って貰いたいのに、おばさん達はボウズにしようとしていた。大阪のおばさんって、ほんとに厚かましいんだ。 もう20年ぐらい前だけど、マンションの前に喫茶店がオープンしたとき、マンションの主婦たちがわっとたかって花を奪り合った。30分もしない間に無残な花輪になってしまった。主婦の約二人は最初に抜いた10本ほどを一旦家へ置きに帰って、二度取りに行った。すごいのは、主婦たちの誰も、喫茶店へ入らなかったことだ。「お祝いやからね、貰ってやらなあかんねん」 と、あとで得々と喋っていた。 で、美容室の花輪の花だけど、私も5本いただいた。フリージャ2本、カスミソウ2本、スィートピー一本。スィートピーを抜いたとき、「あっ。私が取ろう思たのに」と、腕にいっぱい花を抱えたおばさんが残念そうに言った。帰りに、「あとから来た人、あつかましかったねえ」と話すんだきっと。
2004.01.21
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うちのお仏壇にはいろんなヒトが入っている。ショータンの両親、独身で亡くなった兄、私の父、妹、子供。子供のなかった叔父、叔母。ミッチーのお母さん。 昨日は私の子供の命日だったけどミッチーが仏間で寝るので、過去帳は彼のお母さんの名前のところを開いておいた。彼の家は仏壇が無いので誰も祀っていない。久しぶりだからお母さん、夢に出てやって。裏の外灯の灯りが届くから仏間は電灯を消しても暗くない。表にも外灯があって廊下も明るい。階段も明るい。でもミッチーは豆球を点けて寝る。46歳。自分の家では真っ暗にして寝ているけど。家ではお父さんで、親父の家では子供ってことか。 嫁さんのおかあさんは元気かと訊いたら、「12月からうちにおる」って。鬱病気味のおかあさんだったけど、「いま近くの歯医者に通っていて、すごく元気になった。子供らは喜んでいる」そうだ。ずっといることになるみたい。 ミッチーを九時に、駅まで送って行った。ネクタイやスーツのセンスは悪くないが、ヘア・スタイルはオジサンカットになっていた。おかしい。昨夜、どっちが80歳まで生きるかと父子が話していた。一昨年続いて死んだショータンの兄さんたちは、87歳、85歳、91歳、96歳だった。91歳が資産家で、親の遺産を株ですってんてんにしたのが97歳だった。資産家の兄さんは息子達に、折角の大きな屋敷からお葬式を出して貰えなかった。ヒトの幸福は、お骨になるまで判らないものだ。「おれは葬式要らんから、ええ車買うてくれ」とショータンは息子におねだりしていた。
2004.01.20
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日記の日付けが一日ずれていた。18日に19日の日記を書いていた。半分居眠っているから、今日は何日だったかもよくわからない。ショータンが、「ええ加減に寝ろッ」って言うの、無理ない。兎に角、19日の日記を18日へ移動させた。 で、今日はもう20日。いつものように、昨日の日記を書く。夜道に日は暮れないというけれど、夜道は夜が明ける。 あまり無い髪だが伸びていたので、リハビリから散髪に回るかと訊いた。ショータンは「まだ行けへんワ」とんでもない!というように目をむく。はあ。息子が来るというから、気持ちだけ忙しいんだ。布団出したり、部屋の拭き掃除したのは私。洗濯もした。洗濯篭が一杯だったから洗ったんだけど、パジャマやシーツが入っていた。息子が来るからって、なにも自分がパジャマやシーツを取り替えなくてもいいだろうに。 リハビリに行く途中で、「あっ」と言う。どきっとする。家から一キロぐらい離れてからいつも、「留守番電話にして来たか?」「ポットのコンセント抜いて来たか?」「和室の窓閉めて来てか?」などと言うのだ。和室の窓は、今の季節、私は開けない。自分が開けるんだから自分が閉めればいいのに。和室は庇が短いから、お天気の日はいいけど雨が降ると畳が濡れる。「早いと思てたけど、今日は19日やん」「うん」「先月は20日に行ったから、行ってもええわ、散髪」「郵便局へも行かんならんし」 土曜日、あっちの家へ不在配達のお知らせが入っていた。郵便局へ行ったのに、配達の人がまだ戻っていないし銀行からの郵便だから転送できないというので、貰えなかったのだ。「お酒も買わんならんし、な」 お正月に開けたお酒がもうなくなっていた。ショータンは一昨年までお正月だけしか飲まなくて、残りは調味料にしていたのに、今年は毎晩コップに半分飲んで、とうとう一升を空にした。三年前梅酒を飲みはじめたのがきっかけだ。少しずつ量があがって、サケノミになってしまった。大酒飲みのミッチーが嫁さんのご指導で飲まなくなったのに。 病院からの帰りスーパーへ寄って、パン、牛乳、ヨーグルト、すき焼きに追加するネギ、糸こん、春菊、肉などを買った。レシートをチェックしたら、やっぱり牛乳が10円多く打ってあった。2パックで21円返してもらう。この前も、6個のラーメンを12個につけていたから、要チェックなのだ。 昼ご飯食べてから、郵便局、散髪(私も近くの美容室へカット)に行き、酒屋へ回ってお酒を買い、日用品スーパーで組み立てのテレビ台を買った。 二人で飲んで喋るんだから、私は6時半に晩御飯を食べた。七時半に「駅に着いた」とミッチーが電話して来て、ショータンは迎えに行った。先にお風呂へ入ってから、父子でわいわい喋って飲んで食べて盛りあがった。私は九時に二階へテレビを見に上がる。二人が二階へ上がって来たのは11時。で、私は階下へ降りて来て、パソコンの前に座ったというわけだ。 ビールの空き缶7つ。お酒は半分。4人前ぐらいのすき焼きはちょっぴりに。
2004.01.19
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朝食が済んで、ショータンと同じようにコタツに入ってテレビを見ていたら、うとうと。テレビの声を聞きながら居眠りするのは、布団でちゃんと寝ているより気持ちがいい。 <題名のない音楽>を所々聞いたり見たり。ショータンは政治談を、あっちこっちチャンネル変えて見る。 そういえば、ついに自衛隊は軍隊ルックで行ったんだ。迷彩服に鉄砲担いでオイッチ2オイッチ2は、誰が見たって兵隊さんだ。「私服で行ってください」とわざわざメール送ったのに。syusyouはほんとにアタマがかたい。なんて思いながら、11時までうつらうつらだった。3時から5時まで、パソコンに入れた写真の整理。なかなか片付かない。 夕食後、電話がかかって来た。ショータンが出て、「OK。はい。はい。ご飯は? よっしゃ」でおわり。「ミッチー?」「うん、明日の晩来るて。『ご飯は?』と訊いたら、『家で食うって』。ここの家で」 夕飯はすき焼きだった。明日も新しくすき焼きか?
2004.01.18
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昨夜、知らない間に雪が降った。高野山は白い空に溶け、手前の小さな山々が白く化粧している。堤防を犬と散歩する人も見えない。ガレージに屋根が無いから、車も真っ白。 昨夜、スト-ヴの油を全部使ってしまったので、朝一番にタンクの油を補充に外へ行く。以前は玄関に灯油ポリタンクを置いていたのだが、こぼすから「外でしろッ」とショータンが言ったのだ。時間にすれば5分も掛からないが、雪の日、風の強い日、夜などは辛い仕事になった。足を手術して退院したばかりの頃は、松葉杖突いて風の通らない場所へ重いポリタンクを運んで給油した。ショータンは一度も油入れをやったことがない。 遠赤外線のいいストーヴを引っ越したときに買った。電気代が高くつくからと、使用禁止。「電気代はワタシが払う」と言っても、「問題が違う。もったいない」ときかない。便利な生活はお金が掛かると決まったものなのに。私が朝方までパソコンしているのを嫌うのも、電気代が勿体無いからなのだ。でも、早くから寝るのは時間が勿体無い。 リハビリ、空いているだろうと思ったが、天気のいい日と変わらなかった。電気治療は大して効果ないけど、しないよりはましなのか? いつもすっきりした身なりのAさん、70歳ぐらいで、穏やかな顔つき。ベッドでマッサージして貰っている。「うつぶせになってください」と先生に言われて俯いたら、靴下の踵に白でまん丸いツギが当たっていた。私もツギは当てる(もっと目立たないように)けど、ケチショータンは薄くなった時捨ててしまう。自分は一足も買ったことないんだから。靴下なんて安いものだけど、私も昔人間。ショータンのセーターの小さくなったのに刺繍して、私のにリホームしたり。手をかけたのは、買ったのより楽しい。 夕方、新聞屋の勧誘員が継続してほしいとやって来た。ショータンは、スーパーの商品券を1万円分くれと言った。「え? いうて後ろへ退がりやがったけど、持って来るて。お前やったら、二千円もよう貰わんやろ。せいぜい三ヶ月無料にして貰うぐらいが関の山や。な」 とんでもない。オマケなんか思いもつかず、「はいはい」とハンコ押してしまう。ヒトにモノ貰うの嫌いだもん。
2004.01.17
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今書いた日記がない。アップせずに移動したのか… 今朝、ショータンは怒るザイリョウを見つけたとばかりに叫んだ。「これ、なんや!? なに引き摺ってん!?」 指さすのを見ると、キッチンの床に太くて長いキズ。あはは。「あんたが椅子、蹴っ飛ばしたんやろッ」 「ッ」付きで言ってやった。ザマァミロノコトよ。昨夜、テーブルの所からキッチンの端まで、椅子を蹴って移動させたのだ。私のスリッパも蹴り飛ばしていた。 いい年して物投げるクセが直らない。小さな傷数個急須割って作ったもの、テーブルのえぐれ傷は携帯ラジオをぶつけた時のもの。脱衣場のクロス床にはコップを投げたきズがある。私は全然気にならないけど、自分はものすごく気にする。 それで自分のバカに気がついて、一日おとなしくしていた。 私のドライヤーが故障した。「何時に行く?」と言う。電気店へ行くつもりなんだ。昼ご飯食べてから、大阪のヤチヨ無線へ行った。先日液晶テレビを買ったから、ポイントが2万点になっていた。「おれ、電気剃刀買う」 2万円のを買おうとしたから、13.000円のに決めた。私のドライヤーは、6.800円。我ながら、ヒトがいい。電気剃刀なんか、ショータンが死んでも私は使わないのだ。 帰ってすぐに、ヒゲを剃っていた。掃除が面倒そうだ。何ヶ月かしたら、またお風呂で今まで通りに剃るんだろう。
2004.01.16
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3日間、平均睡眠時間3時間半だから、ここまで来て居眠って… 別サイトと違う日記書いていたけど、面倒なので、昨日と一昨日はコピー貼りつけにしてしまった。手抜きするのなら一日二日丸抜きにすればいいのに(とおっしゃるだろうけど----誰が?)、あっちがアクセスしてくれる人多くなったから、丸抜きは申し訳ない。 ショータンのやつ、私がパソコンしていたら機嫌が悪い。「掃除しろっ」「ご飯の支度、早よせーやっ」「ほかにすることいっぱいあるやろっ」「遊んでばっかりしやがって…」「----言うてんのに、聞こえへんのかッ。ボケーっとしやがって」(言葉使いがきたない)言葉尻は必ず「ッ」だ。怒鳴ってたら楽しいのかなあ。 ここだけの話、お仏壇にお花やご飯をあげる時、 「早く迎えに来てやってください」と拝んでいる。 天に唾する者は……だ。 いやいや、パソコンだけじゃない。本を読んでいても、小説書いていても、眉間にシワ寄せてオコッテいるナ。家事いっさいして、仕事して、生活費出してるのに私。「人は煽てて使え」と昔から言うのにな。ま、死にかけた時にお礼しよう。 もう新聞配達の人が走っている。万年筆のこと書こうと思っていたけど、今日はおわり。 あほはあほ。バカはバカと書くのが似合うけど、なんでだろう?大阪人にとって、バカは他国圏だからか。
2004.01.15
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昨夜、ではない今朝3時過ぎ、かなり風が騒いでいた裏庭で、「ギギッ」「キュキュッ」というヘンな声がした。風の音に混じってかすかに。小鳥だと思った。まだ枯れていない菊の中か? 玄関から出て裏へ回るのは大層だし寒そうなので、そのまま2階へ上がって寝た。冷えるから雪かと思っていたが、お月さんがいた。 七時に起きて朝食を済ませてからウラへ行ってみた。そら耳ならいいけど… やっぱり、雀が死んでいた。子雀で、凍えて固くなっていた。迷子だったのか? 人間の子だったら事件だ。埋めてやろうとしたけど、土も凍って固い。昼からでいいだろう。 リハビリから、大阪の家へ仕事に行った。午後4時に帰って、すぐに雪柳の下辺りに浅い穴を掘って死んだ雀を埋めた。飲み屋で焼き鳥を食べたりするのに、ムッシーはドライ葬にしたのに、なんで凍死雀は埋葬なんだ? 塩焼きの雀は、頭も羽根もないハダカで、足を上向けてお皿に乗っていた。足をつまんでムシャムシャ食べた。レンタルームのレジをしていた頃だ。一番電車で帰る途中ときどき、アルバイトの男の子たちと商店街の飲み屋へ寄ったものだ。あの頃も、ショータンは仕事がなかった。 仕事も拾わない、お金も拾わない、雀も拾わない。なのにショータンはあまり働かずに暮して行ける。 え? ワタシを拾ったなんて言うんじゃないよ。
2004.01.14
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101歳おばあちゃんの健康法は、毎日シナモンを食べることだった。食品&ドラッグの大きなスーパーでシナモンを捜したが、ない。ドラッグの従業員に「どこ?」と訊いた。「調味料のコーナーにあります」 というので行った。二人で丁寧に捜したが見当たらない。従業員中年のおばさんに訊ねた。「え? シナ?」 「シナモン」「シナモン!?」 首を傾げる。「そんなんシナンモン(知らんもん)な」 ショータンが横から…「ニッキですわ。茶色い粉末」「この辺にあると思うんですけど…」 私達が今しがた入念に探した棚を見ている。「あんた、並べた覚えあるか?」「いいえ」 ここのヒトが知らないものがあるわけない。「おおきに。結構ですわ」 滅多に売れるもんじゃないから置いてないんだ。漢方薬としての桂皮は薬局にある筈だけど、薬局の掛りのコが「調味料売り場です」と言うんだもんな。101歳のおばあさんは、シナモンをトマトに振り掛けて食べるのが一番好きだということだった。ご飯にも掛けるそうだ。ご飯に掛けるのは不味いだろう。 101歳のおばあさんに、司会者が「お幾つまで生きたいですか」と質問したら、「現在の最高年齢の人より上まで」と答えた。キンさんギンさんみたいなシワも無くてキレイだった。一人で歩いていた。世の為人の為でなくそんなに生きていたって仕方ないけどな。ツレアイは、63歳で亡くなったという。シナモンより、それが良かったんじゃないかなあ。ツレアイってやつが生きていたら、そんなに長生き出きる筈ないよ。連れ合いが足腰弱って口だけ喧しくてケチだったら、女は先に逃げ出した方がいい。「ほかへ買いに行くか?」「どうしても欲しいということはないねん」「ひやかしか」 冷え性にいいというから、ちょっと試してみてもいいかな? と思っただけ。ショータンがいるのに、長生きなんてゴメンです。でも、あとへ残ってお金使わなければならないし……
2004.01.13
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お昼に、風邪菌いなくなった。今回は、29時間もいた。体力、落ちたのかなあ。目方増えたから。 なにかが増えるとなにかが減る。友達が増えると自由時間が減る。病気が増えるとお金が減る。仕事が増えると睡眠が減る。年齢が増えると髪が減る。お金が増えると買いたい楽しみが減る-----なんて。(欲しいものがなかなか買えない暮しっていうのが、好きなんだ) 増えたものは、簡単に捨てられない。そういえば、あんな服があったなあ、とロッカーをごそごそしていたら、ショータンが「なにしてんのん?」と覗いた。「整理」「はは。整理したら、余計ごちゃごちゃになるな」 衣装箱いっぱいの冬ものを出して、ぶら下げてあったブラウスや薄物上着を仕舞った。着ないで型の古くなったのは、普段に着よう。スカートは、もう穿かない。片袖をもうちょっと編んだら完成するセーターがある。既製品のパンツはどうしてこう不細工なんだろう? 裾幅、こんなに細くしなくていいのに。リハビリに来るおばあさん達は、膝まで捲り揚げるのに難儀している。医療用で、内側が膝の上までシャーっと開けられるファスナー付きがあるが、格好が良くない。裾幅が狭いと、脚の曲がっているのがよく判る。メーカーのデザイナーは、きっと皆男性なんだろう。リハビリ室のおばあさんが言っていた。「ズボンの下に穿くのがまた無い。足の先まであるのは、ここへ穿いて来られんし、短か過ぎたら足首寒いし、長いのは靴下がズル。股下長ごうて股上が短いのがある。おヘソの上まであがらんかったら、気分悪うなる。タイツは安いけど、レギンスは高い」 12時10分に階下へ降りて行くと、ショータンは昨夜の水炊きを暖めて、大根おろしを作っていた。「あっ。新しい大根切ったん?」「うん」「半分切ったんがあったのに」「ヒトにして貰うといて、文句言うな! 文句言うねんやったら、さっさと降りて来て用意せーや」 半分切ったのがあると言っただけで、別に、文句を言っているわけではない。つまらないことで、よく怒れるもんだ。3時4時ではない。12時を10分過ぎただけじゃないか。用事をするのがものすごく不満だから、腹が立つんだ。 ショータンのお姉さんはショータンのことを、「しょうちゃん」と呼ぶ。私が付けたショータンは、小胆。いい加減、捨てたいけど……整理って、難しいな。
2004.01.12
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今朝は風邪気味。ショータンは、「晩、早よ寝ェへんからやッ」と怒っていた。朝食後、あか亀油粉末をオブラートで2包飲む。昨夜大口注文があったので、日曜だが仕事に行く。昼は即席ラーメン。食後、あか亀油液状をカプセルで3つ飲む。鼻詰まりに酵素油Aを鼻に塗る。 2時に、電話が入る。2年、ゴブサタのヒト。「おうちの方か、どっちかなあと思いましたけど……」「いい勘でした」 何処かへ出かけているとは、何故考えなかったのだろう?「お薬が切れかけたら、おばあちゃんがやいやい言いますねん。お医者さんが嫌いやから、カメちゃんが頼りですわ。診断も検査も要らなくて、副作用もないから、安心ですわ」 うしろに、小さい子供の声がする。「お孫さん、来てはりますのん?」「いいえ。うち、タイヘンでしてん。息子の嫁さんが、出産してすぐに死にまして…」 残された赤ちゃんを育てているのだと言う。「乳ガンです。初め、乳腺炎という診断でしてんけど、どうもオカシイというので、大学病院へ行ったら、もう手遅れの乳がんでしてん」オカシイナという時に、あか亀油で湿布しておけば良かったのに。「『このままではもう2ヶ月しか持ちません』ということで手術して、ガンは取れましてんけど、お医者さんの使う薬で血管が詰まって、あかんかったんです」 癌だけ取っても、他へ影響する薬を用いたんでは、なにもしないのと同じではないか。しかし、誰を、何を、信用するかで運命は決まる。「お幾つやったんですか?」「31です。息子は32歳です」「再婚は?」「まだです。再婚なんか、する気になれへんいうて…」 子供が小さいうちに再婚した方がいいと思うけど、そんなものかなあ。「おばあちゃんが育ててくれはるから、安心してはるんですねえ」「いま、再婚相手に殺されるのが流行ってますから」 昔からそういうのあったろうけど、ああいう事件は全部男が悪い。甲斐性がないか、女に優しくないか、家事育児を手伝わないか、だ。どちらの連れ子にしても。「元気でいつまでも生きててくださいね。お薬作ってもらわんならんから」 と言ってても、最終的にはみな病院へ行って死ぬ。 4時に帰る。風邪菌、まだいる。水洟チュルチュル。夕食後、粉末を2包。鼻と首の前後に酵素油を塗り、箱のレッテル貼りを4時間する。12時に別サイトに日記を書いてメール整理。今2時40分。さあ、今夜中に風邪菌追い出すぞ。 4時まで
2004.01.11
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大阪の戎さんまでは遠いので、近くの戎さんに行った。あの、「へこへこしていたら仕事が来るよ」の蛭子さんと同じ字の蛭子神社だ。国道沿いに臨時駐車場が設けてあった。「無料駐車場」の旗が嬉しい。大阪の戎神社は超満車で、駐車に困る。 神社までの道脇に、まずたこ焼き屋が出ている。次がタコ焼き屋で、その隣がバナナ飴。その隣がたこ焼き。向かいがタイ焼き屋でその隣がたこ焼き屋。食べ物屋台ばかりだ。足引っ張り合いで商売になるのだろうか? 大阪の戎さんは、福笹屋が多い。恵比寿・大黒の顔がついた何万円もする大きなチリトリやクマデなんかをどっさり並べている。並べているからって買ったことはないが、商売人の町と田舎のエビスさんは違う。 まだ時間も早いから、参拝人はちらほら。小さな福笹や小判を持った人もいる。本殿脇の福ものを売っているおじさんが「いらっしゃいいらっしゃい。ナントカやで。かんとかヤデ」と大声で言っているだけで、景気付けの太鼓の音もしない。ナントカカントカは、よく聞き取れない。 「クジ引いてェ」と言うので、タダやったかな? と思いながらガラガラを回した。白い玉。ショータンも白。「百円」とおじさんが言う。タダと違うのか。「白はなんにも無し?」と訊く。「エンピツや」「去年は二人ともお酒が当たってんけど…」「ああ、そうか。ほな、エンピツ一本やねんけど、2本あげる」 <蛭子神社>と刻んだ鉛筆を2本ずつ呉れた。鉛筆4本もあれば、20年以上はもつ。ショータンは、お札を買った。南名古曽蛭子神社と書いた仰々しい袋に、ハクセンコみたいな箱が付いて500円。 福笹売り場を覗いたけど、値段が書いてない。「一番安いので1000円かなあ」と思いながら、買わなかった。「買えへんのか。昨年は株で儲けたのに、笹もよう買わんのん」 ショータンが言った。自分も買わないくせに。「珍しいことしたら、ろくなことない」 帰って袋を開けたら、お札と恵比寿・大黒の絵のコピーが入っていた。なんだか侘しいエビスさんなので、絵の具で色を塗って額に入れることにした。お札は、キッチンの高いところに貼った。 ショータンのテレビが映らなくなったというので、液晶のBS内臓20インチのを買ってやった。電気屋が持って来てセットしてくれた。前のほど綺麗に映らないと、また自分で調整していたが、夕食のとき、「うまいこと映れへん」と不満そうだった。自分で買えば、もっとよく映るんじゃないのか? さて、今年は儲かるかなァ、株。
2004.01.09
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「証券会社のセミナーがあるから行こう」とショータンが言った。「そんなセンセイより私の方が株はうまい」と断った。「途中にお宮さんが二つあるから寄る」 で、セミナーの間駐車場で読む本を持って行く。3年前にお参りした時金堂を修復していた根来寺は、きれいになってから行っていない。セーターだけでも暖かい。車の中は暑くて、ショータンはクラーを点けた。 まず、根来寺へ。駐車場に車は8台。3ケ日の内に来たら、お寺の前の道路におじさんが5、6人出て駐車料金を取っているのだが、今日はもう無料だ。車のウィンドウに吊る交通安全のお守りを買おうと社務所へ寄った。お寺の名前を書いた木のお札と、ちりめんの布で手作りした自動車しかなかった。パッとしないお札は1000円。自動車は600円。もっと他へ行って買いたいと思ったが、巫女さんが「買う? 買う? 買う?」という顔をしているので、仕方なく自動車を買った。「おみくじは?」「売りきれました」 ぎゃ。おみくじが売りきれたお寺に来たのは初めてだ。どんなにさびれたお寺や神社でも、おみくじだけはどっさり置いてあるものだ。車にも当たらないヨと思えばいいか。 日前(ひのくま)神社へも寄った。神主さんや巫女さんが、明日からの戎さんの支度を忙しそうにしていた。でも、破魔矢は買わない。お守りつきのおみくじを引いた。私が銭亀と末吉、ショータンは大黒さんと小吉。「どっちの方がええのかなあ」と訊くから、「うちの方がちょっとええ」と答えた。小吉は吉より小さい。 証券会社の駐車場に置いた車を、おっちゃんが動かして真中へ移動させた。「ラジオは点けといて」と言った。本を読んだり居眠りしたりおやつを食べたりして一時間半。ショータンが戻って来て、車を出そうとしたら、バッテリーが上がっていた。 自分がクーラーを消しておかなかった精だから、ショータンはギャオギャオ怒らなかった。私がクーラーを点けたのだったら、家までの一時間はうるさいところだ。小吉ならぬ小難では?
2004.01.08
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母のベッドの足元にシニア・カーが置いてあった。「これ押したら、トイレへ一人で行ける。お姉ちゃんが持って来てくれてん」 病院なのだから、歩行器を借りたらいいのに。母が持って来てと言ったに違いない。なんでも自分が思った通りにするのだ。自分のことが満足に出来なくなっても、ヒトに指図しなければ気が済まない性分だ。「トイレへ行くわ」と、ベッドから足を下ろした。スリッパではなく、ビロードの草履がある。「アッ。お葬式の草履……」「ほんま?」 びっくりして足を引っ込める。「ああ。緑やわ」「そうやろ? これも持って来てもうてんけど、お葬式の草履は持ってけえへんわ」 私が近くにいて、あれこれと指図通りにするとしたら、シニア・カーも草履も持っては行かない。車は運転しないし、家と病院を往復するのは無駄だ。叔父が入院した時も、「あれを持って来て」「これこれは家にあるから、とってきて」とうるさかった。病院で使う物は病院の売店で買って、帰る時は捨てて行けばいいのだ。「入院するときに要る物、普段に用意してなかったん?」「ちょっとしたもんは用意してたけど、クルマやゾウリまではしてなかった」 トイレから戻って来た母に、「ちょっと椅子に座りましょか」とナースが言った。「この椅子は、この子が腰掛けますねん」 母はベッドへあがった。「もう一つ、持って来ます。ベッドにばっかり入ってたら、床ずれしますから」 と言うのに、母は半分立てたベッドに凭れ、毛布を引っ張りあげる。「坐った方がええ、言うてはるよ」「ああ、そう」ベッドの横柵を上げている。「わが道を行くやな」 ナースは仕方なく、あっちへ行ってしまった。耳はかなり聞こえにくくなっているが、椅子を持って来るから坐りましょうというのが聞こえなかったとのではない。自分はベッドに入るんだと思っていたからそうしたまでなのだ。他人に指図されて行動するのがイヤなのだ。足に水が溜まったぐらいで入院したのも、「入院したい」と姉に言ったのだろう。「お姉ちゃん、一昨年買うた車、ゆーちゃんにやるねんて。ゆーちゃん免許取ったから」「まだ要るのに?」「大阪は電車の方が便利や、言うて…」 義兄もよく病院を出たり入ったりしている。入退院に、タクシーを使うのだろうか? 電車では、洗濯物や荷物を運ぶのも大層だし。維持費が勿体無いのかな?「そやから、また百万円やった」 それが貰えるから、孫に車をやると言ったのか。「ゆーちゃんが見舞いに来てくれたから、お年玉に、『家のこうこういうとこにお金が入ってるから持って行き』言うたらな、『あちゃんにも』言うねん」 昨年入院した時も同じことを言っていた。「入院したひいばあちゃんが、なんで大きな子にお年玉やらんならんのん」とぶつついていたんだ。「家の中のもう一つの蔵い場所教えた。10万円置いてるから、3万円ずつ持って行き、って。さっきお姉ちゃんが来て、10万円も、別の3万円も無かった言うてた。そんな、全部やるとは言うてへんのに。ほんまに厚かましいわ」 「ダレにやった。カレにやったと聞くのが気ィ悪い」とショータンがふくれるのも無理ない。私は欲しいことないけど、ヒトにやったという話は面白くはない。 母は長生きの条件を備えている。100歳過ぎるまで生きていて、介護人雇うお金が無くなったらどうするのだろうか? 姉んとこの娘や孫は、なにもしてくれないヨ。
2004.01.06
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メールの整理をしていたら、「お母ちゃん」というタイトルのがあった。姉からだった。「2日に、お母ちゃんが入院しました。ツカグチ駅の近くのN大阪病院です。明日来るなら、1時までにここへ電話してください」 日付けは3日。メールを見たのは4日の午後11時50分。 で、今日、「お母ちゃんまた入院してんて」とショータンに話したら、「勝手に行けや。おれは、お前とこのおばん嫌いやねんから」って。「キライやねんから」は余分だ。なにも行って欲しいことないよ。ショータンに払うガソリン代は1万円。電車賃の方がはるかに安い。電車で大阪へ行った。 駅のホームで、姉の携帯に電話したけど電池切れみたいな呼び出し音がして出ない。家へ電話してみる。義兄はいても出ないことになっている。呼び出し音が止まったから「もしもし」と言ってみる。携帯をバッグへしまったとき、横へ来た知らないおじさんが、「届けへんのん違うか」と言った。「わしのんなんか、ドッコでも入るで。二万円もするやつや。10円とか1円もんは、あかんわ。うちらのんは、衛星から電波が来るねん。ほんまに。山でも、建物の中でも、ちゃんとかかる」「そうですか」「うん。金はただ取らんで。写真も綺麗に撮れるしな」「いま、持ってはるんですか?」 薄いジャンパーで腕組みして、ポケットも携帯でふくらんでいるようにはない。「いや。家内が持ってる。わしは使わん」 なんや。わしが買うたんか、家内が買うたんか、判れへん。 11時の電車に乗って、大阪駅で12時半。構内に食堂があったから覗いた。カレー680円。タッカー。阪急の塚口だからと外へ出て舗道を渡る。なにか食べて行かんと、晩まで食べられへんかも…。母になにか買うて……と、阪急百貨店へ入る。地下の食品売り場の隅っこに喫茶コーナーがあるかと探したがない。お寿司は生ものだから病院へは持って行かない方がいい。喫茶コーナーはなかった。エレベーターで8階へ行った。<レストラン街>と表示があったのに、エレベーターを出たら洋服売り場だった。<売り場案内>を見ると、ずーっと遠くらしい。そんなに歩いて足が痛くなったら難儀だと、行くのをやめて下へ降りた。パンでもを買おう。 丁度公衆電話があり、電話帳が台下にセットしてあったから、N大阪病院に母が入院しているか確認しようと電話帳を繰った。テレホン・カードで掛け、行き方も訊いてメモ。阪急のツカグチと思っていたらJR神戸線のツカモトだった。よく訊いたことだ。 パンを買う。外へ出てから、テレカを抜いて来るのを忘れたことに気付く。ああ。まだ穴の開いてないカードやったのに。まあええか。あとの人が喜ぶ。 ツカモトは大阪駅から1駅。改札で病院を訊く。駅の前にうどん屋があった。パンよりはうどんの方がいいなと入った。きつねを注文した。アゲが不味かった。いつ調理したアゲかわからない。アゲだけ残した。かけにしとけば良かった。 6F。ナース詰め所で部屋を訊く。ヒョウサツが嬉しそうだった。「千代子、松子、菊枝、梅子、鶴子、駒江、ナツ、ハル」 母の声がしていた。隣のベッドの人とお喋りだ。「こんにちわ」「ああ。あんたか。今まで、お姉ちゃんおったのに」「どうしたん?」「水が溜まってん。1日の晩は、なんともなかったのにな、夜中に痛い痛いになって、トイレも行かれへんかってん。ヘルパーさんはお正月休みやし、電話のお助けボタン押したけど、返事がないし、仕様ないからお姉ちゃんに電話した。すぐに来て救急車呼んでくれてん」「なんで、うちの薬つけへんかったん?」「お医者さんで貰うた貼り薬、貼ってたよ」「そんなもん、効くわけないやん。お祖母ちゃんが言うてたやろ。『うちの薬が効かんようになったら、もうしまいです』って。 私は、膝に水が溜まらないように、毎晩薬湿布して寝ている。18年ほど前に、水が溜まったことがある。医者へ行こうとは思わなかった。すぐにうちの薬を貼った。貼ると痛みが忽ち消える。 母は老舗の薬屋へ嫁に来て20年も生活していたのに、どうして薬を信じないのだろう?「早いこと退院せな、ボケるねんて。センセイが水抜いて、注射してくれはったから、もう痛いことないわ」「また、大掃除したんと違う?」「そうや。大晦日に、大掃除してん。ヘルパーさんはしてくれへんから、ガラス拭き。押し入れの中も片付けた」「昨年も袋戸棚の中整理してて、踏み台から落ちたやん」「そうや。お姉ちゃんが怒ってた」 昨年は正月3日に腰を打って、救急車で別の病院へ入っていた。頭も内臓もなんともないから、足が弱っていることと自分の年齢を忘れるらしい。入院サワギをやると、私が駈け付けると思っているのか…… 4時過ぎると、「早よう帰らんと、電車が混むよ」と言った。向かいのベッドの人に会釈して病室を出ようとすると呼びとめて、「隣の人にも、入り口のベッドに付き添うてはる人にも、『お邪魔しました。宜しくお願いします』と挨拶して帰りなさい」だって。
2004.01.05
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年賀状を出したのに来ていなかったヒトから、返事が来た。年賀状になっているけど、これは返事だろうな。かなり有名でも、元旦の朝届くように出してくださる方もある。「お幸せに」とマジで願っている。 有名でも、返事もないヒトがある。(忙しいんだろうな)(沢山来るから返事もウルサイんだろうな)(もうワタシなんか忘れたということだヨ)とは思うけど、でも毎年きちんと出している。 むかし、<不幸の手紙>というのがあった。受け取った人は、七人のヒトに同じ手紙を出さないと不幸になるというもので、不幸になりたくない人達はみんなせっせと書いて<不幸払い>をした。年賀状に返事を出さないと、書いてくれたヒトを傷つけたことになるから、いいことがないような気がする。 返事をくれなかった「有名なヒト」のお宅に不幸があったと新聞や雑誌で知ったとき、(やっぱりな)と思う。だから、出した数より来たのが少なかったら、今年はあのヒトよりは幸せなんだと思うことにしている。 今日もまた、体重を増やしていた。お重は、大きいのが2段になった。 テレビの前に坐って、大方居眠り。3時頃、ショータンが時計を見て、「もう遅いな。出かけるのは」と言った。全然、お宮さんへ行く気がなかったくせに。確かに、居眠りしていたら出て行くのは億劫だ。 お宮さんにも、街にも、晴れ着のヒトがいなくなった。軒にはためく日の丸も見ない。羽根つく子供や娘さんもいないし、凧を揚げるひともいない。お正月らしい景色がない。新聞には暮と同じように「買って買って」のチラシがドッサリ入っている。暮に買おうかと思っていたコートが半額だという。だからって、買いに行こうとも思わない。 散歩に行って来たショータンが言う。「お好み焼き屋の横に車が四台駐まってた。開けてたら、客があるねんなあ」 何処の家にもお節馳があるだろうに、もう飽いたのかそれとももう全部食べてしまったのか、わざわざお好み焼きを食べに行くんだ。家で焼けば安くて、味もたいして変わらないのに。 母を訪ねてやろうかなあとは思うけど、2時間も電車に乗って行くのは面倒だし、行ったって食べるものも無さそうだし…… 夕食後も、またテレビの前で居眠っていた。「2階へ行って寝ろ」とショータンが自分の部屋へ行ってから、rakutennへ来た。
2004.01.03
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「モノスゴイ目方増えた」 朝、ヘルスメーターに乗ったショータンが言った。朝から目方なんか計らなくてもいいのに。昨日、小さなお重を二つ空けたから当然だ。コタツに入って昼までグーグー寝て、昼ご飯はヨーグルトだけにしていた。私はお重の中身を捨てないために、努力してご飯を食べた。お雑煮でお餅を一つ、エビ入りのを焼いて一つ。 ショータンが2時間散歩している間、パソコンした。夕方お風呂に入って計ったら、やっぱり1キロ増えていた。ショータンは1.4キロ増えているそうだ。だから、食べ物はあまり買わなくていいと言ったんだ。落語の「牛褒め」に、「家はいくら時間と金をかけて丁寧に建てても、焼ける時は簡単です」というところがある。いくら気をつけていても、太るときは1日だ。 私の嫌いなミリオネアを見た。シンジョーが出て来たとき、ショータンは「100万円取れたら上等や」と言った。私は、「500万は行くと思う」と言った。チヨノフジは、ナムアミダブツをオクサンに訊いて失敗した。シンジョーは1000万円の問題を、鉛筆転がして正解した。チヨノフジのオクサンより鉛筆の方が優れているというのではないけれど、知らない人にものを教えてもらうのは危険だという教訓を得た。ホソキカズコが750万円ですべったのは納得いかない。「今年は最上の運勢です」なんて言って出て来たけど、今年はまだ始まっていないよ。2月の節から新しい年が始まるというのが、気学の常識じゃないか。あのヒトがすごい金持ちであるわけは、世の中には弱い人が多いということだ。長いことテレビからお呼びが掛からなかったから、アセっていたんだろう。人間素直が一番。いや、平和平和。
2004.01.02
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いつもと同じ、寝たのは午前3時だった。起きたのはいつもと同じ、午前6時50分。なにも変わらないのに年が変わっている。 暖かい。昨日は昼前からお節馳作り。二人だけだしスーパーは2日から開いているというのに、ショータンはあれもこれもと買ったので、大きいお重3段、小さいお重3段になった。冷蔵庫を片付けて仕舞った。昔は家の中が涼しかったので、室温で3ケ日持ったけど、最近は冷蔵庫に入れておかないと傷んでしまう。朝、昼、晩、出したり仕舞ったりして夜には小さいお重が1段になった。棒鱈は家で煮ると言ったのに、買った方が早くて美味いってショータンは、高いのを買った。柔らか過ぎて美味くない。鰊も柔らか過ぎる。黒豆は、29日に炊いた。関西の黒豆は「ふっくら」がいいとされるけど、祖母の黒豆は少し固くて少しシワが寄っていた。だから私は、ふっくら……と言えば聞こえはいいがのっぺりふやけた黒豆は嫌いなのだ。鰊も棒鱈も固いめのがいい。 昔、私の家では、女が大晦日の夜まで立ち働くから、元旦は男がご飯を炊いてお雑煮を作るというきまりだった。夜中にお宮さんへ行って火種を貰い、縄をくるくる回しながら帰って、それで年の初めに竈に火をつけた。 女が3ケ日骨休めをするように料理の作り置きをしたのがお節馳だ。節約のご馳走で、現代のように何万円も出して百貨店で買って来るものではない。女が働いて自分へのご褒美に買うのならまだしも、遊んでいる奥さんがダンナさんの稼いだ金で買うなんて、他人事ながら情けない。 それにしても、ショータンはなんにもしない。照明器具のカバーを外して掃除しただけで、コタツに入ってテレビ見たり寝たり。大晦日、私は仮装大会とマジックを見たけど、ショータンは紅白とプロレスとを代わり番こに見ていた。紅白は、歌が古いのでイヤだ。コバヤシとミカワの衣装にも興味がない。 ショータンは、嫌いな歌手やタレントが多い。みのもんた、鳥羽、天童、氷川、浜崎、鶴瓶、牧村、徹子……で、私が嫌いなサンマと吉本新喜劇は好きだ。レコード大賞を氷川と浜崎が貰ったので、機嫌が悪かった。 元日の朝から文句言っていた。「洗面所の水は、凍結せんように出してたんか」「え?」「細うに、水出てたぞ」 蛇口をきちんと締めなかったなんてことがあるだろうか? 考えられない。 毎年、お宮さんへ行くのだが、何処へも行かなかった。私は1日、カレンダー作り。いい方角へ行くためと開運象意のある品物を買うために必要なことを、既成のカレンダーに書き込む。365日を五冊だから、10時間掛かった。株を買うのにも必要なのだ。ショータンは見ても判らないから信用せず、株は損ばかり。 この日記、書いてアップしようとしたらビジーになってしまった。「朝の5時に、再度アクセスしてください」だって。ダレが!
2004.01.01
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