多分有名な曲も含まれているのだろうが、シャンソンに疎い当ブログとしては、どれもがいい歌に聞こえる。 Taïbの作曲した「Le bel ornement」(鐘のオーナメント)はなかなかコケティッシュな味わいがある。 10曲目の「Colere」(怒り)は題名の通り激しいパッションが伝わってくる。 ミラバッシの「Ne t'en va pas deja」は「ハウルの動く城」に似たメロディーで、疾走する。 アルバム中最もジャズっぽい曲だろう。 もとも盛り上がるのはアズナブールの「Les Bateaux Sont Partis」でエンディングは感動的だ。 全曲を通して、ミラバッシの的確で温かみのあるバッキングが光っている。 雄弁ではあるが、歌を決して邪魔しないところはさすがだ。 ジャズではないが、ジャズファンの方にもぜひお聴き頂きたい。 Claire Taïbの映像は多数アップされているので、ご興味のある方は是非。 歌がうまくて美人なので、日本でも人気が出そうな感じがする。
2.La salle et la terrasse 3.La mer a boire 4.Les diables sont partis 5.Le bel ornement 6.Si tu me payes un verre
8.Les matins qui vont suivre 9.L'amour et la guerre 10.Colere 11.J'aimerais tant savoir 12.La planete ou mourir 13.L'enfant maquille 14.Les bateaux sont partis 15.De t'avoir aime 16.Syracuse