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プロフィールのところに書いてあるように、またこのブログにもさんざ書いてきたのですが、わたしは最初中国に移住したきっかけは中国で農業をビジネスにできないか、というとりとめもない思いからでした。山形の片田舎で店番をしていたときに「ふっ」と前触れもなく、そういう気持ちがこみ上げてきたのでした。もっともこれは常識的に考えれば、すべてが壁のように見えるわけです。わたしを1年前に取材した上海の新聞にはそのあたりの経緯を詳しく書かれてありました。そして、上海でつっちーさんと出会い、何百とメールを交換し、何回も議論を重ねたのですが、耕作面積あたりの収穫量を築くことに血道をあげてきた日本の農業経営ととにかく膨大な土地の管理をどう近代化していくか、にベストな解決策がわからない中国の現状の農業経営では根本的に相違があった上にそもそも資金的な基礎体力さえないものがどうやってドンキホーテのようになってメジャー経営と共存できるかに限界を感じて、わたしは一時断念しています。ですが、つっちーさんは雲南の省政府と大規模企業集団の支援を受けて、まさに中国農業近代化の礎をつくらんと、雲南で地盤固めに勤しんでいます。きのう日本の企業が中国で本格的に農業に参入のニュースが駆け巡りました。早かれ遅かれ、さまざまな問題があろうともこういう時代の流れになることは容易に想像ができます。そもそも日系の冷凍食品の工場は山東や青島など中国の北のほうに拠点が多く構えていますが、根本的に日本の農業技術を取り入れて、ビジネス展開を試みようとする動きは、南のつっちーさんの動きとともにたいへん興味を覚えます。さて、かなり中国で実績のある日本のメジャー会社がこういう大きな決断をしたということで、対日農業政策はどうなるのか、また迎え入れる日本側の農業関係者はどう対応するのか、とても興味があります。わたしはひとりでも多くの日本の農業の後継者が中国で活躍して、日本のあたらしい農政の指導者として活躍してほしい、とじぶん勝手な理想を描いています。そういえば、アメリカ カリフォルニアで大成功した温室20ha 年間300万鉢出荷、30億円売り上げ蘭栽培の帝王 アンディ松井氏によれば、こどもに美田を残さないことこそが、最大の親の財産だと、言われました。お子さん4人は全員ハーバードに進まれて、じぶんで食っていく道を見つけさせたそうですが、日本の農民の活躍場所はやはりこれからは美田のない、海外というのが主流になるかも。
2006.02.28
ファッションの分野においては、「ZARA」(スペインのINDITEX社)がロウア-ミドルの市場を獲得して一人勝ちしている。六本木ヒルズの住人はアッパーエンドの人たちで、ヒルズには世界の高級ブランド店が集まっているが、押し寄せる若い女性客がどこで買い物をしているかといえば、ZARAなのだ。ZARAは今、買い物客から「六本木ヒルズでいちばん魅力的な店」とまで評価されているのである。 (「ロウア-ミドルの衝撃」大前研一著 講談社より抜粋)わたしたちの商売のポイントは衣服であれ、日用雑貨であれ、このZARAの手法に限りなく模倣することです。いまやボーダレス、サイバーが常識化してきた消費社会では、ある成功モデルが永久に優位を保つわけではないですが、少なくとも資本もブランドも優位に立っているところがこれだけのパフォーマンスで成功モデルを確立しているのだから、そのポイントだけはしっかり学び取らない手はないとおもいます。そのZARAが近く南京西路と陜西北路のカドにできます。これはたのしみです。すでに世界中に3000店舗の展開をしていますが、個々の店舗に対してジャスト・イン・タイムのあたらしい製品を投入しますから、いち早く市場が求める最新のファッションを提供します。場所柄、おそらく世界標準のラインナップで反応を見るでしょうから、六本木ヒルズと比べて上海のファションセンスがどれほど差異があるのか、も価格もたのしみです。ハイセンスなものを低価格で供給できるのがあたりまえになってきますと、市場察知能力と、商品供給体制が密接であればあるほど商機が生まれます。まさしく時機、場所にそぐう投資ですが、そういえば上海がどれだけ世界中から人を取り込んでいるかということに関して、ホテルでは5つ星ホテルシャ○グリラの従業員の友人が話してくれたところによると、上海市内にはあと3つ建物を建てるそうです。ひとつは静安寺駅前にできます。ホテルにしたら、上海は「ドル箱」のようです。大型店舗やアウトレットモールがさびつき、一極集中がつよい日本の要所に比べると世界の投資は、大きな流れとしてはひきつづき上海に投資を集中している傾向は変りがないようです。地下鉄7号線が開通する予定のエリア。今年内には、いにしえの面影が跡形もなくなるのでしょう。
2006.02.27
タイタイが嘔吐で休み、ダンナも風邪でダウンです。なのに、ブログだけは書きます。勢いの歪みっていうのは、人間のカラダにも都市にもあるようで、上海だってのべつ幕なしにどこもかしこも流行っているわけではありません。とうぜん、激烈な競争原理の中で動いていますから、淘汰されることは自然の推移です。一見羽振りがよく巷間に店舗を増やしていたエステ、高級マッサージ店なども場所によって流行り廃りが激しくて、こういうお店にくる客層は場所で来るんですね。高級マンションのすぐ近くに構えていたこの店舗も、入り口に歓迎小姐が待ち構えていて、いつもこちらを睨んでくれていましたが、あえなく撤退です。こういうお店に来るお客さんは見栄っぱりが多いので、同じお金を払うなら外灘かワイ海路のエステに車を見せびらかしながら行かないと意味がないんでしょうね。たとえば、東京でも近くに同じような美容院があるのに、わざわざ表参道や青山や成城学園の美容室に行くのは、虚栄心もありましょう。だから高級な雰囲気で勝負するようなお店は、新興高級マンション区画内よりかは、人目につきやすいところに限るんじゃないかな、と上海でもおもったりしました。その目あすは、ずばり、欧米人が行き交う通り。となりで3元の福建小吃を食べているのに、こっちはBMWでエステに通っているんじゃ、バランスが取れないでしょう。これから上海も地区によってどのように棲み分けされるか、興味深いところです。ここかしこにテナント募集の張り紙が。過剰供給気味なのは確かです。
2006.02.26
・・・日本のアサリは実際はほとんどが北朝鮮産で、「蓄養」といって、日本の干潟にしばらく埋めてから掘り出せば国産表示になる。「北朝鮮産」と正式に表示すれば日本人がソッポを向くだろうと考えて、こんな手のかかることをやっているわけだ。潮干狩りも、じつは北朝鮮からアサリを持ってきて干潟に撒いて行なっている場所が珍しくない。北朝鮮籍の船舶の入港を規制したら、途端に富津や金沢八景などで潮干狩りができなくなったというから、ほとんど笑い話である。 (「ロウア-ミドルの衝撃」大前研一著より抜粋)ときどきニセブランドで摘発されるニュースがあります。そのブランドが実質世間で認められている証拠でもあるでしょう。わたしがいまダンナブランドを立ち上げてもそんなニセモノは出回らないでしょうし、ニュースにもなりません。ニュースになるブランドは売れている証拠です。いずれニセが出回るほど人気がつくようなブランドを確立したいのは商品企画に携わっているひとならだれでも思うことでしょう。いまは企画と実行力さえあれば、わずかな資金でじぶんのブランドをつくってじぶんで売ることができるようになりました。ただし、国産にこだわるとかになるとちょっと難しくなります。おなじ機能やおなじ効果でもどこどこ限定のもの、ここだけのもの、に指定されてしまうマーケットというのが前面に出ているのがいまの日本です。たしかに○○といえば○○というのは人間心理だれでもあります。この枠を取っ払うのは容易いことではありません。ガムといえばロッテ、チョコレートは明治、日野のトラックとかナボナはお菓子のホームラン王です、とか企業はそのイメージを深層にまで植えつけるのにいままでどれだけ努力してきたことでしょう。引用した文章のように国産にこだわる商品はやはり食べ物の類が多いですね。これは、業界を保護する意味もあってなるべく国産を持ち上げる報道とともに、ずっと改革されないまま、いまに至っている分野ですが、それでもほんとうのところはだいぶ国産以外でまかなわれているのが現状です。安穏と胡座をかいている分野は改善されるべきですが、これからはもっと多くの「外国産の国産」が幅を利かせるようになるのでしょう。
2006.02.25
Kさんを留学生会館におつれして現在のKさんの業界の情報を上海市政府の関係者の概要的な見解を聞いていただきました。政治家と精密技術を売り物にする端境期の企業経営者の立場はまるきり違うとおもいますが、この国ではいろいろな情報のつながりが時として役に立ちますので、そういう機会をもうけました。ちょうど中国の街頭にある壁新聞を眺めていると、日本から与党の政治家たちが中国に訪問して「日中問題の関係修復」に動いているような内容がありました。留学生会館のLさんはわたしたちと会う前に自民党のN政調会長と話していました、と言っていましたが、「本当だったんだ」と失礼ながらおもいました。そのN政調会長たちは北京の人民大公堂でさきに上海に来られたマツダミヒロさんとともに上海の田子坊で出くわした共産党の大物幹部 李長春氏と会見した、というのが新聞の内容でした。⇒ 「共産党大幹部とはちあわせ」 2月7日参照ずいぶんいろいろな接点があるなぁ、ニアミスで、と思いつつも、当座はオレには何の役にもたたないことだなぁ、といつものごとくおもった次第でした。さて、先日の大前研一さんの新刊「ロウアーミドルの衝撃」はおもしろく、日本のNさんにもSくんにもぜひ読んでもらいたいとおもいましたが、ここで肝心なことはBPO(ビジネスプロセッシングアウトソーシング)的な発想でライフスタイルをおくるということだということです。たとえ、収入が伸びなくとも、賢くお金を使う、人生をエンジョイするということのために、どういう行動を取るべきか、ということです。また、それはどうすれば収入が伸びるか、ということを知るためのヒントになります。おおきな資本を投下して、それで安全だという時代ではありませんし、波に乗れば、小さなものでもおおきく飛躍できる可能性はあります。ぜひ、日中にかけてビジネスを行ないたい方は声をおかけください。上海にわたしはずっとおりますし、日本側にもサポーターもおります。小さいほうが、動きが早い場合があります。・・・ 狭い門から入りなさい。ほころびに通じる門は広く、その道も広々としていて、そこから入るものが多い。しかし、いのちに通ずる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見出すものはすくない。 (マタイ福音)
2006.02.24
広島のK社長から推薦図書として大前研一さんの著作「ロウアーミドルの衝撃」(講談社)を与えられました。すべてのポイントが具体的な発想と行動の指針になるとおもいました。たとえば「なんちゃって自由が丘」というキーワードは、なかなかおもしろく受け止めました。価格は安いけれど、サービスや商品は「自由が丘」のセンスということです。わたしは小売、個人の自営業者でした。独立のこころざしをたてて、意気揚々であるべき商人がどうして公務員よりも所得が低くなければいけないのか、という単純なる疑問から、その根本解決はじぶんの生活の軸をずらして枠を突破し、所得水準を上げようとあたらしい領域で勝負をかけること以外に方向性は見出せないのでは、とじぶんが考えていたことが論理的に書き記されているように感じました。わたしは元個人商店主という立場で海外におりますと、そんなひとは意外とお目にかかりません。お会いする方々は現在の中国特需にある大手会社の駐在員が一番多いし、元サラリーマンや学生はいても、身銭で商売を始めて、身銭で滞在して商機を狙っているひとが案外いそうでいないのがふしぎです。いた、としても元駐在員さんが圧倒的多数を占めています。つまり段階を経てきています。これからの日本人に求められるのはどこにでも行ってどこにでも協力者を見つけてどこでも食っていける能力だという箇所もありましたが、食えているうちはそんなことはふつう考えないだろうし、ましてや潰れそうにない職種や団体に属しておれば、どこ吹く風なんでしょう。わたしはほんとうに求められている能力を自覚するために中国にいるのかもしれません。むしろこんな状況下であっても日本で食べることができる能力、立ち回りに重点を注いだ方がラクなのがふつうでしょう。だから試験を突破して有利なところに就職したり、技術を身につけたりするように世の中は動いていくのでしょう。その生きざまと引き換えに異国であたらしい世界に入ることで溺れかけていたりするわけで、現状は奥さんやじぶんをまず養える最低限のレベルすらクリアできていない失格者としては、沈黙を保っていないといけないのでしょうが、なにをやるにしても安定の身であっても、いずれおよそだれでも人生の曲がり角を体験するとおもうのがわたしだけの信念なんです。わたしにとっての曲がり角がいまなんです。とにかく商売人はつべこべ言わず世界一厳しい要求をしてくる日本のお客さんに最高の商品とサービスを提供しないと日本人からお金はいただけません。勉強になりました。↓ 証券会社の端末には、上場会社の財務・決算状況や概要が膨大にまとめられています。ふと上海浦東発展銀行(浦発)の経営者の詳細をながめていたとき、となり席のパートナーが「ははは」と笑ったので、何かなとおもいましたら、董事長の名前が「金運」さんというウソのように縁起のいい名前でした。大昔「トクダネ登場」という番組があってこんなような珍名さん登場のコーナーがありました。
2006.02.23
タイタイはわたしのことをふだん「そっち」と呼んでいました。わたしの念願は「あなた」と呼ばれることなのですが、結婚して10年、一度も実現していません。ですが、現実問題とくに中国に来て仕事はタイタイのほうがズンズンこなしていっていますので、わたしの存在価値は薄まり、いまではとうとう「アンタ」が定番の呼称になってきました。・・・♪ アンタにあげた愛の日々をいまさら返せとは言わないわ (「あんたのバラード」世良公則&ツイスト)わたしのいまの心境↓
2006.02.22
タイタイとともに広島のKさんと上海在住のLiz さんと貴重な時間を割いていただき、多くの励ましをいただきました。ほんとうにすみません、わたしの身勝手な屁理屈に長時間つきあっていただいて。さいきん、じぶんでは以前ほど落ち込まないのですが、性格的にかなり横柄な面が露出してきている、と感じています。Nさんから、過去の愚痴を言わないこと!謙虚になること!の2点の反省をさんざん言われているのですが、毎日そのメモを見ないと忘れるのが、悲しいです。KさんとLizさんの持ち寄られた技術商品は、見事にすばらしいです。わたしはKさんがわざわざ持ち運んでくれた日本の商品をもってこのあとすぐ、こちらの工場経営者と会います。
2006.02.21
日本から上海へKさんが来られ、ビジネスマッチングのためこちら側の工場など方々ご同行させていただいています。特殊な業界の進出なので、すぐにうまく軌道に乗るかわかりませんが、中国側と方向性は一致しているので、いずれカタチになることはわかりました。それにしても、街を歩きますと相変わらずピザ・ハット(必〔月生〕客)に行列ができています。ここ高いんですよ。タイタイのブログ で近く書かれるとおもいますがふつう数人で30元もだせばおなかいっぱい中華料理を食べることはできますが、ピザ・ハットではふたりで最低50元はかかってもきっと物足りないですから。5人だとひとり50元はかかります。ピザ周りだけで、これだと高く感じます。だけど、ほとんどのお店はふだんの日でもコンスタントに行列ができています。いろいろありますが、上海は侮れません。(Kさんとの認識はこの点で相変わらず一致しています)
2006.02.20
一概には言えませんが、欧米人にとって、中国人と韓国人と日本人はどのように区別できるのでしょうか?商社駐在員の友人がある上海在住のイギリス人から聞いた話によると、ある「しぐさ」の反応である程度見分けがつくというのです。どんなことでわかるのでしょうか?それはそのイギリス人が前方から歩いて顔と顔を向かい合った場合に、日本人は「顔をそむける(もしくは目をそらす)」、韓国人は「じっと見つめる(対抗する)」、そして中国人は「にっこり笑う(微笑み返す)」という違いがあるそうです。あくまでもそのイギリス人の経験上の分類ですが、そういう差異を見出して、顔つき、肌色、などの似ている人種の区分けをしているんですね。わたしたちは、むかし日本においてあまり外国人を見かけなかったころ、外国人を見ては「あっ、アメリカ人がいる!」なんて、ダレでもアメリカ人にしていましたが、イギリス人か、フランス人か、ギリシア人か外面だけではわかりませんよね。上海なんて街全体が東京の港区のようなもので、場所によっては外国人の方が人口密度が高かったりしますから、ほんと前から歩いてきた人が、何人なんだかわからないですね。わたしからしたら、スウエーデン人とデンマーク人とノルウェー人の明確な区別はできないし、仕事で山形に行く前は岩手と秋田と山形の位置関係だってよくわからなかったし、そもそも「デュークエイセス」と「ポニージャックス」と「ダークダックス」の区別だっていまだにわかりません。区別をする意識というのが存在する限り、あれは○○人だ、とかあれは○○だ、とかずっと話題になることですが、人種が前面に出て迫害の対象にならないことだけが肝心ですね。
2006.02.19
きのうの夜からじぶんのメールがやりとり不可になっています。もし、このブログをご覧のかたで、緊急連絡あるかたはこのブログのメールかタイタイ宛でご連絡ください。とくに今週末と明けは日本からKさんも来られますし、たくさんの方とお会いするお約束をしていますので。きのうの昼間も小雪が舞っていましたが、今朝(18日)は雪が降ってます!下は現在(朝8時)のアパートの窓から眺めた様子。少し積もっていますので、移動はタイヘンかも。
2006.02.18
いつも通りがけの路地でたたずむ靴修理の老人に靴底を修理してもらいました。営業は靴底が減るのが勲章だ、と言いますが、営業ではなくとも日々上海のコンクリート舗装の上を東奔西走していれば、靴底も減ります。舗装もデコボコ道も開発途中の道路が容赦しないので、みるみるうちに靴は汚れ、傷みが生じます。老人に靴を直してもらっているあいだ、いく人もの老人の見学者がわたしの周りを取り囲みました。そんなにめずらしいことなのでしょうか。老人長年の感覚で、ほかの動作はにぶいのに、作業過程ではむだない手さばきです。志村喬風の老人。黙々と生きる。作業する老人のまなこと深い顔のしわを身近にして、日中戦争時のこと、文化大革命のこと、ランラン、カンカンが上野動物園に贈られたこと、など走馬灯のように中国の近代史を感じることができました。気のせいでしょうが・・・。靴底を補修しただけですが、しあわせな気分になれました。2足で5元でした。
2006.02.17
住んでいるすぐ近くに「大英博物館」か!とおもわせるような建物が建築中です。これ↓しかもオモテ通りには面していません。ふつうのマンションの裏手に位置しています。この写真でわかるようにオモテは立派、豪奢ですが、奥行きも50mはゆうにあって、ほんもののヨーロッパの由緒ある建物と見まがうほどです。いったい、何になるのでしょうか?サウナにしても豪華すぎます。場所と建物が不釣合いです。
2006.02.16
無錫と上海のそれぞれに工場をかまえている中国人若手社長にご招待されて、アパートから近い江寧路の舒友海鮮大酒楼で打ち合わせ。香港資本で、アモイに7店舗、上海に6店舗ある人気店です。最初はあまり乗り気ではありませんでした。最近外で食べることが多いし(きょうのようにご招待が多いのですが)、めんどうな仕事が正直苦手なわたしは、ややしぶしぶLGタイタイに連れられて参加させてもらいました。でも、そんなぜいたくなことは言っていられない身分です。(だって、食べて聞くだけのことだし)若手社長らは、わたしがむずかしく考えてしまうような仕事の流れをカンタンに示唆してくれました。LGタイタイがいつも通訳してくれますが、きょうはすこし中国語も話すようにしましょう、とよちよち歩きの赤ん坊を補助車で練習させるような感じでした。じっさい仕事の話は中国語ではまだ難しいです。若手社長らは、これからS(わたし)さんが上海で成長されるので、ごいっしょに成長しましょう、と言ってくれましたが、出された料理には「発芽したばかりのそらまめ」があって、ちょうどこんな感じです、と説明を受けました。ありがたいですね、なんかいつのまにかお膳立てされているようで。ちょうど14日は情人節(バレンタインデー)で方々のテーブルではカップルがたくさん陣取っていました。それを横目にLGタイタイは、「きょうはバレンタインデーで、わたしはいい男のひとたち3人と過ごせてハッピーです」と言いましたら、わたしが「・・・カラダが3人分だから」とまた言わなくてもいいような余計なことを言ってしまい、気を大いに悪くさせてしまいましたが、「怒り狂った彼女がその毛髪をひきちぎる男にオレはなりたい」(オウィディウス)というオトコのわがままさ、傲慢さをひそかに標榜しているわたしのいつもの放言です。(麻生太郎にははるかに及ばないが・・・)さて家に戻ると、タイタイとNさんがお迎え、Nさんからバレンタインのチョコ(新宿中村屋の)をプレゼントいただきました。「これはギリでなくて本気ですね」との問いただしに、「ギリっ!ギリっ!」と強く言い放つことばにあせりを見出しました、・・・とまた書くと、うぬぼれもはなはだし過ぎるか。タイタイ傍らで、「じぶんだけでそうおもってれば・・・」とのあきれた様子の一言に「愛!」を感じました。
2006.02.15
春めいてきました。上着の加減の判断がむずかしい季節です。上海は秋と春が短く、急に暑くなるか、急に寒くなるか、します。なにげなくいい香りにつられて見上げてみると、名前はわからない街路樹のつぼみからかわいい芽がでてきていました。すぐ近くの青果市場近辺で野菜のみじん切りなどができる道具の「街頭販売」がされていまいした。一見なにもめずらしい光景ではないとおもわれますが、彼女は口元にマイクを装着して、スピーカーを用いていました。拡声器を用いていることも展示会などではあまりめずらしくないのですけれども、このような普通の街頭で、ジャネット・ジャクソンやDJ赤坂がしていたようななんとかマイク(口元に装着するヤツ)を装備して模範調理などの街頭セールスは初めて見ました。とてもかっこよかったので、写真を撮ってしまいました。ちなみに、このお客さんサクラでした。
2006.02.14
香港からKさん来海。で、茂名南路の湖南料理、滴水洞へ。上海の湖南料理では、比較的有名なところ。いつも欧米人がいっぱいでにぎわっています。メニューに日本語がついていて選ぶのが楽になりました。(と、いってもKさんに選定してもらいましたが)交通大学に留学がてらアルバイトをはじめたUさん。 コーヒー卸のしごとをはじめたばかりのほうてぃんじょんさん。 それに世界の広告会社D社の子会社に現地採用されたばかりのUさん。そしてわたし。Kさんもわたしも同年代で大学のセンセイのこどもという世間的には堅い(難い?)職業の家庭の育ちなのに、正反対のようなトークになってしまいました。Kさんは堅実派。わたしはかなりズレてる。社会派のニュースや問題を取り上げるKさんに対して、わたしはミーハーなワイドショーネタ。でも、国を出てから幾月ぞ(愛馬進軍歌)、志をたてて異郷でがんばる姿勢は共通なものを感じました、と言ったらKさんに失礼か。まぁ、きのうきょう出会った仲間じゃないんだから、いいでしょう、いろいろな角度からじゃれ合っても。ということで、ダンナはいつも外でしゃみせん弾いてる、というイメージが確立しつつありますが、さにあらず、ものごと神妙にばかり考えていてもしかたないので、ピエロになろうと努力しているんですよ、みなさん。(信じてもらえないだろうなぁ)とっても、たのしい集まりでした。
2006.02.13
Nさん風邪でダウン。日本から持ちはこび、上海について2日連続で寝込みました。いつも上海に来ると、何時間も歩き回るのですが、こんかいはゆっくり静養です。・・・だんだん、庶民の味が数少なくなりつつあります。マントウや、たまごの薄焼きのようなものは、ひとつ1元もしなかったのですが、残ったお店も値段も50%はアップしていますがお店自体が激減しています。市内の家賃の高騰と材料や人件費のアップで、こういったお店は採算が取れなくなっています。中国の商売人は、ダメだと判断したらすぐにやめますので、やっている、のは儲かっているか、儲かりそうなもの。やめたら、儲かっていないもの、儲からなくなったもの、とおおよそわかります。来客用にきょう予約する予定だったお店が急になくなったのを知って、その思いを強くして書いています。福建小吃や蘭州ラーメンなどおなか一杯たべて10元もしないような食べ物のたのしみは、あと数年でなくなるのでしょう。たとえ同じ10元でも元の価値が変ってきます。↓ 開発途中の上海市内の瓦礫の山の中を走るテレビの廃品回収。中国でも廃品回収、リサイクルはますます巨大産業になります。
2006.02.12
Sくんから先日の重くて円いものの検査結果が良好だ、と連絡を受け、さらに日経ベンチャーもネットオークションで手に入りますが、どうしましょうと電話をもらいました。雑誌は今月半ばに上海に来られる広島のKさんが、おみやげに持ってきてくださると連絡があったので、そのことを伝えました。手がける商品は、これからの時代いかにじぶんのブランドイメージをつくりあげるか、がずっと課題になっています。ちょうど、スーパーで農作物の前に農家のひとの写真が貼ってあって、「丹精こめてつくりました」みたいなカタチで提供したい、わけです。このサイトによれば「無名の中から抜きん出る存在になること。それがブランディング。」とありまして、これからつぎつぎにこれからの時代の商品開発のヒントが披見されます。日本のSくんにもそのお客さんにも共通にもってほしい認識のひとつで、このビジネスにあたって、中国の利用は有効です。
2006.02.11
昼食はLGさんとかれが日本留学時代に池袋の居酒屋さんでアルバイト仲間だったともだちと3人で台湾系のラーメン屋に行きました。夕方は上海起業ストーリーさんと打ち合わせ後、誘われていた食事会に参加のため、ご一緒に東昌路の寧夏料理屋へ。以前「羊の女王」というタイトルで ブログにも書きましたが、ma-meitさんの上海滞在送別会を行なったところです。参加者は、10日から雲南入りされるつっちーさん、 日本からアルク社より「上海のMBAで出会った中国の若きエリートたちの素顔」を出版されている作者の岡本聡子さん、北京から上海から来られたばかりのだーれんさん、とその可憐な中国人の奥さま、雑誌編集記者のサエさん、 へんな駐在員のshanghai-kさん、 と若くて礼儀正しい同僚Iさん、それに上海起業ストーリーさんと パートナーOさん、それにわたし。ちょうど、shanghai-kさんがお誕生日ということで、ケーキを持ち込んで、みんなにふるまわれました。それがこれ↓なんとも毒々しい色彩ですが、しかも形容しがたい形容なので、バラの装飾したクリームの下層部はいったいどうなっているんだろうか、ちゃんとスポンジは入っているのだろうか、もしやクリームだけではないだろうか、いっせいに懐疑の念にかられていましたが、ちゃんとしたおいしいスポンジケーキでした。なんかいつも会ってたのしんでガヤガヤ食事会ばかりしているなぁ、とおもわれそうですが、楽天ブログの仲間中心に集まったのは、半年以上ぶりです。初めてお会いした方もいて、あたらしい交流がまた増えてとてもたのしかったです。
2006.02.10
新聞に載りました、きょうの読売新聞です、と日本のSクンからメールがきたので、「なにをしでかしたんですか!」との質問に、証拠写真を送ってきました。それがこれ ↓お子さんの登校に一緒についていく親、という風景ですね。おれこの間テレビにうつったよ、とか言って「ズームイン朝」のワンポイント英会話のウィッキーさんにつかまってしまった友人のことを思い出しましたが、つい笑ってしまいました。上海でも親が子どもを学校まで送り迎えするのはあたりまえです。しかし、いまは学校に送ったあとも安心できないですね。愛知では小学校の先生が女子生徒の教室での着替えの様子を盗撮していた、ときのうニュースでありましたし。いずれ学校の先生も真剣に選ばれる時代になるかもしれませんね。きょうの質問・・・あなたにとって安全な場所はどこですか?(パクリじゃないかー! さすが中国に交わったわたし)
2006.02.09
めずらしく9日来るNさんからダンナあてにメールがあったとおもったら、こんな内容。「日経ベンチャーっていう本、両国の本屋1件、ほかにも大きな本屋2件探したずねたけれどもありませんでした。もしかして、山形ローカルだったりして・・・。」ふふふふふ、なにボケたこといってんのNさん。これですよ、↓最新号2月号は、特集1 わが子へ 絶対に失敗しない経営継承術特集2 社長の質問力を磨く 周りがみるみる伸びる魔法の言葉密着人間ドキュメント~FACE ザ・経営者 宋 文洲氏(ソフトブレーン会長) 「どこだって生きていけるよ」などの内容。日経BP社ですよ。そうです、特集2に 魔法の質問 が掲載されているのです。値段は、1年(12冊)で12,840円。だから一冊1000円くらい。きっと、ブログを読んで買ってきてあげようと、両国、錦糸町界隈を徘徊してくれましたが、いま出版物はネットで確認できますから、歩き回るよりもいいのよ。店頭には、あまり置いていないのかなぁ。まぁ、いいです。いちばんいいのは、バックナンバーが揃っていそうな大きな図書館で特集部分だけコピーすること。こんかい間に合わなければ、そのようなことでもいいです。(けっこうムリ押しつけてるなぁ、案外)
2006.02.08
昨晩からちょっとだるくなり、夕食もほどほどにすぐ床についたら、朝の2時に起きてしまいました。まだ、あまり調子が戻っていませんが、だいぶ状態は良くなってきています。昨日は午後からLGタイタイと会社休業日のタイタイと打ち合わせ。話始めると、とまらなくなります。9日には日本からO女史、Nさんそして、その後も立て続けに夜出歩く予定が入っています。冷え込みがけっこう厳しいので、油断しないように気をつけます。
2006.02.08
山形から話題の魔法の質問プロデューサーマツダミヒロさんがまたまた来られ、ランチをご一緒がてら、しばしリラックスしながらビジネス談義。マツダさんのご著書「魔法の質問」はとくに山形の書店では数週連続でベストセラートップで、それゆえ、毎週のように山形のテレビ局では引っ張りだこ。「テツ&トモ」より、すごいんじゃないですか?と言いますと、受けてくれましたが、なんでだろう。(「テツ&トモ」の片方はマツダさんの学校の先輩)いま販売の日経ベンチャーに特集記事が掲載されています。Nさんチャンスあったら、日本から買ってきて!茂名南路の瑞福酒家で、まず、腹ごしらえして、ご著書をいただき、サインをせがみました。それが、これ⇒叶姉妹姉の3Pよりは遥かに売れているハズです!近藤真彦がカタカナで「マッチ」とサインをしたような、オールカタカナのサインですが、手馴れてる、手馴れてる。マツダさんのシステム手帳拝見、じぶんの目標をビジュアル化して、いつも持ち歩いています!そうすると、達成が早まるとか。左側は、出版目標のためのメモ。(これは達成)右側は、上は上海オフィスから眺めた上海の夜景、下は東京オフィスの内部(これらはまだ未達成)。見るたびにワクワクするように仕向けるのです。ところで、その後、マツダさんが、4時からのオファーまでの時間、泰康路の田子坊(日本語だとタコ坊)のアートギャラーでお茶をしました。ここらは、芸術街として知られているところ。写真はアートギャラリーにて。背中姿はマツダ氏。だれもいない、静かな空間です。・・・でした。しばらく、ポイント絞った話しで花が咲くころ、ざわざわとひとの流れが出てきました。ふと見ますと、どこかで見たことのあるおっちゃんたちが、大勢のひとを連れてギャラリーに入ってきました。あっ!共産党の大幹部じゃないですかーっ!(中央政治局常務委員、広東省党委員会書記 李長春氏 )となりには上海市長が。テレビのカメラも何台も入ってきます。これは「中央電視台」のニュースで見かけるような絵じゃないですか。(これ見よがしのなごやかな視察風景)これは、たまげました。なかなか、ラッキーですね。マツダさん。何が何だかわからず、とりあえず記念撮影。お勘定してギャラリーを後にしますと、至るところにSPか警察だらけ。しかも野次馬も大勢。パトカー、公安の車も何十台も停車していました。やっぱり、物々しい警備体制ですね。「なんで、きたんだろう?」とのマツダ氏のテツトモちっくな「魔法の質問」に「ぼくたちに会いに来たんじゃないの?」とファンタジー?な答え。まあいいや、何もないよりも。中国共産党中央政治局常務委員とは、何か? (参考出典:サーチナ)中国共産党は、「中国労働者階級の先鋒隊であり、中国各民族人民の利益を忠実に代表する中国社会主義事業の指導的核心」であるとされ、実質的に中国の国政と軍を掌握しているといえる。 その最高指導機関は全国代表大会と中央委員会で、中央委員会は全国代表大会の閉会中、全国代表大会の決議を実行し、党の全業務を指導、対外的に中国共産党を代表する。 また中央委員会全体会議の閉会中に、中央委員会の職権を行使するのが中央政治局であり、そのトップともいうべき中央政治局常務委員会委員は現在7人で構成されている。 2002年11月に開催された中国共産党第16回全国人民代表大会(党大会、十六大)を通じて、中国共産党第16期中央委員会が形成され、中央政治局常務委員会委員も大幅に交代した。いわゆる第四世代が誕生したことになる。
2006.02.07
虹橋地域の日本人会の集まりに参加させてもらい、ちょっと昼食をご一緒していたら、上海起業ストーリーさんとの中山公園駅付近での待ち合わせ時刻を大幅に過ぎてしまいました。呉中路の梁記面館にて。台湾系のお店。駐在歴の長い総経理さんのご推薦のお店だけあって、量も味も申し分なし。9名でひとり30元の予算でした。場所は上海中心部からはかなり離れています。上海の中心部は、さほど広くはないのですが、ちょっと油断すると、ほんの2、30分で移動の予定が、1時間近いズレに変ってしまうこともしばしばです。それを見込んで早めにいつも行動しているのですが、今回は、出発した地点が「上海動物園」からまだだいぶ離れた区域だということをすっかり忘れてしまい、いつもの感覚で間違えてしまいました。寒いのに、申し訳ありませんでした。ところで、ちょっとお願いしていた商材を預かることができまして、この春初めての「芽」のようなお仕事ができました。これが、おおきく実るかはともかく、たったひとつでも前に進むのはうれしいものですね。わたしもタイタイも何も力がないですが、絵だけは絶えず、絶えず、描きつづけていこうという気持ちで多くの方々にお世話になりながら激戦地中国上海で濁流に呑み込まれつつ、丸太にしがみついています。ほんとうに感謝しています。高校時代からの友人より近況の連絡を受け、(かれはいま渦中の投資信託関係の重責を負っています)やんやその対応で多忙極めているようです。ライブドアショックから、いろいろな報告義務がSEC(証券監視委員会)から求められているようで、なかなかタイヘンな立場に置かれているようです。ある意味日本金融社会の中枢のようなお仕事をされているかれとは比較にならぬほど自由勝手にこちらで仕事を考えているだけのノンキものですが、かれの時を経ても、学生時代から本質は変ってない真摯な近況報告ぶりに感激した次第です。
2006.02.06
ふたり一緒の春節休みの最期の日、中山公園駅にあたらしくできた龍盛超市(ロンシェンチャオシー)=愛称ドラゴンマーケットに足を運びました。いつものように中山公園駅までは、バスで向かいました。利用した941番のバスは、上海駅から上海動物園・虹橋飛行場の方まで乗り勝手の良い行路ですが、本数が案外少なく、いつも満員です。とりわけ、昨日あたりから地方からの帰省ラッシュが始まっていますので、上海駅から乗りつけた乗客で、2番目の乗車駅にもかかわらず、わたしたちの駅からでは、乗り込むのにやっとの状態です。中山公園駅までは、乗ってしまえば、10分程度ですが、ちょうど、中山公園駅にさしかかる少し手前で、バスの切符売りのオバちゃんと運転手が大声で意思疎通を繰り返しています。ゴテゴテの上海語で話しているので、何が何だか、サッパリわかりませんでしたが、どうやらバスの内部で女子学生が持ち物をすられた様子です。女子学生は、ひとつ手前の駅で降りたグループがあやしい、と乗務員らに訴えているようでした。たしかに、ひとつ前の駅で3人組が降りました。それを、バスの乗務員はすぐに警察に通報しました。その間、バスは中山公園駅のバス停の前でしばらく、10分くらい停止していました。ドアを閉め切ったままで、だんだんガラスが曇ってきました。・・・曇りガラスを手で拭いて、あなたあしたが見えますか?(byさざんかの宿)って見えるわけないだろ!早く自由にして!!警察が来て、女子学生に尋問を続けます。すし詰め状態で、しばらくの監禁状態です。お客らは、満員の中、降ろしもされず、ずっと待ったまま、またしばらくしてやっと、バスの開門が許されました。どうやら、バス内部にはそれらしき犯人がいるとは認められなかったために解放されましたが、中山公園駅で降りたのは、ダンナとタイタイそれにあとひとりだけ。やれやれ、やっと降りることができました。目的地到着を目の前にして、こんなところでも行く手を阻まれる事態に遭遇できるまことに運の良いわたしたちです。龍盛内にできたばかりの横浜カレーパンのお店。ひとつ5元。
2006.02.05
いつもお世話になっている上海起業ストーリーさんからイメージバトンというものをいただいたので、これをお受けします。【バトンのルール】イメージでつながっている言葉(キーワード)の最後に自分のイメージを1つ新しく付け加えそれを新たに『3名様を指名』した上でお渡しする。【現在まで】海→ブルー→サッカー日本代表チーム→ドイツ→ソーセージ→バーべキュー→かに→白砂→砂丘→海→太陽→ひまわり→たね→すいか→うめぼし→和歌山→みかん→あたしンち →猿山→赤ちゃん→フレンチブルドッグ→おばあちゃん→ボーリング→ハイタッチ→アメリカ→カジノ→ドラクエ!!! →スライム→キング→トランプ→マギー審司→ジュエリーマキ →後藤真希ちゃん→モーニング娘。→テレビ東京→旅→駅弁 →牛タン→カルビ→脂肪→カプサイシン→ナルリョライスンヨプ →金山知憲→ミラクルホームラン→逆転→旗→体育祭→うちあげ→飲ま飲まイエイ→一気のみ→ウコン→インド人→ガンジー →ゼンジー北京→バンジージャンプ→SHONENJUMP →ナルト→博多弁→和田勉→天然ボケ→浅田美代子→女系家族 →婿養子→カカァ天下→カイヤ→巨乳→叶姉妹→美香→サルサ→情熱→赤い薔薇→おちょう婦人→縦ロール→名古屋嬢→しゃちほこ→グランパス→リゾートホテル→無縁→ルーズソックス →なが~~~い→しっぽ→ポニーテール→少女→ロングヘアー →貞子→暗黒舞踏→デスマスク→ナポレオン→痛風→飽食→グルメ→TOKIOの城島 茂→茂子→あひる隊長→村長 →ヒゲ → サンタクロース→プレゼント→アクセサリー→キラキラ→雪(の結晶)→北海道→実習(先)→調理→パスタ→カルボナーラ→フォーク→食器→レストランバー →お酒→忘年会→鍋→やかん→カップ麺→熱湯3分→コマーシャル→居酒屋クーポン→半額→スーパー!→スーパーヒーロー→仮面ライダー→藤岡弘→知らなかった芸能人→効かなかった霊能師→ぎぼあいこ→肝試し→運試し→おみくじ→初詣→人ごみ→痴漢→夜の公園→満月→危険な夜→不倫→麒麟→渋い声→中尾あきら→長いマフラー→ピエロ→ピロシキ(食べ物)→アイスコーヒー→アルバイト→ビアガーデン→祝賀会→サイコ~→( )ということのようです。起業ストーリーさんは、「サイコ~」から「ドリーム」という単語を連想なさっています。「ドリーム」から、タイタイはすぐに「パワー」ということばを連想しました。ダンナも同意でいいです。ドリームは、だれでも抱いているものだとおもいますが、パワーを持ち続けながら、ドリームをまさにじぶんの手中に収めつつある中国関連の楽天仲間3名にお渡ししたいとおもいます。おひとりは、中国で農業を手がけている、いまは上海、北京、雲南を奔走しているつっちーさん。 もうおひとかたは、上海で美味しいコーヒーを普及させるべく奮闘されている上海コーヒーソムリエさん。 そして、この2月半ばから上海の大学に留学されるご予定のちぃちゃん0815さん。 みなさん、とってもパワーのある方です。どうか、よろしくお願いします!
2006.02.04
時より陽射しもうかがえますが、小雪が舞って、寒い日が続いています。日本のSくんからここ数日電話で連絡をもらっています。大きな組織なら、本社と駐在所という関係でしょうが、一緒に仕事を進めていく上での意見、認識の調整、というところです。メールだけだと、相手の微妙な真意が伝わらないことは、確かにあります。意見交換や会議という名目で、打ち合わせに明け暮れるのが、日本人の仕事の「いいところ」でもあり「わるいところ」でもあるのですが、Sくんに最近いつも強調していることは、「わからないことは追求しないで」ということです。わたしたちもそうだったのですが、日本で「仕事をする」ということは、終わりのない「追求」、を意味していました。どうして、そうなるの?なんで、そうなの?どうして、できないの?その訳を説明して、とか。そう、あるのが当たり前の姿勢として、取り組んでいました。ところが、仕事で中国や中国人と関わっていて、もしそのスタンスでいたら、発狂するか、ノイローゼに陥るのは目に見えています。過去にさかのぼって、事態を処理するのが得意な日本人と、無意識に前方だけを見ようと考える中国人とでは、事態の対応の仕方がまるきり違いますので、それをいちいち日本側に説明していると、その説明で日が暮れてしまいます。だから、「追求しない」こと。これを折にふれ提言しているのです。かといって、それぞれの立場がありますので、この習慣の溝を埋めるのは容易でないのはわかっていますが、「わからないことは追求しない」ことが「堕落」や「怠惰」ではない、ことを肝に銘ずることです。世の中は、目に見えていないところで、動いているし、きょう寒くても夏にはハダカで茹だっているものです。じぶんの理解以外のものを認めることが大事でしょう。それも含めての「挑戦」です。春節の休み間、アパートの台所の流しが詰まって流れなくなってしまいました。(横顔はタイタイ)LGタイタイにアパートの管理室で説明してもらい、近所の「クラシアンもどき」のオジサンに修理に来てもらいました。さいきん、ダンナが料理する機会が多く、流しに細かい食材を流しすぎたのが原因だった、とおもいます。以後気をつけます。ただ、こういう掃除する機械がある、ということは多かれ少なかれ、物がつまることがあるということです。日本のマンションでは、定期的に検診がありますし。問題には原因があり、必ず解決されます!
2006.02.04
上海市内は細かい川がいくつも走っています。リバーサイドのマンション開発ぶりは、ことごとく目を見張るものがあります。橋は、大きなものももちろんありますが、ちいさな、車は通ることのできない橋がけっこうあります。こういう小さな橋の上では、路上の物売りが必ずいまして、いったい買う人がいるんだろうか、と目を疑うような古本や古雑誌や細かい雑貨が並べられています。ですが、着目すべきは橋の上には、かならずアダルトDVDを売っているおばさんがいるのです。大体小さな子どもを抱えていて(じぶんの子どもとは思えないほど、歳の差がありすぎます。もしや「借りもの」か)手に3,4枚、それとわかるDVDを携えています。わたしは買ったことはありませんが、聞くところによると、ネットでダウンロードしたものを焼きまわす工場(アパートの一室だと思いますが)があって、そこから手配されているようです。だったら、ダウンロードすれば、いいだけじゃん、ということですが、ネット時代というのは、垣根なしに情報が流れ込んできますからね。ところで、情報とは意識ではないでしょうか。意識しないと、得られる情報も得られない。先日のモーテル168のNHKではないですが、日本でも中国のニュースがもっと広く入ってくるようにしたほうが、そろそろいいんじゃないかな、とおもいます。いまは、だいぶ入ってきていますから、それに耳を傾ける気持ちというか意識というか。なにしろ、アキバ系中国人、3000万人はいるそうですから。萌え文化の吸収も早いです。中国では日本からの情報たくさん吸収しようとしています。日本人が中国の情報をもっと積極的に求めるべき時代ですね。この中国大陸と、日本の間に流れる大きな川は両国をつなげるために存在しているのでしょう。けっして、断絶するための存在ではありません。24番バス始発点から乗り込んだタイタイ。乗客はわたしたち2人だけ。春節は、一挙に市内の人口が減ります。淮海路に来ますと、ふだんにまして、大勢の買い物客でにぎわっています。どこもバーゲンですが・・・。元値がいつもより高いのがミソです。中心地で少し遊んでしまうと、もうあまり東京と変らない金額が費やされてしまいます。
2006.02.03
さむい。いきなり寒が戻り、春節の静かな時間がゆっくり流れていました。ところが、夕方からにわかに騒がしくなりました。また、爆竹と花火が始まりました。きょうの方が大晦日よりも凄かった!!今回は、うまく撮れました!おかげさまで、この映像でブログも4万アクセス突破しました。感謝、感謝です。この日は、お金の神様が降臨するとかで、特別呼び込むために爆竹を振舞っています。アパートの下でも、ほかの場所でもおかまいなしに火をつけています。爆竹オヤジ。火をつけようとしています。爆竹のオンパレードです。炸裂です!マンションの壁にもお構いなしに、降り注ぎます。マンション窓からも出火しています!これでもか、の集中砲火です。すごい音響です。まだまだ火が飛びます。政府公認の火遊びです。日比谷焼き討ち事件もまっ青です。いやー、凄い迫力でした。日本ならば、あきらかに危険物取り扱いに入りそうな爆薬を、街中にしかけるのだから、度量が違うというか、感覚が違うというか。基本的に家の入り口にしかけるんですね。日本人は、花火は離れて鑑賞するものだと、中国人は、見るというより、挑む、という感じ。とにかく神様がこちら側に向いてもらわないといけないから必死ですよね。アピール、アピール。何につけ積極的です。・・・疲れました。
2006.02.02
義烏のOさん は、中国各地あちこち出張していますが、交流会の当日はわたしたちのアパートのまん前の「モーテル168」というホテルに泊りました。春節のこの時期、モーテル168はタイヘン空いています。普段は外国からのビジネスマンも多く利用するこの宿は、ビジネスホテル(APAホテルに似ている)です。中国のホテルは、ひとりいくらではなくて、一部屋いくらがふつうです。このOさんの泊ったホテルは、シングルベッドが2つあって、一泊220元(約3000円)でした。もちろん、この部屋に何人寝てもいいんです。Oさんが感動したのは、ひょいとチャンネルをつけるとNHKが受信できた、ことです。吉幾三がテーマソングを歌っている温泉の番組が流れていました。おいおい、ここが上海だということ忘れるぜ、ってな快適さです。この安さで。カルフールで「単騎千里を走る」(高倉健主演)のDVDを買ってきて、部屋でNさんと見ました。(タイタイは寸暇を惜しんでブログやメールをしていました!)中国の情景も、仕組みも断片的ながらよく描かれているとおもいました。また、日本映画のような心象描写が多いのは、驚きました。李加民さんの息子ヤンヤンと高田さん(高倉健)とが最期抱きしめ合うシーンがこの映画のテーマだとおもいますが、わたしはレベルが高いテーマだと思いました。ぜひ、この映画の真髄に触れて、だれかれとなく人間普遍の愛のかけがいなさを味わってもらいたいと、感じました。Nさん、今朝帰国して9日戻ってきます。まさに千里走ってます!春節直前は、ほとんど個人商店が閉まってしまいます。唯一気を吐くのが、果物屋さん。街中では、いたるところに果物売りが出ます。中国は果物王国です。
2006.02.01
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