梅林庵

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2019年06月29日

早朝サイクリングで蓮の花を愛でる

(10)

カテゴリ：サイクリング

　昨日の図書館行きは乙川優三郎の纏め借りが目的でした。中に一冊、これを混ぜました。半藤一利「昭和史」。売れた本です。口述文体です。初めての人には違和感があります。それはそれとして、戦前の通史を俯瞰的理解にはよいかと。未明はこれに費やしました。

　午前6時、霧の深い朝でした。昼前から雨の予報。ならば午前中にと思い立ち、サイクリング。コンビニで日経とスポーツ紙を買うのが目的の半分でした。写真は木立橋を渡って門の鼻橋までの間の市道です。週末のこの時刻、人通りの無いのがいい感じです。

　自転車に乗っての自撮りは難しいです。人に頼むことも憚られます。ということで信号停車を利用、農協のウィンドガラスを利用しました。

　今日はビンディングペダルの引きを努めて意識しました。慣れてくると、それが当たり前になるのでしょうが、まだまだです。とって返そうかと思いましたが、もう少し汗をかきたい。そうだ、夏山を休むことになり、しばらく親方と会っていません。顔を見に行こう。そう決め、波越集落に向かいました。写真は親方の営む無人販売所「かたたの里」です。写真では判りませんが、右上に監視カメラを設置。しかし、古く役立たず。いわば案山子と同じです。

　ここで自転車を止め、彼にTEL。午前7時前、まだ蒲団の中でした。それじゃーまた、というと、顔を洗うからちょっと来いの。訪ねました。写真は親方です。起きたばかり、眠そうでした。目を擦りながら曰く、友人に樟脳を焚いていた人がいる、彼は出自が県北、こちらに定住してからも人と交わらず、ひっそり山奥で暮らしている、他人の悪口を肴に世間話をする輩が多い中、今時珍しい、雨が降ったらまた彼を訪ねる予定、何か面白い映画はないか、ピストルの出るのは見たくない・・・。

　世間話を半時ほど。来た道とは別のコースを戻りました。家路の途中、Mさんに遇いました。勤めていた会社の先輩です。パジャマ姿で菜園を覗いていたようでした。ここでも10分ほど世間話。彼曰く、FのK坊（彼もOB）が入院している、心配だ、SのT（同じくOB）は孫の病気で大きなまちの病院に詰めている、自分は来週に公民館で囲碁大会を主催、元気だよ、とのことでした。
　家に戻り、朝シャワー。朝食を食べた後は終日書斎。少し馬も。結果はトントン。夕刻、雨の合間を縫って走りました。カメラは持たず。櫟の穴にクワガタの雌がいたので、スマホでパチリ。