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June 19, 2012
テーマ： ＴＶで観た映画(3923)
カテゴリ： アメリカ映画
みなさん、こんばんは。
いろいろな近未来の映画が造られていますが、こちらの映画に登場する未来は、便利になった分えげつないと言うのか…。
レポゼッション・メン
REPO MEN
出演
ジュード・ロウ フォレスト・ウィテカー リーヴ・シュライバー
時は近未来。巨大企業ユニオン社が開発した人工臓器によって、人類はかつてないほどの長寿の術を手に入れていた。しかし、高価な人工臓器のローン返済が滞ると、ユニオン社の人工臓器回収人であるレポゼッション・メン、通称レポメンが容赦なく臓器を回収する。合法的殺し屋とも言えるレポメンのレミーは、ある日仕事中に重傷を負う。気がつくと人工心臓を埋め込まれ、多額の負債を抱えることになる。ローンの返済のためにはこれまで以上にレポメンとしての仕事をこなさなければならないのだが、自分も同じ立場である相手に対してこれまでのように「仕事は仕事」と割り切ることができない。結局、返済の滞ったレミーは仲間たちから追われる羽目になる。レポメンから逃げ切ることが不可能であると知っているレミーはユニオン社のデータを消去しようと考える。
これ、構図は『マイノリティ・レポート』と同じですね。他人事だと何の逡巡もなくできるのに、いざ自分が関わってくると「この仕組みはおかしい！」と思い始めて制度破壊に向かうパターン。それまでは
「スマイスさん ユニオンの者だMr. Smythe? I am from The Union.」
「臓器を回収する Sorry, that's not my department.」
そしてばしゅ！と銃を撃ちレンタル臓器を引き出していく…という事を何度となく繰り返していた。それなのに人工臓器を入れられてしまったレミーは、それ以来他人の臓器を引き出すことができなくなってしまう。相棒のジェイクが「お前こんな事千回もやってるだろ？何でできないんだよ？」というのもうなずけるんですよね。そんなにナイーブになっちゃうんか！と。
「回収は同じ終わり方をする 泣く者 叫ぶ者 笑う者もいるが最後は床に寝たままの恰好でマンボを踊り息絶えるAlmost every job I do ends the exact same way. Some whimper. Some cry. Some even laugh. But in the end, they all do the same horizontal mambo, twitching and thrusting their way into the great beyond.」
なんて、身の毛がよだつ作業しながら、まるで作家みたいな文章をすらすらと書いていたのに。
そしてこの映画、最後のオチがとんでもなく気持ち悪い。いやー、そんなに世間は甘くなかったか。
レポゼッション・メン【Blu-ray】 [ ジュード・ロウ ] 楽天ブックス
いろいろな近未来の映画が造られていますが、こちらの映画に登場する未来は、便利になった分えげつないと言うのか…。
レポゼッション・メン
REPO MEN
出演
ジュード・ロウ フォレスト・ウィテカー リーヴ・シュライバー
時は近未来。巨大企業ユニオン社が開発した人工臓器によって、人類はかつてないほどの長寿の術を手に入れていた。しかし、高価な人工臓器のローン返済が滞ると、ユニオン社の人工臓器回収人であるレポゼッション・メン、通称レポメンが容赦なく臓器を回収する。合法的殺し屋とも言えるレポメンのレミーは、ある日仕事中に重傷を負う。気がつくと人工心臓を埋め込まれ、多額の負債を抱えることになる。ローンの返済のためにはこれまで以上にレポメンとしての仕事をこなさなければならないのだが、自分も同じ立場である相手に対してこれまでのように「仕事は仕事」と割り切ることができない。結局、返済の滞ったレミーは仲間たちから追われる羽目になる。レポメンから逃げ切ることが不可能であると知っているレミーはユニオン社のデータを消去しようと考える。
これ、構図は『マイノリティ・レポート』と同じですね。他人事だと何の逡巡もなくできるのに、いざ自分が関わってくると「この仕組みはおかしい！」と思い始めて制度破壊に向かうパターン。それまでは
「スマイスさん ユニオンの者だMr. Smythe? I am from The Union.」
「臓器を回収する Sorry, that's not my department.」
そしてばしゅ！と銃を撃ちレンタル臓器を引き出していく…という事を何度となく繰り返していた。それなのに人工臓器を入れられてしまったレミーは、それ以来他人の臓器を引き出すことができなくなってしまう。相棒のジェイクが「お前こんな事千回もやってるだろ？何でできないんだよ？」というのもうなずけるんですよね。そんなにナイーブになっちゃうんか！と。
「回収は同じ終わり方をする 泣く者 叫ぶ者 笑う者もいるが最後は床に寝たままの恰好でマンボを踊り息絶えるAlmost every job I do ends the exact same way. Some whimper. Some cry. Some even laugh. But in the end, they all do the same horizontal mambo, twitching and thrusting their way into the great beyond.」
なんて、身の毛がよだつ作業しながら、まるで作家みたいな文章をすらすらと書いていたのに。
そしてこの映画、最後のオチがとんでもなく気持ち悪い。いやー、そんなに世間は甘くなかったか。
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