inti-solのブログ

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2013.04.11
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テーマ: 鉄道(26558)
カテゴリ: 環境問題
昨日の記事で、節電の話を書いたことがあります。
それで、ふと気になったことがあって調べてみました。それは、
毎日の通勤電車では、いったいどの程度の電力を使っているのだろうか。
ということです。
検索したところ、元JRの技術関係者だったらしき方のホームページにたどり着きました。



それによると、たとえば京都-大阪間のJR新快速の場合、
8両編成で出力2,160KW、京都~大阪間42.8kmを30分で走る場合の使用電力量は、力行割合(ノッチを入れている状態)を、仮に3分の1としますと2,160KWH*0.5時間*1/3=360 KWHと推計されます。その電気代は4,320円
だそうです。4320円というのは鉄道は電気料金体系が事業用で一般家庭より格安に設定されているためですが、一般家庭の料金体系でも、その2倍には達しない程度の金額です。

※実際は、JRグループは自社で発電所を持っているので、鉄道運行用の電気の大半は自前でまかなっていますが、一部、特に駅で使う電力などは電力会社から購入しています。


で、私の場合、通勤距離は片道だいたい10km程度ですから、往復して京都-大阪の半分です。駅間距離が新快速よりずっと短いので、加速の力行割合は新快速より大きそうですが、最高速度は60km/hくらいまでしか出さないので、トータルで考えると新快速と、距離あたりで同程度の消費電力(往復20kmなので40kmの半分)ではないかと思います。私の乗る路線は、乗車率100%より高そうな気もしますけど、とりあえず8両で1000人という乗客数で仮定して計算すると、1日の往復で0.2KWhくらいになります。1年で250日通勤するとすれば、1年で50KWhになります。

同じ記事中に新幹線の例もあります。新大阪-博多間で500系で消費電力が2万KWhだそうです。さすがに莫大な電力で、地下鉄や新快速とは比べ物になりません。我が家の消費電力8年分を2時間で使ってしまうのです。
ただ、16両編成の新幹線の乗車定員は1500人にもなります。2万KWhは莫大でも、それを1500人で割り返して一人当たりにすると、13.3KWhにしかなりません。
東京-新大阪間だと、新大阪-博多より100キロくらい短いし、現在の「のぞみ」の主力であるN700系は、500系より省エネが進んでいるので、N700系で東京-大阪間だったら、10KWhくらいかもしれません。家族3人で往復すると、60KWh・・・・・・、毎日の通勤電車の1人1年分くらいにはなりますが、でもその程度なんですね。ひと夏エアコンをガンガン動かせば、そんな数字よりずっと大きな消費電力になります。

そう考えると、鉄道というのは、実に省エネな乗りものだなということが、よく分かります。上記記事によると、JRの営業経費に占める動力費の割合は3.9%以下だそうです。





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最終更新日  2013.04.11 23:20:21
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