inti-solのブログ

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2019.04.18
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カテゴリ: 政治
新紙幣のデザイン発表 1万円札は渋沢栄一氏 5000円札は津田梅子氏 千円札は北里柴三郎氏


新しい1万円札に「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一。
5000円札には、「女子教育の先駆者」と評され、津田塾大学創始者である津田梅子。
1000円札の肖像画には、「近代日本医学の父」と言われる北里柴三郎。
これまでの紙幣より数字が大きく見やすくなっている。
また500円硬貨も変わり、周囲と真ん中で色が異なる2色のデザインとなる。

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今更の話題ですが、約20年ぶりに新しい紙幣を発行するそうです。正直言って、ついこの間新紙幣が出たばかりなのに、もう変えるの?という印象です。もっとも、冷静に考えると、実際の新紙幣の発行は5年後の2024年ということなので、前回の新紙幣からちょうど20年になるようです。

わたしが物心ついた頃のお札と言えば、1万円5千円が聖徳太子、1000円が伊藤博文、500円が岩倉具視でした。500円札に代わって500円玉(初代)が登場したのは1982年だそうですから、わたしが中学生の頃です。そして、高校生だった1984年に福沢諭吉、新渡戸稲造、夏目漱石に代わり、更に2004年に今の福沢諭吉、樋口一葉、野口英世に代わったので、私自身の使ってきた紙幣としては次は4代目ということになります。もし、今後も20年ごとにお札を変えるなら、私が70代後半まで生きるとしたら、6代目まで目撃することになります。

わたしはユーロを使ったことはないので、米ドルとの比較しかできませんが、日本円の紙幣は米ドルに比べると圧倒的に細密に印刷されている印象があります。偽造防止のため、きわめて高度な印刷技術が使われていることは明らかです。それを20年で新しくしてしまうのは、端的に言って「もったいない」と感じます。加えて、今は日本はまだまだ紙幣が社会の隅々に至るまで、圧倒的に流通度の高い社会ですが、果たしていつまでそうでしょうか。今後急激にキャッシュレス化が進む可能性が高いのではないでしょうか。
もちろん、実際にはどうなるか分かりませんけど、少なくとも政府のもくろみとしては、今後も紙幣が圧倒的に流通し続ける社会であり続けることを、望ましいとは思っていないはずです。にも関わらず、今新紙幣というのは、どうもあまり筋のよい政策であるようには思えません。今から5年も先の新紙幣発行をぶち上げるのも、過去の例はそんなに早くから公表していたでしょうか?
どうも、改元のタイミングに新紙幣発行のニュースを無理矢理便乗させようとした、という印象を拭えません。

肖像画の人選にも、少なくとも渋沢栄一には問題があるように思います。津田梅子と北里柴三郎についても、問題点は指摘されていますが、それはやむを得ないかな、と私は思います。
津田は、(満年齢で)10代の頃に私信に、朝鮮人蔑視の内容を書いたことがある、というのです。それ自体は残念なことです。でも、その後もその種の蔑視感情をことあるごとに露わにし続けていた、というのなら批判も当然ですが、私の知る限り、そのような事実はなさそうです。であれば、二十歳前の青年期に、私信にうっかり書いた過ちを、100年たっても非難するのはどうか、と私は思います。
北里は、彼が日本で切り開いた細菌学が、後に細菌兵器と人体実験で悪名を馳せる731部隊などに連なっていること、実際、彼の弟子が少なからず731部隊などに参加していることが批判の理由です。確かに、そのことは北里の歴史的評価に暗い陰を落とさざるを得ないように思いますが、1931年に死去した彼が、死後の弟子たちの行動について何かの責任を負っているかというと、それはちょっと無理なんじゃないか、と私は思います。





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最終更新日  2019.04.18 19:00:08
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