inti-solのブログ

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2020.01.23
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カテゴリ: 政治
「結婚しなくていい」やじ 夫婦別姓訴える野党質問に
国民民主党の玉木雄一郎代表は22日、衆院代表質問で選択的夫婦別姓の導入を訴えた際、議員席から「だったら結婚しなくていい」とやじが飛んだと記者団に明らかにした。自民党の女性議員だったとして「非常にショックだった。こういう自民党だから少子化が止まらなかった。古い自民党には任せておけない」と批判した。
玉木氏は質問で、若い男性が交際中の女性から「姓を変えないといけないから結婚できない」と言われたとのエピソードを紹介し「夫婦同姓が結婚の障害になっている」と指摘した。その際、やじが飛んだという。

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報道を総合するとこのヤジの主は杉田水脈のようです。
まあ、「やっぱり」としか思えないんですけど、こういう言葉は、直接的には国民民主党の玉木に向けられたヤジかも知れませんが、現実的には、夫婦別姓を望む人たちすべてに向けられたヤジも同然です。

夫婦別姓については、過去に何度か記事を書いたことがありますが、我が家は夫婦別姓にするつもりはありませんけれど、知人には別姓制の実現を待ち望んでいる夫婦も何組もおり、選択的夫婦別姓制の導入には私は大賛成です。
世論的にも、賛成の方が多数ですが、保守層に反対が多いため、自民党政権は全然先に進める気はないようです。
それにしても、「だったら結婚しなくていい」ですか。
なるほどね、今より更にどんどん結婚が減って、それに応じて、もっともっと少子化が進行していくことが望ましい、どんどん日本の人口が減って、日本衰退をどんどん早めよう、ということなのですね。それなら、そういう発言も「あり」でしょう。

でも、多分杉田の主観ではそうではないのだろうと思います。たぶん彼女の主観では、夫婦同姓の「清く正しい日本の伝統」(笑)を貫いて、子どもを増やしましょう、とでも思っているのだろうと思います。
しかし、そんなのは無理なのです。今時、そんな清く正しい伝統を守れ、などと言われたら「そんなの不便だから結婚をやめます」という人が出てくるのは必然です。「清く正しい日本の伝統」を墨守してこれからもどんどん子供が減っていく状況を後押しするか、それとも、少しでも少子化に歯止めをかけるために、多様性を認めるか。杉田は、意識してか無意識にかは知りませんが、前者を選んだ、ということでしょう。

別報道

「『相手の姓になるのが嫌』なら、その人と結婚しないことをお薦めします」
「事実婚をして、子どもを作るくらい相手が好きなのに『相手の姓になりたくない』とかたくなに言う人がそんなにたくさん存在するとは思えません。子どもは確かにかわいそうです。そのかわいそうな状況を作っているのはかたくなな親であって、国でも法律でもありません」


などと書いているそうです。
根本的に勘違いしていると思うのですが、別姓を望んでいる人の多くは、「相手の姓になるのが嫌」なのではなく、「自分の姓を変えるのは実務上困る」のです。夫婦別姓の動機は、ほとんどの場合、主義主張といったものではなく、職業や社会的キャリアの問題です。
我が家の場合は、相棒が結婚の時点でいったん退職しているので、自分の姓を変えては困る職業上の理由はなかったので(それだけが理由のすべてではないけれど)、相棒は別姓を望みませんでした。それでも銀行口座の名義からパスポートの名前から(実は、結婚当初はパスポートはそのまま、つまり旧姓のままのパスポートで新婚旅行に行っちゃったのですが)、苗字を変える手続きはそれなりに面倒だったようです。まして、それが職業上の、言い換えれば経済的な不利益につながるなら、そこに強いこだわりを持つのは当たり前です。

もっとも、たまたまこの暴言を吐いたのが杉田だから彼女をやり玉にあげましたが、結局のところ選択的夫婦別姓制に対して拒絶的なネトウヨ系はみんな同根です。そういう連中が安倍政権の支持母胎である現状では、選択的夫婦別姓制は一歩の先に進まないのでしょう。結局日本はそのことすら実現できずに、このままどんどん衰退していくんだろうなあという、暗い未来像しか思い描けないのが現実なんですけどね。





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最終更新日  2020.01.23 21:21:44
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