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以前、Be-Do-Have理論の説明をしました。これまでの計画的戦略が上手く作用しなくなっているのには、実は大きな時代の流れが関係しています。 20世紀までは、社会主義国の計画経済が代表するように、計画的に貯金をして、家を買ったり、子供の教育費や結婚費用を貯めるということが一般的でした。 企業も中長期計画にしたがって、短期戦略をたて、比較的順調に行っていました。 ところが、1985年以降のバブル経済がこれまでの計画的経済発展を大きく狂わせることになり、1990年以降はバブル経済の反動からデフレスパイラルという長期緊縮経済に突入してしまいました。1995年以降はウインドウ95旋風がPCの一般利用を決定的にし、2000年以降はブロードバンドという高速通信網によるインターネットが社会インフラとして整備されました。 私たちの社会はこの10年の間に、猛烈なスピードで計画工業化社会から高速情報化社会へと変化してきています。 この変化は18世紀にイギリスで起こった産業革命に継ぐ抜本的な社会変化をもたらしつつあります。 産業革命は15世紀にグーテンベルグが印刷機が発明したことによって、人類の知識の共有化と蓄積が世界的に進んだ結果、連続的技術革新が可能になることによって起こっています。 その結果、特許制度が生まれ、知識や情報の私物化・独占化が資本主義の下で合法化されていきました。 今、私たちは無限に増え続ける情報と商品の洪水におぼれかけています。工業化社会のスローガンは「競争と寡占」でしたが、情報化社会のスローガンは「共生と連帯」に変わっていくと思います。 ただし、大量の情報を高速で処理するという右脳力が試される時代であることも紛れもない事実です。 一方的に知識を段階的に吸収する、今までの左脳偏重教育や戦略はすでに要をなさなくなっています。
2004年08月23日
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堺屋太一氏の「知価革命」が出版されてから10年以上になると思います。インターネット社会がますます知価の価格破壊をおこなっており、マーケティングやITテクノロージーの情報は一年前や半年前のものはすでに賞味期限切れの場合が多く、先端マーケッターやIT企業が次々とバーゲンさながらに情報流出をおこなっています。神田昌典氏が最新刊の本の中で、今の日本は情報鎖国状態に近いと述べています。正確には、世界中の誰もが、コンピューターを使いこなし、インターネットに接続し、言語の壁を乗り越えれば、情報は常に無限に手に入る環境は整っています。つまり、日本人がどうのこうのというより、こうした環境を世界中の各個人が意識し使いこなせるのかどうかといことだと思います。これまでの工業社会では、どちらかといえば情報収集に大きな比重がおかれてきました。 ところが、現代の情報化社会では膨大な情報量の中から、いかに素早く必要な情報を探し出し、その情報を分析・加工し、独自のソースとして活用できるかとう能力が問われています。ともすると、情報量があまりに膨大なため、その収集・分析・加工に必要時間の大半を取られ、実行タイミングを逃してしまう危険性が常にあります。これは実は、私自身が今一番、頭を悩ませている課題でもあります。 つまり、膨大な情報の肝になるポイントだけを素早く抽出し、具体化できる脳力開発のまさに途上真っ只中にいます。神田氏が言うような、英文関連の情報や海外諸国の日本と比較しての諸条件の分析は、その必要性は理解しても本当に大変です。というわけで、今は少し立ち止まって、これまでの情報を再分析しているところです。
2004年08月14日
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