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今日は、プレシャーの仕組みについて、私の拙い体験を紹介します。私は、元々体があまり丈夫な方ではなく、おまけに滅法プレッシャーに弱いという性格を持っています。不健康極まりない浪人時代を経て、大学に入学したのはいいにですが。 このままでは長生きはできないのではと真剣に思い悩み、中学時代にやっていた卓球部に入りました。 脆弱な体力の私には、練習は死ぬほど苦しかったのですが、何とか耐え抜き健康体を取り戻すことができました。しかし、プレッシャーに弱いとい精神構造は最後まで残ってしまいました。練習ではリラックスしてそれなりの結果をだすのですが、試合になると別人になってしまうのです。ラブオールで試合が始まると、「勝ちたい、負けられない」の強い気持ちを持てば持つほど、体は硬直して動かなくなり、頭は真っ白の状態で自滅するという最悪のゲームになってしまいます。皆さんも、状況は違っても、職場や何かの集まりのスピーチのときに同じような経験はありませか?反対に試合に滅法強い先輩や後輩がいて、うらやましいやら、悔しいやらで相当混乱してましたね。彼らを見てると、最初はやはり思うようにゲームができないことが多いのですが、次第に慣れてくるというか、相手に合わして自分のペースを段々と確率していくのが上手いんですね~。 そして、最後は接戦をモノにすることが非常に多かったといことです。アテネオリンピックの予選でも日本の男子バレーと女子バレーのチームにハッキリと明暗がわかれました。 試合を見る限り恐らく、体対戦相手チームとの比較で、女子選手の能力が男子選手の能力をはるかに上回っていたとは思えないですね。ただ、男子選手が接戦をことごとくモノにできなかったのに対して、女子選手は接戦をほとんどモノにしていたということです。 柳本監督の采配が見事に当たっていたのにはビックリしました。実は、接戦をモノにするには、それまでの得失点の仕方にポイントがあります。 私のように、1点ごとに必死で得点ばかりを追いかけていれば、絶対に相手が見えてこないばかりか、自分の調子や様々な状況判断ができなくなります。必死の状態が実はメンタル上問題があります。 実力を発揮するには、リラックスが基本になるので、この状態は明らかにマイナスとなります。 必死で取った得点は分析が出来ません。 何故、得点できたのかが分からなければ、その後の戦術が立てられません。同じく、失点も理由もなく重ねれば、無意識にメンタルに大きな「負けるかもしれない」という恐怖のイメージ植え付けていくことになります。こうした状態で、接戦を迎えれば、ほぼ確実に負けます。 しかし、相手の様子を見たり、自分の調子を見るためと割り切った、メリハリのある得失点を重ねていれば、接戦になったときに生かされてきます。柳本監督は冷静に状況を判断し、ポイント、ポイントで選手のバリエーションに変化をつけることで、相手チームの隙を突く戦術が見事にはまっていました。監督を信じ、各選手が練習での実力を遺憾なく発揮できたことが、女子バレーチームのアテネ出場を可能にしたと思います。卓球やその他の個人競技では、この監督と選手を一人でこなす難しさはあると思います。私たちの仕事や勉強など、日常でも、ここと言う時実力を発揮するにはどのような心構えと戦術が必要なのか、一度考えて見てください
2004年07月25日
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この間、クアラルンプールの伊勢丹にある紀伊国屋で、元ボストンコンサルタント日本法人社長で、今ドリームインキュベーターというベンチャーサポートの会社をしている、堀紘一さんが書いた「サラリーマンなんか今すぐやめなさい」という過激なタイトルの最新刊本を購入しました。その序章で、「日本の20世紀は『サラリーマンの時代』でした。 しかし、このサラリーマンなる種族は20世紀に絶滅したんです。 もはや、元サラリーマンが一部の会社で迷惑社員でもなって、生き残っているくらいじゃないですか。」 と一等両断にサラリーマンを切り捨てています。確かに、今は国民の税金に群がる政治家、官僚、一部業界関係者に、企業に居座り続ける元モーレツ社員たちで、国民や社員は悲鳴を上げているのは間違いありません。さらに、「これから、求められる人材とは、一言で言えば、ビジネスのプロ。 自分ならではの得意技や発想を備えて、どの会社にいってもかけがいのない戦力となって頼りにされるような人材だ。 (中略)、 学歴や年齢も関係ない。 日本人も外国人も関係ない。 男も女も関係ない。 それぞれが、それぞれの持ち味に応じたポジションでフルに力を発揮し、連動させあってはじめて21世紀の企業は成功への道を歩き始めることができる。」 と述べています。 独立や自立は日本でもこちらでも難しいのは同じですね。 要は、失敗を肥やしにしながら、成長できる精神力と体力(経済力)と知恵が無ければ、所詮、独立は絵に描いた餅となちかねません。 ビルド・アンド・スクラッチを果敢に繰り返していけるセンスとタフさが求められています。 つまり、果敢に失敗を何度も短期間でこなし、急成長できる人間でないと生き残れない時代に入ってしまったのかも知れません。立ち止まって、あれこれ考えているようでは、とても今の時代のスピードに間に合いません。 10歩先を読み、勇猛果敢に突き進む以外に勝機は見出せないのではないでしょうか?ほとんどの人に欠けているのは、思考力ではなく、圧倒的に行動力の方であるというのが、成功者の共通の弁です。まぁ、確かに「凡人があわてて、急に事を起こしてもろくなことはない。」という心の声も聞こえてきそうですが、「失敗をしないのではなく、失敗の仕方を学ぶ」という感覚ですかね。通常、私たちは失敗を恐れるあまり、失敗をしない方法ばかりに頭を使っています。 挙句の果てには、失敗を避ける最大の方法は「自分からはできるだけ何もしない事に限る」と決め込んでいる人はいませんか?ちょうど、柔道をはじめた人が、まず受身の基本練習を徹底的に身につけた上で、次々と高度な技を覚えていくようなものですね。 投げられたときに、受身が身についていなければ、すぐに大怪我をしてしまいます。 受身という投げられ方を先に身につけるということは、怪我をしないで高度な技の習得を目指すための大きな知恵なんですね。失敗を恐れないで、むしろ失敗を勉強や成長の糧として利用できる”技”を見身つけることが、今求められているのではないでしょうか?
2004年07月15日
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アテネオリンピックが目前に迫ってきました。 スポーツファンならずともドキドキ、ワクワクしてしまいます。 今回の日本選手団はどんな活躍をしてくれるのでしょうか? また、あらたに、どんなオリンピックスターが誕生するか、皆さんと一緒に見守っていきたいと思います。さて、1964年の東京オリンピックまで、日本は世界でも有数の強国として、多くのメダルを独占していたのをご存知でしょうか?その後、日本選手が本番で実力を出せずに次々と敗退する中で、めきめきと頭角を現してきたのが、社会主義国のソビエトと東欧諸国です。1976年におこなわれた、モントリオールオリンピックではメダルのほとんどを独占してしまいました。 ルーマニアの妖精ナディアコマネチ選手が10点満点を何度もあげて、世界を驚かせたあの大会です。 実はこの大活躍の裏には国家をあげた能力開発プロジェクトがありました。 当時のソビエトは1950年代から軍事目的を含む人間の能力開発の目的で、様々な実験と研究がなされていました。 この研究が実を結んだ結果として、オリンピックゲームでの大成功があったのです。 遅れること20年、アメリカが猛烈な勢いで研究を重ね、1984年のロサンジェルスオリンピックではほとんどのメダルを独占しました。 あの有名なカールルイスの活躍は圧巻でした。こうした、軍事目的で開発されてきた能力開発技術が、今、様々な場所で使用されています。 マスコミ、広告業界、政治、スポーツ、企業研修、教育、といったあらゆる場面で能力開発は重要な役割を担いつつあります。能力開発は大きく、フィジカル、メンタル、ブレインの3分野のトレーニングに分けることができます。 日本でも昔からよく、「心技体」と言われてきました。 体を鍛えることは、目に見えることで非常に分かりやすく、多くの方がフィットネスクラブに通って、自分の健康管理に余念がありません。しかし、心や脳はどうすれば開発できるのか? 果たして、自分の脳力やメンタル力はどのぐらいあって、どのぐらいのばせるものなのか?脳力やメンタル力の差が、実際の仕事や学校、生活の場でどれだけ大きく作用しているのか? といったことに対して、あまり重大な関心は払われていません。 体の健康と同じく、心と脳も健康を保たないと、実生活に大きな障害を引き起こさないとは限りません。
2004年07月11日
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