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前にセミロングの紙をバッサリ切った、と書きました。松嶋菜々子が黒田知永子になったと(ごめんなさい!反省してます!)その後、イケイケな私のこの性格。実はどんどん短くなっています。で、美容師さんいわく、「マチャミのイメージです」おいおい!落ちてるやん!(マチャミさん、すみません)でも、自分ではショートがすごく気に入っているんですよ。持っている服にもこっちの方が良く合うし。男っぽくなるかな、と思ったけど、甘い目の服装の時にもショートって案外合うんですよね。きっちりした服装の時にはハードワックスをつけたりして。しか~し!このヘアスタイルを毛嫌いしている方が一人。旦那様です。仕事のため、仕方が無いと諦めているんだろうけど、でも何かにつけて文句を言っています。ましてや、私が調子に乗ってどんどん短くして帰ってくるもんだからもう機嫌悪~い!「そこまで短いのって…あかんわ、俺…」綺麗に仕上げてもらって、ルンルンで帰ってきて、この一言。そんな言い方って、無いんじゃないのぉ~!だいたい彼は、女といえばロングヘアーという古風な所があるので、似合うとか似合わない、なんてのは二の次なんですよ。髪が長くてサラサラ。これが一番だと思ってる。彼が何と言おうと気にしないぞ!…とは思うのですが、でもやっぱり気になる旦那様からの評価。だってやっぱり、一番褒めて欲しい人ですから。
July 28, 2005
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先週の日曜日から、娘の学校の校庭でラジオ体操が始まりました。朝6時半から、という過酷な時間帯に、沢山の人と、それも知っている人ばかりにお会いするため、クシャクシャの頭で行くわけにもいかず、化粧まではしませんが、一応外に出られる格好で毎朝通っています。でも、中には早朝からバッチリメークのお母様もいらっしゃって、ラジオ体操にそれは暑苦しいですよ、と言いたくなります。他にも体操をしていて前にかがむと下着バッチリ柄まで丸見えの方。(これはローライズジーンズのせいですね)そして、あなたそれはハッキリ言ってパジャマでしょう、という方。背中に消えない絵を描いていらっしゃる方…。町内にも色んな方がお住まいです(汗)どうしてこんなに盛況なのかというと、ラジオ体操に参加すると、最後に「お楽しみ券」というものが貰えるんですが、これは、8月にある盆踊りの際に、露店で金券として使えるようになっているんです。そして、その日は現金は一切使えず、この「お楽しみ券」しか使えないようになっているので、盆踊りで楽しみたければラジオ体操に来るべし!という訳です。どんなに眠かろうが、どんなに家から遠かろうが、ラジオ体操の1週間、早朝の町内は人民大移動のようです。徒歩で、自転車で、中には車でみんな学校に大集合!朝起きるのはものすごくつらいんですが、でも、3日目あたりになってくると、だんだん身体も慣れてきて、逆にラジオ体操すると心身共にスッキリするんですよ。手はピーンと上まで伸ばす。ジャンプは軽やかに、身体を回すときは滑らかに。終わった時には、いつも軽く汗をかいています。ラジオ体操って、ずっと続けると良いかも♪でも、一週間以上はやっぱりつらいなぁ…。
July 27, 2005
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先週の土曜日だと思いますが、昔私がよくウィンドサーフィンをしていた海水浴場で、水上バイクが海水浴客に突っ込んで、死傷者が出ました。あぁ…やっぱり…。ニュースを見て、私は思いました。ジェットスキーが盛んになってから、ずっと怖い思いをしてきましたから。私はウィンドサーフィンのボードの上にいるので、もし突っ込んでこられても、何も無いよりはまだ衝撃が少ないと思います。でも、遊泳区域で、ジェットの進入が禁止されているところで、突然突っ込んでこられたら、もうどうしようもないでしょう。実際、私は何度もジェットが禁止区域で暴走しているのを見ています。当たり前の光景、と言ってもおかしくないくらいです。今、私がウィンドサーフィンをしているビーチでは、遊泳区域だけがロープで区切られ、その外側で私達がウィンドをやっていて、ジェットは少し沖の方にあるテトラポットよりも外側を走らないといけないと決められているのに、なぜかいつもテトラポットよりも中にいる、私のような万年ビギナーウィンドサーファーの周りをグルグル回るように走っています。近くをジェットが走ると波が立ち、そのせいでウィンドサーファーはバランスを崩してボードから落ちてしまう事があるので、多分それを見て面白がっているんだと思うんですが、こっちは大変です。落ちてしまった時にもしジェットが来たら、と思うと怖くて、早くボードに上がろうと必死です。あれはただの迷惑行為でしかありません。彼らの考えていることは分かります。沖を走っていてもギャラリーに見てもらえないので面白くないんです。それに、女の子をナンパできないし。もちろん、純粋にスポーツとして、ルールを守ってジェットスキーをされている方が大半だと思いますが、こういう一部の常識の無い人達のせいで、尊い命が奪われたこと、本当に残念でなりません。無くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
July 26, 2005
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つい最近、冷蔵庫とエアコンを買い替えたばかりだというのに、またまた寿命を迎えた家電が…。ビデオです。それも、娘に頼まれていたポケモンの映画を予約していたのに、録画されずに壊れてしまいました。娘は大泣き…。去年、映画館まで観に行ったんだから良いじゃないか、と思うんですが、録画して何度も観たい、と言うのです。4年生で、それも女の子なのに、どうしてこんなにポケモンが好きなんだろう。ま、それはおいといて、とにかく、私と旦那様は「ビデオ、おまえもか…」と、娘とは違う意味で泣いていました。ビデオは待った無しです。即購入しないといけません。だって、帰りの遅い旦那様、観たい番組は全部ビデオにお任せなんです。ビデオの無い生活なんて考えられません。ここで、どうせならHDD&DVDレコーダーを購入しよう!と思うのが普通なんだろうけど、もう家電には一円たりともお金は出せません!それでなくても予算オーバーな冷蔵庫を買っちゃったんだから(泣)で、どうしたものかと思案していた私達は、冷蔵庫とエアコンを買った時に店員さんが、「ポイント沢山入りましたから、また次回のお買い物にお使い下さいね」と言っていたのを思い出した。早速そのお店のポイントカードを見てみると…。おぉ~っ!5000ポイント!イコール5000円!次にHDD&DVDレコーダーを買うまでのつなぎなら、一番安いので良いんです。だとしたら、1万円あたりのビデオが、5000円で買える!やったぁ~!私達は、すぐにそのお店に駆けつけました。その日は土曜日。大型家電量販店のそこは、異常に混んでいました。どうしてだろう、と思いながら店内に入ってみると、ATMのような機械の前に、列が出来ています。機械の上の看板には、「来店するだけで、あなたのお持ちのポイントが、最高2倍になる!」と書かれています。その機械はスロットマシーンのようになっていて、1.5倍、1.8倍、2倍のどれかが必ず当たるらしいんです。きっと神様がうちの経済状態を見かねて味方してくれたんでしょう。こんなに沢山のポイントを持つことなんて、この先もう無いんじゃないか、というこのタイミングで、この企画。結果は多分そうだろうとは思いましたが、1.5倍でした。でも、でも、何もしなくて2500円貰えたんだから、文句は言えません。そして、ビデオの売り場へ。今どき普通のビデオデッキを買う人なんてあまり居ないんでしょうか。在庫が少ない…。あったのは、8980円のソニーのビデオデッキでした。レジでお金を払う時、店員さんに「1480円です♪」と明るく言われてしまって、ちょっと嬉しいような恥ずかしいような…。いやぁ~ビデオデッキが1480円!安物は安物ですが、1480円は安い!冷蔵庫とエアコンに感謝!です。(ちょっと違うか!?)
July 25, 2005
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木曜日からスイミングスクールの短期水泳教室に行きはじめた娘。学校水泳で、どうしてもクロールの息継ぎが上手く出来なくて距離が伸びず、ものすごく悔しがるので、ここはプロの手をお借りすることにしました。初日、プールとガラス一枚隔てた待合室にいた私は、少々緊張気味の娘のグループを率いてやって来る、若くてやんちゃっぽい顔立ちの男の先生を見て、心の中で小さく叫びました。「当たりっ!」ニコニコ笑いながら丁寧に指導してくれるその先生を、娘はず~っと見つめています。そう、娘の好みのタイプ!先生に褒めてもらいたくて、娘は必死です。笑えるくらい、頑張っています。こりゃあ、トラ○かどこかでイケメン先生の家庭教師に来てもらったら、ものすごく成績が良くなりそうだなぁ~(笑)いや、勉強とは関係無い事を教えてもらったらヤバイので、それは止めとこ。予想通り、帰宅後一番に娘は、短期の教室が終わった後もスイミングスクールに通いたいと言いました。そうやろな、入りたいよな。でも、世の中そんなに甘くないのよ。本クラスに入っても、あのイケメン先生に教えてもらえると思ったら大間違い!きっと、厳しいおっちゃん先生に、ビシビシ鍛えられるのよ。(いや、おっちゃんかどうかは知らんけど)「じゃ、やめる」返事早~っ!あんたの頭ん中は、それだけかいっ!んとに…、誰に似たんだろ…。(ハイハイ!外野はうるさいよ!)
July 24, 2005
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8月16日、17日に愛・地球博に行く予定の我が家。ありがたいことに実家の両親が招待してくれるというので、せめてホテルの予約、チケットの手配、等々は私がさせていただきます。名古屋市内のホテルはすべて一杯で、どうしようか、と色々探していたら、万博会場からそれほど離れていない豊田市で、良さそうなホテルを見つけました。あの車のトヨタが経営しているらしいホテルで、フォレスタヒルズという所です。一大リゾートっぽくなっていて、ゴルフのショートコースや、ウォータースライダーもある大型のプール、テニスコートなどがあるようです。ホテルの建物自体も結構ゴージャスで、(あくまでもホームページ上では、ですけど)これを見た旦那様が、「俺、万博はもうイイから、ここでゆっくりしたい」と言った程です。私もそうしたい、と内心思いましたが、お祭り事の大好きな父。何十年ぶりの万博を本当に楽しみにしています。どんなに暑くても、どんなに混んでいても、絶対に行きたい筈です。ホテルに着いた日はそこでゆっくりする事にし、愛・地球博へは17日に。公式ホームページを見てみると、パビリオンの入場の事前予約がネットで出来るとの事。熾烈な競争になることは見えていますが、両親のため、私達家族のため、とりあえず参戦してみることにしました。予約開始は1ヶ月前の朝9時からです。予約をするにはまず全員の入場券を買い、その入場券の番号を観覧予約システムに登録しないといけません。入場券は当日で良いだろう、と軽く考えていた私はJTBに走り、そして、購入した入場券の番号を全員分登録し、予約開始当日に備えました。そこまでは完璧!…だったんですが、肝心な事を忘れていたんです。8月17日は水曜日ですが、7月17日は水曜じゃないんです。そう、仕事のある日曜日。水曜水曜と思い込んでいた私がバカでした(泣)そして戦いの始まる9時、私は笑顔でお客様をお迎えしていたのでした。このままじゃダメっ!こんな暑い時に年老いた両親を、ひ弱な(え?)娘を、長時間並ばせるわけにはいかないわ!その日から、予約のキャンセル待ちの日々。時間があれば空き状況を確認しています。そして、今日!二人分だけですが、ついにマンモスが見られるグローバル・ハウスの予約が取れました!これで娘にマンモスが見せてやれる…(涙)喜んでばかりはいられません。次は、おじいちゃん、おばあちゃんの分をゲットしなければ!…………し、しんどいっ………。こんなに苦労して、面白くなかったら暴れるぞ~っ!覚悟してろよっ!愛・地球博!
July 23, 2005
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今日、スーパーですごい光景を見ました。若い若いお母さん(もしかしたら十代)と、その子供らしい、3歳くらいの男の子。その男の子、Tシャツに紙オムツだけ、という出で立ちに裸足です。お母さんも、その男の子も髪の毛はまっ茶っ茶。「おぉ~目立つな」と思いながら、何気なく目で追ってたら、突然その男の子が裸足のままどこかに走り出したんです。「おい、こらぁ!待たんかぁ!」お母様、たった一言で凄みがきいています。「どこ行くねん!待たんか、言うてるやろがぁ!」ほらほら、みんな見てるって。すると、男の子が帰ってきました。紙パックのリンゴジュースを飲みながら。あれ?さっき手ぶらだったよね、確か。と思う間も無く、「おっまえ~!またかぁ!何やっとんじゃあ!うらぁ~!」男の子も慣れたもんで、手が飛んでくる前に、ほっぺがリスのように膨れるくらい素早く飲み干そうとしています。「おまえ!それだけやろうなぁ~!他にやってないやろなぁ~!」と言いながら、子供の手をねじり上げています。泣きながらも、しっかりとジュースは飲んでしまっている男の子。売り場のジュースを、会計も済まさずにその場で飲んでいる息子に、やったのはそれだけか、と聞く母親。いやいやお母さん、叱るポイントはそこじゃないんですよ。まずあなたが教えてあげなきゃ。当たり前の事を、当たり前に。
July 22, 2005
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K君には、短大の友人達と出掛ける、と嘘をつきました。直接会って話すとバレてしまいそうなので、電話で。嘘をつく、という行為が心苦しくて、沈んだ気持ちのまま、その日はやって来ました。約束の場所に現れたM君は、1年前と何も変わっていませんでした。髪型も、トラッドな服装も、はにかんだ笑顔も。でも、私は変わっていたかもしれません。服装はK君の服装に合わせて少し大人っぽくなっていたし、それより何より、M君を見つめる目がきっと違っていたでしょう。好きな人を見る目じゃなかった。そう思います。好きだった人、好きで好きで仕方が無かった人、を見る目。もちろん、決して忘れられない人です。でも、K君の存在がある今、私の事を大事にしてくれるK君に嘘をついてまで、M君と会っている自分が許せませんでした。いつものデートコース。でも、去年よりもっと言葉少ない二人。私は、あまり話さないですむように、買い物があるから、と何軒も服屋さんのハシゴをしました。M君が買い物に付き合うのは嫌いに違いない、と知りながら。そして、両方の手にお店の紙袋を下げながら、まだまだお店を回ろうと、せかせか歩いている時、私は何かにつまずいて転んでしまったんです。紙袋と一緒に倒れ込んでしまった私に、M君は手を差し出しました。「大丈夫か?」はにかんでいない、やさしい笑顔。私は、少し躊躇しながら、手を出しました。グイッと引き寄せて立ち上がらせてくれるその手。フォークダンスの夜が蘇りました。私は、涙を堪えるのに必死でした。最後に、手を握ってもらえて良かった。会うのはこれで最後、と決めていたから。家の近くまで送ってもらい、彼が自転車の向きを変えて「バイバイ」と手を振る姿が涙でユラユラしています。大丈夫、周りが暗いから彼には見えないはず。私も手を振りました。「バイバイ」今日は、見えなくなるまで彼の背中を見ておこう。それからまた1年後、就職してK君との交際を順調に続けていた私の元に、また白い封筒が届きました。でも、その週の金曜日、私はわざと残業して、遅くまで家には帰りませんでした。帰宅すると、案の定M君から電話があったらしく、「連絡を下さい」という伝言を母から受け取ったのですが、私は連絡しませんでした。本当は、すごくつらかった。でも、これ以上会うと、いつか私はM君に嫌われるような事を言ってしまう。M君から会いたくない、と思われるのだけは絶対に嫌でした。それから数日間は、出来るだけ家に居ないようにし、M君からの電話を避けました。でも、結局M君からの電話は1度きりで、それがまたすごく彼らしいな、と思いながら、私はM君を、想い出の人にしたんです。数年後、私はM君に手紙を書きました。私からの2通目の手紙。日本から遠く離れたカナダから。その時の私は、彼の事をただ本当に懐かしく、初恋の良い想い出として語ることが出来るようになっていました。今、彼がどうしているかを知りたかった。そして、聞いてみたかった。「あの時、本当はちゃんとした彼女がいたんじゃないの?」って。そして、その彼女が今の彼の奥さんだとしたら本当に良いのにな、と心からそう思っていました。でも、待っても待っても返事は来ませんでした。仕方…ないよな。もう何年も経ってるんだし。でも、時候の挨拶から始まる、彼の手紙をもう一度読みたかった。そして、手紙を出してから1ヶ月以上たったある日、一通の手紙が私に届きました。それは、私がM君に出した手紙。「転居先不明」戻ってきてしまったんです、私のところに。帰国してから、一度電話もしてみました。「現在使われておりません」というアナウンスを聞きながら、私は受話器を置きました。結局、M君が私に対して持っていた想いが何だったのか、聞けませんでした。今どこにいて、どんな暮らしをしているのかさえ、知ることは出来ません。同級生に会う度に尋ねてみるのですが、誰も彼の事は知らないようです。彼は彼のまま、いつまでも不思議なままです。そしてそれは、これからもずっと、私の心から彼が消える事はない、という事。こんな初恋も、良いんじゃないかな。旦那様には、やっぱり話せないけど。(終わりです!長々と失礼しました!)
July 21, 2005
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今から思えば、私からハッキリさせたら良かったんだろうと思います。こんな中途半端な状態、イヤだって。でも、そんな事したら、彼はきっと「そう、じゃあもう会わない」と言うでしょう。そして、それっきりです。そんな事、できない。彼にもう二度と会えないなんて、そんなの耐えられない。でも…今のこの状態も、寂しすぎる…。どうすることも出来ないまま、二度目のデートの後、彼の写真を毎日見つめながら過ごしました。そんな時、私の前にK君が現れたんです。彼は私よりも年上で、優しく、私が思うよりも先にその通りに動いてくれる、M君とは正反対の男性でした。そのK君から付き合って欲しい、と言われた時、私はすごく悩みました。何度も何度もM君に話そうと思いましたが、話したところで、彼には何の関係も無いんです。だって、私達は付き合っている訳では無いんですから。そして、K君にどうしても断れなかった私は、自己嫌悪に陥りながらもOKしてしまったんです。もちろん、K君のことは好きなんです。でも、M君の事も決して忘れられませんでした。このままM君から連絡が無かったら、M君のことを吹っ切れるかもしれない。K君のことだけを好きでいられるかもしれない。そういう風に考えることで、K君に対して負い目を感じている自分を慰めていました。半年ごとに手紙が来るかも、と密かに思っていた私は、半年を過ぎてもM君からの3通目の手紙が来ないのを確認し、思い切ってM君の写真を机の引き出しの一番奥に、彼からの手紙と一緒にしまい込んでしまいました。もう、会う事も無いよね。M君との2度目のデートから約1年後、もうすぐ冬になろうというある日、それはやって来ました。かわいげの無い、お洒落でもない、ただの白の事務封筒。K君との交際も順調で、やっとM君の事を思い出さないようになっていた私のところに。(続く)
July 20, 2005
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もしかしたら、という私の予想は的中し、デートの内容は、今のところ前回と全く同じコースです。手を繋がないところも。映画の後のコーヒータイムで、映画についてお互いに感想を言いあったり、私が短大での事を頑張って話した後、フイっと窓の方を向いてしまった彼は、しばらくそのまま動きませんでした。仕方が無いので私もミルクティーを、無くならないように少しづつ飲みながら、彼の横顔をチラチラ見ていたんですすると、突然彼がどうでも良さそうに、パンツのポケットからクシャクシャッと何かを出してきました。写真が、4枚か5枚。パサッとテーブルの上に投げるように置き、「これ」と言いました。「M君の?見ていい?」彼が頷くのを確認して、私はその写真を手に取りました。よくは知らないけれど、高校の同級生の男の子数名とM君が写っています。どこかのキャンプ場のようでした。「SとかIとかと、キャンプに行った時のやつ」M君が一人で写っているのが3枚、そのうちの1枚は、後ろ向きですが、立ち小○しているものでした。???と思いつつ、それについてはコメントせず、S君とは同じクラスだったので、彼の近況を聞いたりしました。そして、本当は言いたい事があったのに言えず、その写真数枚を彼の方に差し出しました。「いる?」「え?」「写真」「いいの?」「うん」言いたかったことを彼が言い出してくれたおかげで、私はすでに決めてあった2枚をその中から抜き出しました。立ち小○のは、もちろんお返ししましたけど。ニコニコしている私を見て、彼ははにかんで笑っていました。その日限定のイベントが終わり、通常のデートコースを滞りなく終えた私達は、前回同様、家の近くでバイバイしました。もちろん、次の約束も無く。今まで卒業アルバムの中の彼にしか会えなかった私にとって、そのクシャクシャの2枚の写真は宝物になりました。でも、そのデートから数ヶ月後、その写真を机の一番奥の方にしまい込んでしまう私がいたんです。(続く)
July 19, 2005
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でも今は、今日一日一緒に居られた幸せに浸っていよう。これからの事は考えずに。って、考えないわけ無いじゃないか…。短大生としての生活が始まり、それなりに忙しい毎日を送っていても、やっぱり彼の事はいつも頭から離れませんでした。もう会えないと分かっていても、毎朝、自転車置き場の横を通るたびに彼の姿を探してしまいます。もちろん帰りも。ミナミやキタへ遊びに行った時でも、雑踏の中に彼に似た後ろ姿を見つけてはドキッとしたり。こんなに会いたい気持ちが大きいのに、それでも私は電話できませんでした。どうしても「私は彼女じゃない」というのが引っ掛かってしまうのと、「彼は電話が嫌い」という私の勝手な決めつけで、電話して迷惑がられるのが怖くて絶対に電話できませんでした。じゃあまた手紙で、とも思ったのですが、彼のあの達筆な手紙を見た後では、とてもじゃないですが、書く勇気なんてありません。彼が前に言っていた、「付き合ってる…というか、まぁそんなような子は…うん」の女性を、とても大人っぽく、美人で、落ち着いていて、字が綺麗。というイメージに勝手に仕立て上げてしまっていた私は、会った事も無いその人に、ものすごい劣等感を抱いていたんです。私は待ってないといけないんだ。そして、短大生活にもやっと慣れた、その年の秋、半年ぶりに、家のポストにまたあの愛想の無い封筒が放り込まれていたんです。「紅葉の季節になりましたが、お元気ですか?」懐かしい、あの字です。今回は、自分の近況報告も少しですが書かれていました。そして、最後に「そろそろ、会いませんか?」やっと、会える。私はまた、何度も何度も読み返しました。そして、予想通りその週の金曜日、彼から電話がありました。機嫌悪そうな声、ぶっきらぼうな口調。場所と時間だけをさっさと伝え、「じゃ、明日」本当に、私と会いたいの…?ずっとずっと待ち続けて、やっと叶った2回目のデートなのに、やっぱり私の気持ちは喜びと不安で半分づつにされていました。(続く)
July 18, 2005
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彼との初デートを励みにしながら受験勉強を乗り切った私は、どうにか志望していた短大に合格できました。彼はどうだったんだろう、と気にはなったのですが、電話も、さすがにこの事は手紙にも書きにくく、卒業式の日に、風の噂で彼が受験に落ちた、と知りました。二人で合格を喜びあう、という図を思い浮かべていた私は、彼の事が心配で仕方がありませんでした。そして、初デートが遠退いた事を覚悟していました。でも、そんな私の予想とは裏腹に、卒業式から何日か後、なんと、彼から電話があったんです。「会う?」ぶっきらぼうな彼の誘い方に苦笑しながらも、私は受験のことをどう切り出そうか、と悩んでいました。「来年、もう一度受けるん?」やっとのことでそう聞くと、「いや、落ちたら歯科技工士になる、って決めてたから専門学校」サラリとそう言う彼に、ちょっと安心しました。そして、その週の土曜日に、私達は会う約束をしたんです。彼とのデートは、まるでお見合いをした相手との初デート(知らないけど)のような内容でした。こんなに不思議な彼の事、一体どんなところに連れて行ってくれるんだろう、とワクワクドキドキしていた私は、何だかとても意外でした。まず映画、そしてひと休みにコーヒーショップ、そしてブラブラとウィンドウショッピング、で最後に晩ごはん。普通すぎるくらいに普通なそのデート。でも、その間に私達が交わす言葉はものすごく少なくて、ポツリと言う彼の言葉はやっぱり彼っぽい。楽しくなさそうに、突然友達の話をし始め、「Sおるやん?あいつといつもmayoの事、ええな~て話してた」「S、怒るやろな~、こんなとこ見たら」なんて言う。顔の表情と話の内容が全く繋がらないせいで、私はいつも驚かされ、その後また顔を赤くさせられてしまうんです。今で言うオタクな雰囲気で、いつもS君と二人でコソコソ話してた彼が、実はこんな話してたなんて…。普通だけど、普通じゃないそのデートは、私を充分幸せにしてくれました。一番緊張したのは、駅から家までの帰り道です。だって、あの時のことが蘇ってきて、もしかしたら、今日もまた…なんて期待してしまって。駅に着く前から、私は黙りこんでしまいました。駅の外に出て、この日は先に彼が自転車を取りに行きました。そして、自転車を押しながら、彼はまた私を送ってくれました。でも、あのキスの場所の手前で、彼は「じゃ、また連絡するから」と自転車の向きを変えてしまったんです。「あ、うん」と小さく頷いた私に手を振り、「バイバイ」と、彼。「バイバイ」と、私。小さくなっていく彼の背中を見つめながら、私は大きな溜め息をつきました。「バカ」女心の分からんヤツ。せめて、手ぐらい繋ぎたかった。あ…でも、そうか。私、彼女じゃないんだ…。また急に寂しさが込み上げてきて、胸がキュウッと痛みました。でも今は、今日一日一緒に居られた幸せに浸っていよう。これからの事は考えずに。(続く)
July 16, 2005
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あの喫茶店での出来事の後、彼と私との関係が変化することは無く、学園祭までの当たり前の日常が、また戻ってきました。毎朝の短い挨拶。その後も一緒に登校することもなく、学校の廊下で会っても彼は決して私のために立ち止まったりしませんでした。ただ、少しはにかんで笑ってくれるだけ。でも、その笑顔を見ただけで、私はフォークダンスの夜のことを思い出し、一人で顔を赤くしてしまうんです。あのキスが無かったら、こんな事にはならなかったのに。告白しようなんて、そんな大それた事も考えたりしなかったのに。彼の提案をのんでしまった私に出来る事は、ただ待つことだけでした。でも、季節はもうすぐ冬。お互いに受験生の私達にとって、勉強も最後の追い込みです。恋人同士なら、一緒に勉強しよう、とか、たまには息抜きでデートしよう、とか私から電話も出来るのですが、私は彼の恋人じゃない。ただの同級生…?でも、ない。…と思いたい。でも、電話は出来ない、絶対に。とても勉強に集中できるような状態じゃなかった私は、何とかしたくて、一つ手段を考えました。電話じゃなく、手紙。手紙なら、電話のように相手の迷惑にはならないだろう。都合の良い時に、読んでもらえるし。(この時に、携帯のメールがあれば…!)だからと言って、私はあなたの何ですか、なんて間違っても書きません。受験勉強がんばって。私も頑張る。みたいな「例文」のような内容です。でも、投函する時は、もう心臓が破裂しそうでした。今までの恋愛で、私がこんなに気を遣った相手はいませんでした。友達感覚な相手ばかりで、常に同等。言いたい事もハッキリ言うし、甘えたい時は甘えるし。なのに、今回はどうしてこんなになっちゃったんだろう。その時の私は、これが本当の「初恋」だとは気付いてませんでした。郵便受けを気にするのを諦めかけたある日、その真っ白い封筒はポツンと送られてきました。郵便受けをわざと見ないようにしていた私は、夕飯前に、母からその封筒を渡されたんです。かわいげの無い、お洒落でもない、ただの白の事務封筒。表にはものすごくきれいな字で、私の名前が書かれていました。大人の人から手紙なんて、と思いながら裏を見て、私は声を上げてしまいました。住所と、彼の名前。慌てて自分の部屋に行き、ハサミで丁寧に封を開けました。かわいげの無い、お洒落でもない、ただの白の便箋に、ウソでしょ、と言うくらいきれいな字で、それも縦書きで、(私の手紙は丸文字、横書き、柄付きレターセット)「坊主も走る師走となりましたが、お元気ですか?」から始まっていました。いきなり「坊主」という文字が目に入ってきて、私は混乱しながら読み進みました。時候の挨拶、私の手紙に対するお礼、そして最後に「受験が終わったら会いたいです」何度も何度も読み返した後、便箋を折りたたみながら、私はクスクスと笑っていました。オジンくさ~!と独り言を言いながら。彼は、変わっている。それも、ものすごく。そう思ったら、彼の提案も頷けます。この手紙を読むまでは、実は彼はすごいプレイボーイじゃないだろうか、とか私はからかわれてるんじゃないだろうか、とか思い悩んでいた私。でも、もうスッキリしました。そして、前よりもっと彼の事が好きになりました。受験が終わったら会える。だから、今は受験勉強に専念しよう。受験合格のご褒美のように、私は彼との初デート(デートで良いのだ!)を楽しみにしていました。でもその時の私は、彼からの手紙を、その後何年にもわたって受け取ることになるとは、予想すらしていませんでした。(いつまで書くのか…私にも分かりません…続きます)
July 15, 2005
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次の朝、自分に起こった事のどこまでが現実で、どこからが夢なのか分からないくらい、私はまだ混乱していました。彼が駅に来る時間をわざと外して家を出てから学校に着くまでの間、急にニヤついてみたり、眉間にしわを寄せて考え込んでみたり、他人から見たら挙動不審なヤツだと思われていたかもしれません。教室に入ると、例のおせっかいな親友達が、私のところにワッと押し掛けてきました。「どうやった!?一緒に帰ったんやろ!?」「うん…そうやねんけど…」「え?何?何かあったん?」私は、一人で抱えきれず、彼女達に昨日起こったことを話しました。「ええ~っ!!あのM君が~っ!?」彼女達が驚くのも当然です。だって、あの「大人しい、硬派な、女嫌いな」M君のイメージから、とても想像できないんです、キスなんて…。でも、彼女達の次の言葉は予想通りでした。「よしっ、これで決まりやん!ハッキリさせよ、な!?」「そうそう、告白しよっ!」親友二人が勝手に盛り上がるのを見ながら、実は私も今の自分の気持ちのモヤモヤを、何とかしたいと思っていました。あのキスの意味を、知りたい。親友達にテニス部の名簿から彼の自宅の電話番号を調べてきてもらい、金曜日の夕方、家に私一人になる機会を待って、私は電話の前で、ものすごく緊張しながらダイヤルを回していました。ツー、ツー、と呼び出し音が鳴り、「はい、もしもし」と、いきなり彼の声。「あ…M君?あの…○○ですけど…。今…いい…?」「あぁ、うん。何?」何だか、迷惑そう…?「あの…ちょっと話があるんやけど、明日どっかで会ってもらわれへんかな…と思って…」「ええよ。どこ?」「じゃ、△神社の隣りの喫茶店、知ってる?」「うん。で、何時?」「えっ…と、2時…でいい?」「わかった、じゃ明日」ガチャッ、と電話は切れました。ダメだぁ~!あの感じ。ものすごく嫌そうだった…。止めときゃ良かった~!後悔が後から後から押し寄せてきて、息が詰まりそうなくらいでした。でも、もう今さら後には戻れないんです。明日、会うしかない。そして、気持ちを全部吐き出さなきゃ。約束の時間よりもかなり早く、私はその喫茶店にいました。時間をかけて気持ちを落ち着かせよう、と思ったんです。でも、彼に拒絶されるかもしれないその場所で、冷静になるなんて到底無理。ミルクティーにも全く口をつけられませんでした。あのまま、良い想い出のまま残しておいたほうが良かったかな…。カラン!と入口のドアに付けた鈴が鳴り、振り向くと、彼が入ってくるのが見えました。「待った?」「ううん、今来たとこ」ウソばっかり…。彼は、水を持ってきてくれたウェイトレスさんにコーヒーを注文し、「ハーッ」と大きく伸びをしました。「もしかして、疲れてる?受験勉強?」と私が聞くと、「うん、まあ。全然進めへんけど」「大変なときに、ごめん」彼はまたはにかんで笑いながら、「で、どうしたん?」と聞きました。「……あの…M君…て、付き合っている人…とか…いる?」実際にはそんなに時間は経っていなかったに違いないけれど、私には、彼の返事までのその間が、ものすごく長く感じられました。「付き合ってる…というか、まぁそんなような子は…うん」あの時のショックの大きさは、今でもハッキリと思い出せるほどです。いまだかつて、短期間であれほどの幸せと、あれほどの不幸が一度にやってきたことはありません。じゃあ、どうして?あの時の、あのキスは?泣きだしたい気持ちを抑え、早く彼の前から立ち去りたい、と思い、わざとニコニコ笑いながら、「あ、ごめん!じゃあもういいから」と言いながら、すっかりぬるくなったミルクティーを、私は一気に飲み干しました。「せっかく勉強してたのに、わざわざ来てもらってごめんね」私は、テーブルに置かれた伝票を取りながら、「フォークダンス、すっごい嬉しかったから、これ私のおごりで」と言いました。「もしかして」彼が突然口を開きました。「付き合って、とか、言うてくれるつもりやった?」半分立ち上がっていた私は、ゆっくりと座り直しました。そして、諦めて小さく頷きました。すると、彼が話しだしたんです。「俺、付き合うとか、嫌やねん。付き合ったら別れなあかんやろ?だから彼女はおれへん。でも、俺mayoのことずっと良いなと思ってた。だから、こんなんで良かったら、一緒に遊びに行ったりしたいんやけど」どんなに不本意でも、その申し出を私が断れるはずがありません。「うん、ありがとう」とか何とか答えたような気がします。あまり、よく覚えてないんです。喜んでいいのか、悲しんでいいのか、本当に分からなくて。その後、どうでも良いようなことを少し話して、次のデートの約束も何も無く、(というか、彼女でもないからデートじゃないんだけど)私達は別れました。振られたわけじゃないんだけど、帰り道の私は、なぜかもっとひどい気分でした。どっちつかず。中途半端。二股?それとも三股かも。こんな宙ぶらりんな状態なんて、望んでなかった。これから、どうなるんだろう。ていうか、彼はものすごいひどいヤツ?そうは、全然見えないけれど…。その日から、私の苦悩の日々が始まったのでした。(どこまで書くんだぁ~!…続く)
July 14, 2005
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ほとんど話らしい話もできず、夢の中にいるような気分のまま、フォークダンスタイムは終わってしまいました。つないでいた手を離し、私の夢物語もこれでお終い、だと思いました。フォークダンスのパートナーになってくれたからといって、彼も私の事を好きだと思うほど、そんなに私は楽天的ではありません。「今日は、本当にありがとう」やっとのことで、そう言いました。「一緒に帰ろか」やっぱりまだはにかんで、私を見ずに彼はそう言いました。まだ、もう少し夢の中に居られそうです。学校から駅までの間、私は沈黙が怖くて、一所懸命に話題を探しては、出来るだけ明るく喋り続けました。今日の学園祭での出し物のこと、テニスの試合のこと、そして、進路のこと。進路のことは私にとって、結構重要事項。彼の卒業後の事を、ずっと知りたいと思っていたから。大学を受験する、と聞いて、キャンパスを彼女と仲良く歩く彼の姿が目に浮かびました。どうしても、フォークダンスの時に感じた、あの「彼女がいる」という感覚が忘れられませんでした。最後に、本当に良い想い出が出来た、と一人で感傷的になって、もうほとんど泣きそうになりながら、それでも私は話し続けました。電車を降りて、駅の外に出ると、もうすぐそこに自転車置き場がありました。あぁ、もう本当にお別れなんだ。私は覚悟を決めて、最後の挨拶は頑張って良い顔で、と思った時、「家どこ?送るわ」「えっ…?い、いいよ」「こっちから来てるよな、いつも」勝手にスタスタと歩き出す彼の後を、慌てて追いかける私。うわ…やさしい…。胸がキュウキュウ痛くて、もう何も言えないまま、彼の後に付いて、うつむきながら、私はトボトボと歩きました。どうして、私の家って駅からこんなに近いんだろうな。もっと、もっと遠かったら良いのに。「あ、もうここで良いよ、あそこが家やから」私の家から3軒前くらいの所で、私はそう言いました。「キス、しょうか」「え…?」と彼の方を見た時には、もう彼の顔がすぐ近くにあって、一瞬のうちに、すべてが終わってしまいました。「おやすみ」彼はそう言うと、走って行ってしまいました。呆然とする私を残して。「うそぉ…」しばらくその場に立ちすくんだまま、私はたった今、自分に起こったことをまだ信じられずにいました。でも、いつの間にか、私の手は唇に触れていたんです。ファーストキスの感触を、決して忘れないように。(続く)
July 13, 2005
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学園祭が近付いてくると、校内のあちこちで、悲喜こもごものストーリーが展開されます。今日はサッカー部の○○がバレー部の××に断られた、とか、誰それはやっぱり元彼と参加するらしい、とか。昼休みや放課後の体育館裏や学食横は、この時期告白コーナーに変身です。うちの高校では、学園祭の夜、ファイアーストームを囲んで学校全体のフォークダンスタイムがあるんです。普通なら生徒全員が参加で、ただ順番に踊る相手をチェンジしていくんだと思うのですが、この高校ではチェンジは無し。そうなんです。ダンスの相手が居なければ、このフォークダンスには参加できないんです。学園祭が終われば、即下校。だから、みんな必死です。特に、3年生は最後のフォークダンス。参加しないで帰るなんて、そんな屈辱には耐えられません。結局好きでもないけど、帰るのがいやだから、とペアになる妥協カップルも沢山あるのですが、でもやっぱり最後はずっと想っていたあの人と、と考えるのが普通です。私もその一人。でも、女子とあまり話さない、テニスが恋人、という感じの彼。フォークダンスを踊るところなんて、想像すら出来ません。それも、挨拶しかしたことのない私となんて。きっと彼も帰宅組(フォークダンスに参加しない連中のこと)だし、私も帰ろう、と思っていました。いつの世にも、おせっかいな友人というのは居るものです。それは学園祭当日の事、喫茶コーナーを開いていたうちのクラスで、飲み物を紙コップに注いでいた私のところに、友人2人がものすごい勢いでなだれ込んできました。「mayo!mayo!やった!やったよ!」みっちゃんが半泣きで私に抱きついてきます。「OKやて!M君、踊ってくれるって!」サチが、そう言って私の頭をクシャクシャにかき混ぜました。「えっ!?なに!?なんで!?」訳がわからず、でも二人が私のためにしてくれたことは大体の察しが付きました。その結果、信じられないくらいの幸せが私に訪れたことを実感するのが怖くて、私はしばらく二人にもみくちゃにされながら、ただ呆然とするだけでした。ファイアーストームの回りにいるから、と彼は友人に言ったそうです。私は、本当に彼がいるのか、ものすごく不安でした。足も手も震えています。ゆっくりと校庭に向かい、夜空に向かって燃え上がる炎の近くを見渡しました。炎で逆光のようになっていて、そこに集まる人達の顔がよく見えません。心臓がバクバクして、手も汗でビッショリです。こんな汗ビッショリの手で、踊るのやだ。と思った瞬間、誰かが後ろから私の名前を呼びました。振り返ると、彼がそこに居ました。少しはにかんだ笑顔で。「あの…ほんとに、いいんかな?」やっとのことで、声を絞りだした私に、彼は、「だからここにいるんやけど」と小さな声で言ってくれました。スピーカーから音楽が流れ、騒ぎながら他のカップルが輪を作り出すと、彼が小さく、「いこか?」と私の手をとって、引っ張って行ってくれました。えっ!?この人、こんなに積極的だったの?私をリードして、輪の中に入っていく彼。はにかんだ笑顔は相変わらずだったけど、私の手を強く握ってくれている彼の手。汗でビッショリの私の手でも、絶対に解けないくらいに。踊っている間、私の頭の中で、最高の幸せとともに、もうすでに新しい不安がムクムクと沸き上がってきていました。彼、女の子が苦手なんかじゃない。彼女…いるかもしれない。□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□引っ張って引っ張ってすみません(汗)続きます!
July 12, 2005
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ファーストキスの相手、憶えていますか?旦那様は全く知らないけれど、私は、今でもその彼の事、よく思い出すんです。結局彼女には、してもらえなかったけれど。彼はテニス部のキャプテンで、でもテニス部のキャプテンと聞いて思い浮かべるようなイメージでは無く、背も低く、特別ハンサムというわけでもなく、クラスでも目立たない存在の男の子でした。でも、当時兄の影響でファッションに目覚め始めていた私は、ある日、兄と同じ靴を履いている彼に気付いたんです。私の高校は大阪と言っても田舎の方にあり、お洒落とは縁遠いのどかな校風の学校で、男の子がお洒落すると言えば、それはヤンキー風にする、という事でした。だから、彼のその靴を見た時、私はすぐに彼に惹かれました。私にとって大阪市内の私立校に通う兄はファッションの先生でしたから、その兄と同じ靴を履いている、というだけで、彼に憧れてしまったんです。その日から、彼の持ち物一つに一つに興味を持ち始めました。制服だから服のセンスまでは分かりません。でも、観察すればするほど、彼が持ち物にこだわりがある人だと分かってきたんです。鞄、ハンカチ、靴下…。でも、まわりで騒ぐ男子と違い、いつも静かに友達と何やら話している彼。女子と話しているところを見たことがありません。私は、何だか自分一人だけ宝物を見つけたような、そんな気持ちになり、彼のことが好きなんだ、と自覚するようになりました。気が付くと、いつも彼を目で追っていました。部活の時も、わざとテニスコートに近いコースを走ってみたり、そして、帰りの電車の時間を合わせてみたり。幸運な事に、彼と私は同じ駅で乗降していました。毎朝、彼と会いますように、と祈りながら駅に向かいます。もちろん時間は調査済なので、大抵は会えるようになりました。で、同じクラスということもあり、挨拶だけはしてくれるのです。でも、並んで一緒に歩く、という事を彼はしません。女の子は苦手、という感じ。それと…私には全く興味が無いんでしょう。「おはよう」その一言に、今日一日のすべてがかかっています。良い笑顔で、可愛い笑顔で、キラキラした笑顔で。注文は限りなく出てきます。でも、1秒も無いくらいの短い挨拶の後、いつもいつも残るのは後悔だけ。あ~、また緊張で顔がヒクヒクしてた~!泣きそうになりながら電車に乗る毎日。今思えば、絵に書いたような片思いでした。彼を中心に世界が回っているんですから。彼と目が合った、というだけで、彼も私の事を意識してる?と楽天的になったかと思えば、部活で後輩の女の子に指導している彼を見掛けると「あ、きっとあの可愛い後輩のことが好きなんだ」と激しく落ち込んだり。そんな毎日が過ぎてゆき、気が付くと、もう高校生活最後の学園祭が近付いていました。学園祭。それは、彼に自分の気持ちを告白する、最後のチャンスでもありました。(続く)
July 11, 2005
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今月一杯で同僚のHさんが辞めるという。Hさんは本当によく働く、気配り抜群な人で、私の職場の様なサービス業にはもってこいの人材だった。でも、辞める理由は上の人間に煙たがられているから、ということだった。オープン当初からずっといるHさん。つい最近一流ホテルから引き抜きでやって来たという上司は、何をするにもHさんに尋ねなければならず、Hさんも、一生懸命に対応していたのだが、結局今までのやり方が気に入らなかったらしいその上司にとって、他の従業員からすべての面で頼りにされているHさんを疎ましく思ったのだろう。何かにつけて注意したり、文句を言ったりしてきたらしい。今までの上司には、自分でどうすればいいかを考えて、気が付いたことは何でもすぐにやりなさい、と言われてきたのに、新しい上司からは、何をするにも上司の承認を得てからでないとしてはいけない、と言われ、すごくしんどい、と漏らしてたHさん。「私、ただのバイトだし、ね」ただのバイト以上の働きをしていたHさんを、会社にとって本当に大切な人材を、失ってしまう事がどれだけ大きな損失になるのか、この会社は分かっていない。Hさん以外にも、私が働きはじめてから、古くからいる人がもう何人も辞めている。みんな、本当にお客様の事を考え、心からの笑顔で接客の出来る人達ばかりだった。「人」を大切にしない会社は、この先伸びないんじゃないだろうか。特にこの業界では。給料面で使いやすいから、と学生アルバイトばかり採用して、研修も無しで、いきなり披露宴の料理出しをさせる。お客様に何か尋ねられて、「さぁ」と答えるのも仕方無いだろう。私を採用してくれた上司も、もうすぐ転勤になるらしい。親族控室は気配りが出来る、少し年配の人に、と言うことで私を採用してくれたのだが、新しい上司がどう思うかは分からない。今の職場ではそんなに長く働けないかも、と思う。いや、働きたくなくなるんじゃないだろうか。
July 9, 2005
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今日、通販で頼んでおいた商品が届きました。全部、娘の下着です。娘の下着はスーパーで買うよりも安いので、いつも同じ通販で買うんですが、前はおむつを外す為のトレーニングパンツや、赤ちゃん用のタイツ、靴下、のページしか見なかったのに、今では「ジュニア用下着」と書かれたページ専門です。そして、今回、ついにソフトブラジャーなる物を購入しました。それと…サニタリーショーツ。4年生にしては背の高い娘は、最近胸の辺りの膨らみが、少しですが気になってきています。Tシャツ一枚のこの時期、「あっ」と思う事が多くなってきていたんです。だけど、ブラジャーをクラスで一番にして行くと男子からからかわれたりするんじゃないかと思った私は、娘にそれとなく聞いてみました。「ブラジャーしてきてる子いる?」すると、娘は気にする風もなく、「うん、いるよ、もう4人くらい。○○ちゃんでしょお~、××ちゃんでしょお~…。えっ!?ママ、私のも買ってくれるの?」嬉しそうな娘を見て、少し安心しました。今は、昔とは違うんですね。早くブラジャーしたい、と思うようです。で、購入。今まで関係無いと思ってあまり見ていなかったんですが、ジュニアブラジャーって、デザインが豊富で、結構お洒落なんです。娘に選ばせて、ショーツとお揃いで2ペア買いました。「ブラジャーとパンツをお揃いにしても、誰にも見えないからつまんないね」と言う娘に、「いや、見せる日がいつか来るのよ」とは返せなかった私ですが(笑)サニタリーショーツは、まだ必要にはなっていないのですが、胸の膨らみがその日が近い、というサインだと聞いたので、準備の為に買いました。そういう身体の変化の事は、ずっと前から何も隠さずそのままを話して聞かせていたので、娘もサニタリーショーツを見て、「あ、これおむつパンツや~」と、普通のショーツとは違う、と一目見て気付いていました。でも、実際にその日が来たら、やっぱり動揺するんでしょうね。出来るなら、家でその時を迎えてほしいと思います。学校で突然、は心配だなぁ~。何日か前からその兆候があれば、パンティーライナーを使わせたり、濃い色のズボンを履かせたり出来るんだけど、そんなの分からないし。本当に、女の子ってこれからが心配です。うちでは、性教育を早くからして知識を充分に持たせることで自分の身体の変化にうろたえず、自分の事を大切にしてもらえるように、と願ってきたんですが、どういう教育が一番良いのか、なんてその子その子に寄るのかもしれません。あとは、娘自身に任せるしかないんですよね。もちろん、親はしっかりと見守っていかなければいけませんけれど。
July 8, 2005
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昨日、おニューの冷蔵庫が我が家にやって来ました。銀色に輝く憎いヤツです。結局電気屋のお兄ちゃんの口車にまんまと乗せられて、日立製に決めました。それは良いんだけど、日曜の夜から、とにかくしんどい。身体がしんどい。頭が痛い。気分悪い。仕事のせいだと思っていたんです、最初は。でも、月曜の朝、昨日よりももっとキツい。試しに熱を計ってみたんですが、熱は無いようです。歳とったら、こんな風に疲れが襲ってくるのが遅くなるんだよね、なんて娘や旦那様に泣き言を聞いてもらいながら、それぞれを送りだしたのでした。その後、あまりのしんどさに家事一切を放棄して寝込んでしまったのですが、次に起きてビックリ!左あごが腫れている!キャ~!何、これっ!その日、娘と私は歯医者の予約があったので、丁度いいから診てもらおうと、娘の帰りを待って歯医者に行きました。昔、虫歯の治療で被せたところのあごが腫れていたので、被せた歯の下の歯茎で炎症を起こしていて、それで腫れているのかも、と先生はおっしゃるのですが、その部分の歯茎も、歯も全く痛みが無いんです。ただ、腫れているだけ。首を傾げながら、先生は歯茎の内部の写真も撮ってくれましたが、結果、炎症は起こしていない、との事でした。もし痛みが出たり、腫れがひどくなるようなら、明日にでもすぐに来て下さい、と言われ、原因がつかめぬまま、歯医者さんを後にした私。やっぱり疲れかなぁ…。そして昨日、朝起きてもあごの腫れも、身体のしんどさも相変わらずです。おまけに風邪の症状まで出てきています。鼻が出て、痰がからみ、咳が出る。熱は微熱程度ですが、頭が重く、フラフラします。でも、冷蔵庫の配達は延期しませんでした。這ってでも冷蔵庫をお迎えするのだ!配達予定時間の1時間ほど前から、今まで長い事頑張ってくれた古い冷蔵庫の中身を取り出す作業を始めました。クーラーボックスに中に次々に食品を入れていきます。途中、何度も休憩しました。しんどいんですもん、だって。なんだか熱もあるみたい。でも、今熱がある事がわかっても、この作業を中断することは出来ないんです。冷蔵庫は、やって来るんですから。だから、あえて熱は計りませんでした。熱がある、とわかった途端、もっとしんどくなる、って事、よくあります。熱は無い、熱は無い。そして、ついに冷蔵庫はやって来ました。そろそろと運ばれてきた日立製は、おニューのニオイ(臭いんだ、これが!)をプンプンさせながら、うちの定位置に納まりました。書類にサインして、お礼を言って、作業員さんを見送った後、フラフラになりながら、配達のためにゴミだらけになった玄関ドア前の廊下をホウキで掃き、冷蔵庫のニオイ取りのために熱湯で冷蔵庫の外と中を全部タオルで拭き、コンセントを入れました。ダウン!もうダメ、お休みなさい。次に目覚めたのは、娘が帰ってきた、そのチャイムの音でした。新しい冷蔵庫に歓声を上げる娘と一緒に、クーラーボックスの中のものを、冷蔵庫に入れました。全部入れ終わったところで、またまたダウン!結局、おニューの冷蔵庫を喜ぶ余裕すらなく、昨日は終わってしまいました。病院に行け、行け、とうるさい旦那様の言いつけを守って、今日はついに内科に行って来ました。で、結果は…。多分おたふく風邪、だろう、との事。前に一度かかっているんです、私。だから、熱もあまり無いし、腫れもそんなにひどくないのかな。少し前に娘の調子が悪かったのは、もしかしたらおたふくだったのかもしれません。彼女は何年か前に予防接種をしています。そういう子はかかってもすごく軽いそうです。腫れない子もいるとか。私のおたふくのせいで、あまり大きく歓迎されなかった我が家の新しい冷蔵庫。元気になったら多いに活用させてもらいましょう。それまで待ってろよ~!
July 6, 2005
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昨日、短大時代の友人3人とランチしました。このメンバーで集まるのは約9ヶ月ぶり。その9ヶ月の間に、それぞれに色々と変化が起こっていました。まずM。彼女は以前日記にも書いた、あのゴージャスな友人です。相変わらずのゴージャスぶりで、今回のボーナスで、ついに車を買ったそうです。ちなみに、彼女はほとんど車を使いません。平日は夜遅くまでお仕事。土日は彼女所有のゴージャスなマンションで彼氏とゆったりと過ごしているそうで、じゃ、いつ使うの?と聞くと、「スノボに行く時ね」だそうです。なるほど。彼女の変化は9ヶ月前よりもさらにパワーアップしてる、っていう事かな(笑)次にU。3ヶ月ほど前からジャズダンスを習っているそうです。学生時代もそうでしたが、飽き性で何でもあまり長続きしない彼女が、ジャズダンスにはハマったらしく、今回大阪ミナミに出てきたついでにチャコットでダンスシューズを買うんだ、と嬉しそうでした。そしてS。彼女の旦那さんはギャンブル好きで、結婚前から金銭的に色々と問題のある人でした。仕事も長続きせず、サラ金に手を出しては彼女にお金を借りるような人でした。私達は結婚を勧めませんでしたが、彼女は周りの反対を押し切って結婚しました。案の定、旦那さんのギャンブル好きは治らず、内緒でサラ金に手を出し、最後は彼女の実家も巻き混んで後始末をしてもらっていました。子供も二人でき、もういい加減真面目に働いてほしい、といつも彼女は溜め息交じりに話していました。でも、会う度に驚かされるのは、そんなに苦労させられても、彼女は旦那さんの事をとてもとても愛していて、その気持ちは結婚前からちっとも変わっていないんです。そして、可哀想なくらい尽くす。そんな彼女を見ていると、苦労話をどんなに聞かされても、実は彼女はすごく幸せなんじゃないか、と思ってしまうのです。そこまで愛せる人に出会えた、という事で。だから、彼女の不幸話は半分笑いながら聞けてたんです、前回までは。それが、この9ヶ月の間に、彼女に大きな変化が起こりました。離婚したんです、旦那さんと。とはいえ、行く当ての無い彼を放っておけなくて、いまだに一緒に住んでいます。子供もいるし、夫婦でなくなっても子供たちの父親であることは変わらないので。ただ、彼女の気持ちは以前とは違います。もう以前のように、彼女の旦那さんを語る言葉に愛情は感じられません。彼女のためにも、子供たちのためにも、もちろん別れたほうが良いと思います。だから今回、みんな口々に「良かったね」と言い合いました。でも、なんだか少し寂しいような気がしてしまった私は、彼女の友達として失格かもしれません。どんなに苦労させられても、旦那さんの事を好きで好きでたまらない、という話をしていた時の彼女の方が、今の肩の荷を下ろした彼女よりも、すごく良い顔をしていたように感じます。幸せって、何なんだろう。
July 1, 2005
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