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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!
February 15, 2024
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藤原竜也が中村仲蔵って!



合わないでしょ!

だって華があるじゃない
挫折がないじゃない
踏みにじられたり
辱められたりなんてないじゃない

そもそも勘九郎さんの仲蔵だって
ほんとは不満なんだ。

萌音ちゃんも三味線までこなし
他の共演者の方も揃っていて

NHKのドラマが決して悪かったとか
面白くなかったとか
そういうことじゃない

勘九郎さんも萌音ちゃんも 
大好きな人が演っても
それでも なんか違う

タブン 勘三郎さんが演ったとしても
私は不満なんだ。

それくらい
『仲蔵狂乱』のインパクトが強かった。

仲蔵狂乱【電子書籍】[ 松井今朝子 ]

仲蔵の人生はドラマ程 甘くはないよ。
仲蔵は何度も死んで、
何度も這いあがってきたんだよ。


だから以前海老蔵さん(現白猿さん)の
仲蔵を観た時も

御曹子も御曹司、しかも成田屋宗家なんて
仲蔵の気持ちがわかるわけないじゃんと
斜めに見ちゃうのだ。



令和のドラマだから なのかも知れない
当時のままに暗く 苦しく描いたら 
視聴率取れないから

蜷川さんとこの御曹司 of 御曹司が 
仲蔵なのもちがうでしょ、と違和感のカタマリ

でも、それならせめて 
勘九郎さんと仲良しなんだから
若手のお弟子さん(中村屋以外でも勉強熱心な)
起用してくれたらいいのに、と思ったけれど
そうでもないし。


なんて思っていたら、
稽古場?かどこかで
藤原竜也さんの後ろにチラッと 
いてう(いちょう)さんが映ったを見た。


いてうさん出るなら、観たいな!とちょっと心が動いた。

NHKのドラマの間、
勘九郎さんの付き人のように
いつもそばに居て、

あのドラマが成功するように
支えていたいてうさんが

舞台にも同じように
携わっていることがわかってきて

(表には出ないようですが)

​​​​NHKスタッフblog
【忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段】
歌舞伎「立師」中村いてうさんのこと。


👆ドラマのblogを読んだら

勘三郎さんが

いてうさんに
「中村仲蔵」の名跡を継がせたいと

おっしゃっていたと知って
ジーン( ノД`)

そして

藤原竜也さんと伯山さんとの対談や、

いろんな取材の様子を見聞きするうちに
さらに気持ちが前のめりに変わって来た。


歌舞伎役者の力を借りたら楽なところ、
一から挑戦する

成功することが当然、と思われている
失敗することは許されない主演俳優
逃げない覚悟



勘九郎さんとの対談で、弱音を吐いた時

「歌舞伎をちゃんと知らない人ほど
『自分たちが考える歌舞伎はこういうのじゃない』
って批判するんだと思います。」と勘九郎さんに言われ


とググっときた後に、

「仲蔵のように光り輝く一本の道を
まっすぐに歩く人生でありたいという願いを持ちながら、
未知のものに挑戦していく気概を持ち続けていたいです。」

と対談をまとめている。

落語の『中村仲蔵』の中で仲蔵も言ってた!

「あぁありがてえことだ…広い世間にたった一人、
おいらの定九郎をいいと言ってくれたお客様がいる…」

参りました!

垢ぬけない脇役の定九郎の役を変えようなんて
誰も思わなかったのに 

自分だけの定九郎を作り上げた仲蔵のように




オーソドックスな中村仲蔵役を脱ぎ捨てて

今、自分だけの仲蔵を作ろうとしている人を
受け入れようとしなかったのは愚の骨頂

見せ場と見せ場のつなぎ、
お弁当を食べる時間だった
斧定九郎の場面を 

ひっくり返した仲蔵のような下剋上は
そうそう見られるもんじゃない​

好きな役者で観られる僥倖を無駄にする手はないね!

中村仲蔵って誰?と思った頃、

今はだいぶ興味があるけれど

落語もほぼ聴いていなかった頃

感動した正蔵さんの仲蔵。

今でも変わらず好きです。





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最終更新日  February 19, 2024 10:07:12 AM
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