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2015年07月14日
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源氏物語の女君(5) 女三の宮 密通の因果応報
木村朗子



すでに四〇歳となった光源氏にとって、成人式を終えたばかりの一四歳の女君は子どもっぽいばかりで、とても相手となる人ではなかった。この婚姻は源氏に皇女との結婚という栄誉をもたらしただけの味気ないものとなった。
女三の宮の魅力のなさは、一言でいえば、風格のなさにある。周りについている女房たちもよくない。若くて派手好きな軽々しい女たちばかりで、女性らしい気品に欠けているのだ。美しく非の打ち所がない紫の上と比べると誰の目にも見劣りのする人で、自然、光源氏の扱いも朱雀院の顔をたてるためだけのおざなりなものになっていた。
とかく評判の悪い女三の宮だが、ただ一人、自分がめとっていれば幸せにできたはずだと自負する者があった。柏木(かしわぎ)である。源氏の邸での蹴鞠(けまり)の日、柏木は偶然に女三の宮の姿を見る。この若き貴公子には、女三の宮はおっとりとかわいらしい女君とみえた。
それから幾年、源氏が五〇歳を間近に控えたころ、紫の上が重い病に臥せる。紫の上の看病のために源氏が長く留守にしていたすきに、女三の宮に執心してきた柏木が密通を遂げる。この密通で女三の宮は懐妊する。そこで生まれるのが薫。『源氏物語』後半の宇治十帖(じゅうじょう)の主人公である。
柏木の面差しを写した幼子を抱いた光源氏は、父帝も藤壺の生んだ子がわが子ではないと知っていたに違いないと今こそ思い至るのであった。


源氏物語の女君006.jpg

光源氏最晩年に、こんな痛手を負わせるのは他でもない、あの六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)なのであった。光源氏は紫の上との寝物語に過去を回顧し、六条御息所は執念深く、会うのも苦痛な女だったと酷評する。死霊となってこの世を漂う御息所の怒りに火をつけたのだ。紫の上を前後不覚に陥らせただけでなく、女三の宮が不義の子を産むと出家に追い込んだのも御息所だった。
死しても愛を成就できなかった女の哀しみは御息所一人のものではない。怨霊となった御息所の呻吟(しんぎん)は男に翻弄されたすべての女たちの声なのだろう。
(きむら・さえこ 津田塾大学教授)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2015年7月8日付掲載


女の嫉妬というか、恨みは怖いものだと思い知らされる。今も昔もかわりないことだ。





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最終更新日  2015年07月14日 22時29分37秒
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