きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

カテゴリ

カテゴリ未分類

(0)

写真撮影(神戸市内)

(318)

写真撮影(六甲山・摩耶山)

(225)

写真撮影(県内)

(242)

写真撮影(県外)

(199)

ご近所写真

(106)

ドライブ

(157)

小旅行

(92)

パソコン

(45)

パソコン(ハードウェア)

(73)

パソコン(ソフトウェア)

(104)

パソコン(トラブル解決)

(106)

デジカメについて

(65)

スマホ・携帯

(18)

自動車・バイクについて

(133)

春夏秋冬・季節について

(405)

引っ越し

(43)

お天気・台風・豪雨・豪雪・猛暑・極寒など

(54)

写真クラブ

(55)

映画について

(164)

星空・天文学を楽しむ

(94)

科学・化学・考古学など

(34)

健康管理・定期健診など

(286)

文学・美術・歴史・地理など

(37)

ストレスとのつきあい方

(9)

知って役立つ 暮らしの法律

(10)

知っておきたい認知症・らくらく介護

(47)

知って役立つシリーズ

(15)

働く人のメンタルヘルス

(10)

いろんな取組み

(165)

政治について一言

(46)

各種イベント

(152)

JR・電車・ディーゼル・路面電車など

(339)

カラスっておもしろい

(4)

眠りのはなし

(20)

老前整理

(4)

串本・太地・紀の松島・那智の滝・熊野三山・熊野の古道(2024年5月3日~4日)

(6)

敦賀半島・中池見湿地・池河内湿原と加賀の旅(2022年5月)

(5)

安曇野ちひろ美術館・安曇野散策・無言館(2019年5月21~22日)

(4)

志度・屋島・高松・琴平・善光寺・丸亀城・銭形・父母ケ浜(2019年5月3~4日)

(7)

備中高梁&吹屋ベンガラの里(2018年5月4日~5日)

(4)

四万十川・足摺岬・竜串見残し・内子観光(2017年5月)

(6)

越前・加賀の旅(2016年5月3日~4日)

(9)

鳥取・出雲街道(2014年5月3日~4日)

(10)

志摩・尾鷲ツアー(2013年8月8日~9日)

(5)

阿波・土佐の旅(2013年5月3日~4日)

(7)

琵琶湖めぐりの旅(2012年5月5~6日)

(9)

安曇野 常念岳・道祖神(2011年5月)

(7)

松本・安曇野・白馬の旅(2010年8月)

(7)

鳥取 春紀行(2010年5月)

(9)

徳島(吉野川・祖谷)紀行(2009年5月)

(9)

井倉洞・帝釈峡・比婆山(2008年5月)

(15)

潮待ちの港町・鞆の浦(2007年11月)

(18)

ポートアイランド

(93)

兵庫県知事選挙(2009年)

(13)

尼崎市議会議員選挙(2009年)

(21)

日常生活

(558)
全て | カテゴリ未分類 | 写真撮影(県内) | ドライブ | パソコン | 日常生活 | 小旅行 | いろんな取組み | 政治について一言 | 各種イベント | ご近所写真 | 写真撮影(県外) | ポートアイランド | デジカメについて | 写真クラブ | 徳島(吉野川・祖谷)紀行(2009年5月) | 尼崎市議会議員選挙(2009年) | 潮待ちの港町・鞆の浦(2007年11月) | 兵庫県知事選挙(2009年) | 星空・天文学を楽しむ | 写真撮影(神戸市内) | パソコン(ハードウェア) | 写真撮影(六甲山・摩耶山) | パソコン(トラブル解決) | 鳥取 春紀行(2010年5月) | 映画について | パソコン(ソフトウェア) | 安曇野 常念岳・道祖神(2011年5月) | 科学・化学・考古学など | お天気・台風・豪雨・豪雪・猛暑・極寒など | 自動車・バイクについて | 春夏秋冬・季節について | 琵琶湖めぐりの旅(2012年5月5~6日) | 健康管理・定期健診など | JR・電車・ディーゼル・路面電車など | 鳥取・出雲街道(2014年5月3日~4日) | 志摩・尾鷲ツアー(2013年8月8日~9日) | 阿波・土佐の旅(2013年5月3日~4日) | 松本・安曇野・白馬の旅(2010年8月) | 井倉洞・帝釈峡・比婆山(2008年5月) | 文学・美術・歴史・地理など | 知っておきたい認知症・らくらく介護 | 働く人のメンタルヘルス | 越前・加賀の旅(2016年5月3日~4日) | 知って役立つ 暮らしの法律 | 知って役立つシリーズ | 四万十川・足摺岬・竜串見残し・内子観光(2017年5月) | 老前整理 | 眠りのはなし | ストレスとのつきあい方 | 備中高梁&吹屋ベンガラの里(2018年5月4日~5日) | カラスっておもしろい | 志度・屋島・高松・琴平・善光寺・丸亀城・銭形・父母ケ浜(2019年5月3~4日) | 安曇野ちひろ美術館・安曇野散策・無言館(2019年5月21~22日) | 引っ越し | スマホ・携帯 | 敦賀半島・中池見湿地・池河内湿原と加賀の旅(2022年5月) | 串本・太地・紀の松島・那智の滝・熊野三山・熊野の古道(2024年5月3日~4日)
2016年01月05日
XML
チンパンジーを追って50年(1) 顔を覚えて名前をつけ
タンザニア・マハレの森で日本の調査隊

今年の干支は申。アフリカ・タンザニアのマハレで続けられている日本の研究者による野生のチンパンジーの研究は今年、51年目を迎えます。
(間宮利夫)


チンパンジーを追って002.jpg
【マハレ】
タンザニアの西端に南北に長く延びるタンガニーカ湖に突き出したマハレ半島にある国立公園(正式にはマハレ山塊国立公園)。アフリカを東西に引き裂こうとする地球の運動がつくりだした大地溝帯の一角で、世界第2位の深さを誇るタンガニーカ湖と標高2460メートルのンクングウェ山などにはさまれ、森林が広がっています。


まだ明けきらないマハレの森。チンパンジーがあちこちで「フーホフーホファー」と呼び交わす声が響きます。研究者たちは、夜明けとともに地元で生まれ育った助手と一緒に、声などを頼りにチンパンジーのいるところへ駆けつけます。
「目指す個体を探し出し体力の続く限り暗くなるまで追跡し、行動を細大もらさず記録していきます」。こう語るのは、現在、マハレ調査隊の代表を務める京都大学野生動物研究センターの中村美知夫准教授です。


チンパンジーを追って003.jpg
中村美知夫准教授

翻弄されながら
マハレでのチンパンジー研究は、1965年10月、タンガニーカ湖に面したマハレの浜に京都大学の大学院生だった西田利貞さん(後に京大名誉教授、国際霊長類学会会長など歴任)が上陸し、始まりました。西田さんは、自由気ままなチンパンジーに翻弄されながらも、半年後、畑のサトウキビなどを食べにくるようになった群れを間近でじっくり観察し、念願の個体識別に成功します。
「私は昨日の長い観察によって、顔だけでなく、体全体の特徴、その姿勢や動作の個性がかもしだす雰囲気というものを知らぬうちに覚えてしまっていたのだった。もう名前をつけていいのだ」(西田利貞著『精霊の子供たち』から)
一頭一頭に名前をつけるのは、日本の霊長類研究が編み出した“お家芸”です。個体識別できたことで、チンパンジーには決まったメンバーの複数の雄と複数の雌からなるグループ(単位集団)があることが初めて明らかになりました。
また、チンパンジーの集団は父系で、雄は生まれた集団にとどまる一方、雌は子どもを産める年齢に達すると別集団に移る傾向があることもわかりました。


チンパンジーを追って001.jpg
タンガニーカ湖の浜から見たマハレ山塊

地域で文化多様
同じタンガニーカ湖畔のゴンベでマハレの5年前からイギリスのジェーン・グドールさんがチンパンジーの研究を始めていたことも、プラスに働きました。ゴンベでチンパンジーが植物の茎でシロアリを釣るのを発見すれば、マハレでは木の枝でオオアリを釣るのを発見します。
「ゴンベとマハレ、二つの調査地が互いに刺激しあうことで、それまで思いもよらなかったチンパンジーの行動が次々明らかにされていった」と中村さんはいいます。
マハレに滞在する研究者は当初、多くても2、3人でした。75年、それまでの研究成果をもとにマハレの国立公園指定に向けた国際協力事業団(JICA=ジャイカ、現国際協力機構)のプロジェクトが開始され、研究は活発化しました。
アフリカ各地に調査地が増え、あるところで行われていることが別のところでは全く見られなかったりすることがわかってきました。たとえば、マハレでは見られなかった堅い木の実を石で割るという行動が西アフリカ・ギニアのポッソウなどでやられていました。
99年、科学誌『ネイチャー』にこれらの成果をまとめた論文が掲載されました。チンパンジーに文化が存在するだけでなく、地域によって違いがあることを世界中の人々が知るようになりました。中村さんは「ようやく欧米でも、ヒト以外の動物に文化が存在することを認めるようになったことを示すできごとだった」と語ります。
チンパンジーの文化の違いは道具使用に限りませんでした。マハレのチンパンジーは、向かい合って座った2頭が、頭の上で手を握り合い、余った方の手でお互いのわきの下を毛づくろいします。「対角毛づくろい」と名づけられた、この行動はたまたまマハレを訪れたゴンベの研究者が発見しました。マハレの研究者は見慣れていて、マハレ独自の文化であることに気づかなかったといいます。


チンパンジーを追って005.jpg
木の上のろうに細い枝を差し込んでオオアリ釣りをするチンパンジー

チンパンジーを追って004.jpg
チンパンジーを追跡し行動を観察する学生

集団の消失確認
日本の研究者たちが半世紀にわたって見続けたマハレではさまざまなできごとがありました。とりわけ衝撃的だったのは、西田さんが最初に個体識別し調査を始めたカジャバラ(K)集団が80年代に消失したことでした。アフリカ全体でも集団の消失が確認されたのはほかに1例あるだけです。


チンパンジーを追って006.jpg
マハレのチンパンジーだけにみられる「対角毛づくろい」

集団消失の理由はまだはっきりしません。別の集団に殺害されたとみる研究者もいますが、中村さんは「K集団は調査を始めた当時から若い雄が少なかった。おとなの雄が年をとって次々死んだことで集団が消失した可能性も考えられる」と説明します。
50年たった今も新たな発見が続いています。中村さんたちは、チンパンジーとはどんな動物なのか、その謎に迫ろうとしています。
(つづく)(写真は中村さん提供)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2016年1月3日付掲載


類人猿が道具を使う事はよく知られれいますが…。
チンパンジーに文化が存在するだけでなく、地域によって違いがあるってこと。
地元の研究者が気づかないことを、他の地域の研究者が発見するってこと。
類人猿とホモサピエンスとの不思議な共通点かな。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年01月05日 23時05分16秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

プロフィール

かねやん0701

かねやん0701

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: