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ベルベル人を追及した書物はほとんどなく、それなら言語から民族のルーツを探ろうか・・としたけれど、取り寄せた本「ベルベル人とベルベル語文法」は本当にベルベ語を話す為の文法がメインの本で(誰が必要とするのか?)役に立ちそうもなかった・・
北アフリカの先住民族のベルベル人は、言語的にはアフロ・アジア語族(かつてはセム・ハム語)のセム語ではない方
をさしている。(だからと言ってハム語とはいいきれない。)
現在は セム語派に対して
エジプト語派、クシ語派、 ベルベル語派
、チャド語派、オモ語派
と分類されているようです。
ベルベル人の家 1 (映画スターウォーズのホテル)
北アフリカの先住民族ベルベル人の家 part 1
ホテル・シディドリス(Hotel Sididriss)
アルジェリアやモロッコでは、30~40%がベルベル人といわれているようですが、今回紹介する チュニジアでは98%がアラブ人で残り2%の中の一部にベルベル
人がいるにすぎません。
古代都市国家カルタゴを擁するチュニジアは、フェニキア人がやって来るよりもはるか前からそこにいましたが
、カルタゴの発展と共に混ざり、同化する者が多かったのかもしれません。
マトマタの住居は山肌や、地中にクレーターのように穴を掘ったりする穴居型で、中庭のような空間を持った集合型住宅でもあり、先住民ベルベル人の住居として知られています。
マトマタ近郊から撮影
マトマタ地方の特殊な集落は、土地を追われたベルベル人が住んだ、山肌を利用した砦式の横穴式集落だったそうです。
実はマトマタに映画「スターウォーズ」のシリーズ第1作目(エピソード4)の撮影に使われたロケ地があります。
ホテル・シディドリス(Hotel Sididriss)
映画スターウォーズのロケ地、さらには撮影スタッフの宿泊したホテルとして有名な洞穴ホテルは、穴居住宅をホテルにしたものでSW好きな若者がよく泊まりに行くようです。
地上のホテル入口
階段を降りるとフロントが一応ある。
トイレもシャワーも共同と言う地元のプチ・ホテルなのだが、スター・ウォーズのおかげで繁盛。他の地元ホテルよりも少し割高と言う。
観光バスが乗り付けて見学人もくるようだ。
部屋の細部は横穴ではあるが、この中庭時代はクレーターのような竪穴である。
入口の数字は部屋番号だろう・・・。
スターウォーズで使用された中庭スペースには、映画の撮影の為に作られた装飾がそのまま残っている。
ホテルのレストランやバーがある中庭。
スターウォーズで使用された装飾類はよく見れば木工やプラにペンキを塗ったちゃちなもの。
宇宙基地のバーは今もバーのようだ。でも中は狭い。
未開に近い惑星と言えば確かにそう見える。
それにしても、このホテル・・・・。
電気の配線が土の中から出ているし、もしや壁も土に軽く漆喰を塗っただけ?
フロントも確かに建具はなかったし・・・。
ベルベル人の住居はつづく
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