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美濃加茂市役所で2月25日(月)に、高齢者が地域で安心して生活ができるよう地域で見守る体制を整備する「美濃加茂市高齢者見守りネットワーク事業」をスタートするため市と市内に販売網がある新聞販売店や牛乳販売店8事業所と協定を結びました。 この事業は、市内の65歳以上高齢者の人口が約11,000人、そのうち市の把握する見守りが必要な人は約600人と増えていることから、日常的に関わりのある事業所と連携して支援できる環境を整えることを目的としたものです。朝の新聞配達や日中の牛乳配達で個人宅を訪問した際、新聞や郵便物がたまっていた場合などちょっとした異変に気付いた時には市に連絡し、市が確認を行います。 美濃加茂市役所で行われた協定締結式で、有限会社トータルニュースの柴田博厚社長が「皆で見守ることで温かいまちとなり、高齢者が住みやすいまちになればと思います」と述べました。宮口誠健康福祉部長は「皆さんと連携を密にし、少しでも不幸なことがおきないよう取り組み、良い形のネットワークとなるようにしたい」と話しました。■協定を締結した事業所(有)青山新聞店 井戸新聞店(有)トータルニュース(柴田新聞店)(株)吉田新聞店(有)アイオス(井尾新聞店) 森永ミルクセンター 丹羽ミルクセンター 名糖製品販売(有) 森永お届けミルクセンター
2013年02月28日
宮口誠美濃加茂市健康福祉部長が2月25日、この日100歳の誕生日を迎える長谷部梅子さんを訪問し、お祝いの言葉とともに祝い金3万円を贈りました。 美濃加茂市では、100歳を迎えた市民に祝い金を贈っており、今回訪問した梅子さんを含めて、市内で100歳以上の人は14人(うち男性は1人)で、最高年齢は104歳です。 宮口部長が「おめでとうございます。いつまでもお元気でいてください」と花束と祝い金を手渡すと、梅子さんはお辞儀をしながら笑顔で受け取っていました。 ご家族の人に日頃の様子を聞くと、梅子さんは「食事はちゃん食べています。また昔のことをよく覚えていて、話をしてくれます」と話していました。
2013年02月28日
美濃加茂市のみのかも文化の森で2月24日、地域の皆さんに音楽に親しんでもらおうとピアノの源流をなす鍵盤楽器「チェンバロ」を使った「森のコンサート」が開かれました。 「チェンバロ」は、外観はピアノによく似ていますが、発音原理が異なり、ピアノはハンマーで弦をたたいて発音するのに対し、チェンバロは爪状のプレクトラムで弦を掻(か)いて発音します。 この日のコンサートは、チェンバロ奏者の渡辺敏晴さんを迎えて行われ、演奏した高さ80センチ幅80センチ長さ150センチほどの小さな「チェンバロ」は、渡辺さんが約350年前の図面を基に自作したもの。16世紀半ばのイギリスの鍵盤音楽やフランスのヴェルサイユ宮殿の音楽、オリジナル曲などの「チェンバロ」演奏しました。また、オカリナ作家でもある渡辺さんは、自作のオカリナでもイギリスと日本の民謡などの演奏を披露しました。 会場に集まった約130人の市民らは、「チェンバロ」の独特な音色や澄んだオカリナの音に引き込まれ、森に囲まれた施設で充実した午後のひとときを楽しみました。
2013年02月27日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で2月24日、テレビやインターネット、携帯電話など電子映像メディアとの付き合い方を考える「子育て合同学習会」が開かれました。 NPO法人子どもとメディア代表理事で九州大谷短大の山田眞理子教授が「~親子の絆を深めるために~こどもの育ちととメディア」と題して講演。市内の子育て中の人や関係者ら約50人が参加しました。 山田教授は、「おっぱいをあげながらテレビを見ていたり、携帯電話でメールをしていたりする母親がいる。食事もテレビを見ながらがほとんど。家族団らんは死語になった」と現状を憂い、赤ちゃんの顔を見ないで授乳すれば「目が合うことによって喜びを感じるプロセスが欠落していく」と指摘しました。 さらに、不眠症やうつ病の増加、有料サイトへの接続など電子映像メディアがはらむ危険性を紹介。「インターネットは超高速道路、ケータイは高性能の超小型スポーツカー。使い方だけ教え、やめ方や交通ルールを教えなければ大事故につながる」と述べ、子供に安易に買い与える傾向に警鐘を鳴らしました。 そのうえで山田教授は「テレビにカバーをかけ、見る時だけ外す」「携帯電話は自室に持ち込ませない。買う時に子供と約束する」「子供部屋のパソコンはインターネットにつながない」などの点を強調しました。 参加した人たちは、山田教授の呼び掛けにうなずいたりメモを取ったりしながら、真剣な表情で聞き入っていました。
2013年02月26日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で2月24日、美術の実技系講座「アートな1日講座」が開かれ、家族連れの市民ら22人が「オカリナの絵付け」にチャレンジしました。 みのかも文化の森では、「アートな1日講座」を毎月一回日曜日の午後に内容を変えながら開催。 オカリナは、イタリア語で「小さなガチョウ」に由来する名前。その音色は、空洞の振動によるもので素材や空洞の形状などで影響される楽器。 この日、イラストレーターの本間希代子さんが講師となり、参加した人たちは、用意された手のひらサイズの素焼きのオカリナに、アクリル絵具を使って思い思いの絵柄やカラフルな色を付けて仕上げにニスを塗り、オリジナルのオカリナを完成させました。 母親と講座に参加した山手小学校1年生の渡辺佳奈さん(7歳)は「オカリナに色を塗るのが楽しかったし、吹いたらきれいな音が出てよかった」などと感想を話していました。 次回の「アートな1日講座」は、3月24日(日)に「手びねりの技法やろくろを使った『陶芸』」を行います。
2013年02月26日
悪徳商法や金融詐欺被害など身近で起こる消費者被害を未然に防止しようと、2月23日(土)、美濃加茂市野笹町にあるアピタ美濃加茂店で、美濃加茂市、坂祝町、富加町、川辺町が定住自立圏の事業として行う広域消費生活相談室の相談員2人と各市町の職員が、買い物客に啓発小冊子など350セットを配布する啓発活動を行いました。 消費生活相談員らは、「知って安心 消費生活豆知識」と題した小冊子とティッシュなどをクリアファイルに挟んだものを、「悪質商法にご注意ください」などと呼び掛けながら買い物客に手渡し、消費者被害未然防止の啓発を行いました。
2013年02月25日
2012年秋の褒章で藍綬褒章を受章した、岐阜県消防協会長で、美濃加茂市消防団長の尾石文雄さん(蜂屋町・65歳)の受章祝賀会が2月23日、シティホテル美濃加茂で開かれ、関係者約230人が出席し、尾石さんの永年にわたる消防活動に尽力された功績を称えました。 発起人として、美濃加茂消防友の会の小川恒雄会長が尾石さんの受章に至る経歴を紹介し「今後も精進していただきたい」とあいさつ。続いて海老和允美濃加茂市副市長が病気療養中の渡辺直由市長の式辞を代読し「安全安心なまちづくりに大きく貢献いただき感謝します。今後も健康に留意し、ご尽力をお願いします」とお祝いの言葉を贈りました。 尾石さんは「私がこうしていられるのは皆さんのおかげ。私は幸せ者です。この日のことを驕ることなく、今後も努力していきます」と謝辞を述べました。 尾石さんは、美濃加茂市消防団に25歳で入団し、分団長まで務めて39歳で一度は引退。6年後、副団長として復帰し平成16年からは団長を務め通算32年。平成24年4月からは岐阜県消防協会長に就かれています。
2013年02月25日
美濃加茂市新池町にある総合福祉会館で2月22日、市民ボランティアの人たち同士が交流やつながりを深めることで、今後のボランティア活動を充実していこうと「いきいきボランティア交流会」が行われました。 市が行う介護支援ボランティア事業「いきいきボランティア」には71人の市民が登録。ボランティアを必要としている17の福祉施設に行き、利用者との話し相手や外出・散歩の付き添い、福祉施設で行われる行事の手伝いや特技を生かした演芸披露など、1カ月あたり平均20回ほどの活動が行われています。 この日、いきいきボランティアのメンバーや関係者を含め約100人が集まる中、日頃、施設で披露している三味線や踊りなどの特技を次々と披露するなど、交流を深めていました。
2013年02月22日
市民ニーズに対応し、効率的な業務改善に取り組んできた美濃加茂市の若手職員による「CS(市民満足)向上発表会」が2月19日、美濃加茂市の生涯学習センターで開かれ、職員ら約140人が見守るなか、活動してきた4グループが成果を発表しました。 同市では、市民に分かりやすく、上質なサービスを提供しようと平成14年からCS実践活動を続け、今年で11年目となります。 発表会では、活動してきた2年目から4年目までの若手職員4グループ23人が、フェイスブックを活用した行政情報発信の提案や「住みよさランキング」を調査・研究し活用していく提案などについて発表しました。 このうち、市内の魅力ある山を観光資源とする提案では、グループのメンバーが実際に山に登って調査。三和町にある御殿山には、遊歩道が整備され渓谷や滝をはじめ緑濃い木々が生い茂って自然の宝庫となっていることや、下米田にある白山には登山道が整備され毎年元旦には初日の出を見る絶景のポイントにもなっているほか、山之上町にある富士山や高木山も含め、十分に魅力があることを伝えました。 また、平成24年度で市民が負担する森林環境税は約2600万円と見込まれているのに対して、市民団体や市が行う森林整備などの事業で約850万円の交付を受ける見込みの実態をとらえ、今後、このような事業を活用してパンフレット作成やトイレなどを整備し、健康づくりとか観光などに視点を置いた事業化の可能性を提案しました。 発表会の終わりに、海老和允副市長は「それぞれ自ら視点を見つけて行動していることが大切なこと。仕事に結びつくものもあると思う。職員全員で考えていってほしい」などと講評しました。
2013年02月22日
第16回全国児童生徒地図優秀作品展で文部科学大臣賞を受賞した美濃加茂市立蜂屋小学校4年生の野田花さん(10歳)が2月19日、美濃加茂市役所を訪れ海老和允美濃加茂市副市長に受賞の喜びを報告しました。 全国から応募のあった4889点の中から選ばれた野田さんの作品「~これが蜂屋のたからもの~堂上蜂屋柿・宝の木・宝人マップ」は、蜂屋小学校校歌の歌詞に、蜂屋柿は「千年もかわらぬ国の宝」とあることから、その千年も大切にされてきた蜂屋柿の命ともいえる柿の木と作り手の技を一目で分かる地図に表したもの。 野田さんは「インタビューをした約50軒の蜂屋柿農家の方の思いもつまった地図になったと思います。約5千本の宝の木と宝人のわざを、これからも蜂屋中で大切にしていきたいです」、また、「生産者の高齢化や後継者不足が問題になっているが、大切にする気持ちを持ち続けたい」などと話していました。 海老副市長が「将来は何になりたいの」と尋ねると、野田さんは「野口英世のような研究者になりたい」と答え、海老副市長は「これからも、新しいことに挑戦したりして、がんばってください」と受賞を称えました。 1月17日に東京であった表彰式では、野田さんから太田昭宏大臣に堂上蜂屋柿をプレゼントしたそうです。
2013年02月21日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で2月17日、森林保全の大切さや自然への関心を深めてもらう催しが開かれ、9人の市民らが森林整備を体験しました。 参加した人たちは、最初に、日ごろから文化の森の森林整備を行っている市民ボランティア「みのかも森と林の会」代表の渡辺寿一さんから、「文化の森でも起きているナラ枯れは、カシノナガキクイムシが病原菌を伝播することで起きている。文化の森のコナラの木はカシノナガキクイムシの繁殖する条件が整っている状況。こういった木を伐採することも森を守るために必要」などと説明。 続いて、直径約50センチ、高さ15メートルほどのコナラの木の大木をチェーンソーで伐採するところを見学。「キシキシ、メリメリ」と大木が倒れはじめ、「ドスン」と倒れる音とともに地響きを感じるなど、その迫力に圧倒されました。 その後、実際にノコギリを使って伐採した杉の木を切る体験や、森にある枯れ木や枝を集めて、粉砕機でチップにしたものを散策路にまいて歩道の整備をする体験をしました。 親子3人で参加した加茂野町の矢島大輔さん(27歳)は「自宅で薪ストーブを使っているので興味があり参加した。森林の管理の大変さを実感できました」などと話してくれました。 参加者にとっては、体験をとおして新しいことを知ったり、気づいたり、考えたりするなど、充実した時間となったようです。
2013年02月20日
坪内逍遙顕彰会(石崎 彰 会長)の会員25人が2月17日、美濃加茂市太田本町の太田小学校内にある逍遥公園の清掃作業を行いました。 同会は、美濃加茂市出身の文豪坪内逍遙が亡くなった2月28日に、逍遙の偉業をたたえる「逍遙をしのぶ会」という催しを毎年行っており、その催しまで二週間を切ったこの日、清掃作業を行いました。 逍遙公園は、普段、太田小学校の児童が「そうじの時間」に清掃活動を行っており、今回の作業では、児童らの清掃ではできない逍遙顕彰碑の清掃や樹木の剪定作業を中心に行いました。このうち、顕彰碑の本格的な清掃は、約5年ぶりということです。 参加者らは、顕彰碑のまわりに掃除用の足場を組み、たわしやブラシを使って長年の汚れやコケなどを落としていったほか、剪定ばさみやのこぎりなどを使って、伸びた枝や不要な枝を取り除いていきました。 同会の石崎彰会長は「地域の人たちによって、逍遙の業績は語り継がれている。そういった人たちで綺麗にした公園を、ぜひ多くの人たちに訪れていただき、逍遙を身近に感じてもらえればうれしい」と話していました。
2013年02月20日
美濃加茂市内の高齢者でつくる市健寿連合会(福井徳保 会長)のカラオケ大会が15日、総合福祉会館で開催されました。 高齢者の生きがい活動の一環として、カラオケを通して仲間づくりや相互の親睦を深めようと毎年開催されています。 大会では、市内各地区を代表するお年寄り約40人が、日ごろの練習の成果を発揮して、北島三郎、五木ひろし、都はるみなどの演歌や歌謡曲を中心に歌声を披露。参加者の元気な歌声に、来場者ら約300人が温かい拍手を送っていました。
2013年02月19日
美濃加茂市立西中学校(大野裕司 校長)で15日、全校生徒816人が参加して同校の伝統活動を継承する活動継承の会が行われ、さわやかな歌声を披露しました。 この行事では、今まで培ってきた学年・学級の協力や団結をさらに深め、仲間とともにひとつの合唱の輪を作り上げる喜びを味わうことを目的に毎年行われている伝統行事で、今年は、「轍~委員会の活動を継承し、最高の合唱を証として残す~」をスローガンに取り組んできました。 3年生はクラスごとに「地球の鼓動」や「青葉の歌」などの曲を披露し、学年全体でも発表しました。1、2年生は学年全体で、西中学校の活動を継承していくにあたり、来年度に向けての意気込みを込めた合唱を披露。最後に全校生徒一丸となった「fight」の合唱があり、生徒たちの奏でる美しい声のハーモニーに、来場していた保護者らから大きな拍手が送られていました。
2013年02月19日
美濃加茂市蜂屋町にある蜂屋小学校で2月15日、児童や保護者のあいさつに対する意識を高めてもらおうと、児童会の役員やPTA役員ら約90人が、登校してくる児童にあいさつをする「あったか挨拶運動」を行いました。 この日、「あったかあいさつ隊」と書いたタスキを着けた役員らは、児童の集合場所のほか、通学路に指定されている同町十郎橋や蜂屋連絡所の交差点などに分かれ、それぞれの場所で「ポカポカ あったかあいさつ」と書かれたのぼりを持って、通学途中の児童に「おはよう」と元気な声で呼び掛けていました。 その声に答えるように、集団登校する児童たちからも元気いっぱいの声であいさつをする姿が見られました。
2013年02月18日
美濃加茂市にある古い街並みを残す中山道太田宿を活性化していこうと活動している4つの市民団体の関係者4人が2月14日、美濃加茂市役所を訪れ、中山道太田宿が「岐阜の宝もの」に認定された喜びを海老和允副市長に報告しました。 これは、岐阜県が地元の観光資源を再発見して認定する会議「飛騨・美濃じまんミーティング」が2月9日に開かれ、最高位の「岐阜の宝もの」の「中山道ぎふ十七宿」として選ばれたもの。ぎふ十七宿は、中津川市から関ヶ原町まで14市町にまたがる中山道の各宿場で行われている観光の取り組みなど、すべてが連携することで、観光客の増加につながる可能性が評価され認定。 この日、市役所に訪れたのは、太田宿中山道会館の指定管理者であるNPO法人宿木の佐光重広理事長、中山道若衆会の飯田則雄会長、中山道発展会の丹羽俊彦会長、太田宿草鞋の会の小島和博理事。宿木の佐光理事長は「太田宿は頑張っている宿の一つ。これまでの皆さんの努力が結びつきました。これから、さらにブラッシュアップしていかなければ」と話しました。海老副市長は「市もかわまち事業などで全体を良いものにするため、応援していきたい」と話しました。 なお、3月16日(土)と17日(日)には、「中山道ぎふ17宿歩き旅 はじめの一歩ウォーク」と題して、バラエティーに富んだ街道体験プログラムなど2日間で30コースが計画され17宿で一斉開催されます。 中山道太田宿では、16日に中山道太田宿プレミアムツアーとして、国の重要文化財「旧脇本陣」の特別解放のほか、太田宿名物の「甘露煮」「ライン漬け」「さといも焼きぼっち」「とまと大福」「堂上蜂屋柿ふぃなんしぇ」が味わえます。17日は、中山道太田宿ゆかりの人物を訪ねる旅として、明治の文豪「坪内逍遙」直筆の色紙のほか、槍ヶ岳を開山した播隆上人の遺品、岡本太郎の父で近代漫画の祖として著名な岡本一平の居宅などが楽しめます。
2013年02月18日
美濃加茂市太田本町の太田宿中山道会館で2月15日(金)から17日(日)まで盆梅展が開催されています。会場には、坂祝町文化協会園芸部会員21人が丹精込めて育てた盆梅32点が並べられており、来場者の目を楽しませています。 坂祝町酒倉の兼松進さん(89歳)は、「天気の影響で今年はまだ少し早いが、日曜日には花が開くと思います。一足早い春の香りを多くの皆さんに楽しんで欲しい」と話していました。
2013年02月15日
美濃加茂市役所で2月14日、5回目の「加茂川総合内水対策協議会」が開かれ、美濃加茂市と坂祝町を含めた加茂川流域の水害の防止や軽減するための26事業の対策メニューを含めた計画が決定されました。 これは、これまでにも幾度か浸水被害のあった加茂川流域で、平成22年7月と一昨年9月に連続して豪雨による床上床下浸水の被害が発生しているなど緊急の課題であることから、国、県、地元住民の代表者、坂祝町と同市で構成する同協議会が昨年2月29日に立ち上がり対策を検討してきたものです。 計画は、地域住民と国、県、美濃加茂市、坂祝町が一体となった加茂川流域全体での治水対策を、平成25年度から5年間で行う取り組みとしてまとめられ、これにより、近年で最大の浸水被害をもたらした平成23年9月の洪水と同程度の豪雨の発生に、対象としている地域の床上浸水をおおむね解消するもの。 具体的な取り組みとしては、加茂川排水機場の増設や加茂川の川底を掘ったり堤防を高くしたりするなどの「河川改修」、小中学校の校庭や市のグラウンドなどに雨水を貯留する施設を設けたりするなどの「流出抑制」、ハザードマップを作成と各戸配布や河川情報のアラームメール配信などの「被害軽減」が計画に盛り込まれました。 また、計画を上回る「超過洪水」への対応についてもソフト、ハード対策を一体とした被害軽減対策を「自助」「共助」「公助」を基本に、地域住民や関係機関と連携して進めるとしています。 今後は、計画に基づき、実行スケジュールを定め、実現に向けた取り組みが順次行われるとともに、その進捗管理のための同協議会を開催し着実に事業を進める予定。
2013年02月15日
地域活性化のヒントにしようと、商店街連合会や商工会議所、美濃加茂市が合同で企画した「まちづくりを考える講演会」が2月12日、美濃加茂市太田町にあるシティホテル美濃加茂で開かれ、市民ら約70人が参加しました。 この講演会は平成14年から毎年開催され、今年で11回目となります。 この日、大垣市中心市街地の若手商店主らでつくる「石黒塾」2代目塾頭の田中裕介さんを講師に迎え、「元気ハツラツの街づくり」と題して、大垣市で行われている商店街活性化の取り組みなどの講演を聞きました。 田中さんは「オオガキ珈琲プロジェクト」や「元気ハツラツ市」などの具体的な取り組み事例とともに、「誰もやりたがらないが誰かがやらないとあとで困るような雪かき作業など、最初に誰が引き受けるのか、誰かを待つのではなく自ら動くことが大切」、また「商店街だけの利益を考えるのではなく、まち全体の利益、そこに住む住民の利益を考えることが大切」などと参加者に呼び掛け、参加した人たちは熱心に耳を傾けていました。
2013年02月15日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で、地域に伝わる昭和期の土びなを集めた「ひなかざり」が2月9日から開かれています。土びなは市民の皆さんからいただいたもので、内裏びなをはじめ歌舞伎役者や武者、七福神、獅子舞などがあり、見ていて楽しいものばかりです。4月3日まで。 ひなかざりは、昭和30年代頃まで旧暦で行うところが多く、子どもが生まれると初節句に親戚や近所から、男の子、女の子の区別なく土びなが贈られていたそうです。 また、子どもたちが「ガンドうってちょうだい」と言って家々のおひなを見てまわり、ひなあられやお菓子をいただくという習慣があり、近所では楽しく元気な子どもの声が響いていたそうです。 土びなを飾った文化の森のボランティアの森川貞正さん(80歳)は、「土びなを飾る家はもうなくなったが、素朴なひな人形を見にきていただければ」と話していました。展示は午前9時から午後5時まで。入場料は無料。休館日は月曜日と第4火曜日。
2013年02月14日
多くの人に認知症に対する意識を高めてもらい、共に支え助け合えるまちづくりを考えていこうと2月9日、美濃加茂市の総合福祉会館で「認知症啓発講演会」が開かれ、約500人の市民らが参加しました。 この日、講師に国立長寿医療研究センター内科総合診療部長の遠藤英俊さんを迎え、「ぎんさんの娘たちはなぜぼけない?」と題した講演会が行われました。 遠藤さんは、ぎんさんの娘たちに見る認知症予防の秘訣を「毎日楽しく会話をすること」「より仲の良い人が大勢でつながる会話をすること」と分析。また、運動、栄養、生活習慣病の予防、社会と関わることなどの大切さなど、時には笑いを誘いながら日頃の診療や研究を通じてのお話に、会場の人たちはついひきこまれ、思わずうなずいている様子が見られました。 続いて、認知症になったとしたら、まずは早期診断、そして可能な限り環境を変えずに暮らすこと。また、本人には優しい声かけとケアができることが大切で、そのためには介護する家族を支援し、地域で認知症の人への支援をしていける地域づくりをしていくことが大切であると呼び掛けていました。
2013年02月14日
美濃加茂市消防音楽隊(犬飼 稔隊長)が主催する「美濃加茂市消防音楽隊 消防ふれあいコンサート」が2月10日(日)に美濃加茂市島町にある文化会館で開かれ、消防音楽隊員約40人がステージで日ごろの練習の成果を発表しました。 演奏会では、歌劇『トゥーランドット』より『誰も寝てはならぬ』や「組曲『惑星』より木星」など吹奏楽で親しまれている楽曲をはじめ、「ちびまる子ちゃんメドレー」や「女流演歌コレクション」、組曲「宇宙戦艦ヤマト」など、いろいろな世代に親しまれている名曲の数々を演奏しました。 音楽隊の迫力ある演奏に、集まった約500人の観客からは盛んに拍手が送られていました。
2013年02月13日
美濃加茂市太田町にある中央図書館で2月10日、読書を通じて人の輪を広げようと「深めよう 広げよう 読書の力」をスローガンに、美濃加茂市読書サークル協議会による読書交流会が開かれ、読書サークルのメンバーや市民ら23人が参加しました。 この日は、昨年、市内の中学生夏の課題図書となった『地をはう風のように』(高橋 秀雄/著 福音館書店)をテーマブックに、本の内容や作者について語り合いました。 参加した人たちからは、「田植えや風呂焚きの手伝いなど自分の子供の頃を思い出し懐かしかった」や「貧しさやいじめに負けず強く生きる主人公の姿が良かった」、「思春期の主人公が周囲の人間関係のなかで成長していく様子が感じられた」などと感想を話したり、思い思いの観点から意見を述べたりして充実した時間を過ごしていました。
2013年02月13日
美濃加茂市太田町にある美濃加茂市立太田小学校(渡辺育也校長)で2月9日、1、2年生の「生活科」と3年生から6年生までの総合学習「大いちょうタイム」の発表会が開かれ、福祉や国際理解など児童たちが一年間をかけて地域住民から学んできた成果を発表しました。 この日、同校体育館で保護者や地域住民らが見守るなか、児童たちは劇や合唱などで発表。3年生は「みのかものたから島」をテーマにまちのために自分たちに何ができるかを考えながら取り組み、夏祭りで行われている「大蛇の舞」や、美濃加茂市出身で近代文学の先駆者である坪内逍遙先生の生い立ちや功績などを発表しました。 児童たちの懸命に取り組んできた発表に、集まった大勢の保護者や地域住民の人たちは、感心しながら聞き入っていました。
2013年02月12日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で、2月9日から「世態人情を描く」と題して大正から昭和にかけて人気を博した漫画家の展覧会「岡本一平展」が始まりました。3月24日まで。 今回の展覧会は、美濃加茂市古井町が終焉の地となった岡本一平(1886-1948)の業績を紹介。会場には当時の新聞や雑誌、単行本などに掲載された漫画や原画、肉筆画の作品集のほか、軸物の日本画、書籍などあわせて114点が展示されています。 庶民の生活や時事のニュースなど当時のさまざまな世相を捉えた作品からは、軽妙に風刺しつつ、おかしみのある漫画を描き続けた一平の世界が楽しめます。 これは、美濃加茂市と早稲田大学との文化交流事業として開催され、4月12日から5月31日まで早稲田大学大隈記念タワーでも同様の展覧会が開かれるほか、みのかも文化の森では、2月17日(日)午後2時から漫画史研究家の湯本豪一氏による「漫画史のなかの岡本一平」と題した講演会の開催、3月10日(日)は地方史研究家の黒野こうき氏と一緒に岡本一平ゆかりの地を巡るバスツアーなどが予定されています。詳しくは、みのかも文化の森(電話:0574-28-1110)まで。
2013年02月12日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で2月6日、美濃加茂市農政講演会が開かれ、農業委員など農業関係者ら50人が参加しました。 農業の活性化を目的に、市が毎年企画しているもので、今年は農業の魅力を再認識してもらおうと広報紙でPRするなど一般市民の参加も募っています。 フリーアナウンサーでエッセイストの小谷あゆみさんを講師に迎え、「喜び!感動!のある農業」と題して講演を行いました。 講演会では、番組企画をきっかけに始めた東京での区民農園の体験や、その後、家庭菜園が趣味となりベジアナ(ベジタルアナウンサー)として活動している話など、生産者とは別の視点で喜びや感動したことなど農業の魅力について話しました。堂上蜂屋柿などを例に「歴史や連携、農産物ができるまでの物語」の大切さに触れ、「感動を与える物語とともに生産者の顔が見える農産品づくりがこれからは必要ではないか」と語りました。 また、講演会の前に、意欲と能力のあるプロの農業者の育成を目指した認定農業者に山之上町の佐口誠さんが新たに加わり、伊藤誠一産業建設部長から認定書が手渡されました。
2013年02月08日
美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで2月5日、住みやすいエリアづくりを進めている「みのかも定住自立圏」の具体的取組の事例や、総務省の定住自立圏構想の担当課長の話を聞き、圏域を盛り上げる取り組みづくりに役立てようと、美濃加茂市、坂祝町、富加町、川辺町、八百津町、白川町そして東白川村の首長、定住自立圏構想懇談会委員、議員、職員の約160人を対象に研修会および講演会が開かれました。 研修会は、東白川村の職員が、定住自立圏つながる事業の1つである子どもの森林文化の体験学習を通じた交流事業や恋カツ、フォレスタイルといった東白川村のユニークな取り組みを発表。また、美濃加茂市の職員が、あたりまえな身近なものから何か材料をさがし、面白いことすると自分たちの生活が少し豊かに感じられること、地方文化の素材を感じこの地に移り住んだ岡本一平から学ぶものなどを発表しました。 その後、総務省地域力創造グループ地域自立応援課の牧慎太郎課長を講師に招いた講演も行われました。牧課長は、「定住自立圏の推進について」と題した講演で「人口減少は必然であり、それを悲しむのではなく、優秀な人材が働けるまちにすることが重要。真似できない知的付加価値を生みだすことがヒントになるでしょう」などと呼び掛けていました。
2013年02月08日
みのかも文化の森が主催する『四季を食べる講座「手造りみそと大根料理」』が5日、美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森の生活体験館(まゆの家)で開かれ、市民ら17人が参加しました。 この日参加者は、文化の森ボランティアの「伝承料理の会」会員のサポートを受けながら、みそ造りにチャレンジ。圧力釜で煮た後にすり潰した大豆と塩こうじを混ぜてみそ玉を作り、容器に入れ落しぶたをしました。この日造ったみそは、重石を置いて半年以上漬け込み完成を待ちます。 そのほか、昨年の講座で造ったみそを使って、ふろふき大根や大根飯など4品も調理し手造りみその美味を堪能しました。 参加した十河登志子さん(70歳・森山町)は「みそ造りの基本を知り、自分でも造れそうだと自信が持てました」などと話してくれました。 次回の「四季を食べる講座」は、2月17日(日)に「初午とひな祭り(まゆ団子づくりなど)」を行います。
2013年02月08日
美濃加茂市太田第二保育園(佐合弥生園長)で2月1日から5日の間、園児たちが作った作品を展示する作品展「そーっとのぞいてみてごらん」が開かれました。 この作品展は、園児の成長を保護者や地域の人に見てもらう目的で毎年開催しています。今年のテーマは「そーっとみてごらん」で、園児がどきどきわくわくするものをクラスごとに考え、製作しました。 会場には、園児たちが思うおいしいケーキを紙箱や色紙を使って表現した作品や、ダンボールで作られた車型のタイムマシンなど趣向を凝らした全園児85人の作品を展示。来場した保護者らは、作品を眺めながら子どもの成長を実感していました。
2013年02月07日
美濃加茂市立加茂野小学校(棚瀬哲校長)は、加茂野小学校職員40人と全校児童645人が参加して、不審者侵入を想定した職員の対応や児童が避難する訓練を行いました。 訓練は、加茂警察署の職員が不審者役になり校舎内に侵入。ベランダから5年1組の教室へ侵入すると、担任の教諭は、素早く児童を教室から出してグラウンドに行くよう指示すると同時に、机や椅子を使って壁を作り侵入者を近づけないようにしていました。 すぐさま異変に気が付いたほかの学校職員ら5人がさすまたなどを手にして駆けつけ、バットを持った不審者に対応しました。その間に全校児童は放送によりグラウンドへ避難し、パトカーで駆けつけた警察官によって不審者を制圧しました。 訓練の後、加茂警察署生活安全課の森崎武芳課長が、全校児童に「自分の命は自分で守ること」や「団体で素早く行動することが大切。そのために先生の指示を良く聞くこと」などと全校児童に指導しました。 5年1組の田口莉帆さん(10歳)は「本番はどう動けばいいのか分かりました。警察の人の演技が上手だったので、緊張のある中できてよかったと思います」と話してくれました。
2013年02月07日
美濃加茂市の市民グループ「みのかもサイエンスカフェ実行委員会(西尾祐人委員長)」は2日、同市にある伊深自治会館で、小水力発電など自然エネルギーについて考える催し「みのかもサイエンスカフェ」を行いました。 同委員会は、若い世代に科学を学んでもらう目的で平成23年から活動を開始。これまでに、バイオエタノールの講演会やピアカウンセリングについて考える催しなど行っています。今回は、親子で地域に適した自然エネルギーを知ってもらい、これからのエネルギー問題に対する意識を高めてもらうきっかけづくりを目的に企画。 この日は、同委員の自然エネルギーについての説明の後、ピコピカという小水力発電機の組み立てイベントが行われました。ピコピカは、(有)角野製作が製造する発電装置で、円筒状の支柱に水の流れで回る羽根が取り付けられており、その回る力を利用して発電する仕組み。 参加した児童10人は、同社と共同研究をする中津川工業高校の電子機械研究部2年生の6人から指導を受け、1時間半かけて2基のピコピカを完成させました。その後、実証実験として、近くの農業用水路にピコピカを設置し、水の力でLEDを点灯させる試運転を行いました。LEDが点灯すると、参加した子供たちは声を上げて実証実験の成功を喜んでいました。 参加した蜂屋小学校6年生の天野達基さん(12歳)は「理科の授業など好きなので参加してみました。組み立て作業は自分も楽しむことができたし、科学の勉強にもなるのでとてもよかったです」と話していました。
2013年02月06日
美濃加茂市にあるプラザちゅうたいと東中学校体育館で2月3日、第23回市民ソフトバレーボール大会(混合の部)が開催され、優勝を目指し、55チーム430人が熱戦を繰り広げました。 大会は、1部6ブロックと2部4ブロックに分けて行われ、1部は「上野台」「中部台」「信山」「西町連合A」「長福」「北一1」が、2部は「加茂野B」「京町A」「三和」「中屋敷」がそれぞれ優勝しました。
2013年02月06日
外国人住民の多い美濃加茂市の生涯学習センターで2月2日、ブラジルの国民的なお菓子として親しまれている「ブルガデイロ」作りが開かれ、5歳から小学校5年生までの12人の子どもたちと8人の保護者が参加しました。 これは、子どもたちに多文化への興味を持ってもらおうと、みのかも子どもセンターが企画。この日、市内に住む2人のブラジル人が、ブラジルではホームパーティーや結婚式などでは必ず見かけるお菓子「ブルガデイロ」作りを指導しました。 参加した子どもたちは、ココアパウダーや練乳、バターなどの材料を鍋に入れて温めたり、できた生地をビー玉ほどの大きさに丸めてチョコレートスプレーをまぶしたりする作業を丁寧に行い完成させました。 初めて「ブルガデイロ」を作って食べたという古井小学校1年生の渡辺愛奈さんは「コロコロと丸めるのがちょっと難しかった。食べたら生キャラメルのようにやわらかくておいしかった」と話していました。
2013年02月05日
美濃加茂市牧野にある牧野交流センターで、市民サークル「趣味の会」の皆さんが製作した動物の置物や小物入れなどを展示する「趣味の会作品展」が行われています。 この作品展は、個展を開催することで地域づくり拠点としての交流センターであることを多くの人に知ってもらおうと同センターが企画する「明笑サロン作品展」の一環で、毎回地域の皆さんのさまざまな作品を展示しており、今回で15回目の開催となります。 今回は趣味の会に所属する市民13人の作品を展示。布やボタンなど使って作られた愛くるしい猫の置物や、折り紙を使ったカラフルな物入れなど約80点が並び、来場者の目を楽しませています。 なおこの展示は、3月31日(日)まで行われます。
2013年02月04日
博物館と学校の連携のあり方を検討する「第9回博学連携フォーラム『博物館における多面的な学びの提案~教科や単元をつなげた実践から~』」が、みのかも文化の森で開催され、市内外の教育関係者、博物館関係者ら約200人が参加しました。 文化の森では、「博物館と学校の連携」を念頭に、文化の森での活動が、子どもたちにどのような効果を与えているのかを考えていくための活動として、毎年、この「博学連携フォーラム」を開催しています。 午前中に行われた第一部では、古井小学校の1年生3クラス83人が国語科「たぬきの糸車」、生活科「ふゆをたのしもう」(昔の遊び、ぶんぶんごまづくり)と題した公開授業を実践。昭和20、30年代ごろの養蚕農家の家を復元した生活体験館「まゆの家」では、国語科の授業が行われ、最初に障子に映る映像を見ながら「たぬきの糸車」の朗読を聞きました。 その後、児童らは、話の中に出てきた板の間、土間、板戸などを実際に見ることで理解を深め、昔の生活を知ろうとまゆの家の中を見学、ボランティアの人の説明に耳を傾け、興味深そうに話を聞いていました。さらに、物語の中にあった、おばあさんが糸車で糸を紡ぎ、たぬきが破れた障子から覗くという場面を実際に再現。児童らは、糸車を回したり、破れた障子から覗いたりして、おばあさんやたぬきの役になり、実際に体験をして物語への理解を深めました。 文化の森緑のホールで行われた第二部では、はじめに国立西洋美術館の寺島洋子主任研究員による「学校と博物館―その継続的な連携について―」と題した基調講演が行われ、その後、古井小学校などの教員による実践報告も行われました。第二部の最後には意見交換会も行われ、学芸員、教員などそれぞれの目から見た「博学連携」に対する意見交換をしました。
2013年02月01日
美濃加茂市山之上町の住民で組織される山之上ふるさとまちづくり準備委員会(高井誠吾 座長)が29日、同町を歩いて巡る「歩いて確認しよう 地域の魅力再発見!」という催しを行いました。 同委員会は、平成24年6月15日に、山之上町を住みよいまちにするため、住民自ら知恵と力を出し合うことを目的に設立され、これまでに住みよいまちづくりをすすめる施策などを話し合う協議を7回重ねています。 今回の催しは、自分たち自身が同町のことを改めて知る必要があると考え、普段は車で通り過ぎている道を実際に歩き、多くの魅力や課題を発見するために企画。この日は、同委員や住民ら17人が参加し、同町南坂にある白髭神社を北上して山道歩いたり、十二社神社周辺など散策したりしました。参加者は、同町の自然あふれる景観を眺めながら、約3時間かけて、自然環境で活かしていきたいところや、景観・美観を損なうところなど確認し合いました。 高井座長は、「普段は歩かない場所を、地域の皆さんと歩くことで、改めて山之上町を知ることができました。これからよりよいまちづくりをしていくためのいい準備運動になったと思います」と話していました。
2013年02月01日
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