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2023.07.15
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テーマ: 鉄道(22218)
185系:団体列車「これからの新金貨物線を考える会」


185系 新幹線リレー号塗装 復活撮影会(ツアー)


※本記事は、平成30年7月4日に投稿したもので、当時の表現になっています。


とある鉄道仲間のお誘いがあって、団体列車に乗ってきました。
団体列車に好んで乗ることは過去にもなく、前回が結婚前に12系お座敷客車「江戸」によるビール列車以来で、結婚前だからもう20年以上も前になります。

今回の団体列車、お誘いはあったもののタイトルや趣旨等はまったく伝えられておらず、「新金線」を通る185系10連によるものだということだけ。現地集合して初めて趣旨が伝えられるという非常にアバウトな集まりでした。
それはそれで面白いですが、「新金貨物線を考える会」といういたってまじめな政治的なものであり、自分としても身近な存在で興味のあった部分でしたので、大変有意義なものでした。


※撮影は、平成30年7月1日です。



185系B4編成ほか10連 「これからの新金貨物線を考える会」 松戸駅にて

団体行動なので、編成をチェックできませんでしたが、185系6連+4連です。当初は6連だったそうですが、応募が予定数を超えたので10連になったそうです。しかし、実際に乗った1号車でも精々6割程度の乗車率くらいでした。


クハ185-207 車内

185系に乗るのも久し振り。この車両はATC対応でしょうかね?機械箱があります。






新金線 国道6号線

お隣金町の中線に入り、一旦停車後、いよいよ新金線へと入ります。
私としては初めての乗車。ワクワク感が高まります。
急カーブから地上に下り、まもなく国道6号線の踏切へ。本来なら交通のネックになる踏切ですが、新金線では列車本数が極端に少ないためか、連続立体の区間からも除外され、今もって踏切が残されています。





案内では、途中区間で葛飾区長と衆議院議員の平沢勝栄先生が手を振って待っているということだったのですが、場所が良く分からなかったので気が付いた時にはあっという間に過ぎてしまいました。ちょうど加速区間に入ったので余計に間に合いませんでした。


新金線 新中川築堤

新金線のハイライトはやはり新中川に架かる橋梁でしょう。当然、ここにもファンがいました。


新金線 新中川橋脚

新金線では全線にわたって複線分の用地が確保されており、新中川では橋脚もしっかり構築されています。しかし、今もって使用されていないのはご承知のとおり。


新金線 総武本線合流

そしてあっという間に総武本線の元新小岩操車場に合流です。




当該団体列車は目的地を成田にしたため、ここで方向転換して逆向きに出発となります。この間、30分の停車時間がありますが、ダイヤの調整というよりは大きな目的があったようです。
主催者、これを支援する葛飾区、江戸川区の議員の方々からご挨拶が次から次へと。そして、松戸から積み込んだお弁当とお茶が配られます。


185系から見たホキ1622

この日は工臨や配給列車はおらず、ホキ800が多数留置されていました。なんか、ピカピカに見えました。




そう言えば、185系だから窓が開くんですよね。でも、今は全開ができないようにしてしまったようです。
かつては広大な敷地を誇った新小岩操車場と新小岩車両センターもなくなり、グランドや遊歩道として整備されました。
この敷地の遠方に見えるマンション群のあるところは、かつて私が勤めた事務所があり、この操車場を眺めながら仕事をしていました。そこに居た3年間の間に、入換をしていた貨車が消え、検修庫が消え、線路が消え、整地され、グランドへと化けていったという風景を見ていました。





新金線旅客化実現弁当

趣旨が趣旨だけに、仰々しい名前の特製掛け紙のお弁当。中身は千葉駅の駅弁で有名な万葉軒の潮干狩り弁当のようです。
新小岩を出発してしまえばやることはありませんので、久し振りに車内で食する駅弁を満喫しました。

そして、これまた久し振りに来た千葉方面の撮影地を車窓から散策。113系や古くは183系を撮りに来た記憶が蘇ってきます。






成田では折り返しまで2時間ほどしかありません。団体は成田山へ行ったと思いますが、私らテツとしてはそんな勿体ない時間は過ごせません。わずかな時間ですが、充実した乗り鉄を楽しんできました。





帰路は全くの逆行程で、再び新小岩から新金線を走ります。
185系の運転台から、新中川を渡るショット。ちょっと景色が見えづらいですね。

今回の団体列車。鉄的には行程が短く、マニアックな内容ではありませんでした。周りの団体客もおおよそ町会の老人会、或いは家族連れの行楽列車な感じでした。

しかし、ここで重要なのは、金町から新小岩まで、新金線がどれほど便利さを秘めているかということにあると思います。あれだけスピードを上げずに走行しても、わずか10分で走破してしまうのです。
これに対し、通勤時間を電車で移動するとなると、50分も掛かってしまいます。これは金町や新小岩のそれぞれの隣接駅で考えても、新松戸以遠の常磐線利用者の便を考えても、旅客化のメリットは非常に大きいのです。

区間が短い割に収益的なメリットが望めないためか、JR東日本はあまり乗る気はなく、過去に何度も要望・検討を繰り返しながら未だに実現していません。現在はトラムによる旅客化も検討されているようですが、それでも利便性は高いことでしょう。

転職したばかりから数年、江戸川・葛飾を根城として仕事をしていたため、縁のある路線です。実際に、当時の先輩方でも、常磐線から不便な通勤経路で通っている方々が多くいました。
是非、旅客化を実現してもらいたいものです。


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最終更新日  2023.07.15 05:23:04
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