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くまんパパ 「短歌人」2月号のための落書きグラフィティ 1(未推敲、旧かなづかひ)Points and Lines鼈すつぽんで縒りを戻して腐れ縁デスティニー 長谷川理恵と石田純一解脱せし老師のごとき色男 父が娘を愛めづるがごとく石田翁ボス世なる男女なんによのやつかみを柳に風と受け流しつつ *1灰色の地下鉄メトロに乗つて六本木、広尾、目黒の晩秋に消ゆ折あらば銀座あたりで逢ひませうそして点と線ポインツ・アンド・ラインズ黄昏の東京駅の赤煉瓦 点と線とのおほき空白携へし片道切符東京駅十三番線プラットフォーム香椎とふ土地の名夙つとに覚えたり祖母の形見のカッパブックス情交をせぬ心中はあり得ぬと地元刑事の強こはき確信 *2男らは皆戦いくさより帰り来し飢ゑし歯車なりけり昭和天皇の御為おほんためゆゑ皆死にき誰しも否み得ざるそのことヒロヒトと呼ぶを許さじニューヨークタイムズならで我が蒼生くにたみはこれやこの王陽明ワンヤンミンの解説書塵を払ひてほくほく読みつ孟子曰ふ為政者徳を失へば天は民もて命めいを革かふると永田町落葉舞ひ散り衆議院議員らの首寒き年の瀬正しきや正しからずや楓のみ紅くれなゐにほふ袋小路にミシュランの三つ星までは腕一つ妻と二人で四苦八苦とな秋更けて一年ひととせかへりみるにつけ持つべきものはブログ友なれ頼もしや「いやよ」の上に「ぜつたい」が付きにけるかな吾子わこ育ちゆくオリオンの三ツ星あれがなむちらの星なるべしと告ぐる初冬はつふゆ*1 「女性セブン」11月29日・12月6日合併特大号「スクープ! 石田純一(53)、長谷川理恵(33)復縁 スッポン料理の夜」*2 松本清張「点と線」著作権を有します。© Nosho "Daddy Bear" Sakamoto 2007 All rights reserved.
2007.11.30
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所属する短歌結社誌「短歌人」12月号に、拙作6首が掲載されました(短歌本文、旧かなづかひ)。涎よだれ掛け地蔵菩薩に着せありく嫗おみなお地蔵様になりゆく荒海の汀みぎはにい這ひ徘徊もとほろふ海鼠なまこの腸わたの硝子の小瓶祖母おほははの俤おもかげ偲びいにしへの田中絹代のキネマ貪る雨粒の星屑砕け割れて散るウィンドシールド途方に暮れて流血の惨事もありし夫婦めをとなりジャガー横田が他人に見えず熊野なる深山みやまの奥の爺婆ぢぢばばに語り聞かせに行くといふ君* さらに、10月号掲載分からの「Salection」欄に、拙作1首が選出されました。はちぐわつの饐すえしにほひの叢くさむらに殻のみ晒す蝸牛かな〔ボツにされた詠草 9首〕夢みつつ花咲く森に埋もれけりサウイフヒトニボクモナリタイ *1悲しくて見るに堪へざる人の世のカメラワークはわたつみへパン *2厭離穢土欣求浄土おんりゑどごんぐじやうどと祷いのりつつ海のあをさに帰るとふことさ庭べに実りしトマト齧りせば皮いと堅き野生の子ワイルドチャイルド手の込んだ失恋の歌身に沁みて白き光に晒されてゐる九十九折つづらをり昼なほ暗き奥山の径みちに迷ひて行き倒るなよ「泣かないよ強い子だもん」シャンプーが目に入りし子に我が目潤めり「強いから泣かないんだよ」なだめつつ中山美穂の歌を思へり *3限りなく優しかりける亡き母に似てゐるのかも知れぬこの吾子わこ*1 宮沢賢治「十一月三日(雨ニモ負ケズ)」/「夢み」は、古語動詞「夢む」の連用形。*2 溝口健二「山椒太夫」、ジャン・リュック・ゴダール「軽蔑」、北野武「HANA-BI」それぞれラストシーン。*3 国分友里恵、中山美穂「ただ泣きたくなるの」〔自註〕ご覧の通り、引用を伴った歌は、すがすがしいまでに全滅選歌にはほぼ納得しているが、ただ一首、「悲しくて見るに堪へざる人の世のカメラワークはわたつみへパン」が理解されなかったのは、それなりに入魂の力作だっただけに、ちょっと残念だ。やはり純テキスト的に見て、少し難解だったか。「ジャガー横田」の歌なんかは、僕としては一瞬芸の“捨て駒”のつもりだったので、正直、選ばれたのが意外だった・・・まあ、たぶん一種の生活詠、社会詠、嘱目詠の交錯として評価されたのだろう。嬉しくないこともないが。文芸は全てそうだけれども、特に短歌を含む短詩型は、読者/評者の解釈を経て初めて完成するともいわれており、そういう意味では作者はいわば俎(まないた)の鯉であり、いったん発信したら、あとは受け手に身を委ねるのが当然の態度だとは承知している。ところで、僕ごときのヘボ歌詠みが言うのもおこがましいが、歌を詠む秘訣があるとすれば、それは、・・・・・ひたすら考えるのみウンウン唸って、無い知恵を絞るしかないよね著作権を有します。© Nosho "Daddy Bear" Sakamoto 2007 All rights reserved.
2007.11.28
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月谷小夜子 女に酔わず酒に酔え楽天ブログ仲間の土壇場サヨコさんこと、月谷小夜子さんの著書である。楽天ブックスで絶賛発売中!! 残部僅少!!!ちなみに、「小夜子」はオミズの世界に飛び込んだ時に自ら名付けた源氏名だが、「月谷」は、驚くなかれ、戸籍上の本名だという。何とまあ、ロマンチックな苗字!だが、生まれついての苗字ではないという。えっ!?!・・・この本を書いた時は独身だったのに?何というミステリー!松本清張「砂の器」に、“戦争や大災害時などにおける、本人の申し立てによる本籍復活”の手続きが、重要な知能派トリックとして出てくるが、そういった類いだろうか?・・・とか言うほどのことでもないか別れた亭主の苗字である。苗字だけは気に入って、今も使っているという。(現在は再婚なさったので、その辺がどうなっているのかは、まだ本人に聞いていないが。)さて、小夜子姐さんは、これまでとことん男運に恵まれなかった。まず開闢は、父親だった。父親は、旧帝国大学を出たほどの、その世代としては社会的超エリートであり、サヨコさんも裕福な少女時代を送ったが、いかんせん父親は少しロマンチシズムが強すぎる人物だったのか、外に女を作った。次第に家に帰らなくなり、どちらが妾宅(しょうたく)だか分からないぐらいになった。サヨコさんは10代の頃、自分と7歳しか年の違わないその妾(めかけ)と対面したこともある。修羅場であった。「どちらも好きなんだ。分かってくれ」という父親を、サヨコさんは処女の潔癖性で責めた。嫉妬に狂った母親は、どちらがきれいかとサヨコさんを問い詰め、挙句の果てに「お前のために離婚しないのだ」と呪文のように繰り返した。ついに切れたサヨコさんは、母を引き取り、水商売の世界に飛び込んだ。その父親は、ほどなく死んだ。もう一つの修羅場と愁嘆場があった。サヨコさんも本書の中で言及している「女性の『オトコ運』は父親できまる」などで知られる岩月謙司氏の著書に照らしても、問題のありすぎる不幸な少女時代だった。岩月氏の論法によれば、毒リンゴを食べ(させられ)た白雪姫である。ちなみに、岩月氏の、深層心理の最新知見に基づき、深い人間洞察に溢れた著書は、僕も愛読しているし、娘3人をもつ身として今後も精読しなければと思っている。→岩月謙司ホームページお店のママになったサヨコさんが知り合って結婚した男は、たぶんいい男だったのだろうが、妻子を養うという感覚がなかった。働く気力がなく、一日中よくも寝ていられると思うほどに寝ていた。サヨコさんが一所懸命に稼いでも稼いでも、ザルで水を掬うようにお金はなくなった。我々読者から見れば、俗に言う「ヒモ」だったと言っていいだろう。もっとも、この言葉を、本書の中で著者は使っていないが。そのほかにも、このダメ亭主に対する筆致には、意外な節度が感じられる。もちろん、まさか未練ではあるまい。著者の優しさの発露だろう。四角いインスタントラーメン一個をキャベツで増量させて、女の子と男の子の2人の子供に食べさせた。「おかあさんは食べないの?」と、孝行な娘が母を気遣った。ある日、お金がなくなったことで詰め寄るサヨコさんに、ダメ亭主は、子供がやったととれる言い訳をしてとぼけようとした。サヨコさんの中で何かが切れた。お嬢さんは、いつもサヨコさんの味方だった。「ママには男を見る目がない」と言われた。サヨコさんは九州女である。いざとなったら強い。お嬢さんの心の助けもあり、ダメ亭主をすっぱりと切り捨てて、身も心も軽くなった。――こうした人生の地獄が、淡々とした、しかも温かさを失わない筆致で描かれる。すばらしいの一言だ。お嬢さんに言わせると、一人で頑張っている母を見ていると、かわいそうでグレることもできなかったのだそうだ。ここ、感動した。親の後姿を見て子は育つ、というありふれた言葉があるが、どれだけの親が現実に実践できているだろうか。そんな彼女は、弟から「カリスマ姉」と呼ばれている。電車の中で騒がしい子供を見ると、その親に啖呵を切るほどの女丈夫である。こういうところは、誰に似たのであろうか?そのお嬢さん、今は東京・新宿のIT企業でウェブデザイナーのチーフになっている。コミック同人誌作家であり、イラストレーターの夢も持っている。彼女の前途に幸あれと蔭ながら祈るのは、書評の範疇を超えているだろうか?
2007.11.27
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月谷小夜子 女に酔わず酒に酔え楽天ブログ仲間の土壇場サヨコさんこと、月谷小夜子さんの著書である。楽天ブックスで絶賛発売中!! 残部僅少!!!実は、前回分を掲載した時、アクセスのあまりの少なさに、がっかりというよりはびっくりした。僕のブログサイトの通常のアクセス数に比べても、ちょっと驚くほど少なかった。やっぱり、ネット読者って若い人が多いから、オミズの世界ってなじみが薄いんだろうか。皆さん、ぜひ買って読んで下さいねっ!!肩が凝らなくて、面白くて、それでいて深い、いい本ですからただ、サヨコさん、改めて気が付いたのだけれど、僕のブログの主要な客層は、“ほのぼのハートウォーミング家族愛”系みたいなので、どうもターゲットというか、マーケティングとして若干方向性が違うかも知れないですね(爆)なにしろ、いわゆる「オミズ」の自伝的エッセイである。女性にはもちろん、書き方によっては男にも反感を買いそうな書評になる恐れが高い。何しろ、この水商売の世界には、独身時代の僕も客として大いにお世話になり、はっきり言って、そこそこモテて楽しかった思い出のあるクチだからだ。なにしろ、若い頃は長身痩躯のイケメンで(自分で言うのも何ですが)、「黙っていればいい男」と呼ばれていたぐらいである。喋ると、男磯野貴理みたいだったけどちなみに、178cm、68kgぐらいだったことを記憶している。この水準は、妻と結婚するまではだいたい維持された。結婚して、一気に緊張感がプッツンし、現在88kgである金もずいぶん散財した。可処分所得に占める「飲み屋さんエンゲル係数」はきわめて高かった。あのころ夜のちまたに投入したお金を預金しておけば、一財産になったのではないかと、かなり後悔している。ところで、この本はタイトルで損をしていると、著者ご本人にコメントしたことがある。「女に酔わず酒に酔え」というのは、内容を読めば真意は分かるのだが、印象としてはちょっと拒絶的であり、「酔え」の命令形も強すぎるのではないか、とかなんとか。ところが、このタイトルは、お土産として渡したお客様の奥様筋には至って評判が良く、夢は売っても春は売らないママの心意気がよく分かり、安心して夫を預けられると、かえってお客様が増えたほどだという。な~るほど、物事は聞いて見なければ分からないものである。ただ、出版マーケティング的には、やっぱりちょっとキツいタイトルだと思う。本書の中で著者は、オミズの使命は、バーチャルな恋愛を通じて脳内ホルモン・セロトニンを分泌させ、お客様の疲労回復、癒し、ひいては老化防止、若返りを図ることにあると言う。著者は冗談半分にそう言うのだが、僕なんかけっこう本気でそう思うけどね。実際、ひどく疲れて煮詰まって、屈託があってストレスの塊で鬱っぽい時なんかに、きれいで優しい女性のいる飲み屋さんで、一晩パ~っと騒いですっきりしたことは、数え切れないほどの覚えがある。社会には絶対必要とされている立派な職業である。・・・実は、僕も内心、恋愛至上主義なところがある。人としてこの世に生まれて、恋愛以外にすることがあるのだろうか、なんて、けっこう内心思っている。もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対。もう年だから無理だなんて思ってても絶対むろん、人生で、いろいろとするべきことはあるだろう。ひとかどの男なら、たいていの場合仕事を通じての自己実現、社会貢献、そして妻子を養い、有為な子供を育てる責務を両肩に背負っている。男女共同参画社会の理念に多様な意見はあるが、僕は女性の社会進出は大賛成、大歓迎である。・・・が、まだまだ女性の社会的実力は、均(なら)せば男性の足元にも及ばず、現実の男性社会はほとんど小揺るぎもしていないと観測している。むろん、男たちにはその分の重圧もある。今や、経済は国際競争の時代である。早晩、中国にGDPで追い抜かれるのは必至であろう。なにしろ相手は10数億人。どう足掻いても多勢に無勢。経済の総規模で太刀打ちできる訳がない。その中で、日本経済は、どう生き残っていくのか、優れた技術の蓄積を頼みの綱に、青息吐息でサバイバルを模索しているのが現状であろう。この国には資源もない。あるとすれば人的資源だけである。才覚、知識。要するに頭の中身だけである。男たちはヘトヘトになりながら戦っている。男はつらいよ、なのである。そこで、オミズの天女たちの出番である。男たちは、仕事の戦場からそのまま帰還するには、あまりにも殺気立っている。家に帰れば、男たちの苦労と苦悩を理解しない妻の、愚にもつかないグチを聞かされる。まあ年を経て慣れてくれば、これが夫婦というものの実体であり味わいだよと、笑って甘受する僕のような大人もいるわけだが、なかなかそうは問屋が卸さない。「帰宅拒否症候群」は、男たちの魂の叫びである。・・・とはちょっと大げさか。つづく
2007.11.27
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テレビ朝日開局50周年ドラマスペシャル・松本清張原作・ビートたけし主演「点と線」が、一昨夜、昨夜の2日間に亘ってオンエアされた。良かった(・・・らしい)!!ビートたけしの鬼気迫る演技、脇を固める重厚な演技陣、そして、初めて狡猾・老獪・非情な計画殺人犯役に挑んだ柳葉敏郎。その犯人の、世を儚む病弱な妻を演じた夏川結衣は大好きな女優だが、クライマックスシーンの入魂の演技が絶賛されているようである。犯人役を、主演級の大物俳優が快く受諾するあたりは、さすがに巨匠・松本清張の原作というべきであろう。むろん、自他共に認める松本の代表作であり、発表当時の日本人を驚愕させた傑作である。 松本清張 点と線清張ミステリーの映画化で、不朽の名作と言われる「砂の器」なんかも、殺人事件の被害者が緒方拳、犯人が大岡越前の加藤剛だもんね。これを追う刑事に、丹波哲郎と森田健作という豪華キャスト。監督の野村芳太郎氏は今年お亡くなりになったんだっけ?この犯人役は、テレビドラマでも、田村正和と中居正広がそれぞれ演じている。――福岡・香椎(かしい)の街はずれの、玄界灘に面した暗く寂しい海岸で発見された、若い男女の一見ありふれた情死と思われる二つの死体。余談だが、僕は日本語の固有名詞では「香椎」という言葉が一番好きだ。もし僕が小説を書くとしたら(書かないけど)、主人公には「香椎なにがし」と名付けたいとかねがね思っている。その、“ゼロの原点”である。「点と線」は、それだけでも感涙モノの巨大オープンセットを投入し、最新のコンピューターグラフィックス技術を駆使して、僕の生まれた頃でもある昭和30年代前半を完璧に再現。・・・そして、涙なくしては見られない、日本推理小説史上に燦然と輝く、黄昏の東京駅13番線プラットホームの「空白の4分間」の映像化!!!テレビ朝日はよくやってくれたと思う。今年は「アサヒる」ということばが大ブレークして「現代用語の基礎知識」に収録されるなど、朝日系メディアはケチョンケチョンだったが、これで帳消しと言えるかも知れない!?!・・・いかん、また朝日の悪口を書いてしまった。朝日のファン層も分厚い。物言えば唇寒き秋の風(芭蕉)である^^;・・・確かに、僕が生まれて始めて見た日本は、こんな感じだった。人の心も、とりわけ戦争という惨禍を引きずっていた男たちの荒ぶる激しさも、確かにこんな感じだった。町内にすら、あの凄惨な死の島・ガダルカナル(餓島)帰りのおじさんがいて、眼光鋭く、恐ろしかった。・・・その孫とは、飲み友達だけど祖母と母が、推理小説、とりわけ松本清張のファンだったので、その作品を収めたカッパブックス(光文社)は、リアルタイムでずらりと揃っていた。小5か6ぐらいで、「点と線」、「ゼロの焦点」、「Dの複合」、「黒い画集」、「黄色い風土」、「眼の壁」、「影の車」など主だった作品は全て読破していた恐るべきマセガキだったが、ゾクゾクするような面白さと同時に、“大人の世界”の悲しさ、はかなさと恐ろしさ、醜さに身の竦む思いがしたことをはっきりと記憶している。それは、男の子が成長する過程の、必須の人生教養課程だったと思う。ありがとう、松本清張。また、清張ミステリーは、鮮烈なイメージ喚起力が特徴で、「点と線」の東京駅の奇跡の4分間はもちろん、「ゼロの焦点」で、新妻が見つけた本に栞(しおり)として挟んであった北陸の寒村の謎のあばら家の一葉の写真とか、「砂の器」の「カメダ」という地名など、読んでいて本当に怖くてゾクゾクする。それでいて、やめられない止まらない。昔はよく夜中にトイレに行けなくなって往生したものだ。僕の書く文体に古めかしい堅さがあるとすれば、それはまぎれもなく子供の頃の松本清張の読みすぎによるものである・・・それにしても、早く録画を見たいな~。実はまだ、通しでは見てないのだ!!幼稚園前の可愛い娘たち三人の世話に追われて、本編はほんのちょこっとしか見られなかった。子供たちがせがむので、「プリキュア5」や「ケロロ軍曹」などの録画を見ていた・・・ま、これはこれで面白かったけど「点と線」で検索して、いろんなブログを覗いてみると、もう絶賛の嵐だね。ただ、飛行機を使ったもう一つのアリバイトリックは、現在の眼で見るとさすがに古めかしい時代背景を感じてしまうし、ブーイングもあるようだが、僕の世代には当時のリアル感覚として十分成立している。庶民が飛行機に乗るなんてことは、およそあり得なかったし、思いつきもしなかった時代である。タクシー(当時は、主にハイヤーと言った)に乗ることすら贅沢だったのだから。一般読者がまず思いつかない以上、トリックは成立していた。むろん、地上波デジタルからハードディスクに録画は取ったので、空きDVDにダウンロードして、明日あたりから細切れで見ることになるだろう。最近の大容量DVDデッキって、ほとんどパソコンだね。しくみも、操作性もね。
2007.11.26
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2005年12月1日に発生した、栃木県今市市(現・日光市)小学1年生女児(当時7つ)吉田有希ちゃん殺害事件は、まもなく丸2年を迎える。事件の詳細は、こちらやこちらをご覧下さい。こちらのサイトはちょっと未整理だが、生々しい。地元紙「下野(しもつけ)新聞」などの詳細な報道によると、この間栃木県警は、本部長肝煎りの陣頭指揮のもと、これ以上出来ないだろうと思われるほどの空前のローラー作戦を含む総力捜査を進めてきたが、万策尽き、事件は未解決のまま、事実上迷宮入りの様相が濃くなっている。しかし、しろうと目にも、県警捜査員の全知全能を出し切った捜査であることは、報道や口コミ、噂を通じて十分伝わった。初冬の事件発生であり、真冬の寒空の下での初動捜査から2年間、県内の不審者は、全て洗われたと思われるほどである。むごたらしく殺された有希ちゃんへの悲痛な思いと犯人への憎しみを胸に、栃木県民は挙げて県警を応援し、犯人逮捕を心待ちにして来たが、ここまでやった以上、むろん残念無念ではあるが、結果は仕方ないというほかはあるまい。もしかすると、犯人もまた、すでにこの世の者ではないのかもしれない、などという憶測も浮かんでしまう。今夜放送される、松本清張の代表作「点と線」の、ビートたけし演ずる鳥飼刑事みたいな、叩き上げの職人肌のプロの捜査官が、切に望まれるところだ。・・・いや、いるのだろうけれども。ただ、この事件に関しては、たぶんほぼ初動から県警は全力投球で、最初に犯人が逃げたことについては、やむを得なかったとも思われる。こんな猟奇的な異常な性格の犯人が、いっちょ前に車は運転できて、あっというまに60kmも離れた茨城の山中まで軽々と移動できるという難しい世の中だから、捜査も大変だろうな~と、お察し申し上げる。こういう世の中では、各県警察の管轄を超えて広域捜査する、アメリカのFBIみたいなのが必要なんじゃないだろうかと、けっこうマジに思うね。県警は、当日前後の今市市から出た膨大なゴミを、全て切り裂いて中をチェックしたと伝えられた。また、今市市周辺の空き地や道路沿いは全て捜索したといわれる。実は、栃木県公安委員の一人(地元企業の社長さん)が父の知り合いで、ちょうどウチに来た機会に僕が直接聞いたところでは、この事件に遺留品は全くないということだった。犯人の計画性も伺われると同時に、まさに糸の切れた凧である。・・・たぶんマジな話、栃木県警は、ワラにもすがって、サイコパワーも使ったと思う。しかしまあ、この2年間、県内で同種の事件は起きなかった。一定の抑止力にはなったかも知れないと、それはまあ唯一の救いといえるだろうか。時効までにはまだ間があるとは言っても、事件の風化は進む。この間に、当時の今市(いまいち)市は、市町村合併で日光市になった。捜査の困難さは増すばかりであろう。捜査員の皆さんには、率直にご苦労様であると言いたい。ただ、変質者の仕業であるとすれば、再犯ということもあり得るかもしれない(・・・それも、あってはならない、おぞましい事態ではあるけれども)。何らかの、ひょんなことから芋づる式に解決ということも、皆無とは言えないだろう。その辺りに、かろうじて望みが繋がれるのみであろうか。犯人が憎い。犯人の顔が見たい。これは、僕にとっても悲願である。
2007.11.23
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きのうは午前中、栃木県体育館のプール館で、久しぶりにスイミングをして来ました♪今3歳8ヶ月の、三人囃子というか三人官女の娘たちを妻が妊娠して以来のことだから、実に4年ぶり!!!受付で、4年以上前に買った「回数券」を出したところ、これはすでに廃止されて「プリペイドカード」に変わりましたとのこと。それでも、まあいいでしょう、ということで入れてもらえた。栃木県体育協会、エライっ!!!いざ泳ぎ始めてみると、当然ながら、体は完全にナマっていました。筋肉は半分ぐらいに落ちてる感じ。クロールでも感じたのですが、特に昔取った杵柄のバタフライを悪戯にやってみたら、如実。水泳の推進力というのは、自由形やバタフライでは、8割がた腕の筋力なのですが、それが完全に衰えている。スカスカだ。体で覚えている、あるべきものがない感覚というのは、なんかイヤ~な感じです。・・・とはいえ、すごく気持ちいがった~。1200m(24往復)をゆっくり40分で泳いでお開き。さほどの疲れもなかった。トライアスロンをやってた頃は、1200なんてのはトレーニングの序の口だったのですが、4年間のブランクというのは、いかんともしがたい。ただ、これまでの経験則から、長期間のブランク後でも、おそらく6~7回通えば、だいたい体(筋肉)を作れると思う。体って、けっこう順応性があって、筋力ってすぐ付きますから。最初の、ほんのちょっとの辛抱です。体さえ順応出来れば(フィットネスすれば)、スポーツは楽しくなる。若い頃なら、ヒト成長ホルモン(ヒューマン・グロウス・ホーモン、HGH)がたくさん分泌されてるので、さらに筋肉増強は早くて、4~5回のトレーニングをして脂肪分の少ない鶏肉でも食べればすぐ元に戻ったけど、もう年だからね。たぶんもう少し時間がかかる。ただ、日常的にジョギングをやっているせいで、心肺・循環機能は出来あがっていて、息が上がることはなかった。筋肉疲労のみ。・・・以上は、運動が、なんとなくキツそうだな~と、やりあぐねている皆さんのために、ご参考までにね運動は楽しいですよん♪なお、この間、ジョギングも2回やったのですが、書き忘れてました(20回目&21回目)。さすがに、だんだん寒さが堪えるようになってきましたけどね~。加えて、ここ一ヶ月ほどは、休日はプチ断食をやってます(1日1食、夕食のみ食べることにしている)。そ~ゆ~こともあいまって、現在、88.3kg(夕食前測定)。シェイプアップ大作戦を開始した9月初めからみると、5kgのカウントダウン。3重あごが、1.5重ぐらいになった?!?ご近所の人にも、痩せましたねと言われて、内心、欣喜雀躍順調、順調。ニンマリ
2007.11.22
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僕は、全然美食家(グルマン)ではなく、食に関しては恬淡としている方だと思うが、このニュースに人並みの興味は湧いた。和食がここまで高く評価されたのは、大筋では日本の伝統文化への評価と受け止めていいのではないか。覆面調査員が欧米人3人、日本人2人のたった5名で、客観性は大丈夫なのか?ということや、やや「星(アスタリスク)」の乱発に過ぎるなど、選考結果・選考過程などの細かい点には批判も出ているようだが、(現代)日本文化ってやっぱり凄いんだと、日本人としてはおおむね素直に喜びたいと思う。・・・とはいえ、三つ星、二つ星の店を通じて、僕が名前だけでも知っていたのは、「すきやばし次郎」と「つきじ 植むら」ぐらいか。「植むら」は、当地の宇都宮支店で食事をしたことはある。確かに、上品で上手かったと思う。それは間違いない。皆さんはいかがどす?(・・・と、ワケもなく京都弁になる)それと、よくテレビなどに出ていて(名前だけは)知っているアノ店はどうしたんだ?・・・一つ星にさえかすりもせずに落選か?という店も、かなりある。武士の情けというか、惻隠の情というか、名指しは避けるべきであろうが、面子丸つぶれではないか。そういう悲喜こもごもの悲喜劇・不条理劇も生み出しているようであるちなみに、今回の評価がなくても、つとに“世界最高の鮨”と言われてきたという、銀座「すきやばし次郎」の夜のコースは、お一人様27,000~32,000円だそうだ。・・・う~む、・・・一食3万円、二人で行って6万円!?!^^;僕も、5月の結婚記念日などには、地元のフレンチの名店「存じやす」(いいお店です、近くの方はぜひ行ってみて~)で、ちょっと奮発して妻と晴れの非日常的ディナーを楽しむぐらいのことはするが、しかしこうなると、・・・僕の金銭感覚の許容限度を、わずかに、・・・いや、かなり超えていると思われる一人3万といえば、こちらの地元・栃木の鬼怒川、川治、那須温泉などのSクラスホテルに悠々一泊できる。絶対そっちの方がいいな~鬼怒川は、さすがに地元なので、いろんな機会にいろんなホテルで宴会をやったり泊まったりしたことがあるが、「花の宿 松や」なんてベストだと思うよ~ん。ここは、妻が三つ子を出産した直後に、赤ちゃんがまだ病院にいる一瞬の隙を突いて、お祝いと「娑婆の見納め」を兼ねて、夫婦で泊まりに行きました。このタイミング、考えたね~深い喜びに包まれて、最高の思い出になりました。ホテルの敷地内で、鬼怒川の河畔まで降りていける、卓越した内部構造。(三つ星とまでは言わないが)食事も良かったし、竹久夢二の絵で埋め尽くされた大正ロマンの館内の雰囲気など、全体の印象としては新婚旅行より良かったかも知れないぐらい。行って良かったし、ぜひまた行ってみたい。まさに潜在的リピーター予備軍です。そのほか、鬼怒川なら「鬼怒川御苑」あたりもいいね。さてグルメの方に戻ると、東京で言えば、神田神保町の「揚子江菜館」(「冷し中華」発祥の店)の「上海肉絲炒麺(上海式肉焼きそば)」(税込み1,260円)が日本最高の食い物だと思ってる口だから~ちなみに、当地・宇都宮の全国区三つ星餃子店は、これはもう誰が何といおうと「宇都宮みんみん」でありまして、衆目の一致するところ、ダントツトップでございます(常時行列30分~40分をご覚悟下さい)。ミシュラン東京版 「三つ星」に8店、初の日本料理も 【毎日新聞】 仏タイヤメーカーが発行するレストラン格付け本「ミシュランガイド」の東京版(22日発売)の内容が19日発表された。最高の料理と評価される「三つ星」には、すし屋2店を含む計8店が選ばれた。日本料理の三つ星店は世界初。発表会見後、日本人初の三つ星シェフらが登場し、レセプションが行われた。 三つ星以外で東京版に掲載されたレストランの内訳は▽二つ星25店▽一つ星117店。三つ星を含む計150店は都市別で世界最多。また、三つ星8店はパリの10店に次いで多く、これでミシュランガイドの三つ星レストランは世界で68店になった。 東京版に掲載された店の6割以上を日本料理が占め、中にはふぐ料理やてんぷら、うなぎの専門店も。残る4割はフレンチやイタリアンなど。編集の総責任者のジャン=リュック・ナレ氏は会見で「食材の質や技法など、レベルの高さに驚かされた。東京は世界に燦然(さんぜん)と輝く美食の都だ」と話した。 ミシュランガイドは「ミシュラン」が1900年に創刊。レストランのほか、優れたホテルも掲載。「覆面」調査員が店を訪れ「料理の味と質」だけで評価を下す独自の調査手法で知られる。東京版は日本人2人と欧州人3人の計5人の調査員が、東京23区内の約1500店を1年半かけて調査した。これまでフランスやイギリス、米国など計21カ国が調査対象になり、世界で年間約100万部を発行。アジアでは東京が初めて。東京版は日本語版(2310円)と英語版が97カ国で販売される。【川久保美紀】★三つ星に選ばれた店★・かんだ(和食)・カンテサンス(現代風フランス料理)・小十(こじゅう、和食)・ジョエル・ロブション(現代風フランス料理)・すきやばし次郎(すし)・鮨水谷(すし)・濱田家(和食)・ロオジエ(フランス料理)【2つ星】石かわ(日本料理)一文字(日本料理)臼杵ふぐ山田屋(ふぐ)えさき(日本料理)エメ・ヴィベール(フランス料理)菊の井(日本料理)キュイジーヌ[s]ミシェルトロワグロ(フランス料理)湖月(日本料理)さわ田(すし)サンパウ(スペイン料理)鮨かねさか(すし)醍醐(日本料理)拓(すし)つきじ植むら(日本料理)つきじやまもと(ふぐ)トゥエンティワン(フランス料理)ピエール・ガニェール(フランス料理)菱沼(日本料理)福田家(日本料理)ラトリエドゥジョエル・ロブション(フランス料理)リストランテASO(イタリア料理)龍吟(日本料理)ル・マンジュ・トゥー(フランス料理)●家菜(中華料理)*雁垂れに「萬」和幸(日本料理)【1つ星】あさぎ(天ぷら)味満ん(ふぐ)阿部(日本料理)あら井(日本料理)あら皮(ステーキハウス)アルジェント ASO(イタリア料理)アルバス(フランス料理)アロマフレスカ(イタリア料理)うを徳(日本料理)うかい亭(鉄板焼)うち山(日本料理)海味(すし)恵比寿(鉄板焼)大野(日本料理)オオハラ・エ・シーアイイー(フランス料理)小笠原伯爵邸(スペイン料理)翁(そば会席)オーグードゥジュール ヌーヴェルエール(フランス料理)おざき(日本料理)おはらス(フランス料理)ガストロノミー フランセーズ タテルヨシノ(フランス料理)きくみ(日本料理)キャーヴ ひらまつ(フランス料理)久兵衛(すし)銀座寿司幸本店(すし)銀座ラ・トゥール(フランス料理)クーカーニョ(フランス料理)クチーナ・ヒラタ(イタリア料理)クレッセント(フランス料理)けやき坂(鉄板焼)コジト(フランス料理)古拙(そば)小室(日本料理)近藤(天ぷら)桜ヶ丘(日本料理)櫻川(日本料理)笹田(日本料理)さざんか(鉄板焼)ザ・ジョージアン・クラブ(フランス料理)三亀(日本料理)シェ・イノ(フランス料理)シェ トモ(フランス料理)シェ・松尾(フランス料理)シグネチャー(フランス料理)重よし(日本料理)シュマン(フランス料理)招福楼(日本料理)真(すし)すがわら(日本料理)すし おおの(すし)鮨 さいとう(すし)すし匠 齋藤(すし)鮨 なかむら(すし)すずき(日本料理)赤芳亭(日本料理)竹やぶ(そば)たつむら(日本料理)タテル ヨシノ(フランス料理)田はら(日本料理)竹葉亭(うなぎ)チャイナブルー(中華料理)中国飯店 富麗華(中華料理)トゥールダルジャン(フランス料理)とうふ屋うかい(日本料理)と村(日本料理)とよだ(日本料理)ドン・ナチュール(ステーキハウス)中嶋(日本料理)なだ万山茶花荘(日本料理)なだ万ホテルニューオータニ店(日本料理)ナルカミ(フランス料理)花山椒(日本料理)青空(すし)万歴龍呼堂(日本料理)ピアット スズキ(イタリア料理)樋口(日本料理)ひのきざか(日本料理)ひらまつ(フランス料理)ひろ作(日本料理)深町(天ぷら)福樹(日本料理)ブノワ(フランス料理)ベージュ(フランス料理)まき村(日本料理)未能一(日本料理)ミラヴィル(フランス料理)六雁(日本料理)室井(日本料理)メゾン・ド・ウメモト 上海(中華料理)メゾン ポール ボキューズ(フランス料理)モナリザ(フランス料理)桃の木(中華料理)森本XEX(鉄板焼)山さき(日本料理)やま弥(ふぐ)有季銚(日本料理)ゆう田(すし)幸村(日本料理)よこ田(天ぷら)与太呂(天ぷら)よねむら(日本料理)よねやま(日本料理)ラ・ターブル・ドゥ・ジョエル・ロブション(フランス料理)ラ・トゥーエル(フランス料理)ラノー・ドール(フランス料理)ラプリムラ(イタリア料理)ラ・ボンバンス(日本料理)ラリアンス(フランス料理)ランベリー(フランス料理)リストランテ濱崎(イタリア料理)リストランテホンダ(イタリア料理)ル・シズィエム・サンス(フランス料理)ル・ジュー・ドゥ・ラシェット(フランス料理)レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ(フランス料理)レザンファンギャテ(フランス料理)レセゾン(フランス料理)分とく山(日本料理)[ 2007年11月20日0時34分 ] 「パリを引きずり降ろした」 ミシュラン東京版に反響 【共同通信】【パリ20日共同】レストランのガイド本「ミシュラン」が19日発表した東京版で、東京のレストランが獲得した星の数がミシュランのおひざ元、パリを大きく上回ったことに、英米のメディアは驚きを持って伝えた。東京の飲食店150店に計191個の星をつけ、一方、パリのレストランが保有する星の総数は97個、ニューヨークは54個。AP通信は「東京は美食の都の地位からパリを引きずり降ろした」と報じた。[ 2007年11月20日10時13分 ]
2007.11.20
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月谷小夜子 女に酔わず酒に酔え オミズ物語楽天ブロガー仲間の土壇場サヨコさんこと、月谷小夜子さんの著書です。(以下、文中では「サヨコさん」または「ママ」などとします。)僕は、見かけも心も饒舌な男なのですが、一つのテーマで文章なりをきちっとまとめるのは大の苦手。自分が言いたいことを、勝手にダラダラ言うのは得意なんだけどねこの本の書評・レビューを書こうかなと思って、一読、再読、熟読玩味していると、いろいろと思いつくことは少なくないのですが、なかなかまとまらないので業を煮やして、順次未完成の「草稿」を掲載しちゃいます。決定稿はあとでまとめることにします。なお、著者とは、日常的にコメントなどを貰って、インターネット上でかなり懇意にしていただいている仲なのですが、不特定多数の皆さんに紹介し、アフィリエイト・リンクもするからには、やはりある程度責任も生じるだろうと思います。ここは、なるべく客観的なレビューに努めるべきであろうと思います。まず、結論から言えば、すばらしい、興味津々の面白い本です。読み始めたら、巻を擱(お)くあたわず、やめられない止まらない♪1,300円は、決して高くない。文学、ことに詩作趣味のある(・・・ってことは、世間的にはやっぱり少し変り種か)、知的でセンシティヴ(感受性豊か)な“オミズ”ママの、爽やかで愛しくて、それでいて哀しくて辛くて痛くて、酸いも甘いも噛み分けた人生のほろ苦い(ビタースィートな)味わいがちりばめられた好著です。・・・そして、ささやかな幸せに至る終章。今ハヤリの言葉で言えば、彼女の一種の「自分史」であるとも言えるでしょう。もちろん彼女も、自ら望んでなったのではない、若干「ワケあり」な境遇も語られているのですが、懸命に誠実に生きてきたオミズ一代の泣き笑い、哀歓が、あくまで瀟洒で軽やかな洗練された筆致で綴られていて、辛くて暗い話題が書かれているくだりでも、決して重苦しくなりすぎず、さらりと読めます。面白いと同時に、サヨコさんのひたむきな生き方がたまらなくいとおしくなって、思わず彼女を抱きしめたくなってしまいます全編を通じて、文章が非常に上手いのも見逃せない点でしょう。そのため、読みやすいのはもちろん、おそらく彼女がもともと資質として備えているものなのでしょうが、一種の品格というか気品が、終始失われません。彼女の文才は、ブログを一瞥しても明らかですが、特にこの本の文体は、引き締まって冗長さがなく、簡にして要を得た達人の文章だと思います。行間に、爽やかな微風がそよぎ続けていて、後味がきわめていい。ひと言で言えば、プロ級であるといって間違いないでしょう。(美人は何を着ても似合うので)ジーンズも似合いますが、やはり凛とした風情の和服が最も似合う彼女らしい文体と言うべきでしょうか。飲み口すっきりの端麗辛口。竹を割ったようにスパっとしたところもあるのは、九州出身のなせる業か。いや、これは東男の、九州女への先入観(偏見)かも知れませんが。この文章は、相当な推敲の結果なのだろうと思いますが、もしこれがすらすら自然に書き下ろされたものなら、驚倒ですね。さて、「酒場は人生の学校だ」という言い方があります。酒飲みが夜のちまたに足繁く通う言い訳という側面もあるでしょうが、やはり一面の真実を衝いた言葉だと思われ、思わず納得させられます。銀座ママが書いた本などがもて囃されたこともありますが、やはり「銀座ママの目で見た、出世する男とは?」みたいな、サラリーマン実用書の性格が強かった。それだけ、僕らにとって身近で、しかも世間と人生の縮図だからでしょう。そして、酒場のママやベテランのホステスたちが人物鑑定・男鑑定の達人であるという、一種の神話が成り立っている証拠でもあります。そこでは、肩書きや学歴などはたいてい役に立たない。むしろ、しばしば有害無益なぐらいです。赤裸々な、真の人間性が露呈してしまうからです。社会的な場で抑えられていたわがままも顔を出します。サヨコさんも例外ではなく、男たちを熟知し、なだめ、「癒し」を与えたいと願っています。“帰宅拒否症候群”の男たちもいます。ママや女の子たちをからかって困らせるのが趣味(悪趣味?)の男もいます。ひたすら酒が好きな男、カラオケ三昧の男。ママの唯一最大の弱点は、生来の(?)音痴であることなので、これは困ります。しかしサヨコさんも涙ぐましい努力をして、弱点を克服しようと試みました。その結果は、・・・お客様の感動を呼びました。そして、インスタント失楽園願望。ありていに言えば「一発やらせろ」の男たち。だが、サヨコママは、夢を売っても春は売らない。・・・その言い逃れのテクニックの虚々実々。そういった男たちの夜の生態発掘あるある大辞典も、微苦笑・哄笑、我が身になぞらえつつ失笑の連続です。しかし、この本は、そういった、いわゆる客の「品定め」的な露骨な記述はそれほど多くはないように思われます。考えてみれば、部外者から見て面白くはあるが、けっこう失礼なことですからね。そういうことには慎重な、礼節を弁(わきま)えたサヨコママなのでありまする。また彼女は、もちろん冷静な経営者でもあります。その日その日の売り上げの増減に心を痛め、店の商品である今どきの若い女の子たちの気まぐれとわがままに日夜心を砕きます。ある日突然、女の子が「ママ、お話があるんですけど」と来る。開店時間の直前です。一人やめるだけならまだいい。ほかの女の子たちと示し合わせ、客ごと引き抜いての、一大クーデター!!その、美人だが虎視眈々とした18歳下の女の子は、あとで仄聞したところでは、「サヨコだけには負けたくない」と日頃言っていたということです。「黒革の手帖」かよっ!!・・・お~コワっ!!!もっともこれは、いかにサヨコさんがこの世界で一目置かれているかを示しているように聞こえなくもありません。僕も、小さな会社の経営者です。この辺りは、読んでいてまさに“痛かった”。身震いがした。共感と同情を禁じえません。・・・人の不幸は蜜の味?・・・怖いもの見たさ?皆さんも、本書を読んでゾクゾクして下さいとはいえ、むしろ、この本の大きなテーマは、愛です。そして、ささやかな幸せです。この点については、また次回。さて、こういう「オミズ(水商売)」の世界をめぐるエッセイといえば、往年の福富太郎氏の数多い著作があり、僕はずいぶん愛読してきました。なにしろ、内容が無類に面白いのです。昭和20年代、焼け跡闇市時代の東京で、一介のキャバレーのボーイから身を起こし、ついには“キャバレー王”に上り詰めた福富氏の人生指南書、“女性取扱説明書”、ある視点から見た「昭和史」、そして「自分史」の趣きが横溢しています。福富氏は、自ら創業したキャバレー・チェーンに「ハリウッド」と名付けるほどだから、映画好き、女優好きらしい。・・・というか、テレビもなく、映画が唯一の娯楽だった年代だから、話題の共通項なのでしょうが。氏の本を読んでいると、「『若草物語』の頃のエリザベス・テイラーのような、輝くばかりの美人ホステス」(・・・が、実はまれに見るヴァンプ毒婦だった)とか、「田中裕子のように、ちょっとこまっしゃくれたところがあるが、可愛い娘」とかいう表現が頻出する。その筆法にならえば、サヨコさんはさしずめ、「グレース・ケリーのように色白でスレンダーなクール・ビューティ」といったところでありましょうか。彼女のブログの中で、時々ちらりちらりとチラリズムで見せてくれる自画像(自写像)写真からも、その美貌は十分察せられます。サヨコさん、ちゃんと、しげしげ見てますから~なにしろ、この本の中で何気なく告白しているところによると、彼女は身長172cm、体重49kg!!!!!だそうです(ブログによると、この身長は若干違う。)「太り方があったら教えて頂戴」と、ダイエット食品の押し売り業者に啖呵を切るほどのモデル体型の持ち主。それは、小夜子という源氏名とも無関係ではありません。ジャパニーズ・クール・ビューティーの第一人者で、先ごろ惜しまれつつ亡くなった絶世の美女・山口小夜子さんから取ったということです。・・・う~む、似合っている。(もっとも、この情報はこの本には書いてありません。僕が自分のブログに載せた、山口小夜子さんの追悼記事に彼女が寄せてくれたコメントで知ったことです。そういえば、彼女と知己を得たのも、この時からだったかも知れません。)書評うんぬんよりも、まず思わずにいられないことは、17~18年前、いや10年前でもいいから、サヨコさんともっと若い頃に知り合っていたならな~、という感慨です。せめて、その頃にインターネットやブログというものがありせば・・・。「有益な発明は、いつも遅すぎる。」(イタリア映画「ニューシネマ・パラダイス」)あらかじめインターネットというツールがある、今の若い人たちがうらやましい、いや、うらめしい。私ごとではあるが、その頃、といえばもうヘタすると10年一昔の二昔に近いのですが、バブル絶頂期の1990年前後、うたかたに咲いた泡沫景気のただ中で、僕も羽振りが良かったし、何より若かった。地元青年会議所から出向して、日本青年会議所(JC)広報委員会のメンバーとして健筆を振るっていました。日本JCの機関紙、刊行物の多くは、今もそうなのかどうか知りませんが、東京大手町の産経新聞本社で編集・印刷されていました。編集・校正作業のため、毎月何度も東京に出かけていました。むろん、やるべきことが終われば、酒盛りの段とあいなります。それを、わざわざ広報委員長の地元である川崎くんだりまで行ってやっていたのだから。それを、大宮の彼女のお店でやることは、十分可能だったなあと思います。ま、こういうことは、言えば言うだけ虚しい繰り言でありましょう。光陰矢のごとし、覆水盆に返らず、過ぎ去った月日は帰らず。しかし、書物は残る。思い出も残る。しかも、まだ触れていない、すばらしいお嬢さん、息子さんという無比の幸せが、彼女にはあります。次回は、いよいよその辺りについても触れてみたいと思います。なお、文体の「です・ます体」は、書いていてヒジョ~に疲れる。僕には向いてないことが分かりました。以後は「だ・である体」に戻します
2007.11.16
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先日の「僕のパワースポット」の記事は好評だったみたいなので(たくさんのコメント、ありがとうございました)、気を良くして、というか調子に乗って、もう一発載せちゃいます。・・・あ、先日と同じ場所です。念のため実は、きのうも行ってきました。・・・ヤミツキだったりして御神酒(おみき)をお供えして来ました。何度行っても神々しい(かむがむしい→かうがうしい→こうごうしい)空間だと思います。(ちょっと杉の木が台風か何かで一本倒れ掛かっていますが、地元の方がそのうち直してくれるでしょう。ご苦労様です。)・・・ところで、別に、ここの名前出してもいいかな~。ここは、栃木県河内(かわうち)郡上三川(かみのかわ)町上神主(かみこうぬし)「上神主・茂原(もばら)遺跡」(8世紀、国指定史跡)に隣接した「上神主浅間(せんげん)神社」です。「上神主・茂原遺跡」は、この地域最古最大の、大和朝廷の官衙(かんが、役所)遺跡です。一番上の写真は、その正殿跡(?)の遺構(写真左側)。(初めに「東山道の遺構」と書いたのは、誤りでした。すいません)このほか、正倉跡なども出土しています。遺構配置図。発掘調査後は埋め戻されて、現在は草ぼうぼうの野原ですが、大切に保護されています。歴史上、関東最古の道である「東山道」もすぐ近くを通っており、連絡していたことが明らかです。「東山道」は、いわば最古の奥州街道と言えるものです。この付近では、いわゆる「鎌倉道」でもある、通称・上三川街道・結城街道とほぼ近いか、同一の道筋であったと言われています。ちなみに、「東海道」などができたのは遥か後世のこと、当時は影も形もありませんでした。これを明かしても、初めての方がここに辿り着くのはまず不可能と思われるし、まあ問題ないでしょう
2007.11.15
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現在僕は、楽天ブロガー仲間の土壇場サヨコさんこと月谷小夜子さんの著書、「女に酔わず酒に酔え -オミズ物語-」のレビュー(書評)の執筆に、日夜(?)慎重、細心に取り組んでいます。とりあえず、今の時点で確信を持って言えることは、一読に値するすばらしい本だということです。もうしばらく、過剰な期待はせずにお待ち下さいその間、地元の川での鴨たちのお昼寝の画像でお楽しみ下さい 栃木・宇都宮 下河原付近の「田川」にて、けさ撮影
2007.11.13
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「この会見とかけて、泰葉と解く。そのココロは、小朝知らず(怖さ知らず)」という、分かったような分からんような泰葉のダジャレでしめられた、抱腹絶倒の会見だった。落語家の春風亭小朝(52)と泰葉(46)夫妻が、19年間の夫婦生活に終止符を打って昨12日に離婚し、先ほど1時30分から東京・帝国ホテル大広間の金屏風の前で(!)爆笑離婚会見(!!)を行なった。泰葉の実弟、林家正蔵(44)といっ平(36)が同席した。日テレ系「おもいっきりいい!!テレビ」の後半部分と、TBS系「2時っチャオ!」の冒頭部分が図らずもリレーの形となり、入場からお開きまでの一部始終が、全国ネットでほぼ完全生中継された。最初から最後まで、哄笑と苦笑が途切れることがない、ブッ飛んだ会見だった。泣けて笑えて、まるで一つの上質なエンタテインメント作品を見ているようだった。さすが一流落語家夫婦の会見と思わせて、むしろ二人とも芸人・タレントとして株が上がったんじゃないかとさえ思わせた。会見ではいろいろと理由について語ったものの、いずれも離婚するほどの決定的な要因とは考えにくく、梨元さんをはじめとするリポーターたちも同様だったようで、けっこう突っ込まれていた。個人的な見方だが、小朝は品格識見、人気力量ともに抜群の怜悧な才人だが、性格に独特のクールさ、冷たさも感じられ、遠因になったかも知れないと思う。・・・が、しかしまあ、煎じ詰めれば、泰葉の側の、やや常識では理解に苦しむ自立願望というか、要するにわがままが原因のようである。最近、妙によく一緒にテレビに出てるなあと思い、このブログでも触れたことがある。もしかすると何かあるのかなとも脳裏をよぎっていたが、案の定、これは泰葉の(離婚前の)「思い出作り」(!?!)だったという。参考までに、こちらもどうぞ。・・・かと言って、彼女を責める気は全然しない。両者を足して2で割ったぐらいの年齢である僕は、二人とも若い頃から知っていたし、特に泰葉は昔から大ファンである。“昭和の爆笑王”の異名を取り、不世出の天才落語家だった父親の林家三平の遺伝子を、最も濃厚に受け継いでいるのは、長男正蔵ではなく、まもなく三平を襲名する次男いっ平でもなく、彼女その人ではないだろうか。小朝と結婚する前のシンガーソングライター活動では、それほどパッとはしなかったが、けっこう魅力的で実力もあり、いいセンいってた記憶もある。その子供っぽい落ち着きのない挙動、ぶっ飛んだ発想と言動、よく見るとオヤジそっくりでもある可愛らしい美貌、隠し切れない自己顕示欲、それら全てが芸人の血であり、地味な落語家のおかみさんで終わるほうが無理であった。起こるべくして起こった事態であり、もともと成さぬ仲であったと言えるかも知れない。小朝の包容力(?)というか、器の大きさが印象付けられた会見だった。ともかく、泰葉には、これを気に思い切ってガンガンやれと言いたい。それだけの魅力のある才女だと思う。ま、天真爛漫で気まぐれな彼女のこと、いずれ帰って来そうな気もする・・・落語家の離婚の話題ではありますが、咄嗟のことで、オチが思いつきませんでした~(いずれも芸能人なので、文中敬称略。)前代未聞! 珍答連発! 小朝・泰葉「離婚ショー」 【夕刊フジ】 落語家の春風亭小朝(52)が、妻で元シンガー・ソングライターの泰葉(やすは)(46)と結婚20年目にして電撃離婚し、13日午後、東京・帝国ホテルで2人そろって会見を開いた。離婚は「女将さん業と仕事の両立ができなくなった」という泰葉が切り出し、小朝は「今も仲がいい。離婚届がラブレター」と、報道陣をけむに巻いた。 不思議な光景だった。 会場には報道陣200人が詰めかけ、スーツ姿の小朝に対し、泰葉は派手なノースリーブ姿。そして、なぜか泰葉の弟、林家正蔵(44)と、再来年に三平襲名を控えた林家いっ平(36)も同席した。 まず、なぜ離婚したかについて小朝は「今年9月に、奥さんのポジションから外してくれないか、と話があった。家庭が気になって仕方がないと言われまして 」と説明。泰葉は今年になってエンターテインメント会社を立ち上げるなど忙しい日々を送るようになったため、カゴの中から解き放したという。 「みなさんは理解していただけないと思うが、小説になぞらえれば、離婚届がラブレター」と小朝はシャレてみせた。 これを受けて泰葉も、「女将さん業ができなくて。特に小朝師匠の女将さんをやるのは並大抵のことではない。私は江戸っ子気質。白黒つけたがる性質でして 。申し訳ないけれど、仕事をやらしていただきたい、と申し上げたところ、いいよと…」と、小朝の思いやりに涙を浮かべた。そして、「精一杯の愛と情で支えてきました」と離婚会見とは思えない言葉を口にした。 正蔵、いっ平を同席させたことについて、小朝は、「離婚は紙の上でのこと。三平襲名に向けこれからもチームワークを結束していく。ないこと書かれるのが一番、悔しいので」と話した。 結婚生活を振り返った泰葉は「私に我慢の自覚はなかった」としながら、母の香葉子さん(74)が5-6年前から心配していたことを明かし、「ちょっぴり疲れていました」と本音も。 姉が無理をしているように見えなかったか聞かれた正蔵は「まったくないんですよ。小朝師匠の身の回りの世話も、僕の襲名のときもテキパキとやっていた」 と戸惑いをみせた。 また、いっ平は姉の離婚を告げられた昨夜、泣きじゃくって飲み明かしたといい、「三平襲名に小朝師匠が協力しなくなるのでは、という人もいるが、そんなことはない。12月には一緒に温泉に行きます」と関係の良好さを強調した。 慰謝料や今後の生活については、小朝が「とりあえずは一緒に住んでいるマンションからは離れない。軌道に乗るまでは生活の面倒を見てほしいと言われている。夫婦から“援助交際”に変わったわけです」と笑わせた。泰葉は「早く自立してバンバン稼ぎたーい!」と語るなど珍回答を繰り返した。 離婚で謎かけを、とリクエストされると、泰葉は「この会見とかけて泰葉と解く。その心は、小朝知らず(怖さ知らず)」。 報道陣はあっけにとられるばかりで、おあとは…よろしくない![ 11月13日 17時05分配信 ]
2007.11.13
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最近、「パワースポット」というものが、若い人たちの間で人気を集めているという。正確な定義はともかく、おおむね「霊験れいげんあらたかなる(聖なる)場所」といった感じであろうか。「サンクチュアリ(至聖所)」というのも近いだろうか。言葉としては目新しいが、実例として挙げられる場所の多くは、やはり日本古来の神社のようである。な~んだ、そういうことならと、僕にも直ちに思い浮かぶ場所がある。・・・というわけで、多忙な身であるが、けさ早く思い立って、さっそく《そこ》に行ってみた。実は、子育てに忙殺されてしばらく出来なかったお参りがしたくて、うずうずしていたのだ。トライアスロンをやっていた頃だから、もうかれこれ8~9年前、自転車のハードトレーニングの合間に、偶然見つけた。蒼古たる森の中に、その神社(かむやしろ)は鎮(しず)もりましたもうていた。苔生むした鳥居の中に足を踏み入れた時、一瞬にして、ここには何かがあると感じた。僕の心身は、この空間と一体化していた。――そういえば、僕は子供の頃は、自分が割と「霊感」めいたものが強い方ではないかと思ったことがあるのを思い出した。そこにあるものは何だったか。ある種の「気配」のようなものであるとしか、言葉では言い表せない。ところで、この場所は、明かしたくない。僕がパワーを独り占めしたいからではなく、この神社を守っておられる近隣村落の皆さんに、何らかのご迷惑をかけることを恐れるからである。栃木県県央部の、とある田園地帯の鬱蒼たる森の中、関東地方最古の道である東山道(とうさんどう、8世紀頃)の遺構の辺(ほとり)にそれはある。傍らに立っている、この地区の教育委員会名義の解説文によれば、この神社になっている小じんまりとした小高い丘は、ほかの多くの神社の由来と同様、もとは大和朝廷に属する高位の人物の古墳(円墳)であり、周濠(しゅうごう、円形の堀)を巡らせてある正統的なものである。そこから推して、おそらくこの神さびた古拙(アルカイック)な神社の発祥も、8世紀を大きくは下らない時期であり、遠く奈良の都では、大伴家持らによって万葉集が編纂されていた前後の時期である。まことに、歴史のロマンである。ここに詣でるようになってから、僕は愛する人とめぐり合って結婚は出来るわ、めんこい我が子を3人も授かるわ、好きな短歌デビューが出来て一定の評価も受けて有頂天になるわ、楽天ブログを通じては多くの個性豊かな優れたブロ友と知り合いになれるわで、僕の人生とんとん拍子であると実感している。むろん、健康すぎるほど心身の健康も保たれている(・・・かなり太りすぎではあるが)。まさに霊験あらたか、現世利益(げんぜりやく)もありの、パワープレイスである。もし、さらにいささか望み奉(たてまつ)ることを忝(かたじけの)うするとすれば、仕事、すなわち本業での成功ということであるが、それはまだまだこれからの話のようだ誤解を除くために言っておけば、これはもちろん、いわゆる「超常現象」などではない。僕も鉄腕アトムではないが「科学の子」であって、科学的な物理法則は信じている。妙チキリンな新興宗教の類(たぐ)いは願い下げである。スピリチュアリティ(霊性)などをめぐる現象にも、かねてより関心はあるが、近頃のテレビの商業主義(コマーシャリズム)的にショーアップされた、バラエティ(見世物)的な「スピリチュアル・ブーム」には一定の距離を置きたいと思っている。これは、あくまでも心理的(あるいは大脳生理学的)現象である。この場の持つ何らかの雰囲気の全体が、僕の精神に影響を与えているのであろう。・・・ではあるが、ここが君の「パワースポット」かと問われれば、然りイエスと答えるに吝(やぶさ)かではない。こういう原初的情動は、大切に守っていきたいと思っているし、万一保存問題などが惹起するようなことがあれば、できる限りのお手伝いをしたいと思っている。皆さんも、休日などには、その土地土地の隠れた氏神さまなどを捜し歩いて訪ねてみてはいかがだろうか。少なくとも、心身の健康にいいことは、僕が力説するまでもないだろうちょっと文章が古めかしいかな?・・・僕は、気合が入ると文章が堅苦しくなるのです。すいません
2007.11.11
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そういえば、このところバタバタと忙しくて書き忘れていたが、今週は、4日(日)、6日(火)、そして昨夜9日(金)と、3回続けてウォーキング(一部ジョギング)をした。始めてから17、18、19回目になる。毎回、実質54分~60分間。6700歩~7300歩ぐらい。歩行距離、平均時速、推定消費カロリーなどは、16回目以前に準ずる(毎回、大体同じようなことなので、書くのが面倒になった面もある)。毎回、300kcalから400kcalってところだろう。(ちなみに、体内中性脂肪の熱量は、1g約7kcal。つまり、1kgが7000kcalに当たる)ウォーキング自体にはすっかり慣れて、生活の一部に組み込まれた感じ。中3日も空くと気分が悪くて、いい意味の中毒になったと言えそう。少しずつ若返ってきたと、妻も喜んでくれている体も快調で、歩いたり、階段の上り下りとか、生活の中でいろいろ動いたりすることが全く苦にならなくなった。腹もますます凹んで来たが、体重は、なかなか思うように減らない・・・それもそのはずで、食べるものを食べてるし、飲むものも飲んでるもんね~無理もないスーパークマン 絵:宇多田ヒカル宇多田ヒカル公式ブログより、無断転載。© Hikaru Utada 2007 All rights reserved.
2007.11.10
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くまんパパ 「短歌人」1月号決定稿 15首(旧かなづかひ)下手くそに畳みてありし我が衣服吾子わこの所業しわざと含み笑ゑまひぬ真赤なるトマトと林檎言ひ違たがふ我が幼をさなこそ愛かなしきろかも まぢなひを折々吾子に囁けりロールオーヴァー水原紫苑たまにゃんさんに。宮柊二夜半よわに来てをり「コスモス」に属するブログ友達を経てボクサーは貴あてならずやも魂の拳こぶしをもちて闇切り裂きぬ冷淡クールだと謗そしらるること多かりきしようがねーだろ性分だから冗談が通じないほど情熱の女であると知りて蒼ざむ好きである嫌いでもある噛み合はぬ対話ダイアローグに虚空そらをあふぎついい女言葉に棘のありたれば秋の野薔薇に刺されし痛みひいでたる女人と思ふ凡夫にはなかなか分かりがたきを許せひりひりと心に棘の刺さりしも朝の光に融けにけるかなかなしみが蕩とろけて消えてゆくごとき公孫樹いてふ並木の黄ぬち歩きぬその固辞は本気か否かあれこれと忖度しつつプレゼントせり初雪は未だ降らずもこの街の鎮しづもる季ときをふたり待ち侘ぶ幻想に過ぐると思ふ「イマジン」の歌詞なれど我十八番おはこになしつ著作権を有します。© Nosho‘KumanPapa’Sakamoto 2007 All rights reserved.
2007.11.08
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みなさん、たくさんの心温まるコメント、ありがとね~。ただ、今日は所属している短歌結社誌「短歌人」の1月号原稿の締切り日なのですが、まだ最終的に何も決めておらず、焦りまくりで小生ヒジョ~に緊迫してますので、返コメは、今日のところは勘弁してちょ~。すいませ~んどさくさに紛れて言っちゃえば、短歌は僕の生きがいであり、大袈裟に言うと精神的な自己実現の主戦場なのだ。・・・などと大口叩く割には、準備悪すぎ~!テヘっ試験の前の日の一夜漬けの学生の心境ざんす^^;三つ子の魂百までだよね~なお、全然関係ないが、小沢一郎氏が辞意を撤回したことは、いろいろご意見はあろうが、僕はやっぱり(素直に)良かったと思う。渡辺恒雄(ナベツネ)読売新聞主筆(グループ本社会長)が、全てのシナリオを書いたことも明らかになり、驚天動地であったこのことについても、改めて。
2007.11.08
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作家占い前にもやったことはありますが、弥々さんの奨めで、またやってみました。僕の結果は、「センセイの鞄」など、独特の世界を構築している人気純文学作家・川上弘美さんでした~(本名を入力)。↓何となく当ってるような気もするし、そうでもないような気もするし、いずれにしても光栄ではありますね(^^)● 川上弘美さんのあなたは、自分の気持ちに正直で、自由奔放な生き方を好むタイプです。フィーリングと直感で行動しますから、周囲の意見や世間一般の常識にとらわれない、とても個性的な人だと言えるでしょう。自分なりのポリシーを持つあなたは美的センスにも優れていますから、メイクやファッションに光るものがあり、アピール上手です。ただそれは、寂しさの裏返しだとも言えそうです。周囲から注目されたいために自分の個性を押し出して生きているあなたは、心のどこかで注目されなくなったときの孤独を恐れています。そんな孤独を恐れて、遊びか本気かわからない恋愛を繰り返してしまうことも。自分の心と真摯に向き合うことが、幸せを掴むポイントになるでしょう。ラッキープレイスは、噴火口です!・・・だってさ。ニャハハ~
2007.11.06
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「短歌人」2008年1月号のための下書きエスクイス 3下手くそに畳みてありし我が衣服吾子わこの所業しわざと含み笑ゑまひぬ秋の朝かくも宇内うだいは美しく鳥囀りて雲流れゆく生きてゐてよかったなあと思ひをり我にもつらき日々はありせばその固辞は本気か否かあれこれと忖度しつつプレゼントせり冷淡クールだと罵ののしらるるが多かりきしょーがねーだろ性分だから現実に適応せむとみづからにクールでゐよと言ふはやむなしののしりし女に惚れてしまひけり花も紅葉もをはりしころに熱くても冷たすぎても悪しからず振り子のごとく往還ゆききすべけむ白き猫黒き猫とて良き猫は鼠取るもの小沢一郎美女猫もはたブス猫も鼠を取らむ生くるためなれ政治ほど面白きものなかるらむ国と民とを人質にして大博打打つて敗れて砕け散る散華ならむか玉砕なるか果てしなき川中島の決戦は決着つかず二大政党敵に塩送りしといふ故事思ふ福田康夫と小沢一郎音立てて巨大連立構想は崩れ去りにき冬遠からじ著作権を有します。© Nosho‘KumanPapa’Sakamoto 2007 All rights reserved.
2007.11.05
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「短歌人」2008年1月号のための下書きエスクイス 2悪かつた君のまことの志こころざしいつも茶化してばかりでごめん冗談が通じないほど情熱の女であると知りて蒼ざむいい女言葉に棘のあるゆゑに秋の野薔薇に刺されし痛みかの人が何を考えてゐるのか僅かも知らず恥ぢゐたりけり秀でたる女人と思ふ凡夫にはなかなか分かりがたきを許せ好きである嫌いでもある噛み合はぬ対話ダイアローグに虚空見つめつ鬱の気がひたひた迫りこのままに捨て置けずけり秋の夜更けにちくちくと心に棘の刺さりしも朝の光に融けにけるかなWebくものすを我崇拝す人々のnetあみ無辺にてこの身小さき政治まつりごと曰く不可解狐狸こり化けて秋の薄すすきの枯野に騒ぐ著作権を有します。© Nosho‘KumanPapa’Sakamoto 2007 All rights reserved.
2007.11.04
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きのう2日(金)の夜は、ウォーキング16回目。すっかりルーティーン(日課)のようになってしまって、特筆大書することもなく、淡々と綴るしかなさそうです。つまんない記事だよね、・・・エヘっただ、さすがにハナ金の夜、繁華街にはやたらと人が多かった(特に若者)。近頃の若いもんは、ホントに自由で派手だのう。特に女の子は、この肌寒いのに目のやり場に困るようなミニスカで闊歩。全く、目の保養になってしまうではないか。総歩数5983歩。48分(0.8時間)。歩行距離は、6000×0.75(cm)≒4.5km平均時速は、4.5(km)÷0・8(h)≒5.6km/hだった。推定消費熱量は、89kg×4(METS)×0.8(h)≒285kcal今、グーグルの「電卓機能」を使って、検索ボックスに「89*4*0.8=」と入力して検索ボタンを押したら、答えが出てきた。ほかにも、いろいろと特殊機能があるらしい。詳しくはこちら。・・・ご参考までに体重は、89.2kgで、微動だにせずといえども、ますます体は引き締まりつつある好感触。85kgを切った暁には、おのれの全身写真も公開したい(セキュリティの目隠し付き)ただ、いささか疲れがたまっている感じ。今夜は休む~
2007.11.03
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短歌結社誌の原稿締め切りが迫ってきているのに、まだ全然形になってないので、だんだん焦りはじめている今日この頃ざんすよ~「短歌人」2008年1月号のための下書きエスクイス 1君が行き日け長くなりぬみ熊野の森の神より召し出いだされてはろばろと東女あづまをんなはみ熊野の霊たまつ時雨しぐれゆ帰り来たりき真赤まあかなるトマトと林檎言ひ違たがふ我が幼をさなこそ愛かなしきろかもWBC世界フライ級王者チャンピオン内藤大助選手を詠める。ボクサーは高貴あてならずやも魄たましひの拳こぶしをもちて闇切り裂けり宮柊二夜半よわに来てをり「コスモス」に属するブログ友達を経てスムーズをスムースと言ふ祖父なりき歌など読みてゐたりけらしもまぢなひを折々吾子に囁けりロールオーヴァー水原紫苑志乃言ひぬ「パラダイスなんて、いやですわ」かくもこの世は煉獄なれば初夜はつよこそまほろばならめとこしへに君にとりても我にとりても* 三浦哲郎「忍ぶ川」かなしみがとろけて消えてゆくごとき公孫樹いてふもみぢの黄ぬち歩きぬ初雪は未だ降らずもこの街の鎮しづもる季ときをふたり待ち侘ぶとある朝巨おほき毛虫になりしとふかの男とてこの男とて*フランツ・カフカ「変身」赤髭のジェントルマンにあくがれて今日も飲む飲むブラックニッカ幻想に過ぐると思ふ「イマジン」の歌詞なれど我十八番おはこになしつ天平のをみなを思ひ聴いてゐる宇多田ヒカルは光女王ひかるのおほきみ我が位置は父なればこそおとうちやん、パパともいへばダディにもあれ・・・う~む、何だかんだ言いながら、けっこうイケてるかも?!?著作権を有します。© Nosho‘KumanPapa’Sakamoto 2007 All rights reserved.
2007.11.02
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きのう31日(水)の夜は、ウォーキング15回目。総歩数6884歩。ラストは家の周りをぐるぐるして時間調整、54分(0.9時間)。こうして見ると、ここ数回では、単位時間当たりほぼ一定の歩数になっているようだ。ただ、足にマメができて、ちょっと痛かった。歩行距離は、6900×0.75(cm)≒5.2km平均時速は、5.2(km)÷0・9(h)≒5.8km/hだった。推定消費熱量は、89kg×4(METS)×0.9(h)≒320kcalこれも、前回、前々回と同じだった。気分上々。I feel fine.
2007.11.01
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