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今を去る70年位前のこと。今の中学校年代の頃。学校といっても、戦後の体制が未だきちんと整っていない状況だった。教科書もまともなものでなく、家から紙切れを持って行き、先生の板書を書き写す程度の勉強だった。 窓ガラスが割れていても、しばらくそのままにされ、冬の寒い風が教室に入り込んだ。 そんなある日のこと、確か授業が繰上げされ、先生から校庭に集まるように言われ、集まった。口コミで伝わってきたのは、学校の薪運びだとわかった。寒い日だったので、雪も少し積もっていた。先生の指示はひっそりとした感じだった。薪の置いてある所は学校から1.5k位で、かなりの距離だった。 林道の狭い道では車は通らず、薪の置き場から車道まで運んだらよいとのこと。私はどうしてわれわれ生徒が、運ばねばならないのか、納得がいかなかった。生徒は外見上、不平・不満はなさそうに見えたが、内心はすっきりしないように感じられた。この薪は教室では使われなかった。 この事が未だに心の中に潜み、この年齢になっても消化できず、胃の中に残ったままである。 ― ひと口メモ ―* 人生、今まで色々あったが、アプアプしながら、やっと岸辺にた どり着いた。* 戦争や災害は、個人・社会・国に大きな傷を残すものである。こ の傷跡は永遠に消えることはない。* 地球上で最も愛する人と結婚し、結婚を絶賛していた人が、はか なくも離婚し、その相手が地球上で最も恨む人・軽蔑する人になる とは・・・・・* 人の世には流れがある。その流れに自分だけが、乗らないわけに はいかない。みんなと一緒に乗って流れることも大切である。
2011/05/30
● 人間何事でも自分の努力によって、良くなったり、悪くなったり する。しかし、自分自身に多くの幸運が、生まれながらにして備わ っている者もいる。● これからの社会で行動する場合、何事でも経済や競争の論理で なく、人間の論理でなくてはならない。● 人間の歩く道は消えていく場合もあるし、長く多くの人々に使わ れていく道もある。しかし、人生の道は 永遠に切れるものでなく、 消えるものでもない。● 苦しみは、類は友を呼ぶというか、別の苦しみを誘ってくる。楽 しみは別の楽しみを誘ってくることになる。そして、苦・楽、悲・ 喜、幸・不幸、生・死などが人生を描き、人生を作ることになる。● 人は一つひとつの苦しみを踏んで行くゆえに、強くなったり、く じけなくなったりする。幸せが幸せを誘ったりするだけでは、人生 は育たないし、真の幸せにもなれない。● ふるさとを大切にすることは、自分を大切にしていることになる。
2011/05/17
東日本大震災によって、子ども・兄弟・親・祖父母等の、それぞれの絆が深められた。そして、冷めた人間関係が、少しでも回復されたように思う。 大津波は多くの人や牛・家等を呑み込み、あたりはがれきの山と化した。しかし、そのがれきは単なるがれきでなく、新しい街や文化を形造る原点になり得るものと思う。 人間、大災害に遭遇すると、絆を確認し、中には人間の変わる人もいる。人間改革・社会改革につながるものだ。 上を向いて歩こう 上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 思い出す春の日 一人ぼっちの夜 上を向いて歩こう にじんだ星をかぞえて 思い出す夏の日 一人ぼっちの夜 幸せは雲の上に 幸せは空の上に 思えば、昭和30年代のこと。夜間の中学生が授業を終え、歩道を歩きながら「上を向いて歩こう」を口ずさんだ。 家庭の事情があって、夜学に学んでいる。歌いながら、それぞれの家へ向かった。今、彼等はたくましく、元気で過ごしていると思う。幸せを祈る。
2011/05/09
貧乏人にはなってもよいが、金持ちにはならん方がよいのではないか。金持ちの家の塀や敷居は高く、家の中のことはわからないが、いろいろなことがあるだろう。外からでなく家の中へ入って見ないと、本当のことはわからんと思う。 幸福の持続は短く、しかも壊れやすいが、不幸の持続は長く、しかも、壊れにくい。 希望や夢、根・枝・葉・芽のないところに、希望や夢といってもナンセンスであり、プレッシャーになる。 人生は収支決算0で、大きな悩みもなく、人生を卒業するなら幸せであろう。 長い長い人生の道程を見ると、一つや二つのつまずきは誰にでもある。しかし、中には一つのつまずきが、人生の大きな傷になることもある。 きびしい逆境の中で、人生行路を踏んばっている人には、頭が下がり「元気」をもらう。 年中冬のような生活であっても、年に何日か日照の日が誰にでも必ずある。 死を喜んで迎える人は、本当の幸せ者であろう。
2011/05/01
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