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2026.02.20
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カテゴリ: 坐禅
「覚悟はよいか」 朝比奈宗源 (抜粋)浄土真宗村田静照との出会い その8「仏心の信心」  親鸞上人の教えは、易行だわな。行き易いだ。が、「この道行き易くして人なし」ともいう。易しい道なるがゆえに、なかなかこの道に入ってくれるものがない。門徒の信心なんて楽なものじゃない。厳しいことは、禅とまったくかわらない。「難値難遇」という。値い難くして遇い得たという。わしと村田和上の出会いは、まさしくそれだった。すくなくとも、わしの50歳あまり年上のいとこの公案に、わしなりの答えを出すことができたのだから。 わしは、村田和上によって「信心」の大きさ、強さを知った。禅における「悟り」にも匹敵するものだ。いや、むしろ禅の悟りも、信心と同じじゃないかとさえ思うようになった。そうだろ。俺は見性を得たとか、俺は悟ったとかいっているが、なんのことはない。みんなその道は、2500年前にお釈迦さまがあきらかにされてあるのだ。そのお釈迦さまの悟りの世界を、のちの多くの高僧がたの教説にしたがって信じるか、自分で修行してその境地に近づくか、それだけの違いだ。それを考え違いして、自分が悟ったから世界がひらけたように思う。 この宇宙は、生きどおしで、宇宙いっぱいの仏と、仏の慈悲が満ち満ちてあるのだ。きみがそうなんだよ。わしもそうなんだ。この宇宙いっぱいの仏から、逃げようったって逃げられやしない。逃げられやしないということを、お釈迦さまが、初めてお悟りになったのだ。 そのお釈迦さまの悟りを、何十、何百という高僧がたが、それぞれ自分の修行や学問や味わいを通して、書きものにして残された。いわば、案内書だな。つまり、お釈迦さまが覚られた悟りの心境というすぐれた国とは、どういう国であるのか、どうすれば行けるかー旅行記といってもいい。 ある人は、その旅行記や地理書を読んで、そのような結構なことなら、この足で歩いて行ってみたいと思うだろう、すると、案内書や旅行記にも出ていない風光に接することができるかも知れん。 またある人は、案内書によって、とても自分の足ではその国に行けない、と締めるだろう。しからば、いかにすればいいか。別の案内書を探さねばならない。すると、たまたま、自分の足で歩かなくても行けるという方法のあることを発見するだろう、易行道だな。自分で歩かなくても行き着くことが出来るという。それを信じるよりほかにないではないか。自分で歩けないんだからなあ。 また村田和上の話になるが、わしが和上に聞いたんだよ。「和上はお浄土に参られるとき、どんな服装で行かれますか」 とな。するとどうだ。和上は、「このまんまですなあ」といって、木綿の着物と半纏を眺められた。いいか。「このまんま」なのだ。自分の足で旅しようとするものは、それ相応に旅装束をととのえなければならない。ところが、そうでないものは、別に自分で用意するものはなにもない。このままで、連れてってくれるのを待つばかりなのだ。これが、他力の味わいだ。ひとえに阿弥陀如来の誓願によって救われるほかはないという道だ。 そのかわり、他力というから絶対他力なんだよ。おまかせしたら、一切、脇目もふってはいけない。自分の足でも歩けるんだが、他力のほうが楽だからそちらのほうにしようなんて、いい加減なことはできない。それは厳しいんだ。それはそうだろう。たとえばジェット機で飛んでいるとき、このあたりは景色がいいから降りて歩きます。なんてそんな都合のいいことはできない。一蓮托生だ。ジェット機に乗ってる人は、まったく操縦士や機械に頼りきっているから、安心して乗っておられる。 ここだよ。ここなんだ。わしのいう「仏心の信心」の提唱は、ここなんだなあ。 禅は、悟らなきゃわからんというのは嘘だ、とわしはずいぶんきついことをいう。そのわけは何度もいったとおりだ。自分が悟ろうと悟るまいと、お釈迦さまがあきらかにされた悟りの世界は、ちゃんとわれわれを包んでくだすっている。 たとえばそれを、永遠の生命といってもいい。大慈悲といってもいい。さっきの例ではないが、案内書や旅行記によって、その味わいかたが違うんだ。そこでわしは、それをひっくるめて「仏心」ということにした。仏の心だよ。その仏の心が、どこにあるかといえば、大きく見れば、この大宇宙を包摂しており、身近にいえば、このわしやきみの中にある。宇宙の電気と同じで、逃れようにも逃れられないものだ。 第一篇 求法 駅長をやめて来い シャンとせぬ心 毛一筋の望み 後生一大事とは 楽屋住まい 浄玻璃鏡





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最終更新日  2026.02.21 07:15:01


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