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2026.05.13
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カテゴリ: 報徳
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この資金は合計で300両でした。これにより、荒地が田となったところは24町歩でした。鰥寡孤独(かんかこどく:身寄りのない寂しい者。「鰥」は老いて妻のない夫。「寡」は老いて夫のない妻。「孤」はみなしご、「独」は子のない老人。)・病気の者はその住居で救助し、また80歳以上の高齢の者は、別に食糧を給付しました。これによって一人も離散する者も出ることが無く、天明の大飢饉の時、人口が多く減少し、田畑がおびただしく荒れましたことを、当年と比較しますとその増減は、天地ほどの隔たりがあり、今、一挙に人口も田も両方ともに得ることは、実に素晴らしい方法というべきです。

しかし、私はひそかに疑問に思いますには、そもそも野州・常州・奥州の三国は、昔からただ土地が広いのみで、人口は小さく、今、開発の事はできたとしても、人口を増やすことは容易ではありません。これを 増やす 道が有るようでしたら結構ですが、もし 増やす 道が無ければ、たちまち元の荒地と成ることは疑いありません。

金次郎が申すに、「そもそもその物あればその物来たり、その物無ければその物来らず。
今、これをハエの集散に譬えてみましょう。夏の日に、盆に飯を盛ってこれを出せば、
ハエ は申し合わせなくてもたちまち来集し、また始めのように盆一枚出せば、 ハエ はまた始めのように来集する。したがって出る者はしたがって来、だんだん出て十枚の盆の上は皆 ハエ となる。ここにおいて盆を一枚引けば、 ハエ は皆散り、また一枚を引けば ハエは また散る。したがって引けばしたがって散り、終いに十枚引けば終いに ハエ は皆散り失せて一つも留まらない。これを食有れば集まり、食無ければ散る。一目で明らかに見ることができましょう。そもそも人は食を天より与えられ、田畑にして、地から穀物を産出しなければ、食物が無いために、民は四方へ離散し、人口は減少します。これは食が無いことによるものです。荒地を起きかえして田となして、穀物の産出が多い時は、民の食物は豊かになり、人口が増えないという事はありません。わが神(天照大御神)もこれを請け合うところです。」
その時、答えましたのは、「今、ハエの譬えで、かねがねの疑いが晴れて、夢から覚めたようです。なるほど食が有れば人口が増え、食が無ければ人口が減る。今、この事をかたじけなく承りまして、今から国に帰って専ら開発に取り掛かります」と。

此料都合三百両、依之荒地田地と成候処弐拾四町歩、鰥寡孤独廃疾之者は就其居所救、又八拾歳以上高年之者は、別に養糧遣候、依之壱人も致離散者無之、天明凶荒之時、人別多致減少、田畑夥荒候処、当年と?候得ば増減、致天地懸隔、今一挙両得、奇々妙法と可申、

然共小子竊に疑、夫野常奥々三国者、古来より唯土地広而已、人別小由承、今開発之事者可必致、殖人別候事は不可有容易之事、殖之道有之ば宜、若殖之道無之ば、忽元之荒地と可成是疑処也、金次郎申、抑有其物は其物来、無其物ば其物不来、今是縄之集散に譬、夏之日盆に飯を盛是を出、蠅不申合而忽来集、又始之様に盆壱枚出ば、蠅亦始之如来集、随て出者随て来、段々出て拾枚之盆之上皆蠅也、是於盆壱枚引ば、蠅皆散、又壱枚ヲ引ば蠅亦散、随て引ば随て散、終拾枚引終蠅皆散失て一も不留居、是有食は者集、無食は者散、一目可照見、夫人は食を致天与、田畑而地より穀ヲ不産出、食物無之故に民四方へ離散、人別致減少、是無食に依也、荒地起返田と成、穀ヲ産出多時は、民之食物豊饒に成、何人之不殖と云事可有哉、吾神以是を請合と、其時答候は、今蠅之譬にて、兼々之疑相晴、如為夢覚、成程有食は人殖、無食は人減、今此事を聞忝賜ヲ請、今より帰国専可取掛開発と、






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最終更新日  2026.05.13 19:00:06


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