仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル
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芋峠(いもとうげ)は、青葉区の新川(仙台ハイランド跡周辺)と太白区秋保町馬場の間の峠。そばに仙台水道局の芋峠配水所がある。峠から馬場へ向かうと、芋生橋が芋生沢に架かる。由来は、多産する山芋と伝わるが、イモは天然痘のことで、村を壊滅させる威力をもつ伝染病だ。村と村の境界である峠で、悪い病気や事件が集落に侵入しないよう願い、御幣束を立てておはらいをした。伊達政宗も子どものころ天然痘で隻眼となった。大流行した時代があったのだろう。良薬がなく、すべを知らない庶民は、祈るしかなかった。京都には、「一口」と書いてイモアライ(イモを払うの意)という地名がある。■太宰幸子『みやぎ地名の旅』(河北新報出版センター、2011年)から。昔の人たちは、それこそ必死に命を守ろうとしたはずだ。いま、新型コロナウイルスに関するニュースが連日報じられる。情報が瞬時に飛び交い、医療が整い、民主主義体制が確立し、法制度や財政の仕組みを持っている今の世の中だ。かならず、乗り越えられる。■関連する過去の記事 明治のコレラ大流行と仙台市立榴岡病院(10年9月3日)(現在の仙台サンプラザ)
2020.11.28
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