仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2005.12.08
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カテゴリ: 東北
タダに弱い私は、駅でフリーで新聞やパンフなどは当然ながら手にします。
今朝は「みちのく義経伝説紀行」というマップ付き解説ガイド(優待チケット付き)を、約10分の車中で読みました。

この中に、読み物として義経の北国落ち、芭蕉の旅、最後に義経北行伝説が書かれています。元山形県立博物館長の方が全体監修したというクレジットが付いています。ついつい読みふけってしまいます。

北行伝説については、皆さんご存じでしょうが、次のようなことが書かれています。

衣川の館で自害したはずの義経が、奥州を脱出し青森から北海道に逃れたとする伝説が各地に残されている。この義経生存説は室町時代から語られているが、鎌倉での首実検が死後1ヶ月で正確さに疑問があるとして替え玉説が生じ、英雄の若い死を悼む庶民の願いがこれを後押ししたのでないか。

岩手県のHP「 義経北行伝説 生きていた源九郎判官義経 」によりますと、
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「衣川の戦い」は実は偽戦で、義経の身代わりになったのは、杉目太郎行信という現在の福島市内にあった杉妻城(すぎのめじょう)の城主だった。

 義経主従は遺言通りに事を進めて、取り返しがつかなくなる前に泉三郎忠衡(泰衡の弟)を伴って密かに平泉を脱出、束稲山の麓から岩谷堂・物見山・姥石峠から気仙に。次いで赤羽根峠から遠野・笛吹峠・大槌・川井・宮古へ。次いで岩泉・田野畑・普代・久慈・八戸に至る。最後に十三湊から三厩そして風待ちをして後、竜飛から蝦夷へ渡ったという。
 平泉を脱出したのは、高館で自刃したという文治五年を遡ること一年前の事だったと佐藤家(山田町関口)の古文書「佐藤氏の系図」は記している。
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 岩手県で育った私は、小学校の先生からよく平泉藤原文化や義経伝説を聞かされました。記憶に残る要点としては
 (1)藤原三代までは良かったが次の泰衡がだまされて義経の居場所を教えてしまった
 (2)弁慶は主を守り立ったまま死んだ
 (3)ジンギスカンは義経だという説も有力
先生も好きで、義経に関する本を愛読していたのでしょう。子どもながらに、興味を持って聞いていました。場合によっては、今頃は平泉・東北が日本の中心だった...とチョイと無理な話でしょうが、そんなロマンを語ってくれました。

 たしかに、あの時、もし藤原・義経勢力が鎌倉に勝利していたら、どうでしょうか。

 鎌倉を従えた平泉時代を迎え、栄華を極めた平泉は政治・経済・文化の一大中心として、近畿と並び立つ日本の拠点となる。戦国時代にも東北が有利となり、伊達政宗が幕府を開く。京都から天皇を迎え、またローマとの文化交流で、世界的文化財が後世に残る。今や京都と並ぶ国際的観光地となり、仙台・花巻の両国際空港が日本の空の玄関... かも。

 平安時代に人口10万人という巨大都市で地域システムも相当確立していたと思われる平泉ですが、義経・弁慶のあと、何も残らず。今や人口8千人の淋しい町。考えてみると、すこし残念な気もします。



1 野蒜築港(明治17年の台風がなければ...)
 仙台湾が一大工業地帯となり、東北本線や新幹線も、仙台-野蒜-石巻-登米-佐沼-一関のルートとなっていたはず。塩釜や石巻の今の衰退もないでしょう。仙台新港も掘らなかったでしょう。
 これは台風という偶然だったのですから、歴史的には可能性の高い「もしも」です。

2 戊辰戦争(奥羽越列藩同盟が勝利していれば...)
 こっちは、ありえないでしょう。





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最終更新日  2005.12.08 20:00:18
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