仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2006.08.05
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カテゴリ: 仙台
梅雨も明けて東北の短い夏も真っ盛り。仙台も今日(5日)が花火大会で明日から七夕祭り。昨日も駅前には、ガイドブック片手の観光客の方々がたくさん。家族連れ、若者、外国人の人たち。そうそう、仙台に来てくれているのです。

こんな時に気になること。以前も報道されたが、酔客から預かったキャッシュカードで数十万円を勝手に引き出していた飲食店の経営者が、この手口で別の客からもボッタクっていたという(06年8月4日河北新報朝刊記事)。

歓楽街の安全は、観光・交流都市としての一つの生命線だ。私ら普段仙台にいる者は、安い居酒屋で一杯、となるけれど、外から大都市仙台に来た人なら、この機会に少々楽しんで行こう、となるかも。とすれば、せっかくの仙台で嫌な思いをして欲しくないから、地元の我々としても健全な国分町であって欲しい。

そういう店に縁遠い私のような者としても、都市イメージや経済効果という点で、見過ごせない問題だ。

店のぼったくり問題もだが、路上犯罪、ピンクチラシ、交通渋滞など、総合的に安全安心な国分町であって欲しい。

仙台市では「安全安心街づくり条例」に基づいく重点推進地区として国分町地区クリーンアップ作戦などの環境美化に取り組んでいます。
また、宮城県警の繁華街・歓楽街総合対策のHPによると、健全で魅力あふれる繁華街・歓楽街の再生のため、全国12の都道府県が指定を受けて対策に取り組んでいる。摘発の状況も公表されており、本件のD店もちゃんと出ている。

ところで、今回の事件、窃盗罪で再逮捕との報道。窃盗なのかな。一瞬アレっと思う。

カネを引き出した時点では、カネが経営者(犯人)の占有に入っていたとは言えないから、横領の前提を欠く。そして、誰かを欺罔してはいないから(相手は現金自動預払機)、詐欺も成立しない。結局、他人の財物たるカネを窃取したとみて窃盗ということになるのだろう。


しかし、後に不正に引き出す意図でカードを預かっているから、この時点でカネの窃盗の実行の着手とみることはできないか。かりに引き出しに至らなかった場合に窃盗未遂で逮捕できるかどうかの問題である。この経営者の場合、こんなケースもありそうだ。すぐに客からカード返還を求められた、とか。
多分、理論上主観主義を徹底しない限り実行の着手を認めるのは無理なのだろう。現実にも立証が難しい。単に預かっただけ、と弁明されるから。





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最終更新日  2006.08.05 06:58:58
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