仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2007.07.05
XML
カテゴリ: 東北
JR東が6月に発表したデータで、 06年度乗車人員ベスト100 を見てみると、東北の各駅はやっぱり上位にはほとんど見えない。トップの新宿駅の757千人に象徴されるように、首都圏の圧倒的人口集積と鉄道利用割合を反映しているのだが、何とか東北の駅を拾ってみた(数字は一日平均)。

ベスト100に辛うじて入ったのが、54位の仙台で76,162人。あとは100位以下だ。比較のために一部の北関東地域の主要駅もプロットしてみた。

新潟 36,769
宇都宮 35,773
熊谷 31,620
水戸 28,859
高崎 28,280
長野 21,662

郡山 18,380
盛岡 17,956
松本 15,367
福島 15,033
古河 14,443
秋田 12,387
長岡 11,308
山形 10,963

この後は、1万人未満だ。東北の主要都市では、青森駅(8,348)、いわき(6,828)、古川(5,011)、八戸(4,950)、一関(4,471)、石巻(4,392)などと続いていく。青森や八戸は意外と少ないものだ。そして、この辺りのクラスには、仙台周辺の通勤通学需要の高い駅が、これら主要都市の中心駅と肩を並べている。例えば、南仙台(8,165)、岩沼(7,153)、多賀城(7,126)、名取(6,976)、長町(6,050)、宮城野原(5,478)、陸前高砂(4,669)という具合だ。

八戸より宮城野原が多いわけで、スポットとしての都市集積や拠点性ではなく、面的連続性としての都市集積に依存するマス・トランスポートの特性がよくわかる。首都圏と東北の対比が、そのまま仙台周辺とその他の東北の地方中心都市との関係にパラレルに投影されている。

意外なほど低いのが、会津若松(2,971)、米沢(2,499)、酒田(1,717)、鶴岡(1,437)、大館(1,099)など。弘前(4,426)も少なめだと思うが、私鉄の影響もあるのだろうか。



松島海岸(1,038)、平泉(465)、遠野(405)などは少なすぎ。鉄道ももっと観光客の呼び込みを考えましょう。

ちなみに逆トップは、区界駅(岩手県、山田線)の5人。統計の対象は有人駅だから、全部の駅で言えばもっと利用の少ない駅もあるだろうが、統計上では例年堂々のトップだ。盛岡と都を結ぶ街道の峠にあたるこの駅は、東北の駅の中では、標高も堂々のトップです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007.07.05 01:27:51
コメント(4) | コメントを書く
[東北] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:東北の駅の乗車人員を考える(07/05)  
歓喜復帰  さん
 仙台は76千人台で驚くほど安定していますね。
 アクセス鉄道開業効果で、2007年度はベスト50入り、80千人台への増加を期待します。 (2007.07.05 06:56:03)

貴重なデータご紹介有難うございました  
PILOT1752  さん
駅は地域のシンボルです。乗車人員の分析は興味深いです。逆トップも面白い。天地人(火坂雅志)を読み終わりました。(大河ドラマ予定)。東北の歴史を考えて行きたいと願っています。 (2007.07.05 10:39:52)

Re[1]:東北の駅の乗車人員を考える(07/05)  
歓喜復帰さんおはようございます。ベスト50の目標設定は良いですね。
空港アクセス鉄道もそうですし、観光や学会などで仙台への往来がますます増えることを期待しています。 (2007.07.06 06:13:17)

Re:貴重なデータご紹介有難うございました(07/05)  
PILOT1752さんコメント感謝です。

駅の乗車人員は確かに面白いですね。今まであまり考えたこともなかったのですが。
ありがとうございました。 (2007.07.06 06:15:02)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

コメント新着

おだずまジャーナル @ Re[1]:荒巻地区の新町名と宅地開発史(12/14) 荒巻昭和人さんへ コメントありがとうご…
荒巻昭和人@ Re:荒巻地区の新町名と宅地開発史(12/14) 団地名なつかしいですね。広告に使われて…

プロフィール

おだずまジャーナル

おだずまジャーナル

サイド自由欄

071001ずっぱり特派員証

画像をクリックして下さい (ずっぱり岩手にリンク!)。

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: