仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2008.02.11
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カテゴリ: 雑感
もうやめる、と何度も宣言している上の子のピアノ。騙し騙し続けているようなものだが、たまに熱中している時もある。親に言われて向かわされるのを嫌うようで、なかなか難しい。

先生の薦めで2度目のグレード検定を先月受けた。よそのお嬢様達は待っている間も母親と音楽の話などしていらっしゃるのに対して、わが娘はラフなトレーナー姿で持ち込んだ本を読み耽っている。緊張感もないようだ。せめて検定の先生に対する礼儀だけはしっかりやって欲しい、と思わずにいられない。

さて、その結果が先週通知された。合格でしかも全項目A評価。喜んだらしく、日中に祖母の携帯からメールまでよこした。

実はその数日前にネットで合格は知っていた。前回は画面をみて一緒に喜んだものだが、今回はあえて教えなかった。自分の運命は自分で知って欲しいというのと、場合によっては「落ちる」ことも経験して欲しいと思ってもいた。いずれにしても親が騒ぐ話でない。

本番に強い子なのか。あるいは検定主催者側でもこの段階では政策的に(失礼!)高い評価を与えるのだろうか。

祖母にお小遣いまでもらって、有頂天になっている娘。出ないと宣言していたコンクールにも出場するようだ。前向きになっているという点で、良いことなのだろう。たまには挫折も味わって、その上で今度は自分の意思で主体的に取り組むようになって欲しい、などと考えるのは親の勝手か。

いや存外に既に自分の意思で動いているのかも知れない。見ていない所で練習しているよ、というのもウソではないかも知れない。親が自分の見ている範囲で親の思うように動けばいい、という観念をもっているから気になるだけ、なのか。しつけの段階は過ぎただろうから(それも問題は残しているのだが)、親も大人になろうか。

ピアノ検定の効用を考える (07年4月11日)





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最終更新日  2008.02.11 05:32:39
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