仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2010.07.02
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カテゴリ: 雑感
小学生の頃、野球のルールについて本を読んでいて、ボークの場合に出てくる「安全進塁権」に戸惑った。何もランナーが先の塁に進める、と言えばいいのに、わざわざ堅いコトバを使わなくても、と思ったものだ。

実は、その後もよく分かっていなくて、理解できたのはかなり後になってから。たぶん高校の頃ではないだろうか。

安全進塁権の概念は、ボールインプレーとボールデッドの区別という野球のルールの基本と関係している。つまり、インプレーの状態にある際には、ランナーがアウトを覚悟で先の塁を狙うことは自由である。盗塁を試みる場合や、打者のゴロで進塁する場合、あるいは打者のフライが捕球された際にリタッチ義務を果たして進塁する場合、など走者がアウトを賭して進塁しているわけである。このように、インプレー状態では、アウトを賭しての進塁が原則だが、「安全進塁権」はその例外として、走者が「アウトにされる恐れなく進塁」できるのである。

フォアボールの場合も打者と走者に、それぞれ1個の安全進塁権が与えられると理解すればいい。四球はあくまでインプレーだから、更に次の塁を、アウトを賭して狙うことも構わない。死球の場合も、打者に安全進塁権が与えられるが、この場合は自動的に(球審のタイム宣告が無くても)ボールデッドになるから、球審のプレイ宣告によりインプレー状態に復帰するまで、アウトを賭した進塁を試みることができないことになる。

野球のルールとは、実に複雑なものだ。安全進塁権について言えば、他にもエンタイトルツーベースの場合には2個、野手がグラブを故意に打球に投げつけた場合に3個、などなど。

ボールインプレーとボールデッドの意味、そして、どのような場合に自動的にボールデッドになるか、は大事だ。そう言えば、TV中継を見ても、ファウルボールがスタンドに入った後などには、球審はいちいち、プレイ再開を宣告している。そんなことを知ったのは、たぶん社会人になってからだ。





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最終更新日  2010.07.03 16:24:30
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