仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2011.12.04
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カテゴリ: 東北
八戸市に三八城(ミヤギ)神社、三八城(ミヤギ)公園がある。南部藩から独立立藩した八戸南部藩庁が置かれた八戸城本丸跡地にあたる。神社は旧本丸御殿屋敷跡に建てられ、祭神は南部氏遠祖の新羅三郎義光、南部氏始祖の南部三郎光行、それに八戸南部藩初代藩主の南部左衛門佐直房。

地元では「みやぎさん」と呼ばれるという。

この三八城(ミヤギ)とは、 戸郡の 戸城という意味である。

■青森県高等学校地方史研究会『新版青森県の歴史散歩』(新全国歴史散歩シリーズ2)山川出版社、1990年 による

ここで思い出すのは、「三八地方」の呼称のことだ。以前に概要を整理してみた(下記の記事)。

■関連する過去の記事
青森県東部の地理概説(三八、上十三などの意味)

三戸は南部氏ゆかりの由緒ある土地柄だが、九戸(福岡)、やがて不来方(盛岡)に移る。盛岡南部藩3代重直の後継をめぐって藩論が分かれ、結局、八戸周辺83村2万石の八戸南部藩が立った。そんな経緯もあって、三戸郡という広域呼称の中にあっても、八戸は特にその名を並べるほど特筆したということではないか。本来ならば親と子の関係とでも言うべきで、「三戸地方」でもよかろうに、あえて八戸を並べる所以だ。

もちろん、近代現代では八戸の産業経済上の発展は顕著であって、三戸郡の中心という位置づけに異論がないだろうが、三戸と八戸を同格に並べる素地は、近世からすでにあったということではないだろうか。

もっとも、三戸郡にあること、あるいは本祖三戸南部氏の本拠ということもあってか、「三」が先に来ることは、必然なのだろう。





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最終更新日  2011.12.04 08:18:32
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