仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2015.03.15
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カテゴリ: 東北
今日は国連防災世界会議のパブリック・フォーラムの一環である東北大学のシンポジウムを聴いてきた。

国連事務総長の潘基文氏がスピーチをされた。災害を避けることはできないが、被害を減らし、最小化することはできる。投資することで将来に備えることができる。global citizenship, global solidarity などの語が印象的だったが、国際社会や国連が災害をどう受け止めてどう行動すべきと考えているのかが多少理解できたような気がした。

福島南高校を訪問したことなどの体験談もあり、また、今朝のバヌアツのサイクロン被害にも言及していた。

大学のシンポジウムは、東北大学が震災後に取り組む数々のプロジェクトの報告が趣旨である。すべて聴いて、それぞれに興味深かったが、昼休みにちょっと感じたこと。かつてある先生が university の意義はなんだと思うかと話題提起された。ただ単に学科や学問が横並びに組織化しているだけではないのだ。

災害科学国際研究所がめざすものは、学際的な研究による、災害、防災、復興にかんして世界をリードすることだろう。そう在ってほしい。

地震や津波はもちろんだが、エネルギー、医療、産業、放射能など各分野でのプロジェクトが進んでいる。なかには、個別にニュースで聴いているものも多い。こうやって全体像として報告されると、なるほど、東北大学がこれだけ広範に関わっているのか、と実感させられる。まさに university なのだ。

進め方やニーズの把握と還元という面でも、経済界や産業各分野、行政やNPOと、深く関わっている。産学官(最近は金も入ったりするが)、などと単純な横並びの一つではなくて、大学自ら産や官の足りないところに入り込み、あるいは提言し、あたらしい課題に対しては領域間の連携により研究を進め、また大学自らが世の中の縦割りを横につなぐ糸となる。東北の名を冠する名門大学として、これから一層、東北と世界に頼られる実践的な solution の拠点になってほしい。





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最終更新日  2015.03.15 20:15:09
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