仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2023.03.26
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カテゴリ: 東北
ネットニュースで知った。大館能代空港は、大谷サンも驚きの二刀流空港だ。何がというと、空港ビルが道の駅になっている。全国でも2つしかないと。

大館能代空港の公式サイトによると、たしかに、「道の駅大館能代空港」として秋田県内30番目の道の駅に登録。そして、空港自体が道の駅という全国にもう1つの事例とは、のと里山空港だという。

ダイヤは羽田に3往復(ANA)のようだ。秋田県公式サイトによると、令和4年(暦年)利用者12万3千人、搭乗率41.6%とあり、新型コロナの影響がまだまだ残っているとはいえ、だいぶ厳しい。

経緯を振り返ると、高速交通から取り残された秋田県北部の移動時間短縮と活性化をめざし、鷹巣町(現北秋田市)に建設し、1998年供用開始。
大館能代のちょっと後に開港した庄内空港の場合、羽田5便(ANA)で最新統計はみあたらないが、きょうど今日から12年ぶりの増便で5便になるというから、利用状況は大館能代より高いと思われる。

ポストコロナの地方振興を考えるに、依然、地方空港の役割は重要だろう。人口減少の中でもビジネス、観光、居住を考える時に、本来の役割である交通(移動)機能をしっかりと見据えなければならない。道具をどう維持するかの倒置した論議は極力意識すべきではない。とは言っても、苦労と負担を経て今すばらしい武器を持っている現実(空港や空港施設なかりせばできないこともある)も直視して、これからの地域経済と地域振興の姿と空港(施設)について考えていくべきではなかろうか。

WBCは、誰もが予想や期待をしただろうが、現実は、それ以上の展開だった。空港の姿も新しい検討を待っているのかもしれない。





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最終更新日  2023.03.26 13:46:49
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