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義母の朝のパンツ替えは夫と私、早く階下へ行った方が声を掛ける。「ばあちゃん、トイレへ行こうか」と夫は布団をはぎ取る。今まで、一生懸命がらくたを見ていた義母は驚きトイレへ・・・。私の場合「ばあちゃんトイレへ行こうか」と部屋の戸を開ける。おとなしく寝ている場合は、「一回、おしっこしてから寝ようか」というと「そうか」と言ってすぐトイレに行ってくれる。しかし、がらくたを見ているときは、そう簡単に行かない。「今、それどころやない、財布のお金がない」と言う。こりゃだめだ、夫から言って貰うしかない。夫に言うと、布団をはぎ取った。義母は否応なくトイレへまっしぐら。安泰、安泰。今日は布団が濡れることはなかった。「ばあちゃん、セーフだよ、セーフ」聞こえた義母は「セーフ?野球みたいやな」これから、アウトが多くなる季節、アイデアヒットでセーフを目指さなくてはね。
2005年10月28日
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夫が、1週間ほど出張するというので、義母をショートステイにお願いしました。また、第二希望の所です。送っていきました。前回と同じパターンでした。また義母の不安を取り除くため、食堂へ行きました。数人の方が黙って、車椅子などに座っていました。義母は不機嫌だし、心配そうです。私は、黙って座っている1人に声を掛けました。「おばさん、どこの人?」そしたらその方は、朗らかな顔になって「私は○○、漁場でな魚たくさんとれるとこ」とはずんだ答えが返ってきました。それを義母にも説明して、何とかお友達にさせようと話を続けました。皆、黙っているけど、話しがしたいんじゃないかなあって思いました。ようやく、義母も落ち着き、私は家に帰ることが出来ました。主人が、出張の間、実家の母を呼ぶ事にしました。私が、糖尿病になったことをとても心配していたので、安心させようと思ったからです。78才の母は1人で電車を乗り継ぎ、きてくれました。2日ほどして、母と一緒に義母に面会に行きました。義母の機嫌は? 職員の方の機嫌は? 気になるところです。出張前に夫が、3日ほどしたら面会に行って話をして落ち着かせてやってくれといっていたのです。私が行くと迎えにきたと思われると辛いしなあと思いながら面会しました。母と二人で義母はどこかなと見回していると、義母が廊下の向こうから・・・そして、すぐさま「あっ、○○のおかあさんやな。」ニコニコして近づいて来るではありませんか。ひゃー、すごいすぐわかったんだね。二人は手を取り合って、挨拶しています。そして部屋へ入り、ベッドに三人で腰掛け、二人は一生懸命話しています。私は、ほっとしました。機嫌は上場、表情も明るく頼もしく見えました。実家の母も帰り、義母を迎えに行く日になりました。前回は怒っていたけど、この前の面会の様子だと大丈夫でしょう。迎え先の玄関に着きました。義母の顔が引きつっています。ああまた・・・怒っています。職員の方は私に、「持ち物のチエックをしたらシャツや靴下等、足りないものがあるから探してまた連絡します、どうもすみません」と言いました。ははあ、たぶん「ない」とか、「失った」とかいう話をしていたから義母も乗ってしまって、被害者になったり、加害者扱いされてると思ったりでキレているのだと判りました。義母には、いつものように、安心言葉を何回も繰り返し一緒に帰りました。家に着いた頃にはすっかり忘れていました。
2005年10月21日
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用事が出来たので、急遽1泊ステイをお願いしました。いつものところが満員だったので第2希望の所に1泊することにしました。私がそこへ義母を送っていくのは初めてです。玄関へ入り名前を告げて待っていると、迎えに来てくれました。「おはようございます、2階へどうぞ」と言われエレベーターに乗りました。「お部屋はここです。持ち物のチエックをします」と確認が始まりました。義母には一言も声を掛けてくれません。不安な義母はいろいろ質問をします。私は、義母が気分を損ねないようにと、考えた返答を必死でした。ここへの入所は2回目だから職員の方もまだ義母の事は判ってないだろうな。その後私から促して他の方たちが居る食堂へ行きました。食堂には同じ区のYさんが居て義母は愛想良く声を掛けました。私もYさんは知っていますが、一目で私には判りませんでした。義母はすごい、すぐに判ったのだから。しかし、Yさんからは何の返事もなく、表情も変わず一方を見ているだけでした。義母は驚きが隠せない様子でした。私も気になり、Yさんの様子を伺っていると、お世話する職員の方が現れました。そして、いきなりYさんの口に針のない注射器をいれ、注入しているではありませんか。しかも横を向いて他の人を見回しながら。私は驚きました。まるで餌を与えているという感じにしか見えません。口に入れる前に声くらい掛けられるでしょっ。次の日は、夫が迎えに行きました。義母はカンカンに怒っています。義母の財布の中の20万円をこの人が盗ったと職員の方を指して言っています。財布もお金も初めからあるはずはありません。職員さんも頭から湯気が出ていたそうだ。義母の他人への、これほどの怒りはかつて見たことがありません。私の経験からすると、たぶん職員の方の対応の何かが欠けていたに違いありません。少しがっかりでした。夫は一刻も早くその場を去りたかったそうです。
2005年10月12日
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このたび、国勢調査員を引き受けてその仕事ももうすぐ全うしそうである。安請け合いしたが結構大変だった。まあ田舎で、全員顔見知りだから、都会に比べたらとても楽な方だと思う。引き受けたのには訳があった。区長さんから調査員の依頼があったのは7月の入院が決まった直後だった。入院するからと断れば簡単に断ることが出来た。しかし調査は10月だし、自分を自分でいつまでも病人扱いしていたのでは正真正銘病人になってしまう。何かをしなければいけないと思えば、また体からエネルギーが沸いて来るだろうと考えた。よし、調査員ぐらい出来る。よく知った区内だけだし、誰かがしなくてはいけない。と、安請け合いはこのような奮起を願ってのことだった。結果は、奮起しました。会う人から元気になったねといわれた。心配してくださった近所の皆さんにも、元気な顔が見せられた。調査員のお陰で元気になりました。
2005年10月05日
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