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義母は、この頃思いこみというか、幻想というか、現実がどれか判らない状態が激しくなってきた。自分の居る場所や自分の歳、その昔の実際が現実と混同している。その時々で年代や場所もまちまちだし、私たちが睡眠中見る夢の中のような状態だと思う。自分の親と一緒に住んでいて親が心配するから帰らないといけないと言う。親は50数年前に亡くなったと言えば、葬式に行かなかったと言う。それなら姉が待っていると言う。姉も妹も兄も亡くなったと言えば、死んでも知らせてくれないのかという。待っている、会いたいと言う人は、皆亡くなった人ばかりだ。聞かれるたびに、この世に居ないと言わなければいけない。そのたびに悲しい思いをさせている。時には、元気だよと言ってあげると安心する事がある。すぐに忘れるのだからそれで良いのだ。時に親も元気だと言うと、ホントに元気か?と問いただされる。そんなときは、ばあちゃんが88才だから元気なはずないなあと笑ってごまかすと自分の歳にびっくりして、私がそんな歳なら、もう死んで居ないなあと納得する。今日も明日も、親に会いたい、元気かと1日に何度も言われると答える方も大変だが、返事を聞く方も何度も悲しまなければいけないのか。
2005年11月29日
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思い立ったらすぐやり、続ける事が私の信条。やってます、続けています。しかしいつまで続くかなあ。人の目も気にせず、格好も気にせずひたすら、定刻になったら出かけます。この定刻に出かけるというのが、続けるこつだと勝手に考え、出勤のごとく出発します。暑くなったら脱げる服装をし、かばんには低血糖に備えた飴と少しの菓子、携帯電話。そしてポケットには万歩計。出会う人には「おはようございます」「どこへ行くの?」という人には「散歩!」とはっきり言います。ある日、沿道で畑仕事をしているおばあさんから声を掛けられました。「毎日歩いているのかね?」という言葉からはじまり、おばあさんの健康法、今までした大病のはなし。どこの誰かも知らない初対面のおばあさんと道端で30分も話し込んでしまいました。家の近くまで帰ってくると近所の畑から「お帰り」と声が返ってくる。これなら続けられそうかな。
2005年11月22日
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以前1日8時間労働だった私ですが、糖尿病になって以来は4時間労働です。8時間労働ですと義母の予防接種やちょっとした医者通いの時間をとるのも大変苦労します。私用の銀行、郵便局の用事なども昼休みの1時間の間に走り回って済まさなければなりません。半日余裕のある現在は予防接種だの買い物だの葬式など何でも来いです。しかし、時間があるとまた考えねばならないことが出てきます。今日は、義母のインフルエンザの予防接種に行こうと決めた日。さあ、何と言って連れ出そうか。去年は、デイサービス所まで迎えに行き近くの病院へ即行。義母に予防接種に行こうと言うことより、迎えに行く時間を作ることの方に頭を使いました。今年は時間はたっぷりあります。まずは着替えをします。「ばあちゃん、予防接種をせんとあかんから着替えをしようか」「どこへ行くんや、どこにするんや、パンツも脱ぐのか、裸になるのか、みんなするのか、ねえちゃん(私のこと)もするのか?」ひっきりなしに質問が飛んできます。所々間引きをしながら質問に答えます。「近くだよ。パンツまで脱がないよ。もうみんなしたって」やっと着替えが終わりました。「早く、車に乗って」カバンだの財布だの通帳だのと言わないうちに早く早く車にのせなきゃ。今日は天気も良かったせいかすんなり車に乗って発車オーライ。待ち時間もなく早々に接種を済ませ帰ることが出来ました。
2005年11月15日
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糖尿病教室で勉強すると必ず、運動しなさいと言われる。運動によって、インスリンが活発に働き血糖値のコントロールをよくする。そして、今日運動した体は明日も覚えていてインスリンの活発を促すと言われる。だから、毎日でなくてもよいが継続しなさいということだ。私の場合、運動(散歩)をすると血糖値がすぐにうんと下がるが、次の日まで覚えてくれていると感じたことはない。と、感じる様になったのはこのごろである。散歩がいいからしなさいと言われても私にはなかなか出来なかった。散歩? 用事もないのにふらふら歩けないわ。近所の人が田畑で仕事している横なんて歩いて到底通れない。歩いている姿がずーと見えるなんてとても恥ずかしいし、あそこの嫁さんは何ぶらぶらしてるんだろうと思われるじゃないかなあ。自分の健康より人の目が気になり明るい間はとても外を歩くことが出来なかった。しかしなあ。よしっ、少しでも挑戦しよっ。と思って出かけたのが近くの海岸。海岸までは車で行き駐車場に止めた。周りを見渡すと人気はない。ここなら知った人も居ないし、さあ歩きましょう。海岸をずーと30分ほど歩いて折り返してきた。ああ気持ちよかった。しかし、海岸だと「拉致」が頭を巡った。人気のない海岸。もうーやーめた。そうは言っても・・・。今日は郵便局に用事があるから歩いていこう。今日は役場と銀行に行って来よう。と用事を作っては歩いた。用事があって歩いていれば堂々と歩くことができると考えたからだ。その用事も毎日あるとは限らない。そんなとき、1人で歩いている人に出会った。その人はある会社の社長さんですが時間を見つけては、1日1時間歩いていると言うのだ。歳は五木ひろしさんと同じかな、もしかしたら同級生かもしれない。余談ですが顔もよく似ている。その方が言われるには1時間歩くと体が変わるお腹もへっこむし、余分な脂肪も取れる。筋肉は付く。飯がうまい。酒がうまい。風邪は引かない。などなどそして、毎日同じ道を歩くと30分間でどこまで歩いたか覚えておけばその折り返し地点が日数を重ねるごとに、だんだん遠くなるのが判るというのです。そうかあ、それもおもしろそうだなあ。そして気候もよくなってきたこの頃散歩は血糖値コントロールだけではない私の健康法にしてしまおうと思いたった。
2005年11月13日
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入院などすると、誰もが心配して「どこがどこが悪いの?」と聞いてくれる。「糖尿病なの」と言うと、「えっ、そんなに痩せていても糖尿病になるの?」と必ず返ってくる。そう、誰もが糖尿病は太り気味の人に多く、成人病の一つだと思っているのです。まあ、私も思っていましたが。そのたびに、糖尿病には1型と2型があって多くは2型であり、私はこのような1型だと説明をしてきた。そして、2型で何年も通院している人は一生懸命養生方法など教えてくれる。しかし、何人もの人の経験を聞いても納得いかない。たぶん私が1型だからでしょう。1型の人のブログを見せていただくと、なるほどと思うことがいっぱいある。その多くは、幼少のころ発症した人や、1型の小、中学生の子供さんを持つ親御さんの悩みである。私のような歳で糖尿病ですと言ったら当然2型だと思うし、治療も2型と同等になってしまう。幸い、私は1型の専門医にめぐり会うことが出来、専門外来等も受診させて貰っているが、一人一人の生活パターンと年齢に応じた食事とインスリン量、またインスリンの種類の組み合わせはとても難しい。そんなこんなを判って貰うためには糖尿病ですの一言では誤解される。だから、インスリン欠損症とでも言わせて欲しい。
2005年11月11日
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