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今年もすみれに覆われた公園の土手・・・斜面一帯は、ほのかに甘い香りを漂わせています。ほのかな香り・・・ショパンの音楽もどこか ほのかな感じがしませんか?:::::::::::::::ささやくような話し声だったと言われるショパン。彼の音楽は決して声高に何かを主張してくるという感じではなく・・・どこか ほのかに? 意味深に? 何かを暗示しているようなところがあります。一向きには言えないような事柄・・・胸の内・・・心の奥底・・・音の法則・・・::::::::::::::::ショパンがピアノに託したメッセージは、どのようなものなのでしょうか?それはとても正直なものであったことは間違いありません。春を告げているすみれの花・・・そこに存在する自然の摂理・・・こうしたことに嘘偽りが全くないのと同じように・・・:::::::::::::::::私たちが自然の営みに目を向けると、何の気なしに見過ごしていたことのありがたみに気がつくことがあります。自然と語らうように、ショパンの音楽とも対話してみると・・・きっとより多くの感動が待っているはずです。::::::::::::::::::彼の音楽は、無理強いをすることなく、ほのかに・・・しかし確かな力で私たちをどこかへいざなってくれます。
2008年03月31日
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食べ物の好き嫌いってありますよね。大人になってからの私は、殆ど好き嫌いがなくなりましたが、子供のころを思い返すと苦手だったものがいくつも思い出されます。そんな食べ物の1つがレアチーズケーキです。大学で師事していた先生の好物で、今は私も大好きですが、子供のころは絶対食べられないものの1つでした。::::::::::::::::小学2年か3年生のとき、誕生日に友達のお母さんがケーキを買って持ってきて下さったことがありました。箱を開けて愕然・・・中にはレアチーズケーキが・・・子供ながらにちゃんとお礼を言わなくちゃ、そして今ここで食べなければばらない!とすごく緊張したのを覚えています。見るからに高そうな感じで・・・子供でもこういうのってなんかわかるんですよね。::::::::::::::::::覚悟を決めていただいたレアチーズケーキ・・・その時初めてこれはとても美味しいものなんだとわかりました。今まで食べたことのあったものとの味の違いに驚き・・・きっとそれまで苦手に思ってしまっていたレアチーズケーキは、ホンモノではなかったのではないかと思いました。その日以来レアチーズケーキが大好きになって・・・今に至ります。:::::::::::::::::::::さて、食べ物と同じく、曲にも好き嫌いというのがあると思います。心地よく響く曲、いつ聴いても感動できる曲もあり、また、価値はわかるものの曲に馴染めないということもあったりします。でも、ふとしたきっかけで今まで魅力的に思えなかった曲が突然好きになることってあります。 私にとっては疑問だった曲を友達が演奏しているのを聴いて、この曲ってこんな素敵だったんだと思ったこと・・・何回もありました。::::::::::::::::::::::レアチーズケーキの一件と一緒かも知れませんね。友達の演奏は、作曲家がその曲に込めた思い、託したメッセージを・・・そして、ホンモノの何かを私に語りかけてくれたということでしょう。::::::::::::::::::::::さらに話を進めて、ベートーヴェンと私についても述べたいと思います。思い出してみると、ベートーヴェン・・・昔は苦手な作曲家の1人でした。ベートーヴェンは少しずつ弾くようになったらいつしか好きになっていて・・・コンサートではあまりこの頃ベートーヴェンの作品を取り上げていませんが、やたらと弾きたくなってベートーヴェンしか練習しないという日があったりします。そういう日は、彼の音楽にどっぷり浸からせてもらうことにしています。:::::::::::::::::::::::さて、ベートーヴェンが28歳の時に書いた「ハイリゲンシュタットの遺書」の文中には、自分は人を避けているのではなく、耳が聞こえないということを知られたくないのだということがかかれています。 『自分は誤解されているのだ』というその意味合い・・・彼の芸術的理念にせまる演奏、それはそう簡単に成し遂げられるものではありません。しかしベートーヴェンの言葉は、私たち現代の演奏家にも、ただ単に好きで演奏するということではない深遠なものを、深い理解を希望しているように感じられます。::::::::::::::::::::::::人に何かが伝わったとき・・・その瞬間私たちはお互いに感動とか共感で結ばれているのではないでしょうか?音楽は人と人を繋ぐ正に心の共有を育む芸術であると思います。大作曲家とお客様、そして私たち演奏家を結ぶ心の絆を大切に演奏したいものです。私のこの心がけがホンモノであるよう、そして曲へのアプローチが誤解では絶対にないこと・・・それをいつも祈りつつピアノに向かっています。長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。PS,写真は、ウィーンのベートーヴェン記念館で撮ったものです。シュタイン社製のピアノは、ベートーヴェンが弾いたかどうか不明ですが、譜面台は使用したとの言い伝えがあります。自己中心的な考えに陥ったときや 無感動、無気力な状態になってしまったときは、特にベートーヴェンの音楽に、そしてその言葉に励ませられます。そして『誤解』から自分を解放する勇気も貰っています。
2008年03月29日
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ザルツブルグから引っ越してきた矢先、「こんにちは はじめまして!」と大きな声で挨拶して下さった おばあちゃん・・・私のお隣さんです。旧東の労働英雄なのでは? と思うくらい いつもせっせと働いています。お隣さん・・と言っても特に仲良くさせていただいている訳ではなく・・・ただ私が丁度玄関を開けて埃を払っているときや、ごみ出しの時に顔を合わせることが多く・・・どうも「隣の日本人は真面目な働き者だ」と思われてしまっているようです。:::::::::::::::::::::::おばあちゃんはとても几帳面で、むかし気質。また、外で不審な物音がすれば、すぐに玄関か窓をバタンと開け、そこに誰かいようものなら「何事なの!?」と平然と尋ねる方でして・・・この近所では みなさんなるべく目を合わせないようにされているようです。ちょっとコワオモテ、でも私は会って一瞬でこのおばあちゃんが好きになり・・・お目にかかると安心するというか・・・。 たまに物のやりとりなどをさせていただいています。先日もイースターだからとウサギのパッケージのチョコレートを下さったりして・・・:::::::::::::::::::::::::いつもなのですが、おばあちゃんは渡すものを渡すとそそくさと行ってしまいます。迷惑にならないようにという配慮なのか?・・・それから、ちょっと恥ずかしがっておられる節もあり・・・私としては、玄関先で ありがとう と言うのがやっとです。近所の方たちはきっと おばあちゃんが写真のようなこんな素敵なお菓子を焼くなんて思ってもいないであろうこと・・・(怖がられてしまっていますし)・・・を残念に思ったので、みなさんにご覧になっていただきたく日記にしました。:::::::::::::::::::::::::::::うちの大家さんも公道にツタを伸ばしていると咎められ・・・そのことがあって以来、おばあちゃんの名前は大家さんとの間で禁句になり・・・でも、とても澄んだ目をしたおばあちゃんを誤解しないで欲しいと思っています。 真面目で一途ないい人・・・私にはおばあちゃんがそう見えます。大変な時代でも文句を言わず、厳しい環境であっても強く明るく生きてきた人・・・立派なことだと思っています。PS, イースターの時期は、ウサギ、ひよこ、羊・・・動物の形をしたチェコレートやお菓子が売られています。3回に1回くらい、私もおばあちゃんにお返しをしています。
2008年03月28日
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チェコ料理のレストランに行って メインディッシュを頼むと、付け合わせはどうしますか? と聞かれます。付け合わせには、私たちのお米とは違う粘り気のないライスや温野菜、蒸しパンのようなもの・・・いろいろあって選べますが、大体チェコ人は、ジャガイモを頼んでいます。ゆでたジャガイモ、焼いたジャガイモ、フライドポテト、マッシュポテト、マッシュポテトのフライ・・・ジャガイモのバリエーションが豊富です。::::::::::::::::::::こんな様子からも分かるように、ジャガイモは、チェコ人にとって大事な主食の1つ。キャベツやニンジンなども含め、政府が価格を調整していると聞いたことがあります。民主化後の高度経済成長が目覚ましいチェコ。物価高は深刻な問題の1つになっており、基本の野菜などには、こうした価格規制という手段がとられているのだとか。言論は自由になったが、生活は不自由になった。昔は、電気 ガス 水道 みんなタダ。国が全部面倒をみてくれた。今の若いモンは・・・というお年寄りもいらっしゃいまて・・・:::::::::::::::::::::話は変わり 写真は、チェコのポテトチップスです。チェコの児童文学作家で画家のヨゼフ・ラダが描いた焼きイモの風景が、パッケージに印刷されています。焼きイモ といってもサツマイモではなくジャガイモです。チェコでは秋に たき火でジャガイモを焼き、それから凧あげをするそうです。チェコで知らない子供はいないと言われる作家 ヨゼフ・ラダは、こうした昔のチェコの風景や風物詩を こんなほんわかとしったタッチで数多く描いた人です。::::::::::::::::::::::今も昔もチェコ人にとって ジャガイモは、身近な存在なのですね。ポテトチップスが無性に食べたくなって買ってきたことから、ジャガイモのお話しをしようと思いました。さて、来週は冬時間から夏時間(サマータイム)に切り替わるヨーロッパ。それなのに、この頃プラハは、よく雪がふります。秋の焼きイモの絵を見ながら、夏時間になるんだなあと・・・なのに降る雪・・・そして高度経済成長のこと・・・思い巡らすことが多い1日でした。PS,ヨゼフ・ラダ(Josef Lada)の作品は、世界中で翻訳され読まれています。ラダの絵が沢山のっているカレンダーは、温かい気持ちになれる私の愛用品。チェコを訪れた際は、お土産にいかかでしょうか?書店、文房具店、大型スーパーなどには、大抵置いてありますので、ご興味をお持ちの方は探してみて下さいね。ポテトチップスもよかったらどうそ!このチップスのパッケージの上の方には、「伝統・チェコのポテトチップス」と書いてあります。
2008年03月26日
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何年か前に友人がプラハに遊びに来ました。カレル橋の上から一緒にモルダウ川を眺め・・・写真はその時のものです。こんな感じで 霧に包まれるプラハ・・・東ヨーロッパの風情というか スラヴ情緒というか・・・趣があって好きです。:::::::::::::::::::以前ハンブルグに住んでいた私の友人は、川面を見つめながらこう呟きました。ハンブルグで見ていたエルベ川は、ここを通っていたんですね・・・ある種の感慨を抑えているようなその横顔はとても絵になっていて・・・なんだか そばにいてはいけないような気になりました。::::::::::::::::::::モルダウの源流はボヘミアの森。プラハを通るとドイツ国境へ。そこでエルベ川と名前を変え、ドレスデン、北ドイツ平原と北へ向かって流れを進め、最後はハンブルグ、そして北海がこの川の終着点です。北の方角を眺める彼・・・きっとハンブルグでの生活が思い起こされたのでしょうね。PS, 川の名前、モルダウは、ドイツ語が公用語とされていた時代のもので、チェコ語では、ヴルタヴァと呼ばれています。私たちにはスメタナの交響詩「我が祖国」のモルダウとして馴染みがありますよね。
2008年03月24日
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日本にはあって外国にはない概念、日本語にはあって外国語にはない言葉ってありますよね。私が日常使っている言語であるドイツ語とチェコ語には、日本語の 「お疲れ様」 に相当する言葉がないものと思われます。:::::::::::::::::::お疲れ様って声をかけたいな・・・と思っても言い表しようがなくてなんともはがゆい気持ちになることがあります。ありがとう、すごいね、よくがんばったね、立派だったね・・・そして最後に 「お疲れ様!」 と言いたい・・・でも言いようがない・・・::::::::::::::::::::がんばっているときも、休んでいるときも 人は誰でも、ねぎらいを必要としている・・・これは真実ではないでしょうか。偉大な作曲家もきっとそうだと思います。賞賛されるだけではなく、ねぎらいの言葉を待っていたかも知れません。::::::::::::::::::::私は仕方なく「お疲れ様」を表情とテレパシー? で相手に送ることにしていますが、果たして真意は、うまく伝わっているのでしょうか・・・日本語って素晴らしいですね。人をねぎらうって素敵なことですね。美しいねぎらいの言葉、いたわりの言葉 「お疲れ様!」 を心を込めて皆様へ。PS,写真のチューリップは、私にねぎらいの心を教えてくれた方から頂いたものです。もてなし上手で、でもとても控え目な日本のマダムなんです。
2008年03月23日
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昨日の続きです。この天使様にご挨拶した日のことをもう1度よく思い出してみました。友達はまず ナチュラルコスメの化粧品にツキが・・・クリームファンデーション、フェースパウダーなど彼女のパーソナルカラー(注)にマッチしたものが、本当に運良く見つかりました。それから服もツイていました。食事にもツキがありました。でもなんと言っても美に関するものが本当にラッキーだったと思います。美の天使様なのかも知れませんね。PS, (注)パーソナルカラーにつきましては、3/11日の日記「似合う色 似合わない色」をご参照下さいませ。
2008年03月22日
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プラハの旧市街広場から東にのびるツェレトナー通りは、商人たちの交易が行われた場所として、また戴冠式の行進ルートとして知られています。ヨーロッパ最古の大学の1つ、カレル大学があるのもこの通りです。巨大なボヘミアグラスのショップやチェコ産ガーネットを扱うお店などもあり・・・今も昔も交易は続いているようです。:::::::::::::::::::::この通りのすぐそばを先日友達と歩いているとふと斜め上からの視線を感じました。見上げた先には黄金の天使が!しばらく立ち止まって眺めさせて(拝ませて)もらいました。それからカメラも向けせていただきました。どうしても写真を撮るべきだ! という気がしましたので・・・:::::::::::::::::::::::一緒にいるといつもいいことがある!そんな楽しい友人とのお出かけだったのですが、この日はラッキーなハプニングの連続でした。(天使様のお陰かも知れませんよね)みなさまにもラッキーなことが沢山ありますように・・・そんな願いをこの日記に込めました。幸運をお祈りして
2008年03月21日
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お花屋さんの店先には今年もミモザが・・・きっと、南仏プロヴァンスからやってきたものでしょう。59チェコ・コルナ(400円程度)で買いました。今は丁度イースターの時期。ミモザ以外にもスイセン、チューリップ、エニシダ・・・黄色いお花が多くなります。吹雪の中で頭がもうろうとしていた私。お花屋さんの前にやってくると・・・そこは明るい陽だまりのようでした。
2008年03月20日
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やっとプラハも春めいてきて・・・なんて思っていたら、いきなり吹雪になりました。今年は雪が少なくて助かりましたが、そりで遊びたかった子供たちには、ちょっと残念だったかも知れません。雪ってきれいだなあ・・・降り出すとそう思うのですが、外出にはやっかいなものです・・・よね? 大人になると。:::::::::::::::::::::::写真の雪だるま・・・ そろそろ春だし、しまおうかなと思っていましたが、もう少し一緒にいてもらうことにしました。この雪だるまくんは、私に初めてピアノを教えてくれた幼稚園の先生の手作り。2年前の秋に頂きました。やさしく朗らかな先生。雪だるまも ・あたたかな・ 出来上がりです。
2008年03月19日
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いつも温かいコメントを下さる素敵なブロガー Lily’s.tea-timeさんが、ご自身のブログ上で私のブログを紹介下さいました。Lily’s.tea-timeさん、ありがとうございます。Lily’s.tea-timeさんのご紹介文を拝見致しまして・・・嬉しいのと こそばゆいのと・・・いろんな感情がミックスされました。これからもヨーロッパでの生活や出来事を少しずつですが書いていきたいと思っております。もちろんピアノのこと、作曲家のこと、趣味のこと・・・どんな出来事や経験も「ピアノが教えてくれたこと」。そんな風に思っている私のおしゃべりが、Lily’s.tea-timeさん、そしてご訪問下さる皆様に楽しんでいただけますよう・・・
2008年03月19日
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小学校の時の文集に、桜か桃か・・・ちょうどこんな感じの枝をデッサンしたものが、挿絵として載っていました。確か3年生の時の文集で、友達のお母さんが描いたものだったと記憶しています。プラハの冬もそろそろ終わり。あと1ヶ月くらいすると近所の散歩道にはリンゴや洋ナシ、プルーンの花が咲き出します。日本はそろそろ、卒業式 そして入学式のシーズンですよね。今年度 ピアノ・レクチャーコンサートで出会った小中学生のみんなはどうしているかな~ ?3月になると毎年プラハから 1つ学年の上がるみなさんへ、そして新しい環境、進路に向かうみなさんに声援を送っています。みんなの夢のつぼみが膨らんで美しい花を咲かせますように・・・PS,写真はリンゴのつぼみです。この写真を眺めていたらリンゴが食べたくなりました。と言う訳で、遊びに来たお友達にリンゴのケーキを出しました。
2008年03月18日
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レガート=legato(伊)とは、音を切れ目なくなめらかに繋げる奏法のことです。ショパンの演奏には絶対不可欠な表現様式で、彼はレガティッシモ=legatissimo(もっとレガート)とまで楽譜に書き入れています。ショパンは生徒さんに まず隣り合う2つの音にレガートをかけることを次に離れた音域の音にレガートをかけることをそして何小節にも渡る長いメロディーやフレーズにレガートをかけることを教えていました。ショパン先生のレッスンを私も受けることができたら・・・せめて見学させてもらえたら・・・とよく思いますが、それは無理ですものね。自分なりに試行錯誤するしかありません。レガートとは何か?どうしたらレガートに聴こえるか?よりレガートにすることはできないか?いつもそんなことを考えてピアノに向かっています。鍵盤のタッチの仕方や力のかけ具合、抜き具合などフィジカルな面からのレガート奏法ということも追及しますが、レガートというのは、やさしく丁寧に・・・そういう気持ちの・・・つまり心の表現のことなんだということを私は大切にしたいです。
2008年03月17日
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ザルツブルグの街角・・・写真はアンティークショップの外壁です。赤大理石にアンモナイトの断面が見て取れますよね。私の手と比較してみると・・・かなりの大きさです。この大理石は、ザルツブルグの近郊で採石されるもの。どこか別の土地から運ばれてくる訳ではありません。このアンモナイト入り大理石は、ザルツブルグ一帯がその昔は海だったということを物語っているんですね。::::::::::::::::::::::::::さて、アンモナイトが住んでいた海は、長い年月を経て次第に隆起し、山岳地帯となり、海水は岩塩となって、地中深くに固まりました。その岩塩を初めて採掘したのは、ケルト人だそうですが、もっと後の時代になると、ザルツブルグはこの岩塩で莫大な富を築きます。塩は当時大変貴重なものであり、白い金とも言われたそうです。そんな塩がもたらしてくれた富によって文化が・・・そして芸術が花開き・・・モーツァルトが生まれ、教会音楽では、ミヒャエル・ハイドンが活躍し・・・:::::::::::::::::::::::::::::アンモナイトのいた海 → 岩塩 → 富 → 文化 → 芸術この矢印を逆方向に辿ってみると・・・芸術のそもそもの発端は、アンモナイトのいた海 ??ちょっと違う視点で眺めてみたら不思議な気分になりました。 とても意外な感じ・・・:::::::::::::::::::::::文化や芸術は、私たち人類の素晴らしい財産。アンモナイトは絶滅してしまいましたが、文化や芸術は滅ぶことなく人から人へと受け継がれていきますように・・・PS,注意して見ていると街には結構こうした化石がありました。ヤリガイみたいなの? も見たことがあります。アンモナイトは大・中・小とあり、どのサイズでも見つけると結構嬉しいものなんです。写真は私が今まで見た中での特大サイズです。
2008年03月17日
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このブログにコメントを下さる先輩のブロガーさんが、ハンガリーを代表する陶磁器、ヘレンドを紹介しておられました。いつも素敵なコメントを送って下さる先輩・・・どんなにそのお言葉が励みになっていることでしょう・・・こうしてこのブログを約1ヶ月続けてこられたのも先輩のお陰だと思っております。アクセスして下さる皆様が、読んで面白かったと思って下さるブログにしたい・・・そう心がけておりますが、今日はその先輩に個人的にお話を聞いてもらいたい・・・そんな感じでヘレンドと私の出会いを書いてみることに致します。::::::::::::::::::::::ヘレンドとの出会いは、今から14年前、私が音大2年生の時でした。当時、ヘレンドという名前の高級食器がある ということしか知らなかった私は、いつかそれを「見てみたい」と漠然と思っていたんですよね。「見てみたい」という憧れですから「使ってみたい」などとはゆめゆめ思いもしませんでした。ですが、初めて見たときは、なんと初めて使ったときだったんです!それは、お茶の水のカザルスホールにフルートのコンサートを聴きに行った帰りのことです。名演に高揚した母は、これから山の上ホテルでディナーをすると言い張りました。言い出したら突っ走る母。よく言えば行動派・・・ フルーティストの友達と私は母に連れられ高級ホテルのレストランに・・・入るのは3人とも初めてです。::::::::::::::::::::::::::素敵なコンサートの後のディナーは、まるで夢のようでした。こんないい日があるんだ・・・このままずっと座っていたい・・・しかし、そんなことを念じていても時間はあっという間に流れてしまいますよね。ディナーもそろそろ終わり・・・ああ残念。 デザートと紅茶が運ばれてきてしまいました。もうおしまいだ・・・そんな哀愁と未練??に浸りながら紅茶を口にすると・・・美味しい! これはなんだ!? なんなんだ!?それにこのティーカップのなんと美しいこと!これは一体どこのメーカーの食器なんだ!?一瞬にしてノスタルジックな感傷から狂喜で興奮状態になった私は、こうなったら下品でもいいや え~い!と暴挙に出てしまいました。つまりは、ボーイさんの目を盗んでソーサーをひっくり返すと・・・もうお分かりですよね・・・そこにあったのはHEREND という文字。これが私とヘレンドの出会いだったんです。今もずっと魅了されています。あの日以来・・・PS,写真はヘレンドの小物入れです。シアバターを湯煎して溶かし入れてあります。これをヘアワックスとして、また爪の手入れにも使っております。こんな使用方法もありかな? と思いまして。
2008年03月15日
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チェコ人のウェイターくん その1の続きです。ぬいぐるみをもらった僕の友達・・・本当に嬉しかったようです。帰りの路面電車の中でもぬいぐるみを すりすり しています。それでこちらからも やんちゃ坊主のウェイターくんに何かお返ししようよ! ということになりました。犬のぬいぐるみを貰ったから犬の折り紙なんてどう?いいかも! ということに・・・でも真面目にきっちり折ったら笑ってくれないかな~ちょっとポップな感じにしてみようかな~そんなこんなで折ってみたら普段の自分からは想像のつかない代物になってしまいました。自分たちは出来栄えに爆笑しましたが、ウェイターくんのリアクションはどうなるか・・・心配です。でもまあ折角だしということで、グリーティングカードといっしょに封筒に入れ、ウェイターくんに渡すことに・・・::::::::::::::::::封筒を受け取った彼は「え~ これ俺にくれるの~」と目を輝かせています。「今すぐ開けていいんだろ~」とそこまでは元気でした。しかし次の瞬間、封筒を開ける彼はなんだか神妙な面持ち・・・まずは折り紙です。1つ1つ手に取る彼・・・ 「これ、君たちが作ったんだよね・・・」なんだか得体の知れないものを見ているような表情・・・・・・固まってます。そしてカード。もう目が泳いじゃっています。で、読み終わると・・・「俺うれしいよ、でもはずかしいよ、てれちゃったぜ」という表情・・・伏せ目がちです。昨日も書きましたが、やはりチェコ人はてれるんですね。はにかみやさんです。なんだか ほほえましい・・・さて、てれちゃったウェイターくんでしたが、何分かすると普段の彼に戻り、「俺の誕生日を漢字で書いてくれよぉ」といつものやんちゃぶりを発揮するのでした。☆ ウェイターくん! いつまでもそのままでいてね! ☆PS,写真は私が折ったもの4つです。友達も4つ折りましたがどれも女の子らしく可愛らしい仕上がりでした。(彼女の名誉のため)ウェイターくんはその後携帯にプレゼントありがとう :- ]というメールを送ってきました。
2008年03月13日
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プラハでの留学を終え日本に帰国した友達が、再びプラハにやって来ました。友達といっても9歳年下の彼女。ちょっと見ないうちにまた少し大人っぽくなっていて・・・久しぶりの再会に話もはずみました。お茶しよ~ と まずは、私たちの行きつけのお店に直行です。お店に入ると常連さんたちは驚きの表情。みんな大歓迎でした。今日はそのお店で働いているウェイターくんのお話です。彼は、やんちゃないたずらっ子。しぐさやジェスチャーが、男子フィギュアスケートのトマシュ・ベルネル選手(チェコ人)とちょっと似ているんですね。トマシュ選手といえば、演技終了後にハート型のクッションがリンクに投げ込まれて日本でも有名ですよね。チェコでより日本でのほうが騒がれているようです。さて、我らのウェイターくんですが、友達にちょっと恥ずかしそうにぬいぐるみ(写真)を差し出しました。プレゼントだそうです。(ちなみにこれは、彼の私物でした。)無邪気でお茶目なキャラクターのウェイターくん。トマシュ選手も ちょっとてれてるのかな~ という表情をしますよね。ちょっと恥ずかしそう、ちょっとてれちゃった というチェコ人は、男女を問わず多いようです。国民性でしょうか?その2へつづく・・・
2008年03月12日
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ピアノを弾いていると色彩のことも知りたいと思うようになります。ピアノの音色・・・音色って色のことですから。自然の中の色、絵画の色、そして心の色模様・・・どんな風に音色を表現するか・・・これは私にとっての大事なテーマになっています。さて、みなさんはどんな色がお好きですか?そして、どんな色がご自分に似合うかご存知ですか?好きな色が似合う色とはならない場合がある・・・これを私に教えてくれたのは、パーソナルカラーやカラーコーディネイトと言われる理論です。カラーコーディネイトにはいくつか流派があるようですが、イエローベース、ブルーベースにまず色をグループ分けすること、さらにイエローベースの様々な色をクリアーな明るいグループと濁り味のある深い色のグループに分けること。同じくブルーベースの色をはっきりとした原色系とソフトでくすんだ色にグループ分けすることが基本になっているようです。こうして4つに分かれた色のグループのうちどれか1つが自分の似合う色のグループであるというのが初期のパーソナルカラー診断でしたが、今では4つをさらに細かく分類したりとどんどん進化しています。誰でも持って生まれた肌の色、髪の色、瞳の色があります。その色と調和する色が似合う色である。似合う色はその人を健康的に輝かせ、会う人に好感を与える。そういったことを習ってしばらく経ちましたが、これは本当でした。赤でも似合う赤とそうでない赤があります。またピンクには、イエローベースのピンクとブルーベースのピンクがあります。ブルーベースのピンクって青いピンク???最初はなんのことかさっぱりでしたが、今ではこの理論を知ることができて本当に幸せだなと思っています。似合わないものを着て外に出かけているのではないか?という不安はもう昔のこと。本当に助かっています。また服を買う時も便利です。気に入ったけれど、本当のところどうなのか?似合わないかも・・・なんて心配ともおさらばできました。お店で似合わない色を勧められた場合もこの色はダメと自分が分かっていれば対処の仕方もあります。そして自分の属するグループの色同士は調和しますから着こなし、着まわし、コーディネイトも自由自在、おしゃれの幅が広がります。男性である私は、まず、身だしなみを整える、清潔感ある装いを心がけるということに重点を置きますが、カラーを学ばれた女性のみなさんは、自分がほんの少しでもきれいに見えることでどんなに幸せな気分になれるかということ、自信を持っておしゃれを楽しめることの喜びについてよくおっしゃいます。パーソナルカラーを詳しく知りたい方は専門家に診断してもらうのが1番ですが、もしご興味をお持ちになられた方は、まずネットで検索されてみてはいかがでしょうか。きっと新しい発見があると思います。PS,まずは色なのですが、自分に合うファッションスタイルも大事になってきます。素材、デザイン、柄・・・合うもの、合わないものがでてきます。楽しくトライして下さいね!
2008年03月11日
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ザルツブルグの旧市街には、ゲトライデガッセという繁華街があります。ゲトライデとはドイツ語で穀物のことですから昔は様々な穀物を乗せた荷車が行きかっていたのかも知れませんね。今では土産物店やブランドショップが軒を連ねるザルツブルグ1の目抜き通りで、いつも地元の人や観光客でにぎわっています。このゲトライデ通りに面してモーツァルトの生家が建っています。私はこのモーツァルトの生家とその上の空を眺めるのが好きです。人類史上最高の天才の1人と言われるモーツァルト。彼はここに生まれたんだ・・・そんな風に意識して見上げているとなんだか厳かな気持ちになります。さて、生家の裏側は? というと・・・こちらは打って変わって青空市が立ち並ぶ広場です。生家の前は八百屋さん、となりはお花屋さん・・・こちら側から見上げるモーツァルトの生家は、ヨーロッパの街並みなんだなあという雰囲気でしょうか?特別な場所!という感じかする表側、景色の中に溶け込んでいる裏側・・・どちらの眺めも好きでした。PS,写真は表側です。普段は赤・白・赤のオーストリア国旗が下がっていますが、黒いものに代わっている時があります。オーストリアの大統領が亡くなった時、ニューヨークのテロの時がそうでした。
2008年03月09日
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ザルツブルグには、モーツァルトの生家が旧市街側に、そして住んだ家が新市街側にあります。どちらもモーツァルトが使用した楽器や楽譜などが展示される記念館になっており、当時のインテリアも再現されています。さて、モーツァルトが住んだ家の敷地というのでしょうか?となりというのか・・・中庭のようなところには、小さい写真館がありました。(今もあると思います)結婚式の写真や家族の集合写真、アーティスティックなもの、斬新なもの何でも手掛ける写真館でしたが、音楽家が写真撮影を依頼することで有名でした。この敷地にモーツァルトが暮らしていたからでしょうか・・・私も「ここには音楽の神様や天使様がいらっしゃったんだ」そんなことを思いながら写真を撮ってもらったことがありました。なつかしい思い出です。
2008年03月07日
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ショパンはこう語っています。練習ばかりではなく、合間には読書をしたり、傑作をじっくり勉強したり、気分転換に散歩でもすることです。 と。その言葉に従って私も時々散歩に出かけます。家を出て5分ほど歩くと大きい公園に突き当ります。公園というよりは林であり、あとは原っぱが広がっていて他には何もないという感じのそこには1本の太い道があります。何年か前までは、このひたすら長い砂利道を行って戻ってくるだけでも十分気分転換になったものですが、アスファルトで道が舗装されると、ひなびた面影はなくなり、ローラースケートを楽しむ人でにぎわうようになりました。それまで静かにそぞろ歩いていた老夫婦の方々はきっとローラースケートのスピードに圧倒されたに違いありません。ベビーカーを押す夫婦ともども姿を見なくなりました。私も含め、みんな今では脇の林道に安らぎを求めています。さて、春になるとその公園の土手にはすみれが咲きます。ショパンが好きだった花、すみれ。自ら庭に植えたこともあると随分昔にどこかで読みました。毎朝ココアにすみれ花の砂糖がけを入れて飲んでいたとも言われています。そんな話を思いつつ、すみれの花と話をしてみようとすると、いろいろなことに気がつきます。紫という色は、赤のイメージである情熱と青のイメージである静寂、2つの色の混色であるということ・・・ああショパンの音楽みたいだなあ・・・そして、紫はその昔、高貴な人しか身につけられない色であったということ。ショパンの曲は高貴で格調高い・・・最後に目指すべきは素朴さですと言っていたショパン。すみれの素朴な咲き姿はショパンの理想とする美を見せてくれているのかも知れません。すみれというのは高貴な色をした素朴な野の花なんだなあ・・・そんなことあんなことを思い巡らせると散歩もそろそろ終わりです。そしてもと来た道を戻っていくと、例の立派なアスファルトの道を颯爽と滑るローラースケートの人々が見えてきます。みんな気持ちよさそうに風をきっています。PS,写真のすみれは青紫っぽく見えると思います。
2008年03月02日
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