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日本はゴールデンウィーク、イイねぇ!イイですねぇ・・・って、何がイイのか判らんが、この5連休お仕事せずに済む人はイイ。連日休養が取れる人は、全くもって羨ましい!ところが!だ世の主婦、特に怠け者亭主関白夫を持つ哀れな主婦は、ゴールデンウィークだろうが、此処イタリアでクリスマス休暇だろうが、復活祭休暇だろうが、毎日家族の食事を作らねばならぬ。1年365日、此処イタリアじゃ、昼飯も日本の夕飯みたいなものなので、昼夜2回、1年合計700回以上まともな(?)食事を考え、そして料理し、更に後片付けもせねばならない。≪そ~んな事、当たり前じゃない!!!≫と思われた女性諸君、貴女は最高に偉い!Pa~も料理は嫌いじゃないが、毎日毎日、全く面倒臭い。Pa~は、仕事に夢中になると食事なんぞ取らなくても全く平気な奴なので、自分だけなら2~3日でも食事なんぞしなくても構わんのだ。昔、生地問屋廻りにアシスタントを連れて行った事があるのだが、早朝から夕方まで全く飲み食いせずで、午後7時前くらいにアシスタントが恐る恐る「先生、すいません!朝からナ~ンにも口にされていませんが大丈夫ですか?」と言われるまで、飲み食い無し10時間に気が付かなかったほどである。この彼女、食べる事が生甲斐の85kg体型彼女の怯えた目を見ながら「あなた、お腹すいたの?」と、鬼のような声で彼女を睨んだ。こ~んな鬼女、鬼嫁、鬼母、忙しい最中に娘でも「マンマ、お腹すいた」と言われるとイライラし呑気なパン一馬鹿夫がキッチリ午後1時前、午後8時前になると、仕事に夢中の嫁に向かって「今晩の食事は何?」なんて言われた日にゃぁ≪おまえ~!張っ倒したろか~~~ぁ!≫となる。オムツしたガキじゃあるまいし≪腹が減ったなら、自分で作って勝手に食え~!≫≪わたしゃ、1年700回の料理にホトホト疲れた!そして飽きた!≫Pa~のここ数日の夢≪一ヶ月くらい、上げ膳据え膳に暮らしてみたい≫≪誰かが作ってくれた、美味~い食事がした~い!≫そしてまた日本みたいに、「昨日はお寿司、今日は丼にうどん、明日は中華、明後日はお好み焼き、さらに明々後日は仕出屋の出前よぉ~!」ってのが、超懐かしく羨ましいPa~である。出前でナンでも食べられる日本、やっぱりイイよなぁ~!
2004年04月30日
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独身貴族(?)の頃と違い、欲しい物ナンでも買うという訳には、子持ちになるといかない。優雅であった遠い過去、洋服にしろ着物にしろ、毛皮にしろ貴金属にしろ、そして美容関係と、費やした無駄金はクルーザーくらい買えるかもしれん(Pa~毎度のオーバー表現)。ところが今や、毎年購入する洋服の数といえば、極々わずか。自分の物の代わりに、娘をモデル気分にしてやる事に喜びを感じている昨今である。しかし、元々自分がお洒落をするのが好きでデザイナーという仕事を選んだPa~であるから、やはり新しい洋服や靴などを手に入れた時には、幸福感に浸るのだ。Pa~は『人と同じ』という事が嫌いなので、昔は自分のオリジナルしか身に着けていなかったが、最近はそんな余裕もなく、出来合いのものを購入する。が、変わり者Pa~としては、なかなか気に入る物がない。現馬鹿夫が嫁に要求するファッションはオーソドックスなトラッド物だが、Pa~はそういったファッションが嫌いである。馬鹿夫のプレゼントなら、致し方なく、たまに、そういった格好をするが、自分の懐で買うなら、馬鹿夫の好みなんぞへである。そうして、Pa~が勝手に購入した洋服や靴などを見て「お前の趣味は最低だなぁ・・・」と馬鹿夫は罵るのだ。誰かが、そのPa~ファッションを誉めると「やっぱり、君のセンスはイイねぇ・・・」と、あっさりご意見を180度変更される。Pa~今年初めての春物スカートを買った。今年に入って2回目の、Pa~を強力に惹きつけた商品である。一つ目は CoSTUME NATIONAL のロングブーツ。もう価格なんぞ関係なく即買いした。懐に余裕があれば、色違いをもう一足購入してもよいほどだ。そして二つ目が Pinko のスカート。日本の皆さんには余りお馴染みないイタリアンブランドだが、イタリアでは結構人気のあるブランドで、イタリア全土のみならずフランスやイギリスなどにもショップはある。イタリアのファッションブランドにとって、日本市場というのは大変魅力的で、日本での販売戦略に成功すれば世界を制覇したも同じという感がある。ここ数年の間にも、イタリアのブランドが日本に多く進出し高級ブランドとしての地位を確立、日本での知名度とは逆に、現地では殆ど無名・・・なんてのもある。さて、このPinkoであるが、結構可愛くて面白い商品を創り出すブランドで、韓国や中国、台湾の人達も多く買い付けに訪れるが、まだ日本では盛り上がらんようだ。プロとして、日本進出成功を収めた他のイタリアンブランドに引けは取っていないと思うのだが、≪やはりブランド名に問題があるのかいなぁ・・・?≫日本の皆さんが【ピンコ】と聞いてまず頭に思い浮かぶのは???ナンでございましょうか馬鹿夫だが、Pa~仕事で帰宅が午後10時だった先日、この新しいPinkoのスカートを穿いていた嫁を見て「マンマ新しいスカート買ったんだね。とっても素敵だねぇ!」と娘に同意を求めていた。≪オッ!何か企んでおるナァ・・・?≫イタリアンブランド【PINKO】も日本進出に向け、企み頑張れ!!!
2004年04月28日
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ここ2~3日、イタリア全土好天に恵まれ、一昨日には20℃を超える気温であった。数日前までダウンジャケットやコートを着ていた人達も、セーターや軽い上着姿で十分、外で働く人達や外国人観光客の中には半袖Tシャツ姿という人も少なくなかった。Pa~もセーター&カーディガン姿で出かけたが、少し動くと汗ばみ、「ア~!なんてこったい、この暑さは・・・」と思わず口をつく。それに見知らぬ人達が「ホント!たまりませんねぇ・・・」などと答える。これぞイタリアならでは、見知らぬ者でも一声発せば、至る所から声が返ってくるのだ。そして、長~いおしゃべりが始まる。冬眠状態だった山の寒村の子供達も、外に出て遊んでいる。Pa~は天気がよかろうが嵐だろうが関係なく、家の中に閉じこもり仕事に夢中になっている毎日だが、哀れは娘である。日本のお子達のように、一人で家を飛び出して友達ン家へ行ったり、公園で走り回ったり・・・という事がない此処山の寒村の子供達、我が娘はいつも家の中で、母親の背中を見つめながら一人遊びをしている事がほとんど。常日頃可哀想とは思いつつ、仕事や家事に追われて遊び相手になってやる暇も殆どなかった。一昨日の余りの好天はPa~母にそれを反省させ、娘を連れて公園に行く事にした。未だ若かりし大昔、甥っ子達と公園を走り回ったようには加齢と病体がそれを許さず、ベンチに座り娘がはしゃいでいる様子を眺めていた。すると、一人の見知らぬ男の子(5歳くらい)がやって来て、私にマーガレットの花を一輪手渡してくれた。「可愛いお花でしょ、これ貴女にプレゼントです」その公園には一面マーガレットが咲き乱れていたが、たった1輪でも、わざわざ取ってきて、見知らぬ外国人シニョーラにプレゼントしてくれる、その心遣いが嬉しいではないか!イタリアに暮らし、男性諸君から花をプレゼントされる機会は、日本に居る時に比べて断然多かったが、このような小さな男の子に野の花をプレゼントされた事も、此処イタリアでは初めてではない。ちょうどこの日、とあるテレビ番組で、番組の趣旨とは関係なく恋人公募を行った18歳の女の子の元に、10数人の男たちが集まったのだが、10数人の男達の半分はぬいぐるみ、残り半分ほどは花束を持って来ていた。イタリア男達にとって『女性に花を贈る』というのは、子供の頃から身につける習慣みたいなものなんだなぁ・・・と、少々の感激と感心した一日であった。ここ数日、団子が食いたい病にかかっていたPa~としては、≪花より団子≫イヤイヤ、5歳の男の子の純真さを前には≪団子より花≫ン~~~、やっぱり「花と団子、両方揃って由としよう」とは、加齢が成させる強欲振り(?)
2004年04月26日
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久々の ←コラム【異国の異(偉)人達】アップです。今回は珍しく(?)、日本人男性に登場していただきました。『made in italy』は今も尚日本ではもてはやされているが、昔に比べたらその価値観も随分衰えたものである。数年前までは、此処イタリアに支社や駐在員を措く日本の会社も多かったのだが、昨今の不況で、それらの数も5分の1ほどに激減。現在の正確な数字は把握していないが、2年前の発表ではその数も60ほどになっていた。最近では逆に、アニメやキャラクター商品を始め電子機器、そしてまた2年前からは、異常気象の影響でクーラー商戦盛んで日本企業が軒並み進出『made in japan』が大人気の此処イタリアである。これらの商品のみならず、『made in japan』の人間は如何なものでございましょう?本日のテーマはイタリア『駐在員★お楽しみ★生活】でございま~す!
2004年04月24日
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火曜日、娘は初めてのスィミング・レッスンへ行った。この山の寒村に新しく出来た、場違いなほどの立派なドーム・プールで、この授業が行われる。ブランコや滑り台などの遊戯道具揃う公園も、その辺の野原も早々変わらん山の寒村、このプールができる前は娯楽施設など皆無だったのである。冬には観光客など殆ど見かけないが、夏になると各国から大勢人が訪れるが、彼らの目的は観光というより避暑・休暇である。彼ら外国人の中でも特に多いのがドイツ人、イタリア人が何故かドイツ人を敵対しているのに皆さんお出でになるのは、この山の中にそれほど魅力を感じられるのであろう。彼らの中には、此処に別荘を構えている人も少なくない。夏だけ過ごす別宅から、本宅にしてしまった外国人も結構多い。これらの別荘や滞在型ホテルには、プールが完備されている所も増えてきた。ここ数年の異常気象と市長のせいだ。此処の市長(村長ではありません)は実に精力的な奴で、この町の人口を数年で数倍にも膨らます計画らしい。木々が生い茂る野原もあちこち平坦にされ、もう次から次へと高層(3~5階建て)アパートが建設され、それらが目が飛び出るほどの高値(貧乏Pa~家族からして)だというのに、次か次へと売れていく。建設現場を目にしているPa~は、一番安物の小さなレンガで造られている薄壁状態を知っているので、あんな安普請の家によくもまあ大枚はたくもんだと、感心しつつ羨望の眼差しなのである。と話は飛んでしまったが、プールの話。学校からのお知らせで、スィミングに必要な物4ツ*水着*スィミング・キャップ*サンダル*バスローブ(※日本じゃ当たり前の【タオル】という項目はなかった)スィミング・キャップは日本に置いてきてしまったので新しく買った。水着は生意気にもワンピース5着、お揃いパレオの付いたビキニ1着と持っているので、ビキニが着たいという娘を説き伏せ、ワンピースで我慢させる。バスローブも温泉用に購入したので、あり合わせ。日本では、大人でもバスローブを着る習慣なんぞ余りないし、ましてや子供がバスローブなんて着る家などというのは少ないもんだが、ヨーロッパでは結構必需品。しかし、風呂桶さえない家が多い此処イタリア、何故にバスローブが必要なのかよく解らん!とにかく、バスローブを持って来いと言うのだから、風呂桶のない家の子供も、海水浴なんぞ行った事もない子供も、バスローブを買ったのであろう。欧米人みたいに、泡の付いた体を洗い流す事もなく直接バスローブを着るなんて事は、潔癖症Pa~には許せんので、私も娘も当然の事、キレイな湯で体を洗い流したら即効にバスタオルで拭き下着を身に着ける。だから、バスローブなんてほとんど宝の持ち腐れなのである。と、これは長~~~い言い訳この娘の赤いバスローブ、随分長い事バスルームにかけてあった。ハッキリ、正直言って、軽く1年くらいは洗濯していなかったのである。しかし、スィミングに持って行くとなると一応キレイに洗わねば!溜まっていた洗濯物とともに洗濯機に放り込む。いつものように、洗剤と柔軟剤入れてダイヤル回し、あとは機械にお任せ!2時間半後、洗濯機が止まったので干そうと蓋を開けるとお見事!馬鹿夫のカッターシャツもパンツもシャツも何もかも、み~んなピンク色に染まっていた。ギョエ~~~ッ!やってもた~ぁ!ブルーのお高い御誂えカッターシャツは紫色に変身していた。パープル好きのPa~には、とっても素敵な色に見えたが、馬鹿夫が怒り狂うのは必至である。今まで5回ほど、馬鹿夫のモノをブルーや赤、ピンクに染めた事があるが、その時の怒り様やブチブチの愚痴・嫌味は鬼姑ものであった。イタリアの洗濯機というのは、温度調節ダイヤルがついており、水から90℃の高温まで選ぶようになっている。白い丈夫な綿モノなら沸騰寸前湯で洗え!ちゅうことなのだが、汚れは落ちても生地が傷むじゃないか!と専門家Pa~は思う次第。よって、普段は50℃を選択しているPa~。色物を洗う時には30℃以下に設定せねば、染色技術日本に劣るイタリアの商品は、これまたお見事に色落ちする。自分のパンツやシャツが可愛いピンク色になったのを見て、娘は大喜びしていた。夫が帰宅する前に漂白しようと思ったが、間が悪い事に漂白剤が底をついており、成す術ナシ!こうなれば、開き直ろう!大喜びの娘は、帰宅したパパをすぐさまバスルームに呼び寄せ、「バッボ~!見て見て!み~んなピンクになったのよ~!」ところが馬鹿夫、大爆発かますかと思ったが「オ~ッ!なんて可愛いピンク、ア~!世の中薔薇色だなぁ~」≪・・・・・・・≫よかった!超甘の親バカ夫で・・・
2004年04月23日
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今朝も早起きして習慣的にイタリアの報道番組に目を通すと『IRAQ:IL DRAMMA DEGLI OSTAGGI(イラク:人質の芝居)』との見出しが目に飛び込んできた。見出しの下には、目隠しされた例の日本人3人の映像この件に関してキャスターが何かコメントを言うかと、ソファーに腰を落ち着け画面に集中するが、キャスターはこの件に触れる事無く、イタリア人人質の事や他の話題へ移った。他のチャンネルを回してみたが、どのニュース番組でもこの件に関して触れてはいなかった。こんな下らない事より、今も尚、命の危険にさらされている自国民や他国民の安否、昨日軍撤退を決定したスペインに各国どのように対処するか、その方が大事という事であろうか・・・Pa~は昔から考えているのだが、国籍とはナンなんだろうか・・・?と例えば、スポーツの試合などで自国を必死になって応援する、愛国心は何故に働くのだろう?自国民が被害にあうと、他国民の被害者より強く同国民の事を我が事のように心配する。同国民か否か関係なく、スポーツ選手や芸能人などのファンなら、彼らに特別な愛着を抱くのは不思議でもない。しかし、会った事もない全く見ず知らずの赤の他人が被害に遭った事を、同国民だからという理由だけで、他国民以上に心配する。今回のように、危険を承知でニッポン国の勧告承知でイラク入りし被害に遭った彼らは、日本国籍を持っているのでニッポン国が助けなければならない。Pa~はじめ海外に生活する日本国籍所持人は、もし何か事件・事故に巻き込まれたら、各国の大使館や領事館がフォローしてくれる。他国は知らぬが、此処イタリアでは、イタリアに3ヶ月以上滞在する日本人は、在伊日本大使館に滞在届けを出さなければならないのだが、Pa~は届けていない。パスポート更新などで日本大使館を訪れると、毎回届を出すよう書類を渡される。「ナンの為か?」とPa~は尋ねた事がある。それに大使館員答え「イタリアに居住する日本人が事件・事故に巻き込まれた際、色々とお助けする為です」確かに、大変有難い事ではある。が!どうも???なのだ。数年前、現イタリア人夫が日本で交通事故に遭い、運ばれた救急病院で悲惨な医療が行われた事がある。その際、我が夫は真っ先に在日イタリア領事館に電話を入れ、馬鹿夫がとある人の名前を出した為、最初は渋っていた領事館員も慌てて病院へ駆けつけた事がある。結局、この領事館員の訪院もナンの役にも立たず、夫は病院側の制止を振り切り自ら転院した。あの時、Pa~は思ったのである。最低限、イヤ最大限、できる事は自分でする、そして自分で責任を持つ。幼稚園や小学生の子供ではないのだから・・・今回の人質事件、彼らがイラク入りした行動は賞賛されるべく行為であったと思う。湾岸戦争の時、ミラノコレクション訪問の為取っていた30万円ほどの航空券をゴミにして、当日飛行機に乗らなかったPa~であるから、危険を承知で現地入りした彼らの勇気には頭が下がる。しかし、自分が望む望まないに関わらず、一つの国籍を持てば自分一人の責任では済まなくなるという事実を、やはり頭のどこかに入れておかねばならぬのかもしれない。イタリアのみならず、今回の真相が明らかになった今、各国が彼ら3人に対しどのようなコメントを出すのが、大変興味深いところだ。一つの事件に関して様々なコメントが出るもの、そこに各国のお国柄が垣間見れる事だろう。
2004年04月21日
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14日、イラクのイタリア人人質の一人が、頭を銃で撃ち抜かれ殺された。そのシーンを写したビデオをイタリア側は入手したが、余りの残酷さに公開は控えられた。常日頃、殺人事件などの死体は平気で放映しているが、今回は放映を見送った所を見ると、相当の残酷性と国民や親族を配慮してと事であろうと思われる。此処イタリアでは当然の事ながら大きなニュースとなっており、残る人質3人と、現在消息が途絶えている他のイタリア人2人の安否が気遣われている。イタリア政府も、残る3人の救出に向かい色々と手立てを打ってはいる。日本政府への自衛隊撤退要求と同じく、イラク犯人側はイタリア政府にもイタリア軍の撤退を要求しているのだが、ベルルスコーニは軍撤退は断固として拒否している。日本人人質事件が起きた翌日、ベルルスコーニはイラク入りし、イタリア軍駐屯地で彼らと寝食ともにし激を入れていた。このイタリア人人質問題の数日前には、例の恐怖に怯える日本人人質の映像がこちらのテレビでも連日流され、Pa~も一応同胞人として大変心配しつつも≪様々な国の人質映像を見たけれど、ここまで恐怖に怯えた様を見たのは、この日本人お三方が初めてだナァ・・・≫と少々不謹慎な事を感じ、他国の人質達が恐怖に怯えた眼をしながらも、きちっと座り、真っ直ぐカメラを見つめていた様を思い出していた。当然の事ながら、いつ殺されるかもわからない状況下に措かれたら、恐怖の度合いは第三者には計り知れる物ではない。日本人だけがずば抜けた恐がりという訳でもないだろうが、彼らの恐怖に慄き泣き叫ぶ様は、全世界に相当な衝撃と疑問を与えたと思う。幸いな事に、この日本人3人は無事解放されたのはよいが、日本では今、彼らの自己責任を問う声があがっているとか・・・Pa~は具体的な事は全然知らないが、この3人の家族に誹謗中傷が集中しているらしい。イラクの現状を知りつつも政府の勧告を振り切ってイラク入りした方々、ボランティア精神という素晴らしき目的の為、写真ジャーナリストとしてのプロ意識の強さの為とか、それだけ見れば大変賞賛すべき行動なのだが、その自己満足とも言える行動によって、日本国民全部を蒔き込み莫大な税金を浪費(?)したとの考えから、こうした反感が出てきているのであろうか・・・この問題の是非は私にはよく判らないが、日本人の悪い所、一つの意見に凝り固まって弱者を集中攻撃するという習慣は、私にはどうも納得がいかない。日本人人質事件発端の時は、≪それ見た事か!≫的思考が働き、「自衛隊派遣をするからこんな事が起きた、だから撤退すべき」という一種の短絡的考え3人が解放されたら、「それに費やした我々の税金の無駄遣いを返せ~!」との一斉攻撃Pa~はどうも???である。日本人が無事解放された事を知り、同胞を心配するイタリア人達は「日本政府は具体的にどのような手立てで、人質解放を成功させたのか?」と私に問うた。「経済大国ニッポン、さぞや多額の金を渡したのであろう」と皆推測していた。イラク側の要求『自衛隊撤退』は拒絶したが、金を払ったのでは同じではないか?と私は思う。この問題についてイタリア人達は「イタリアはそんな金はない、でも払う気であればブッシュに借金してでも払う」先に銃殺されたイタリア人人質、彼の職業はボディガード(私的警察)だった。彼はイラクの米企業のオファーを受け仕事の為イラク入りしたのである。自分の体・命を張って雇い主を守る職業に就いていた彼、死に対しての恐怖は常人に比べれば小さかったのかもしれない。銃殺される前に彼は「イタリア人の死に様はコレだ」との言葉を残したらしい。残る3人も、ボランティアの為とか、プロカメラマンとしての報道信念に燃えて・・・みたいな、日本人やアメリカ人が好きそうなヒーロー的なものではなく、ただ!単に!失業率高まる此処イタリアで仕事が見つからず、それこそ食べる為、生きる為、家族を養う為、危険は承知でイラク入りした人達である。先日、人質の一人のお姉さんが、イラクのテレビで人質3人の解放を訴えるメッセージを流した。「あなた方が人質にした彼らは戦争に加担している訳でもなく、家族の為、生きる為、労働する為に貴国に生活していた人達です。あなた方も家族や両親がおありでしょう。それなら我々がどんなに苦しんでいるか理解して下さい。一日も早く彼らを解放し、我々の元へ返してください」そして殺されたイタリア人の家族友人達は、彼の遺体を返して貰うよう呼びかけている。先のお姉さんの言葉のように、家族愛とか同胞愛とか、我々と同じ尺度で物事捉えられる人間なら、そもそも人質などという至極卑劣極まりない行動をとるとは、Pa~には到底思えないのだが・・・今も尚、安否が気遣われるイタリア人5人、彼らの家族の元には、連日友人はじめ見知らぬ人達までもが激励に訪れ、各地教会でも彼らの無事を願う祈りが行われている。それらの行動は、普段見るオーバー表現のイタリア人ではなく、静かに、そして心から、同国人だからという理由だけではなく、同じ人間として、人の命を利用して何かを実行しようとする卑劣な行動への静かな怒りとも思える。
2004年04月19日
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常用薬が切れるので、処方箋を書いて貰おうと昨日、朝から幾度も主治医の携帯に電話をするが出ない。診療所に電話も入れてみたが不通。致し方なく、診療所まで一っ走り車を飛ばす。ところが、診療所のドアには張り紙がしてあり『ストライキの為休診』と書かれてあった。確かに前日や朝のニュースで、病院関係のストライキを報じていたが、まさかホームドクターの任を成す医師達までストライキ決行とは夢にも思わなかったのである。≪やっぱり此処はイタリアよぉ~~~!≫医者だろうが看護士だろうが、春(復活祭)・夏・冬(クリスマス)休暇には、受け持ち患者放ったらかしで長期バカンスへ行くし、労働者の当然の権利としてストも決行するのだ。まさか自宅まで押しかける訳にもいかんので、すごすご帰宅。そこで情報通シニョーラと出くわした。「お加減いかが?」との優しい心使いがあったので、主治医のストライキの件を話し、「日本では全国の医者一斉ストライキなんて在り得ない」と少々文句をたれる。それにシニョーラ答え「生死に関わる事なら、麓の病院の救急は開いているのではないかしら?どうなさったの?」Pa~、この「生死に関わる」が引っ掛かり「もう!すごく!大変!細くなったわたくしの気管支を広げる薬が要るのでございますわ。これがないと呼吸が出来ず死んでしまいますの」などとイタリア人宜しくオーバー表現をした。シニョーラも「死んでしまう」の言葉にビックリしたのか「まぁ~~~奥様!それは大変でございますわぁ~! そのお薬、お支払いはされますの?」「イイエ、タダでございますわ」とPa~「お支払いにならなくて済むお薬、それでしたら本当に命に関わるのでございますネ!そういうお薬の事を此処イタリアでは、Salva Vita(救命)と申しますのよ」とシニョーラ教えてくれる。そうなのである。Pa~の印籠も公的病院の診療費全額無料には効を成すが、ただの風邪や腹痛の薬には役に立たず、当然ながら支払わねばならぬ。此処イタリアでは【Salva Vita】の名の如く、命に関わる薬はPa~のみならず、印籠持たぬ患者でもタダなのである。医者のストライキも腹立たしいが、印籠支給や薬代無料制度は大変結構な事ではある。
2004年04月17日
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何故か知らんが、先週土曜日から連日、Gが我が家を訪ねてくる。時間もマチマチで、Pa~パジャマ姿やガウン姿、起き抜け素ッピン悲惨顔とか、風呂上りのバスローブ状態とか、できる事なら門も開けたくない時が多いのだが、勝手知ったると言うか、ド田舎の遠慮ナシ習慣と言うか、勝手に門開け玄関までやって来るのだ。門のインターホンか玄関のインターホンかは音で判るのだが、Gは毎日玄関前でインターホンを鳴らす。「どなた?」と一応用心の為に訊く。玄関開けた途端、イノシシに突進されても困るからだ。まあ、Gもまるで風呂上りのような髪の毛ボサボサ状態でいつも来るので、ドッコイドッコイではある。Gの我が家初訪問の時も、ウィルス騒動の為にまともに化粧もせずトレーニングウェアで、髪の毛逆立て修復作業に必死最中で、そんなこっ恥ずかしいPa~姿を赤の他人に見せられん!と、まともな挨拶もせずに早々に奥へ引っ込んだ。それを我が馬鹿夫が、礼儀知らずの馬鹿日本人嫁と罵ったので、その罵声を真摯に(?)受け止め、パジャマであろうが、パン一であろうが、「Buon giorno ~!Come sta ~?」と相手の目をチャンと見つめ、礼儀正しく挨拶する事にした。このGの訪問が、3日前から夜になった。そして、馬鹿夫がGと共に外出する。連日の外出にPa~尋ね「あなた、毎日Gと出掛けて何してるの?」我が家は既に崩壊した家族なので、旦那が夜外出しようが外泊しようがどうって事は無いが(外泊大歓迎!)、Gのイタリア人嫁がそれを黙っているのが不思議で尋ねた次第だ。すると馬鹿夫答え「Gの嫁はうっとうしい女なんだよ、それにもう60歳回っているからね」≪・・・・・・・?≫この「60歳回っているから」という理由の真意が解らん。嫁が年寄りだから、若い女でも捜しに行っているのかぁ~?毎日ほっつき歩いて、嫁の手伝いもせん典型的お怠け者イタリア人夫G≪お前の方が、うっとうしいんじゃぁ~~~!!!≫と、G嫁思っているに違いない。そして昨晩又、Gと外出すると言う馬鹿夫。Pa~滅茶苦茶大忙しだった昨日、午前零時過ぎまで仕事をしていた。そこへ馬鹿夫が帰宅。すると、きつい香水の匂いが家中に漂った。Pa~は香水アレルギーで、特にキツイ香りは吐き気と共に気管支喘息発作を引き起こす。(よって、馬鹿夫はPa~と知り合ってからは香水を使用しなくなった)正直者のPa~、早速その旨、馬鹿夫に告げると何故か知らんがアタフタ慌てふためいた様子で、「そ、そ、そうかぁ~?き、き、君は本当に香水に敏感だネェ・・・ で、で、出掛けしなにチビッとふったんだよ」出掛けしなチビッだろうが、何処ぞで移った香りだろうが一向に構わんが、シャワーくらい浴びてから帰って来~い!お前は働き者外国人鬼嫁を殺す気かぁ~~~!!!
2004年04月16日
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仕事の至急な連絡があった為、土曜午後から取引先に電話を入れていたのだが応答がない。復活祭休暇の確認はチャンと前以て取ってあり、日曜日と翌日「天使の月曜日」のみ休みと確認していたので、幾度かけても繋がらない事に苛立ち、仕方なくFAXを送ってはみたが、これまた受信しない。困り果てたPa~、電話をかけてきた夫にその旨を告げる。「僕にはどうしようもない」と答えていたが、愛する(?)妻を思ってか、この取引先近くに住む娘を遣いにやらし、営業しているか確認させたと電話が掛かってきた。娘の話では、明かりもついて中で仕事をしていたと言う。≪それなら何故に電話に出ないのじゃぁ~~~!≫とPa~怒り狂い、電話の故障かいな?と電話会社に電話するが、これまた繋がらん。≪お怠け者の馬鹿娘、本当は確認なんぞに行ってはおらんのじゃないかぁ~!?≫と疑心暗鬼のイヤ~な性格になる。仕方ないので、取引先近くでアンティーク・ショップを経営している優しい男友達ジョバンニに電話を入れた。が、電話に出たのは馬鹿夫の先妻であった。ジョバンニというのは、イタリア男には珍しい超働き者な奴で、働き蜂の日本人並に一日16時間位は仕事をし、日曜祝日でも店兼工房でアンティーク家具の修復作業に勤しんでいる。まったく優しくない馬鹿夫を持つ病弱Pa~を思い「何か困った時にはいつでも駆けつけるから」とか「大学病院まで行く時は、僕が車で送って行ってあげる」とか「重い物を運ばなければいけない時は、気軽に声をかけるんだよ」とか、涙チョチョ切れる事を言ってくれるのだ。そんな優しいジョバンニだが、彼の超多忙をよく知っているPa~としては、わざわざ仕事の途中に私事で遣いにやらすのは、電話したもののやはりり気が引け、馬鹿夫の先妻に「ジョバンニ居る?」とは訊けなかった。そこで、電話に出た馬鹿夫の先妻に事情を説明、取引先まで一っ走りしてPa~と連絡を取るよう頼んだのである。それから半時間ほど待ったが、何処からも電話はなく、致し方なく又先妻に電話をした。彼女は前夫の新嫁の為にわざわざ走ってくれ、Pa~の依頼も伝えてくれたとの事。取引先の電話は土曜日午後から故障らしい。それからPa~は、取引先からの電話をひたすら待っていたが、結局、取引先から電話があったのは午後2時半であった。「ア~よかった!土曜日からず~っとかけていたのに繋がらないから困っていたのよ」とのPa~の言葉に「聞いたわ○○(先妻の名)から・・・」大事な至急の用件も片が付き、ホッと胸をなでおろす。心配がなくなり冷静になると、また変な事が頭を過ぎった。この取引先のみならず、噂話のみが楽しみの、あの小さな町の人間ほぼ全員、有名な(悪行で)我が馬鹿夫の事も、あの町で生まれ育った馬鹿夫の先妻の事もよ~く知っている。彼らがドタバタ離婚した事も、馬鹿男が懲りもせず日本人嫁と再婚した事も、その日本人嫁ともうまくいっておらん事も・・・今頃あの町では「あの日本人鬼嫁、先妻や先妻の子供を遣いっぱしりに利用したらしいぞぉ~!」なんて、Pa~またまた町の人気者になっているのではないであろうか???
2004年04月14日
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本日ここイタリアは【天使の月曜日】(Lunedi dell'Angelo 復活祭翌日)で休日である。ここ数日の悪天候同じく、今日も雨。しかし、復活祭の昨日は、太陽が燦々と輝くのどかな春の一日であった。好天気に恵まれた事もあって、Pa~は馬鹿夫を運転手に娘を連れ、この【Pa~広場】に写真をアップする為、ご近所まで撮影ドライブに出掛ける事にしたのである。Pa~家族の住むイタリアの山の寒村がどんな所か、皆さんにご覧頂こう!企画【イタリアの美しい町Part9】である。しかし、イタリアの山の寒村というのは、何処も余り変わりもなく、この地域の特徴と言えば、オリーブ畑とブドウ畑くらいなもの。一時の息抜きの為に見る分には大変美しい風景なのだが、毎日の生活となると取り立てて感動もしなくなる。山の風景や田園風景ばかり載せても詰まらんので、少々の味付けとして、スーパースターの邸宅でもご披露しようと、アンチ・ミーハーPa~ではあるが、日頃お世話になっている読者の皆さんの為、ご近所のスティングさん宅まで出向く事にした。スティングさんというのは、皆さんもご存知の世界的に有名なイギリスのスーパースターである。ちょうど今イタリアに滞在中で、二人の子供達と散歩する姿や、近所のスーパーで買い物している姿を見かける(らしい)。以前には、これまたスーパースターのマドンナさんが彼の邸宅に滞在した時などは、天下の2大スターが仲良くスーパーでお買い物をしていた。我々は彼の邸宅前に車を止め、私が外から撮影しようとカメラ取りを考えていると、ナンと!馬鹿夫がインターホンを鳴らした。≪外から撮影するのに、いちいちインターホン鳴らさんでもイイじゃないかぁ~!≫間が悪い事に、馬鹿夫の呼びかけにスティングさん自ら答え、馬鹿夫のイタリア語に「イタリア語よく解りません、英語でお話ください」馬鹿夫は超下手くそな英語とイタリア語ミックスで、訳の解らん事を口走っている。そして困った馬鹿夫は私の首根っこ捕まえ、Pa~の顔をインターホンに押し付ける。が!お恥ずかしながら突然の事にPa~も慌てふためき、「すいませ~ん!わたくし日本人で、わざわざ遠い日本からやって来ました」 お宅の写真撮ってもイイですかぁ~!?」≪何がわざわざだ、近くに住んでるタダのミーハーではないか!≫しかし、スティングさんは落ち着いたもので、「申し訳ございません、家の中にお入れする事は出来ませんが、外からでしたらどうぞ撮影してください」と、大変丁寧にお答えになった。と言う訳で、本日は久々の【イタリアの美しい町】アップでございます。興味のある方は←【イタリア共和国】内【CHIANTI(トスカーナ州)】をどうぞぉ~~~!!!
2004年04月12日
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昨朝、早速保健所所長の元へ出向き、新しい小児科の情報を得た。水曜日と金曜日の夕方1時間半、この町に最近新しく出来た医療センターで、この小児科医の診察があるとのことで、予約を入れる。この医療センターは公的病院などと違い、金の亡者(?)の医者がプライベートで診療を行う所である。各スペシャリスト達が、よその町から此処イタリアの山奥まで、小銭を稼ぎに来るのだ。皆さんご存知(?)Pa~は印籠持ちなので、公的医療機関の診療費は全てタダであるが、この印籠も金の亡者プライベート医には通用しない。悪代官や悪徳商人が、黄門様の印籠を「へ」とも思っていないのと同じ(?)である。予約電話を入れると幸運にも即日OK、夕方6時前のアポを頂戴した。水泳教室の診断書の為と説明し、いかほど金が掛かるのか尋ねると、受付嬢が「我々には判りません、先生次第ですので・・・」≪オッ!相手次第で金を吊り上げる、やはり悪徳医者かぁ~!?≫以前、Pa~担当医が2週間休暇中の為、致し方なくこの医療センターの女医に診て貰った事があるのだが、この女医、貧乏人なんぞフ~ンてな態度で、Pa~患者の色々な依頼に「そんなものは、貴女の担当医が休暇済んでから彼の元へ行きなさい」と言われてしまった。そんな厭な経験がある為、余り気乗りもしていなかったのだが、初めて見たこの小児科医、先の悪代官や悪徳商人のイメージとは随分違い、優しそうな、そして優秀そうな医者であった。流石小児科医!子供扱いも手馴れており、Pa~母似の恥ずかしがり屋娘も先生と会話を始めた。診察前の和みムード作りか、お日伊様の多言語教育問題にまで話がいき「此処イタリアでは、外国人やミックスの子供達に、イタリア語以外を話さぬよう注意するお馬鹿な教師達が幾人か居ますが、それは好くありません お宅のお嬢さんも、環境柄イタリア語の方が容易く口につきますが、お母さんは積極的に日本語を話しましょう!」≪オ~ッ!えらい医者じゃぁ~!≫≪が、肝心要のPa~母の日本語が今一つ・・・≫結局このお偉いお医者様、診断書代金も取らずで全く偉い!!!素晴らしい!!!こんな事で気をよくした単純馬鹿のPa~母、案内板に【リハビリ】の各専門分野に分かれた項目見付け、何気なく受付嬢にPa~病状・体調を話すと、親切にもリハビリ施設の担当者の所まで連れて行ってくれた。さすがプライベートクリニック、山奥の医療センターとは思えん設備。≪ゲェ~ッ!さぞや高額料金!?≫責任者と色々話を始める。次々出てくる病名・症状に彼も目を丸くしていたが、真剣にPa~患者の為のプログラムを考えてくれていた。しかし、アポなしの突然訪問であったので、彼も20分後予約患者の元へ行き、代わりに彼の弟がやって来た。これが、ナンとも医療関係者とは思えん奴。私が日本人と判ると、ズボンの裾を捲り上げ、ふくらはぎに施した漢字の刺青を見せ、意味を尋ねる。その漢字は【英貴命実】Pa~はお馬鹿なのでよく解らんが、もしかして【英気名実】かなぁ???それとも中国ではこう書いて、別意があるのかなぁ???偏見かも知れぬが、Pa~は刺青をしている奴が嫌いである。日本で刺青と言えばその筋の人が多いが、外国では一種のファッションで普通の(?)若者でも入れているが、どうもPa~はそういう奴等が低脳に思えてしまうのである。彼には誰も予約が入っていないのか、弾丸の如く話す事1時間、Pa~ほとほと疲れた。もう頭から相手を低脳のいけ好かない奴とPa~肉体が反応しているので、この1時間は地獄であった。1時間後やっと口をはさむ余裕が出来たので「すいません、英気あるご説明に感謝いたしますが、わたくし名実ともに疲れましたので、帰らせていただきます」
2004年04月10日
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今月の20日から、娘は水泳レッスンへ6回通うことになった。このイタリア山中寒村小学校では、毎週火曜日に体育の授業があり、子供達はジャージを着て登校しているのだが、この小学校、校庭もなければ体育館もないので、わざわざ中学校まで出向いて体育を行っている。この体育の授業が、今月から水泳の授業に代わるとかで、先日保護者にお伺いがあったのだ。プリントに「お宅のお子様を水泳レッスンに参加させますか?」の問いにYES か NO で答えるようになっていた。YES なら20ユーロ払ってね!とも書いてあった。まだまだ寒い山中の4月、風邪引きも心配ではあるが、Pa~母はこれまた結構な事!と、娘に意思を尋ねると「行きたくない」と言う。クラスメートが全員参加なら、我が娘一人だけ学校に残ってどうするのであろう?と、とりあえず他のお子ちゃま達がどうするのか、担任に尋ねた。プリント集計の結果は、一人のお子を除いてほぼ全員参加との結果らしく、娘に今一度尋ねると、今度は「行く」と言う。参加となれば、20ユーロ支払った領収書と医師の診断書、両親の同意書を提出しなければならぬ。早速支払いは済ませ、木曜日の午後4時から1時間、小児科医の診察がある(あった)ので、昨日保健所内の診療所へ娘を連れて出向いた。ところが、診療所は閑散としており人っ子一人居ない。≪オ~ッ!お怠けイタリア人達よ、既に復活祭休暇に入ったかぁ~!?≫と、Pa~母少々の怒り。血液検査室に看護士を見つけたので尋ねる。すると、その看護士答え「あの小児科の先生は、もうこの町での診察はしていません」≪ゲェ~~~ッ!≫「じゃあ、何処へ行けば診察してもらえるの?」「さぁ~?」「じゃあ、他の小児科の先生は?」「さぁ~?」≪オ~イ、お前はこの保健所で働いているのに、そんな事も知らんのかぁ~!?≫そして、この看護士答え「また出直して、所長(午前中のみ出勤の)に聞いてください」≪アッそう!此処イタリアの毎度の事だわさ≫と、すごすご帰宅したのである。病院などへ行って○○科は何処かと尋ねても、「さぁ~?」と答えるし、役所で□□課は何処かと尋ねても、同じく「さぁ~?」である。此処イタリアでは、自分の事は自分で!これが鉄則である。わざわざ診療所へ行く為仕事を中断し出掛けたのに・・・帰宅しても又仕事を再開する気も起きず、数ヶ月放ったらかしの庭の手入れをする事にした。最後に手入れをしたのはいつだったであろうか???確か夏だったような・・・雑草が成長しまくった庭、お隣の情報通シニョーラに鍬を借りて、20cmほど掘り起こしてから随分月日は経ち、またまた雑草生い茂る醜い庭となっていた。20cmも掘り起こし、お怠けPa~はナ~ンにも植えていないというのに、今年2月には見事なラッパ水仙が至る所に咲き、1週間ほど前からは可愛いチューリップがあちらこちらに蕾みを付け始めていた。≪ラッパ水仙もチューリップも、勝手に生える雑草なのかしらん?≫我が日本の母は庭弄りが大変好きで、狭い実家には数百の植木で埋まっている。しかし、その娘は?というと、庭弄りなんぞ昨年までした事もなく、情報通シニョーラに「スコップを貸して下さい」とお願いして鍬を手渡された時には、一体全体どうやって使うんだろう?と、使い方まで指導を受けたのである。こんなそんなにお世話になっている鼻の利く情報通シニョーラなので、先日の日曜日、Pa~特製ティラミスを作った時には、娘に持たせて御裾分けをした。あれから昨日まで一度も顔を合わせていなかったので、彼女から御礼も言われていなかったのだが、昨日庭の手入れをしていると彼女も隣接する庭に出て来られた。「ティラミス美味しかったわ!」とでも言われるかと思っていたのだが、彼女には珍しく挨拶しただけで家の中に入ってしまった。そこへ数回見かけた事のある一人の男性が彼女宅のインターホンを鳴らす。と、数秒も経たずに彼女が顔を出し「ジョバンニ~!来て~~~!」と、初めて聞く彼女のまったく!ほんとうに!女性らしい!可愛い!猫なで声が聞こえたのである。このジョバンニさん、ナンだか変てこなテレ笑いをしながら、彼女と共に家の中へ消えた。オッ~!結構な事ではないか!彼女も50をまわって、やっと恋の花が咲いたのやも知れぬ。
2004年04月09日
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自分で言うのもナンだが、Pa~は大変な頑張り屋である。日本の友人知人達がよく、「母にPa~さんの爪の垢でも飲ませて貰いなさいと言われるの」などと言っていたが占いでは、Pa~星座は努力が苦手な性格らしい。波乱万丈人生なので、致し方なく立ち向かっているが、本音を言えば≪出来る事なら波風少なき人生を、のんべんだらりとお怠け者に、そしてお洒落に暮らしてみたい≫まあ、波乱万丈人生も変化があって大変興しろいものだし、人生を波乱にしているのは自分の性格から・・・とも思っているので、万に一つ、世間で言う普通の、まともな、荒波無き生活をしたら、病弱Pa~はアッサリ死んでしまうかもしれない。それに、派茶滅茶なイタリアに居るからこそ、そして滅茶苦茶なイタリア男を旦那に持っているからこそ【Pa~広場】の種にも尽きんという、大変ありがたい事でもある。この滅茶苦茶男が普通の優しい男になったら、日記の種にも大変困る。先日、馬鹿夫が車を借りた友人Gだが、今までず~っと馬鹿夫からPa~嫁の悪口を聞かされていたらしい。毎回大興奮して大暴れした際には、この友人Gの元を訪れていた馬鹿夫、一方的な罵詈雑言にGがどのような対応をしていたのか知らぬが、Gの元から帰宅した馬鹿夫の更に興奮した様子を見ると、馬鹿夫の意見を丸々信じ同調していたのやも知れぬ。ところが、一昨日帰宅した馬鹿夫、やけに猫なで声を出し「君、今日Gとバッタリ会ったんだって?」確かに、仕事で山ほどの荷物を抱えているところGと出くわし、彼が手を貸してくれた。数週間前に突然Gが我が家を訪問した時は、Pa~は仕事の合間をぬって掃除機を掛けていた。先日のウィルス騒動で必死にPC修復作業をしている時にもGが訪ねて来て、Pa~の必死の形相労働を目にしている。そして日曜日の午後12時にGが我が家を訪れた時にも、Pa~嫁は必死に山ほどのアイロン掛けをしている際中で、馬鹿夫は?というとグーグー高いびきで寝ていた。馬鹿旦那曰くの「お怠け者のナ~ンもせん外国人嫁」とは随分違うゾ!と、Gも思ったのであろうか。馬鹿夫の罵詈雑言に反論し「君の奥さんは結構な働き者じゃないか!」とでも言ったのやもしれぬ。「働き者の可愛い(?)奥さんを殺すだなんて、君は間違っている」とも言ったかな?「死ぬべきは君自身だ!」とも言ったかも・・・馬鹿旦那は猫なで声の後、「僕は何故にこうも、いつもイライラしているんだろう・・・???」そう言いながら、見て!見て!と、エジプト帰りの汚い尻に引き続き、白髪満載ながらも禿げてきた頭を私の顔に近づけ「ホラ!頭の中にデキモノがたくさんできているだろう?」≪アッ、そう~!今回はお前のド頭のデキモノのせいかぁ~!?≫≪頭皮ではなく、脳の中にデキモノができているんじゃないかぁ~!?≫と、そんなこんなの想像を勝手に働かせ無言でいた。あれから今日に至って毎日(と言っても2日)皿洗いをし、キッチンをピカピカに磨き、そして今朝、仕事に夢中な嫁に向かって「僕は嬉しいよ、君が楽しそうに仕事しているのが・・・暇を持て余して退屈することもないだろう?」「・・・・・・・・・」≪わたくし、暇つぶしに仕事している訳ではありませんわ、食う為、生きる為、お前の浪費の為、日本永住の為、病弱体に鞭打って頑張っているだけ≫≪退屈するのはイヤだが、できるものなら暇を持て余してみたいわぁ~!≫
2004年04月07日
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昨日も相変わらずの忙しさで、仕事や家事に勤しむ働き蜂Pa~ここ数週間の余りの身勝手・傲慢ぶり馬鹿夫に、メッ茶苦茶腹立っているPa~嫁としては、山積みの洗濯物の中からアイツの分だけ除けてアイロン掛けをしようと思っていたのだが、村八分(?)行動が嫌いなPa~としては、馬鹿夫は思い切りの極悪人だが≪カッターシャツやパンツにはナ~ンの罪もない≫と、全てピシッと仕上げたのである。な~んて言うのは奇麗事で「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ブチブチ口の中で「このクソ馬鹿野郎!」と呟きながらアイロンを当てていた。すると、娘の部屋から「ばか馬鹿チンドン屋、お前のかあちゃんでべそぉ~!」と日本語が聞こえてきた。≪オ~ッ!懐かしいフレーズ≫Pa~も遠い昔、小学低学年の頃口にした記憶がある。しかもタイムリー!!!≪わたしの気持ちを代弁してくれたのかぁ~!?≫この異国で懐かしい日本語フレーズを耳にするのも大変珍しく、馬鹿夫と鬼姑を頭に描き、同じフレーズを口ずさみながら娘の部屋へ行ってみると、訳のわからん(アメリカ映画と思われる)忍者映画をテレビで放映していた。「マンマ!それどういう意味?この人たちの日本語上手?」と娘が訊く。「ばか馬鹿チンドン屋おまえのかあちゃんでべそぉ~!」に上手いも下手もなく、こんなフレーズの意味をわざわざ説明する気も起こらず「Parolaccia(好ましくない言葉)だから覚える必要はないわ」と答える。Pa~は汚い言葉を使う人間が嫌いである。美しい日本語を話す人が好きだし、Pa~自身も両親から厳しく躾られていた。子供の頃、友人間で覚えたParolacciaなどを口にすると、大変叱られたものである。我が娘もこの母の影響か、Parolacciaへのチェックは厳しい。馬鹿夫が下品な言葉を使う度に「バッボ!そんな言葉使ってはいけないよ、ネェ!マンマ」と言う。私は、イタリア語のParolacciaのほとんどを、このお下品馬鹿夫から学んだのである。日本人に比べたら、イタリア人の発するParolacciaは異常に多い。テレビなどでも、この放送禁止用語を発する輩は大変多いので、醜い討論番組などではピ~ッ!の数も尋常でない。Pa~、そんな醜い人達の仲間入りはしたくないので、馬鹿夫から学んでも使う事はなかった。ところが、娘が此処の幼稚園に転園して間もなく、Pa~母は4歳の娘から注意を受けたのである。「マンマ、Culo はParolacciaよ、Sedereと言わなきゃ!」と娘「エッ!?どうして?日本語のお尻はCuloでしょ?」と母「先生がCuloはお下品な言葉だから、よい子は使ってはいけないと教えてくれたのよ」ここで初めてPa~母、伊和辞書を引いてみた。う~ん、Culo → 尻、けつそして、Sedere → 尻、臀部とあった。どちらも「尻」なのだが、幼稚園の先生曰くの「上品な人は臀部と言い、けつなどとは言ってはいけませんよ!」と言う事であろうか・・・ナイスボディのPa~、幾人のイタリア男達から「君のCuloは最高だ!」と言われ続けていたので、美しいPa~ヒップはCuloと言うのかと自然に習得した言葉である。と言う事は、「君のけつは素敵!」と言っていたあの男達は、下品な輩という事であろうか???
2004年04月05日
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本日は新コラムをアップしようと策略(?)を練っていたのだが、昨日の日記が皆さんの誤解を呼んでいるようなので・・・訂正させていただきましたわ馬鹿夫が麓の町まで聞こえるほどの大声で、可愛い嫁(?)を罵ったのは事実ですが、罵詈雑言をPa~は買った訳ではございませんので念の為!≪≫内のフレーズは、あくまでPa~の心の言葉よって、アレは戦いでもナンでもなく、イタリア男が大声上げてただけ。要するに、現夫は自分の思い通りに物事が運ばないと切れるというタイプ。もう旦那を♪愛して愛して愛しちゃったのよ♪のマヒナスターズ状態の、ほぼ抜け殻の阿呆状態嫁で、何でもかんでも旦那の言う事「ハイ、ハ~イ!」と訊いちゃう、亭主関白まっしぐら馬鹿男共にとって最高のご都合宜し女が、我が馬鹿夫は欲しいだけなのでございますよ。その点わたくしPa~は大層な卑怯者なので、抜け殻状態の時には可愛いマルチーズちゃん仮面を被っているのですが、超短期間の夢うつつ状態から醒めた途端に本性丸出しの鉄仮面状態となり、男どもにとっては「騙された~~~!」となる訳でございますネ。よって、彼らの言い分も一理どころか千理はあると、当の本人Pa~も思う次第。夢うつつのボケ状態も、千里どころか一里も続かんのが悲しいところ。saebooさんのBBS書き込みへのお返事にも書きましたがイタリア女達はPa~のように鉄仮面になったりしないのですね。馬鹿夫達の攻撃には必ずや攻撃!!!===========================================思い切り言い返し、思い切り皿を割り、思い切り殴り合い、その後ベッドへ行って思い切り AMORE する===========================================先日、パリのホモ友達から電話があり、お互いの旦那の話になったのでございます。【派茶滅茶茶会】にご登場頂いたジャン・ピエールですが、彼は超堅実型の真面目な男で、とある大手航空会社に勤務、彼らは数年前に正式に結婚した事もあり、友人を生涯の伴侶として共に余生を暮らそう!と頑張っておられるのでございます。友人は専業主婦(?)に転向したようで、「毎日退屈~ぅ!」と呑気にほざいておりました。ジャン・ピエールは真面目に堅実に働き、尚且つ家事もこなすので、友人は本当にする事が余り無いようで・・・「まったく超羨ましいことでございますネェ」とのPa~の言葉に友人答え===========================================「あなたは、まったく!ほんとうに!男運がないわよねぇ・・・と言うか、男を見る眼がないのよ!」「危なそうな男が好きなのが問題だわ!」「危なそうではなくて、本当に危険な男だったのよ、あなたが選んだ男達は!」「おとこは真面目!真面目が一番!」「真面目に働き、キチンとお金を運んでくる奴よぉ~!」「顔なんて付いてればイイのよぉ~!」「ア~よかったわ、わたしは真面目タイプが好みで」「でもアレねぇ・・・好みは無理に変えられないから、きっと又あなた、危ない男を選ぶんでしょうネェ・・・」===========================================ヨヨヨぉ~・・・ごもっとも!でございます
2004年04月03日
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馬鹿夫の車が又故障した。親切なお人に救われ、フィレンツェの街中の修理工場まで連れて行って貰ったらしい。これが午前中の出来事で、夜には自分の車で帰って来るような事を言っておったのだが、結局!やっぱり!当然!イタリア人修理屋が即効に直す筈もなく、わざわざイタリアの山の寒村から友達を呼びつけ、彼に送られ帰宅した。そして一言「明日大事な用事があるから、お前の車乗って行くからな!」≪そんなぁ~!≫実は私も翌朝大事な用事があったのだ。それを言うと毎度の如くの「そんなもの明後日に延ばせよ」≪ゲェ~~~ッ!≫ここで口答えしても無駄なのでグッと堪える。何故か知らんが、私がガソリン満タンにした途端、馬鹿夫の車が故障しPa~嫁車を乗って行く。それを思うと無性に腹立ってきた。おずおずと「私、明日はどうしても12時までに行かないといけないのよ」ここで馬鹿夫の小爆発「うっとうしい奴だナァ!」≪何がうっとうしいだ!≫Pa~嫁もマグマが揺れだした。「あなた当然の如くに言うけど、あれは私の車よ!」ハ~イ!馬鹿夫ここで大噴火!!!もう歯止めが効かん、この世の終わりほどのひどい言葉を連発し、哀れ娘は恐怖に怯えテーブルの下で振るえている。馬鹿夫曰く、Pa~嫁は「くそったれの馬鹿女」 ≪くそったれはお前じゃ~あ≫「自分の事しか考えない自己中心女」 ≪自分の事しか考えてないのはどっちじゃぁ~!?≫「冷酷な計算高い強欲女」 ≪金でしか動かんのはお前!≫「感謝心のない女」 ≪お前の命令を全て文句も言わずこなす嫁に感謝しとんのかぁ~!?≫「ただ飯食い」 ≪???生活費の半分以上は私が負担しとりますけどぉ・・・≫「人を利用するだけの女」 ≪それは、あんた!≫そして最後のとどめ「お前が俺の人生滅茶苦茶にした~~~ぁ!」だそうである。近所中丸聞こえの叫びであった。Pa~嫁車が使えないと判り先の友人に電話、彼の車を借りるつもりのようだ。そこで聞こえてきたのは「もう我慢できん!アイツを殺す!」≪キャア~~~ッ!私を殺すのぉ~~~!?≫≪Pa~はジャガイモの芽団子、お前は何を嫁に食わす気ぃ~~~!?≫結局私の用事はキャンセルとなり、こんな事なら車を貸してやればよかった・・・と、少々の罪の意識を感じ、馬鹿夫の言葉通り≪私って、冷酷な強欲女なのかしらん???≫と、自分自身と神様に問うPa~であった。
2004年04月02日
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