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2011.10.22
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シリーズ・前回 のおまけにあった『イザヤ書』、そして、『格庵遺録』についてもお楽しみいただけただろうか。

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約1ヶ月前に下書き一部を書いては、間がまた空いてしまった m(__)m


統一原理に見る予言のそれと一線を引くのが、「第2章 堕落論」である:

「第1章 創造原理」・創造目的 で、被造世界を創造された目的について

被造物の創造が終わるごとに、神はそれを見て良しとされた、と記録されている創世記のみ言を見れば(創一・4~31)、神は自ら創造された被造物が、善の対象となることを願われたことが分かる。このように被造物が善の対象になることを願われたのは、神がそれを見て喜ばれるためである。

とある。あらゆる被造物が神様の願いどおりに成長期間を経て完成し、喜びの対象となるようになっていた。ただ、人間に関しては三大祝福を与えられて「人間の責任分担」も全うすることによって、神様の子女となるように創造されたのである。

人間が自己の責任分担を果たしてアダム・エバが理想家庭をつくっていたならば、宗教は「アダム教」一つで、今日のような多くの宗教や予言自体は必要なかったはずである。
統一原理で予言と一線を引くのが、この「堕落論」である。

ところが、聖書の失楽園の物語――それを原理的に解説した「堕落論」――によって、それが成就出来なかったために、その創造本然の世界へ帰っていく道を示す多くの宗教や予言が出てきたと考えられる。
この堕落さえなかったら、これら宗教・予言は必要なかったのである。
原理(「アダム教」)も『創造原理』のみでよかった。

さて、地域や時代によって、その宗教・予言の程度は大なり小なりに違うが、その方向は概ね一致するものがある。終末の予言、そして、救世主の出現等。

ここで、漢字というものは面白いもので、「宗教」について文総裁は、「宗」は「家を示す」、「教」は「父に孝」と書くと解説されておられる。宗教・予言も、本然の理想家庭(世界)へ帰っていくための道筋を示すものであるということだ。

原理講論の後編 では、『アダム 家庭 』、『ノア 家庭 』、『アブラハム 家庭 』などと 家庭単位で 書かれているのもこのためだ。それが、さらにモーセの民族的基盤、イエスの国家的・世界的基盤へと拡大されてきた。
「歴史は繰り返す」という言葉についても考察するならば、同じような過程を家庭・民族・国家・世界的に繰り返してきたことを、原理から発見することが出来る。


予言とは関係ないが、「堕落論」でもうひとつ特記すべきことは、 全知全能の神様であれば人間始祖アダム・エバの堕落の可能性についても、当然知っておられたのに、何故? 神様はそれを防ごうとしなかったのか、 についてである。
これまでのキリスト教では、それについては明快な解答がない。

第六節 神が人間始祖の堕落行為を干渉し給わなかった理由

(一)創造原理の絶対性と完全無欠性のために
(二)神のみ創造主であらせられるために
(三)人間を万物の主管位に立たせるために

(註:文責は凡人にある)


韓国・大田日報から:

'神の日がきている。 神の日は必ず来る。"

閉塞南北関係、半額授業料の問題、福祉問題、労使問題で全国がシクロプドン6月中旬のある日、瞑想をしていたところ突然に浮かんだのが"神の日"だ。 神の日に"神"はよく聞く、特定の宗教に関連するシーンやスンベナ信仰の対象ではない。

……

これから来る未来は、我々の手にかかっている。 大韓民国が東方の灯りで、人類の精神指導国になるという予言は予言で終わるのではなく、それが私たちの民族の使命であり、運命ならば、現実に成し遂げることはできないか? 自殺率、離婚率、喫煙率世界1位、幸せ度100位圏外の不幸な国ではなく、人間性が回復し、精神と物質の調和を成し、成長と分配がバルマトチュゴ、個人と全体が一緒に完成に向かっていく、真の福祉の代を実現した世界最高の福祉国家を作ることはできないか? 私達がこの夢を達成するには、世界各国が先を争って学ぼうとするはずで、韓国は人類に精神文明の時代を示す精神指導国になるだろう。

……






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Last updated  2017.10.12 22:48:18
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