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畑にはトマト、ナス、ピーマンやキュウリの花が咲いていて蜜蜂や蝶などが蜜を吸いに来ています。特にキュウリの黄色に花には沢山の虫がやって来ます。その中に「アカガネコハナバチ」もキュウリの花で蜜を吸ったあとでキュウリの葉裏にとまって小休息していました。アカガネコハナバチ;ハチ目、コハナバチ科、L=7mm
2021年06月30日
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夏の雑歌、次は第1469首です。作者の「沙弥」は半僧半俗の生活をしている人の意のようです。「あしひきの山ほととぎす汝が鳴けば家なる妹し常に偲はゆ」山のホトトギスよ、お前が鳴くと、家にいる妻がいつも思い出される。と歌っています。「あしひきの」は「山」にかかる枕詞です。万葉集の歌には沢山出てくる「あしひきの」ですが、その後ろには「山」が出て来ますのでセットになっていると思えば良いようです。
2021年06月30日
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夏の雑歌、次は第1468首です。広瀬王が作った歌です。「ほととぎす声聞く小野の秋風に萩咲きぬれや声の乏しき」ホトトギスの声が聞こえる小さな野に秋風が吹いて、萩が咲いたからと言うことではないのに、ホトトギスの声が聞こえなくなった。と歌っています。「ホトトギス」は夏鳥で、5月から9月まで日本に渡って来ます。10月から4月は中国大陸南部に渡って越冬します。
2021年06月29日
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畑の風よけネットにとまる大きな「ゴマダラカミキリ」を見つけました。近くのミカン畑から飛んで来たのだと思いますが、飛翔能力はかなりあって500mは楽に飛べると思います。ゴマダラカミキリ;甲虫目、カミキリムシ科、L=35mm
2021年06月29日
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夏の雑歌、次は第1467首です。弓削皇子が作った歌です。「ほととぎすなかる国にも行きてしかその鳴く声を聞けば苦しも」ホトトギスのいない国にでも行きたい。その声を聞くと心が苦しいから。と歌っています。「ホトトギス」は♪キョッキョッ、キョッキョッキョッ♪と鳴き”トウキョウトッキョキョカキョク”のように聞こえますが、奈良時代にはどのように聞こえていたのでしょうか?_「苦し」の原文は「辛苦」で中国語でもxinku(シンク)と読みます。意味は「心身ともにつらい」となりますが、この方がピッタリですね。
2021年06月28日
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畑の通路を素早く動く「コハンミョウ」を見つけました。地面の色模様に似ていて何処にいるのか判りずらい昆虫です。コハンミョウ;甲虫目、オサムシ科、L=13mm
2021年06月28日
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夏の雑歌、次は第1466首です。志貴皇子が作った歌です。「神奈備の磐瀬の杜のほととぎす毛無の岡にいつか来鳴かむ」神のいます磐瀬の森のホトトギスは、草木の無い岡にはいつになったら来て鳴くのだろう。と歌っています。「岩瀬の杜」は奈良県生駒郡斑鳩町近辺の森です。
2021年06月27日
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堤防道路の土手に咲く「ヒメジョオン」と「ムラサキツメクサ」で蜜を吸う「ツマグロヒョウモン」(別々の個体)を見つけました。ツマグロヒョウモン;チョウ目、タテハチョウ科、L=65mm
2021年06月27日
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この第1465首からは、夏の雑歌で33首(1465~1497)あって、その内の26首が「ほととぎす」を詠んだ歌になります。第1465首_天武天皇の夫人の藤原夫人(藤原鎌足の娘)が作った歌です。「ほととぎすいたくな鳴きそ汝が声を五月の玉に合へ貫くまでに」ホトトギスよ、そんなにな鳴かないで。お前の声を五月の玉に混ぜて緒を通す日が来るまでは。と歌っています。「五月の玉」は五月の節句に邪気を払うために飾った薬玉で、あやめ草や、橘の花や実などを飾り、五色の糸を垂らしたものです。
2021年06月26日
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朝方に、家の外壁にとまる「カノコガ」を見つけました。普通の蛾は夜間に飛翔しますが「カノコガ」は日中に飛翔します。なお昨年(7月6日)も同じように外壁にとまっているのを見ています。カノコガ;チョウ目、ヒトリガ科、L=35mm
2021年06月26日
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次は第1453首です。天平5年(733年)春閏3月、笠朝臣金村が入唐使に贈った短歌です。「玉だすき かけぬ時なく 息の緒に 我が思ふ君は うつせみの 世の人なれば 大君の 命恐み 夕されば 鶴が妻呼ぶ 難波潟 御津の崎より 大船に ま梶しじ貫き 白波の 高き荒海を 島伝ひ い別れ行かば 留まれる 我は幣引き 斎ひつつ 君をば待たむ 早帰りませ」心にかけない時はありません、命をかけて私が思う君はこの世の人だから、勅命を排して、夕方になると鴨が妻を呼んで鳴く難波潟の御津の崎から、大船の両舷に楫(櫓;ろ)をいっぱい通し、白波高く立つ荒海を、島伝いに別れて行ったら、残された私は(神に捧げる)幣を引き、潔斎(沐浴して心身を清める)しながら君を待ちます。早くお帰りなさい。と歌っています。入唐使を難波の御津の港から見送る様子が思い浮かびますが、誰を見送ったのかを調べてみるとピッタリの情報を見つけました。◆入唐使メンバー;多治比広成(大使)、中臣名代(副使)、平群広成(判官)、大伴古麻呂(留学生)、ほか◆往路;使節は4隻の船で難波津を733年4月に出発。4隻共に無事に蘇州に到着。734年4月に唐朝に拝謁しています。◆復路;734年10月に帰路についたが嵐に遇って、第1船の多治比広成(大使)は何とか11月に種子島に帰着、735年3月に帰京、この船で大伴古麻呂(留学生)は大乗仏典を日本に持ち帰っています。第2船の中臣名代(副使)は唐に流し戻され、船を修復し736年8月に都に帰還した。第3船の平群広成(判官)は難破しベトナムに漂着。現地人に襲撃され100余名が4人だけになったが何とか脱出し唐に戻った。その後、739年5月に帰国の船に乗ることが出来て739年7月に出羽国へ到着し、10月に帰京しています。なお第4船は行方不明のままです。※_入唐使とは、何と大変な使節だったことが判りました。本当に命をかけての仕事で、難波津での見送られる人と見送る人の心情は、詠まれた歌でもよく分かります。
2021年06月25日
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畑仕事中に、何かを咥えて飛ぶハチを見つけました。支柱にとまった処を撮影して後で確認すると、青虫を捕らえて口に咥えた「ミカドドロバチ」でした。竹に巣を作ります。ミカドドロバチ;ハチ目、ドロバチ科、L=15mm
2021年06月25日
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昨年の「緑のカーテン」はゴウヤでした。結構うまく出来たので、今年もゴウヤを植えました。そのカーテンが窓一杯に葉が茂って、ゴウヤも大きく育ってきました。
2021年06月24日
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次は第1451首です。笠女郎が大伴家持に贈った歌です。「水鳥の鴨の羽色の春山のおほつかなくも思ほゆるかも」鴨の羽色は若葉が萌え出る春山のようにぼんやりと、あなたのお気持ちがはっきりせず気がかりに思っています。と歌っています。鴨の羽色が若葉が萌え出るような色かな?と少々疑問ですが、太陽光線の関係で「マガモ」のオスの頭部は色合いが変化しますが、どうでしょうか?※_マガモ;オスの頭部は綺麗な緑色です。
2021年06月24日
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堤防道路を散歩中に土手の芝の中で、らせん状に小さなピンク色の花を付けている草花を見つけました。ネットで「らせん状のピンクの花」で検索すると「ネジバナ(捻花)」と判りました。ネジバナ;ラン科、ネジバナ属、多年草、開花時期6~7月
2021年06月23日
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次は第1447首です。大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)が天平4年3月1日に佐保の家で作った歌です。「世の常に聞けば苦しき呼子鳥声なつかしき時にはなりぬ」いつものように聞いていると厭になるカッコウの声だが、その声が懐かしくなる季節になった。と歌っています。大伴家の邸宅は平城京(奈良市)の東北にある佐保の地にあったようです。
2021年06月23日
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次は第1446首です。大友家持が春の雉(キジ)を詠んだ歌です。「春の野にあさる雉の妻恋ひに己があたりを人に知れつつ」春の野で餌を漁る雉が、妻を恋うて鳴いて、自分のいる場所を人に知らせている。と歌っています。現在、「キジ」のオスが鳴くのは縄張りを宣言しているとされていますが、大友家持の時代ではメスを呼んで鳴いていると解釈していたのですね。※_キジ;キジ目、キジ科、L;オス=80cm、メス=60cm(1)_縄張りを宣言して鳴くオスです。(2)_オスとメスが仲良く餌を漁っていました。
2021年06月22日
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次は第1441首です。大友家持が「ウグイス」を詠んだ歌です。「うち霧らし雪は降りつつしかすがに我家の園にうぐひす鳴くも」空一面を曇らせて雪は降り続いていますが、そんな中でも私の家の庭でウグイスが鳴いています。と歌っています。本州近畿・中部では、「ウグイス」は2月初旬から鳴きはじめるようですから、雪が舞う日があることは当然ですね。
2021年06月21日
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道端にピンク色の可愛い花を見つけました。図鑑で名前を調べると「ユウゲショウ」と判りました。「アカバナユウゲショウ」とも呼ばれ、5月~9月に10~15mmの小さな花をつけます。明治時代に南米・北米南部から観賞用に輸入された帰化植物です。ユウゲショウ;アカバナ科マツヨイグサ属、多年草 はな
2021年06月21日
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次は第1431首です。山部赤人が作った歌です。「百済野の萩の古枝に春待つと居りしうぐひす鳴きにけむかも」百済野の、萩の枯れた枝に春を待ってとまっていたウグイスは、もう鳴きはじめただろうか。と歌っています。「百済野」は奈良県北葛城郡広陵町百済の野ですが、百済は朝鮮からの渡来人が住んだ所です。結句の「けむかも」は、”け”=鶏、”む”=鵡、”かも”=鴨と鳥の文字を並べた戯れだそうです。「鵡」はオウム科の鳥のようですが奈良時代にオウムがいたのかな?
2021年06月20日
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次は第1419首です。鏡王女(初め天智天皇の寵愛を受け、のちに藤原鎌足の正室になった)が作った春の雑歌です。「神奈備の磐瀬の杜の呼子鳥いたくな鳴きそ我が恋まさる」神がおられる磐瀬の杜の呼子鳥よ、そんなに鳴かないで、私の恋がつのるから。と歌っています。「呼子鳥」は「カッコウ」のようです。♪カッコー、カッコー、カッコー♪とうるさく鳴いていたのかな?_「磐瀬の杜」は奈良県生駒郡斑鳩町近辺の森のようです。
2021年06月19日
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畑の水桶の中の水面でもがく「ナガメ」を見つけました。かわいそうなので支柱の竹で救い上げてあげました。アブラナ科の野菜を食べる害虫ですので助けない方が良かったのかな・・・?ナガメ;カメムシ目、カメムシ科、L=10mm
2021年06月19日
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次は第1413首です。配偶者に先立たれて詠んだ挽歌で、作者は未詳です。「庭つ鳥鶏の垂り尾の乱れ尾の長き心も思ほえぬかも」(私の心は)庭の鳥(鶏)の垂れた尾のように乱れています。いつまでも穏やかな心になれません。と歌っています。垂れた尾の庭の鳥は鶏ですね。
2021年06月18日
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以前、笹の葉にとまっているのを見たことがありましたが、今回は畑のキュウリの葉にとまっていました。名前が「タケトラカミキリ」ですから竹や笹の葉にとまるのが普通なのでしょうが、前翅の模様が一致しています。タテトラカミキリ;甲虫目、カミキリムシ科、L=14mm
2021年06月17日
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次は第1367首です。獣(ムササビ)に寄せて詠まれた歌で作者は未詳です。「三国山木末に住まふむささびの鳥待つごとく我待ち痩せむ」三国山の梢に住んでいるムササビが獲物の鳥を待つように、私は貴方を待ち焦がれて痩せるほどです。と歌っています。実際にはムササビが鳥を捕らえることは無いようです。三国山は未詳と言われていますが、福井県坂井市三国町の三国神社のある山の説があります。
2021年06月17日
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次は第1366首です。鳥に寄せて詠まれた歌で、作者は未詳です。「明日香川七瀬の淀に住む鳥も心あれこそ波立てざらめ」明日香川の多くの淀む浅瀬に住む鳥も、深い心があるからこそ波を立てないのだろう。と自分の恋心を喩えて歌っています。明日香川は、奈良県中西部を流れる大和川の支流の飛鳥川のことです。川の中で波を立てない鳥は、忍び足で餌を狙う鷺でしょうか?ダイサギ;コウノトリ目、サギ科、L=90cm
2021年06月16日
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この時期に、堤防の土手には赤紫色の花が咲いています。「ノアザミ」と「ムラサキツメクサ」です。チョット見では同じ花に見えますが、よく見ると全く違います。ノアザミ;ノハラアザミ(9月開花)と間違いやすいです。ムラサキツメクサ;アカツメクサとも呼ばれています
2021年06月16日
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次は第1344首です。草に寄せて詠まれた歌で、作者は未詳です。「真鳥住む雲梯の杜の菅の根を衣にかき付け着せむ児もがも」真鳥(鷲)が住む雲梯の杜の菅の根を衣に摺り付け、着せてくれる女の子がいたらなあ。と歌っています。「真鳥」は「鷲」のことです。「雲梯の杜」は奈良県橿原市雲梯町にある河俣神社(畝傍の西北)です。鷲(ワシ)は、タカ科の鳥で比較的大き目の「オオワシ」「イヌワシ」「オジロワシ」「ハクトウワシ」などを言い、これより小さいものは鷹(タカ)と言います。たとえば「トビ」はL=60cmほどで鷹になります。鷲の「オジロワシ」はL=83cmほどもあってかなり差があります。※_トビ;タカ目、タカ科・・・万葉集では鷹になります。
2021年06月15日
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川岸の木の葉にとまる「コムラサキ」を見つけました。少々距離があって翅の色合いが上手く撮れなくて、特徴の紫色光沢は確認できませんでした。コムラサキ;チョウ目、タテハチョウ科、L=60mm
2021年06月14日
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次は第1299首です。柿本人麻呂の歌集の中の1首です。「あぢ群のとをよる海に舟浮けて白玉採ると人に知らゆな」あじ鴨の群れが波に揺れて漂っている海に、舟を浮かべて真珠を採っていることを、人に知られないように。と歌っています。「あぢ(あじ鴨)」は「トモエガモ」のようです。「白玉」は「真珠」です。
2021年06月14日
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午後の4時頃、畑仕事から帰って部屋で服を着替えていると、服に小さな甲虫が付いていました。図鑑を観ると「セマダラコガネ」の黒色型と判りました。以前に見たのは薄茶色型でした。セマダラコガネ;コウチュウ目、コガネムシ科、L=13mm
2021年06月13日
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次は第1289首です。柿本人麻呂の歌集の中の1首です。「垣越しに犬呼び越して鳥狩する君青山の繁き山辺に馬休め君」垣越しに犬を呼び寄せて鳥狩をする君よ、青く葉の繁っている山辺に馬を休ませなさい君よ。と歌っています。「鳥狩」は「鷹狩」の意です。鷹狩に使われていたのはタカ科の「ハイタカ」「オオタカ」「イヌワシ」とハヤブサ科の「ハヤブサ」などです。似たので「ノスリ」がいます。ノスリ;タカ目、タカ科、L=52cm_「オオタカ」と同等の大きさ
2021年06月13日
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堤防道路を散歩中、堤防横の草原から「キジ」の鳴き声が聞こえてきました。何処にいるのか周りを見回してみると・・・草原を急ぎ足で横切るのを見つけました。鳴かなかったら、見つからないのにね!キジ;キジ目、キジ科、L=80cm
2021年06月12日
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次は第1263首です。古歌集に出ていた歌で、作者は未詳です。「暁と夜烏鳴けどこの森の木末が上はいまだ静けし」もう夜明け前だと夜烏は鳴いているが、この森の梢の上はまだ静かだ。と歌っています。夜にカラスが鳴くのは不気味で不吉感が一杯ですね。ハシブトガラス;スズメ目、カラス科、L=57cm
2021年06月12日
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沼地の枯れ草にとまる「オオシオカラトンボ」のオスを見つけました。「シオカラトンボ」に似ますが、体が少し大きく太目です。オオシオカラトンボ;トンボ目、トンボ科、L=55mm
2021年06月11日
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次は第1251首です。鳥を詠んだ歌で作者は未詳です。「佐保川に鳴くなる千鳥何しかも川原をしのひいや川上る」佐保川で鳴く千鳥よ、どうして川原を慕って上へ上へと遡って行くのか。と歌っています。奈良市・大和郡山市を流れる一級河川の「佐保川」は万葉集の歌に沢山詠まれています。イカルチドリ;
2021年06月11日
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水路の中を上流へ向かって動く「アカミミガメ」を見つけました。この水路から出るには難儀だろうと救いだして、沼地に放してあげました。アカミミガメ;ミドリガメとも称する。外来種
2021年06月10日
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次は第1235首です。これも旅で詠まれた歌で、作者は未詳です。「波高しいかに梶取水鳥の浮き寝やすべきなほや漕ぐべき」波が高いので、どうしようかと船頭、船で水鳥の様に浮き寝をしようか、それとももっと漕いで行くべきだろうか。と歌っています。
2021年06月10日
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次は第1227首です。これも旅で詠まれた歌です。作者は未詳です。「磯に立ち沖辺を見れば海藻刈り舟海人漕ぎ出らし鴨翔る見ゆ」磯に立って沖辺をみると、海藻を刈る舟を漁師が漕ぎだすようだ。鴨が飛び立つのが見える。と歌っています。鴨はいろいろいますが、飛び立ったのはどんな鴨だったのかな?※_オナガガモ;カモ目、カモ科、L=オス:75cm、メス:53cm
2021年06月09日
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川の堰で鳴く「カワウ」を見つけました。どうも子供のようです。近くに母鳥らしい「カワウ」がいました。カワウ;ペリカン目、ウ科、L=82cm
2021年06月08日
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次は第1198首と第1199首です。どちらも旅で詠まれた歌です。作者は未詳です。1198;「あさりすと磯に住む鶴明けされば浜風寒み己妻呼ぶも」餌を漁り磯に住んでいる鶴は、夜が明けていくと浜風が寒いので自分の妻を呼んでいる。歌っています。1199;「藻刈り舟沖漕ぎ来らし妹が島形見の浦に鶴翔る見ゆ」藻を刈る舟が沖を漕いでくるようだ。妹が島の形見の浦に鶴が飛翔している。と歌っています。「妹が島の形見の浦」は和歌山市加太の友ヶ島とその島の浦と推定されていますが不詳です。
2021年06月08日
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畑の道横に咲くタンポポの花にとまる「ベニシジミ」を見つけました。4月1日に見たは春型でしたが、6月初旬のこの「ベニシジミ」も春型です。ベニシジミ;チョウ目、シジミチョウ科、L=30mm
2021年06月07日
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次は第1189首です。これも旅で詠まれた歌です。作者は未詳です。「大き海にあらしな吹きそしなが鳥猪名の湊に舟泊つるまで」大海に嵐よ吹かないで。しなが鳥のいる猪名の湊に舟が泊まるまで。と歌っています。「しなが鳥」は「カイツブリ」です。「猪名の湊」は兵庫県の尼崎付近にあったのか?※_「カンムリカイツブリ」も「しがら鳥」かな?
2021年06月07日
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庭に咲くバラの花にバッタがとまって花びらを食べています。翅が未成熟の「ニシキリギリス」の終齢幼虫です。ニシキリギリス;バッタ目、キリギリス科、L=35mm
2021年06月06日
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次は第1184首です。旅で詠まれた歌です。作者は未詳です。「鳥じもの海に浮き居て沖つ波騒くを聞けばあまた悲しも」まるで鳥のように海に浮かんでいて、沖の波の騒ぐ音を聞くと、大変悲しい。と歌っています。船に乗って海に浮かんでいると海鳥のような気持になったのでしょうか?この鳥は「カモメ」でしょうか?※_カモメ;
2021年06月06日
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竹林の道端に「オオスズメバチ」を見つけました。直ぐに逃げられる体制で写真を撮りました。かなり大きいので恐らく女王バチだと思います?ハチは竹林の中へ飛んで行きましたので、竹林の土中に巣があるのでしょう。オオスズメバチ;ハチ目、スズメバチ科、L=40mm
2021年06月05日
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次は第1176首です。旅で詠まれた歌です。作者未詳。「夏麻引く海上潟の沖つ洲に鳥はすだけど君は音もせず」海上潟の沖の洲に鳥が沢山集まっているが、あなたからは何の音沙汰もない。と歌っています。「海上潟(うなかみがた)」は千葉県の上総と下総にあったようです。「沖の洲に集まる鳥」は、やはり鶴でしょうか?
2021年06月05日
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次は第1175首です。これも旅で詠まれた歌です。作者は未詳です。「足柄の箱根飛び越え行く鶴のともしき見れば大和し思ほゆ」足柄の箱根の山を飛び越えて行く鶴が羨ましい、故郷の大和が思い出される。と歌っています。「足柄山」は神奈川・静岡県境の足柄峠を中心とする山地(標高;759m)を言う。
2021年06月04日
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次は第1164首と第1165首です。この2首も旅で詠まれた歌です。作者は未詳です。1164;「潮干れば共に潟に出で鳴く鶴の声遠ざかる磯廻すらしも」潮が引くと、つがいの鶴が干潟に出て行き鳴き声が遠くなる。磯廻りをしているらしい。と歌っています。1165;「夕なぎにあさりする鶴潮満てば沖波高み己が妻よぶ」夕なぎに餌を求めている鶴は、潮が満ちてくると、沖の波が高いので妻を呼んでいる。と歌っています。
2021年06月04日
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昨日の午後、藪の周りを飛んでいた蝶が道路面に舞い降りてとまりました。よく見ると頭に突起が付いている「テングチョウ」でした。テングチョウ;チョウ目、タテハチョウ科、L=45mm
2021年06月04日
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全57件 (57件中 1-50件目)