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異形の化け物である狗狼にさらわれた許嫁の少女・結宇を救うため狗狼の本拠地へと向かう周防。しかし詩乃と別れ一人で東京を彷徨う周防は電車の中で敵に襲われてしまいます。しかも狗狼の手下の暗鬼たちは偶然電車に乗り合わせた銀髪の少女を人質にして周防に卑劣な攻撃を仕掛けてくるのです。一方、周防に置いてきぼりにされてしまった詩乃は友人の堀部妙子に思いきって自分たちの正体を明かし周防を捜すのに協力してもらうことになりますが・・・。 「狗狼伝承」シリーズは、主人公の少年・周防が許嫁の少女を異形の化け物・狗狼から取り戻すため戦い続けるというストーリーです。時空の彼方からやって来る化け物・狗狼たちは周防の故郷の時念者の里(時念者とは時間と空間を斬る技を身につけた異能の剣士のことです)を襲い里を全滅させたうえ周防の許嫁の結宇をさらっていってしまいました。周防は時念者になってしまった詩乃や周防の身代わりになって傷・痛みを引き受けてさやかなど仲間を連れて狗狼への復讐と結宇を取り戻すため戦っていくことになります。 異空間の中、戦いに巻き込まれた言葉をしゃべることのできない不思議な銀髪の少女・ミュリエルとともに周防が狗狼の本拠地へ乗り込むため死闘を続けるという展開になってます。強敵・遊佐忌十郎と詩乃との思いがけない対決、びっくりするような行動で周防を困らせるミュリエル、そして周防の兄の登場など今回は驚愕のストーリー展開が続きとても面白かったです。 ジャンルはアクション・ファンタジー。アクションやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>狗狼伝承シリーズ
2006年05月31日
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恋の宣戦布告とともに男性恐怖症克服訓練をするということでニノ宮くんに大接近する月村真由。積極的なライバルの行動に北条麗華は危機感をつのらせますが恋愛に関しては破滅的に不器用な麗華に成すすべがありません。このままではニノ宮峻護を真由に持っていかれてしまうと感じた麗華は起死回生の一発逆転を狙いニノ宮くんを遊園地での一日デートに誘いますが・・・。 「ご愁傷さまニノ宮くん」シリーズは異性をとりこにする能力を持ちながらも男性恐怖症でニノ宮くん以外の男性とは話すこともできない純情可憐なサキュバス娘・月村真由と幼い頃二ノ宮くんと将来を誓い合った財閥のお嬢様・北条麗華の二人に主人公の二ノ宮くんが迫られるというストーリーです。真由は二ノ宮くん相手に男性恐怖症克服訓練をするため二ノ宮家に一緒に住むことになり、麗華もお嬢様なのに何故か二ノ宮家のメイドになって二ノ宮家に住むことになります。そうして二ノ宮峻護、月村真由、北条麗華3人と峻護をおちょくることを何より楽しむ峻後の姉・涼子や男性恐怖症に苦しむ真由を心配しながらも峻護たちをいじって面白がる真由の兄・美樹彦、そして影となり表となって麗華を守る麗華の付き人・保坂光流たちの奇妙で爆笑な生活が始まることになるのです。 北条財閥の仕事という名目で二ノ宮くんとデートすることになる麗華ですが、最終的に初デートからいっきに夫婦になるという麗華のために過激な陰謀を計画している保坂や変装して二人のデートを見張っている真由の妨害にあい普通にデートすることができなくなるという展開になります。保坂が計画する奇妙な遊園地のイベントに振り回されたり、変装した真由と麗華が偶然出会うことで起きる緊張感だたよう会話・対決、そして思い出の喪失・素直になれない心・誓い合った約束が交錯する麗華と峻護のデートは爆笑あり切なさありで大変面白かったです。 ジャンルはラブ・コメディ。ラブ・コメディが好きな人にお薦めです。<終>ご愁傷さまニノ宮くんシリーズ短編集もあります
2006年05月30日
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柏木から瞳子が家を飛び出して戻ってこないという連絡を受けてビックリする祐巳。祐巳は慌てて瞳子を捜すため乃梨子や可南子に電話をしようとしますが、祐巳の家に捜している瞳子本人が現れて・・・。 「マリア様がみてる」シリーズは、私立リリアン女学園というカトリック系お嬢様学校を舞台にリリアン女学園の生徒会・山百合会に所属する生徒たちが繰り広げる学園青春コメディになります。リリアン女学園ではスール制度という特定の上級生と下級生が姉・妹と呼び合い姉が妹を親密に指導する慣習があり、スールになった者たちは強い絆で結ばれることになります。このスール制度は山百合会では良い生徒会を維持するために特に重視されていて、主人公である福沢祐巳がロサ・キネンシス・アン・ブゥトンである小笠原祥子に妹になってくれないかと言われる所からストーリーは始まります。成績優秀で容姿端麗な人たちが揃っている山百合会の中で成績・容姿・家柄が普通の祐巳は戸惑うことになりますが、あこがれである祥子さまと一緒に頑張っていくことになるのです。 山百合会の3人の生徒会長たちはそれぞれ紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)、白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)、黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)と呼ばれ生徒たちから尊敬されています。ロサ・キネンシス・アン・ブゥトンとはロサ・キネンシスの妹のことです。 今回は2年生ロサ・キネンシス・アン・ブゥトンになったのに12月後半になっても妹ができなくて困っている祐巳ともうすぐ2学期が終わり進路や転機が定まったり決まりつつある山百合会メンバーたちのストーリーです。「未来の白地図」というタイトルどおり未来への一歩を踏み出すことによる不安・期待、周囲の人々の成長と今までの自分がこのままで良いのかというあせりを感じたりするという展開になっています。励ましたり励まされたり、お互いに影響しあって成長していく祐巳や祥子さまたちの姿がとても良かったです。また祐巳と瞳子ちゃんはすれ違うことになってしまいますが、そうした中で自分の心に気づくことになる祐巳にも注目です。この巻、結局祐巳は妹をつくることができませんでしたが登場人物たちそれぞれの成長・心情・友情が伝わり大変面白かったです。 ジャンルは青春学園コメディ。シリアスな青春ストーリーや学園コメディが好きな人にお薦めです。<終>マリア様がみてるシリーズ
2006年05月29日
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新鷹神社の養女であり巫女であり「見鬼」でもある小鳥遊恕宇は、空間の歪みを認識し幻術を使ったり呪いをかけたりすることができます。そういうわけで周りから特別な存在として扱われ畏れられる彼女ですが、ある日恕宇を普通の人間扱いした教師に呪いをかけようとしたところ思わぬ人物に邪魔されて・・・。 「悪魔のミカタ」シリーズは、死んでしまった冬月日奈を甦らせるため主人公の堂島コウが悪魔のミカタとなり魂を回収するというストーリーです。悪魔が人間の魂を集めるため作った「智恵の実」(マジックアイテムのようなもの)を利用し夢を叶えた者は、悪魔との契約により魂を差し出さなければなりません。しかし、夢を叶えても魂を奪われたくない者たちは魂を奪われまいと抵抗するので堂島コウはそうした者たちと勝負し、それに打ち勝つことにより魂を回収することになります。悪魔は魂を回収していくことで冬月日奈が甦るようにしてくれてます。そうして堂島コウは仲間たちとともに冬月日奈復活のため悪魔のミカタを続けていくのです。 今回は番外編で小学生だった小鳥遊恕宇と冬月日奈の物語です。恕宇は呪いの邪魔をした日奈に敵意を抱くことになるのですが、恕宇の力は日奈には通じずしだいに不思議な魅力を持つ日奈に惹かれていくことになります。 巫女・見鬼としての超常的な力と武術、同性愛者であることを盛大にカミングアウトしているというストーリーの中でも非常に変わったキャラクターである小鳥遊恕宇。恕宇の小学生時代のエピソードや考え方がとても興味深く面白かったです。また死んでしまって本編では登場機会の少ない冬月日奈と恕宇との出会いや一方的で奇妙な対決がとても楽しかったと思います。 ジャンルはミステリーファンタジー。ミステリーやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>悪魔のミカタシリーズ
2006年05月28日
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騎士見習いのナシアスは、ラモナ騎士団とティレドン騎士団の団対抗試合で国王の甥だという十二、三歳の少年・グラスメア卿と試合をすることになります。高貴な身分の方を打ち据えるなど滅相もないと言うティレドン騎士団長などの周りの雰囲気に関係なく、ナシアスは剣の試合に先輩後輩身分もなく腕前と剣士の品格が重要だという考えで少年にあっさり勝利するが・・・。 「デルフィニア戦記」シリーズは、異世界からやって来たリィがデルフィニア国王ウォルを助け大活躍するという痛快ファンタジーです。異世界から来たリィは一見美少女ですがとんでもない怪力と深い思慮を持ち、常識が通じない不思議な人物なのです。最初はあまりにとんでもないリィの存在に人々は戸惑うことになりますが、どんなことにも動じないウォルを中心としたデルフィニアの人々に受け入れられていきます。そして、リィは戦争・政治・人間関係などデルフィニアの一大事に大活躍するのです。 今回の「大鷲の誓い」は、デルフィニア戦記の外伝で本編が始まる前のナシアスとバルロ(グラスメア卿)を中心に語られるストーリーになります。国王の甥と地方の地主出身という身分、女性に奔放なバルロと潔癖なナシアス、そして攻撃と重視するか防御を重視するかという騎士としての考えの違いなど、あらゆる反発や異なる生き方を乗り越えて深まっていくナシアスとバルロの友情がとても良かったです。特に絶体絶命のバルロを救うため団長の命令に逆らってでもナシアスが敵地に赴くシーンは大変感動的でした。リィはでてきませんしウォルもあまり登場機会がなかったのですが久しぶりのデルフィニア戦記はとても面白かったです。 ジャンルはファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>ポーラの休日 デルフィニア戦記画集よりデルフィニア戦記シリーズデルフィニア戦記シリーズはスカーレット・ウィザードシリーズ、暁の天使たちシリーズ、クラッシュ・ブレイズシリーズへとつながっていくストーリーです
2006年05月27日
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学校からの帰りに見知らぬ女の子から「お兄ちゃん」と呼びかけられ戸惑う巽。巽は、離れてくれない女の子を仕方なく連れて家に帰りますが、家には「守護者だ」と主張する津門綾羽紬という変な名前を名乗る少女がいてますます混乱することになります。しかも二人の少女は敵対しているのか問答無用で対決することになり・・・。 「ボクのセカイをまもるヒト」は、ごく普通の高校生で主人公の朝凪巽が突然別の世界の争いに巻き込まれて家を吹き飛ばされたり命を狙われたりするというストーリーです。どうも八世界会議という別の世界の組織やそれぞれ別の世界が接近するという出来事のせいで巽は狙われているらしいのですが、詳しい説明のないまま別の世界からやって来たという魔術師(ファルムティ)たちに襲われることになります。妹だと言う科学者世界のロボット・猫子やどんなことがあっても巽を守ると宣言する妖精世界の少女・綾羽が巽を守ってくれることになるのですが別の世界の住人である彼女たちには常識が通用せず巽は彼女たちに振り回されることになります。 やたらとミサイルをぶっ放したり自爆しようとする妹もどきロボット・猫子、夜も寝ないで巽を守るお前を守れないなら死んだほうがマシと無茶なことばかり言う綾羽、巽を守るという使命は同じなのに猫子や綾羽と張り合って別行動をしている剣精の媛とすみれ台、不気味なヌイグルミを抱いている妖しげな魔術師・香炉、そして姿を現していない不死人・邪神・天使世界の人間たちや謎の黒幕。ロボットVS剣VS魔術など、とにかく奇妙な登場人物たちが繰り広げるとんでもない戦闘シーンや理不尽な出来事に巻き込まれ続けることになる普通の人間・巽の戸惑いが大変面白かったです。 ジャンルはSFアクション・コメディ。アクションやコメディが好きな人にお薦めです。<終>
2006年05月26日
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ゴールデン・ウィークの休日に霧舎学園のパソコンを利用するため学校に忍びこんだ琴葉と棚彦。アイドルのナオキにメールを送ろうとコンピュータを使っている二人のパソコンに突然「ピンクと水色の天使」という謎のメールが舞い込み、それとともに二人は全身をピンクに塗られ胸に水色の矢がささった奇妙な死体を発見してしまい・・・。 「私立霧舎学園ミステリ白書」シリーズは、殺人事件と学園伝説に導かれ運命的に出会った羽月琴葉と小日向棚彦の二人が恋に落ちたり?一緒に事件を解決するようになるというストーリーです。4月には密室殺人に巻き込まれた二人は、またしても不可解な殺人事件に遭遇してしまいます。 全身をピンクに塗られた被害者は天塚双葉というグラビア・アイドル弓絵のマネージャーで「ナオキ」こと遠波直人と関係があることが分かります。琴葉と棚彦は絶対に遠波直人とその父親が事件に関係していると確信しますが遠波親子には犯行時刻に鉄壁のアリバイがあり、琴葉・棚彦そして頭木保はそのアリバイトリックを崩すため捜査を開始することになります。 アリバイは犯行時刻に写真を撮影していたというものです。写真を使ったアリバイはいくらでも誤魔化しがきくので、すぐにアリバイを崩すことができると思いましたが写真を撮るには撮影者、撮られた人物、そして撮影を見ていた周りの人たちがいて案外トリックを崩すのは難しいと感じました。写真を使ったアリバイトリック、真剣に事件を解決しようとしながらも恋にも一生懸命な琴葉と棚彦がとても面白かったです。 ジャンルは学園ラブコメ・ミステリー。ラブ・コメディやミステリーが好きな人にお薦めです。<終>私立霧舎学園ミステリ白書シリーズ
2006年05月25日
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土井超音波研究所の地下、出入りするのが絶対に不可能な完全密室で奇妙な死体が発見されます。一方、地球に帰還した有人衛星の乗組員全員が殺されるという殺人事件も起きていて瀬在丸紅子は地下と宇宙という二つの場所で起きた完全密室殺人の謎に挑むことになるのですが・・・。 「Vシリーズ」は、元お嬢様で自称・科学者の瀬在丸紅子、探偵・便利屋・泥棒も兼業している怪しげな保呂草潤平、女装がとても似合っているのに拳法の実力者という変わった大学生・小鳥遊練無、保呂草のことが好きな関西弁の女子大生・香具山紫子のユニークな4人が殺人事件などに巻き込まれるというストーリーです。 今回は、建物の地下にある完全な密室で発見された壁に叩きつけられた死体の謎と有人衛星という完全な密室で起きた殺人事件という二つの完全密室殺人の話になります。地下の事件については密室のなかに死体ともに不可解な瓦礫があったので絶対に瓦礫の元となる何らかの装置を使って密室を造ったり死体を壁に叩きつけていると考えられましたが、大砲のようなもので打ち出すという練無と同じような考え以外死体をせまい密室の壁にものすごい勢いで叩きつける方法が全く思い浮かばなかったです。また、宇宙密室の謎も全く分かりませんでした。私の推理はともかく、今までにない大掛かりな仕掛けや練無にそっくりな纐纈苑子の謎などびっくりするような事がいっぱいのストーリー展開がとても面白かったです。 ジャンルはミステリー。ミステリーが好きな人にお薦めです。<終>Vシリーズ
2006年05月24日
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とつぜん妖魔に襲われたことでショックを受け、寝込んでしまった春原麻由。妖魔に襲われたのは「黒麒麟」の青年・国見遙に「伴侶」として選ばれ「星の子」を産む宿命を背負ってしまったことが原因だと知り、麻由は遙を恨むことになります。麻由に恨まれていることを知りながらも寝込んでしまった麻由が心配な遙は、少しでも麻由に元気になってもらいたいと麻由のためシュークリームを作って持っていくことになるのですが・・・。 地球の意思を受け、人間が存在するに値する生物か見極めるため、星獣と人間との間に300年ごとに生まれ落ちるという「星の子」。この「麒麟は一途に恋をする」シリーズは、星獣・麒麟の「伴侶」として選ばれたことで「星の子」を産む宿命を背負ってしまった普通のイラストレーター春原麻由と「黒麒麟」の青年・国見遙のラブ・ストーリーです。「星の子」が生まれなければ人類に未来はないということで滅びを願う者たちは、「星の子」を産む予定の麻由を殺そうと狙います。麻由を守るため国見遙は亮、柚子など仲間たちとともに戦うことになるのです。 麻由と遙の物語「憂鬱とシュークリーム」「変化」、柚子が遙を好きになるきっかけとなった話「心をくれた貴方と」、功刀直純が都築由花にプロポーズしようとする話「終わりのその時まで」の短編4つから構成されています。1巻では遙が麻由に敬遠され続けていて、それでも麻由を守ろうとする遙がとても可哀相でしたが、今回2巻では遙と麻由の距離が少し縮まっていきようやくラブ・ストーリーらしくなって良かったです。また亮、柚子、直純、由花、などその他の登場人物たちの状況・心情についても触れられていて、アクションあり恋愛ありの展開が大変面白かったです。 ジャンルはアクション・ラブストーリー。アクションやラブ・ストーリーが好きな人にお薦めです。<終>麒麟は一途に恋をするシリーズ月と貴女に花束をシリーズ麒麟は一途に恋をするシリーズは、月と貴女に花束をシリーズの続編になるのであらかじめ月と貴女に花束をシリーズを読んでから読むといっそう楽しめます
2006年05月23日
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使えば兜率天さえも揺るがすと言われる嵯峨家に伝わる「筐」。狂剣士・嵯峨明彦は周防たちを追い詰めるため門外不出の「筐」を使い残酷な罠を張り巡らします。一方、周防と詩乃は霞ヶ浦学院で敵を警戒しながらも試験勉強やクリスマスパーティや剣の修行など級友たちとそれなりに楽しい日々を送っていて・・・。 「狗狼伝承」シリーズは、許嫁の少女と故郷を時空のかなたからやって来る化け物・狗狼によって奪われた主人公の時念者の少年・周防が少女を取り戻し故郷のみんなの敵を討つため狗狼と戦い続けるというストーリーです。時念者は時間と空間を剣術によって切り裂き時空間を移動することができ、しかも左手で触った人間を時念者にすることもできますがあまりの異能と時念者になると敵である狗狼に狙われるので普通に暮らすことができません。周防は誤って時念者にしてしまった仲間・詩乃、周防への攻撃を引き受けてくれて血を強力な時念刀に変える力を持つさやかたちとともに狗狼や謎の敵と戦っていくことになります。 嵯峨明彦の罠は、さやかを捕らえて利用しパーティで集まっているクラスメイトたちを人質にするというものです。詩乃の希望で楽しく学校へ通っている周防たちですが、この事態で大切なクラスメイトを傷つけてしまうということと時念者であることを知られクラスメイトたちに嫌われてしまうという恐れ・不安の中で卑劣な敵と戦います。 自分たちのせいでクラスメイトを危険な目に遭わせている、そのことをクラスメイトに知られれば嫌われる、級友たちを失いたくないという精神的な攻撃。学校中の時空を歪曲して襲い掛かる罠などにより周防たちは大ピンチに陥ります。巧妙で卑劣なな罠や友情の危機に立ち向かう周防や詩乃の活躍がとても面白かったです。 ジャンルはアクション・ファンタジー。アクションやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>狗狼伝承シリーズ
2006年05月22日
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田村くんは相馬広香とキスをした当日、しばらく連絡のなかった遠距離恋愛の相手である松澤小巻から「相馬さんって、誰?」と書かれたハガキが届き大混乱に陥ります。ハガキにどう返事を返せば良いのか?松澤はなぜ相馬のことを知っているのか?松澤は超能力者なのか?うろたえる田村くんですが、松澤が陸上の大会に参加するため近くに来ることになり・・・。 「わたしたちの田村くん」シリーズは、主人公の田村くんが進路調査票の志望欄に「故郷の星に帰る」と書き続ける不思議少女・松澤小巻とバレンタインのチョコを渡すため窓ガラスをぶち破るツンドラ系の美少女・相馬広香と知り合い恋をすることになるというストーリーです。田村くんが中学3年の時、お互いに気持ちは通じ合ったものの家庭の事情で遠方へ去った松澤小巻と田村くんが高校一年の時、罵り合い励ましあった末キスをすることになった相馬広香。3人のおかしくて切なくて不器用な恋の行方に一応の決着がつくことになります。 遠距離恋愛で連絡が途切れてしまった松澤小巻とキスしたことにより意識するようになった相馬広香、田村くんは二人の少女のどちらも選ぶことができず事情を説明することもできず混乱し続けるという所から始まります。読み始めでは、田村くんが混乱してうろたえているばかりでどうかと思いましたが最終的には松澤小巻、相馬広香ときちんと向き合い答えを出すことになります。独特なキャラクターである3人の視点から伝わる切ない恋心、独特すぎて思わず笑ってしまうような田村くんたちのやり取りが大変面白かったです。 ジャンルはラブ・コメディ。ラブ・ストーリーやコメディが好きな人にお薦めです。<終>わたしたちの田村くんシリーズ 全2巻です
2006年05月21日
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あこがれのニューヨーク市警本部殺人課に異動になった新米刑事セシルでしたが新たに相棒になった女性刑事ドロシー・シェーラーとは会った途端、肘鉄・パンチをされ最悪の出会い方になってしまいます。ドロシーのほうも新米のセシルを頼りなく思っていて二人のコミュニケーションは全くうまくいきません。そんな二人ですが事件は待ってくれず、すぐさまコンビを組んで捜査を行うことになり・・・。 「PARTNER」シリーズは、ちょっと頼りない新米刑事セシルと女性刑事ということで男中心の刑事の世界で頑張っているドロシーがコンビを組んでニューヨークで起きる様々な事件を解決していくというストーリーです。二人の出会いは最悪で刑事として仕事をするにはあまりにも前途多難ですが、お互いに相手とうまくやっていくために奮闘することになります。 二人の初仕事は「麻薬を売りにいく」と言って家を出たアイラ・スコットという男がバッテリーパークで殺されていた事件を解決するというものです。舞台がニューヨークということもあり同時多発テロ事件の傷あと、横行する麻薬、誰でも銃を持っているという日本ではありえない雰囲気の中、セシルとドロシーはパートナーとしてぎこちないながら捜査を始めます。 舞台がニューヨークで主役たちが刑事なのでハリウッド映画のような銃撃戦やテロ事件のストーリーになるのかな?と思って読みましたが、そうではなく男女の刑事パートナーとしての友情・ヒューマン刑事ドラマといったストーリーでした。人種や先祖の出身地、同性愛者がいたり裁判が盛んだったりアメリカ社会のバラエティに富んだ感じと被害者の周りに聞き込みしたりして真相に近づく地道な刑事としての捜査という展開が面白かったです。 ジャンルはニューヨーク刑事ドラマ。刑事ものが好きな人にお薦めです。<終>PARTNERシリーズ
2006年05月20日
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12月12日の聖誕学園の文化祭当日、朽木椎矢はクラスの出し物であるメイド喫茶の切り盛りに励んでいました。そんな時何の前触れのなく地震が起こり、それと同時に椎矢は奇妙な空間へと跳ばされてしまいます。そこは一見普段の学校なのですが溢れかえっていた生徒たちの姿はいっさいなく、しかも校門の向こうは黒一色という不気味な世界です。混乱する椎矢の前に悪魔が現われ正常な判断ができない状態で悪魔と目を交換することになり・・・。 「12DEMONS」シリーズは、悪魔復活の儀式のため異世界に召喚された12人の生徒たちが元の世界に戻るため「悪魔の部位」を奪い合うことになるというストーリーです。12人の生徒たちはそれぞれ12の「悪魔の部位」を受け継いでいて、相手の部位に直接触れ「バレス」と宣言することで相手の部位を奪うことができます。また、自分の部位と同じ相手の部位に直接触れ「リーテ」と宣言することで自分の部位を相手に捧げることができます。零時という制限時間内に12の「悪魔の部位」をそろえた1人のみが元の世界に戻ることができ、どんな願いも1つ叶えることができるのですが「悪魔の部位」を失った者は目覚めることのない眠りにつきしかも最終的に悪魔も復活してしまいます。誰かを犠牲にして助かるなんて考えられない椎矢は12人全員が元の世界に戻る方法を探して困難な状況に挑むことになるのです。 「悪魔の部位」を持つ者は「悪魔の部位」の力を使うことができます。例えば椎矢の悪魔の眼には「悪魔の部位」を見抜く能力があるのです。こうした力を使い「悪魔の部位」の所持者たちは信じあえる者同士協力したり、あるいは自分だけが助かろうと争ったり「悪魔の部位」の争奪戦が始まりまることになります。突然異世界に跳ばされて生きるか死ぬか相手を殺すか殺されるかの極限状態になるという展開です。極限の状態だからこそ見える登場人物たちの信念、友情、決意や「悪魔の部位」争奪のためのアクション、謀略など面白かったです。 ジャンルは学園ホラー・アクション。ホラーやアクションが好きな人にお薦めです。<終>12DEMONSシリーズ
2006年05月19日
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結婚式の直前、花嫁衣裳のまま家出したアイーシャ。義父によって決められた望まぬ結婚をするよりも殺された本当の父親の敵討ちと自由な生活を手に入れようと旅立つアイーシャですがアラビア風な世界では女であるというだけで誰も雇ってくれずお金も少なくなり旅を続けていくことができません。そんな彼女の前に極彩色のオウムを肩に乗せウードという楽器を弾き語る何者かに命を狙われているらしい謎の青年・サンジャルがあらわれて・・・。 「さまよう愛の果て」は、家出した主人公の少女・アイーシャが父親の敵を討つため謎の青年・サンジャルと旅をすることになるというストーリーです。サンジャルの肩には、異国の王族の少年・サナンと神に仕える少女・ラーナの不思議な恋物語を話すオウムが乗っておりストーリーはアイーシャとサンジャル、ラーナとサナンの恋の話が交互に進行していくことになります。 しだいにサンジャルに魅かれていきながらもサンジャルこそが父の敵ではないかと苦悩するアイーシャ。一方、オウムが語る物語の少女・ラーナも故郷を滅ぼしサナンを牢に入れた王と無理やり結婚させられ苦悩することになるのです。 ストーリーが進んでいくにつれアイーシャとサンジャル、ラーナとサナンの二つの恋の物語が交錯していくという展開になっていきます。二組の恋人たちの物語がどうして重なっていくのか?愛する人を素直に愛することができない苦悩、そして恋の結末。謎だらけで先の見えないとても不思議な展開、愛する人となかなか結ばれない切なさがとても面白かったです。 ジャンルはアランビアンナイト風純愛ラブストーリー・ファンタジー。ラブ・ストーリーやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>
2006年05月18日
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斜道卿壱郎の研究材料として捕まっているかつての仲間・兎吊木垓輔を助けに来た玖渚友。しかし、そこで玖渚やいーちゃんたちを待っていたのは身体中をこれでもかと言わんばかりに刃物によって傷つけられた兎吊木垓輔の死体でした。兎吊木垓輔のいた研究棟内に入るためにはカードキー、数字暗号、ID、声紋認識、網膜検査などこれ以上ない厳重な施錠を突破しなければならず、しかも研究施設の人間たちは研究材料である兎吊木垓輔を殺されては困るということから天才工学師としての技術・死ぬことにより研究材料にされている兎吊木垓輔を救うことができるという動機を持つ玖渚友が犯人として疑われて・・・。 「戯言」シリーズは主人公の「戯言遣い」・いーちゃんが天才・玖渚友、人類最強の請負人・哀川潤たちのような異能と強烈なキャラクターを合わせ持つ変人たちが起こす事件に巻き込まれるというストーリーです。いーちゃん本人も記憶力喪失、すぐ成り行きに流される、変な戯言ばかりの変わった人間ですがそれ以上の変人・奇人が次々と登場していーちゃんをとんでもない事件へと巻き込んでいきます。 犯人として疑われ、斜道卿壱郎の新たな研究材料として狙われる玖渚友を助けるため、いーちゃんが謎の大泥棒・石丸小唄とともに真犯人を見つけるため奮闘するという展開でした。密室の謎、理由の見えない動機、「黙って見ていろ玖渚友」というメッセージ。メッセージはどう考えても兎吊木垓輔が残したようなので自殺もしくは、メッセージを書いた人物と殺した人物は別なのか?密室である研究棟に入るのは無理そうなので犯人は人間ではないのか(作中には犬やロボットが登場しています)?など、事件の謎について主人公のいーちゃんとともに考えるのがとても楽しかったです。また、謎の人物・石丸小唄の正体や事件の結末などなるほどと思うすっきりした解決編で大変面白かったです。 ジャンルはミステリー。ミステリーが好きな人にお薦めです。<終>戯言シリーズ
2006年05月17日
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天才工学師・玖渚友が統率した9人のメンバーからなる組織「チーム」。当時、「死線の蒼」という物騒な名前で呼ばれた玖渚友は、それぞれ孤独だった天才たちをまとめて電子テロリストとして世界中を荒らしまわりました。その後「チーム」は足跡一つ残すことなく消滅することになるのですが、「チーム」のメンバーだった破壊屋「害悪細菌」(グリーングリーングリーン)こと兎吊木垓輔が悪名高い「堕落三昧」斜道卿壱郎に囚われていることを知った玖渚は彼を救出するために「戯言遣い」いーちゃんと保護者である鈴無音々を連れて斜道卿壱郎の研究施設に向うことになって・・・。 「戯言」シリーズは主人公の「戯言遣い」いーちゃんが天才・玖渚友、人類最強の請負人・哀川潤のような異能の変人たちが起こす事件に巻き込まれるというストーリーです。今回、兎吊木垓輔を実験台にした研究を続ける斜道卿壱郎からかつての仲間を救おうとする玖渚に単に付いてきたいーちゃんは奇妙な人物たちばかりが集まる研究施設で奇妙な事件に遭遇することになります。 いーちゃんのかつての先生で解剖マニアの三好心視、メイドロボットなどを作ったりしている大垣志人、いーちゃんに「玖渚友のことが本当は嫌いなんじゃないのかな?」と問う兎吊木垓輔、そして玖渚友に敵意を向ける斜道卿壱郎。新たに登場する個性的なキャラクターの視点から語られる玖渚友、いーちゃんの今までとは別の一面がとても面白かったです。そして事件は物語の最後に起こるのですが動機の見えない殺人、不可解なメッセージ、密室と謎のオンパレードで続きの下巻を読むのが楽しみになりました。 ジャンルはミステリー。ミステリーが好きな人にお薦めです。<終>戯言シリーズ
2006年05月16日
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行方不明の父親・鉄二を捜すため天才雀士「四つ目の橘」の通り名で如月組に所属しプロのギャンブラーとして働く橘いづみ。立橋院高校の生徒でもある彼女は、立橋院高校会計・リサが出演するテレビの中で捜している父親の姿を見つけて・・・。 「くじびきアンバランス」シリーズは、入学試験さえもくじびきで行う奇妙な学校・立橋院高校を舞台とした物語です。主人公の榎本千尋は普段運が悪いのに立橋院高校に入学してしまい戸惑うことになりますが、一目惚れした異常にキノコ好きな生徒会長候補・秋山時乃とともに生徒会メンバーを決めるトーナメントに参加しライバルたちと様々な勝負で戦うことになるのです。 橘いづみと父親の再会・父親失踪の真相の話とこの3巻で完結ということで生徒会トーナメントの決着、錯綜するそれぞれの恋の行方についても一まず区切りがつきます。時乃に告白してうまくいかなかった千尋、千尋に惹かれていて想いを伝えようとする小牧、そして幼い頃からずっと千尋を思い続けていたけれど生徒会長なので想いを伝えられずにいる律子。奇妙な高校の奇妙なイベントなどを通して深まり、温められていったそれぞれの恋心とその結末がとても面白かったです。また、トーナメント戦の鍵を握る4VS3200の節分の集団鬼ごっこの激闘のストーリーも大変楽しく良かったと思います。 ジャンルは学園ラブ・コメディ。ラブ・コメディが好きな人にお薦めです。<終>くじびきアンバランスシリーズ 全3巻完結になってます
2006年05月15日
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人類最強の請負人・哀川潤の奇妙で強引な依頼によってお嬢様たちが通う京都の名門進学女子校・澄百合学園に女装して潜入することになった「戯言使い・いーちゃん」。そこでいーちゃんは紫木一姫という女の子を学園の外に連れ出すように指示されます。澄百合学園はパッと見る限りでは普通の学校なのですが、またの名を「首吊高校」というとおり中は殺戮の嵐が吹き荒れる恐ろしいところで・・・。 「戯言」シリーズは主人公である戯言使い・いーちゃんが玖渚友などの常識はずれの天才たちや人類最強の請負人・哀川潤、いーちゃんと鏡合わせの殺人鬼・零崎人識といったとんでもなくぶっ飛んだキャラクターたちの行動に巻き込まれ、殺人事件をはじめ奇妙な事件に遭遇するというストーリーです。核心をついているのか単にいいかげんなのか分からない戯言ばかりの「いーちゃん」は、優柔不断で記憶力がなく自身も相当変な人物なのですが巻き込まれた成り行きで事件を解決?することになります。 「策士」萩原子荻、「闇突」西条玉藻などナイフやクロスボウで武装した生徒たちにいーちゃんと一姫は追い詰められ、逃げた先で密室の中で十二の部位にバラバラにされた死体に遭遇し二人は殺人の容疑者にされてしまいます。襲い掛かる刺客たちと密室殺人、巧妙な陰謀によりいーちゃんはピンチの連続になりますが、人類最強の請負人・哀川潤の威を借りたり裏切りも何でもありのいーちゃんはうまく立ち回り次々と襲い来る危機を乗り越えていくのです。 危機また危機の連続と謎の殺人者「ジグザグ」が誰なのか?という展開でした。密室殺人の犯人についてはすぐ分かってしまいましたが異常な学校という舞台、刺客たちとの戦闘・駆け引きのシーンがとても面白かったです。 ジャンルはアクション・サスペンス・ミステリー。アクションやミステリーが好きな人にお薦めです。<終>戯言シリーズ
2006年05月14日
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サキガケビールの社員・長沢大輔は、イスラム原理主義の国でアルコールを売ることができれば世界中のどの国でも通用する商品になるということで紛争の絶えないラゼリア国に行くことになります。しかし、無謀すぎる計画はうまくいくわけがなく大輔は到着早々ゲリラの襲撃を受けて死んでしまうのです。そんな大輔の魂はワルキューレの少女・ブリュンヒルデによってヴァルハラへと連れていかれて・・・。 「ヴァルハラ・コネクション」は、おちこぼれサラリーマンの主人公・長沢大輔がワルキューレのブリュンヒルデと恋に落ちラグナロク(世界の終末)に関わる戦いに身を投じることになるというストーリーです。大輔は特に体を鍛えたこともなくゲルマン神話についてもあまり知らないのでヴァルハラでとても苦労することになりますが、思いがけない幸運や予言ではイレギュラーな存在ということで重要な役目を任されることになります。 ラグナロクで有名な北欧神話に関わることになった普通の日本人の青年の話でした。ラグナロクでは最終的に神々が破れ世界が終わってしまうことになるのですが不確定要素である大輔がラグナロクのシナリオを変えるために活躍することになります。変えられない予言決まった結末に苦悩する神様たち、ヴォータンとロキの陰謀の応酬などに巻き込まれながらも頑張る大輔が面白かったです。また、フレイの剣の謎をはじめ北欧神話における疑問に触れられている所も興味深く楽しむことができました。 ジャンルは北欧神話ファンタジー。北欧神話やファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>
2006年05月13日
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無理やりルカルデーテ国の「銀の王」にされてしまったイーグ。近隣諸国の平和のため、イーグを慕うクトル王子のために王になることを引き受け王としての仕事に励むイーグだったが野望を持つガルガ国のゴルム王に脅迫を受けてガルガ側と手を組むように言われます。一方、カドリア国にいるシャナは人でない魂を宿すという異変が起きていて・・・。 「汝」シリーズは銀狼に育てられた少女シャナと銀髪・碧眼のため邪神の化身と差別されてきた神官イーグが恋に落ちる物語です。思いの通じ合った二人ですが、国の運命を左右することになるという占いのせいでシャナはカドリア国王と結婚させられてカドリア王妃になってしまいます。イーグは司政神官としてシャナの近くにいようとしますが、前巻ルカルデーテ国に拉致されて二人は離ればなれになってしまいました。離れていてもシャナとイーグの思いは変わらず、二人ともお互いに結ばれようと奮闘することになります。 イーグの弱点であるシャナを捕らえイーグを脅迫するガルガ国王。捕らえられたシャナは宿ったのが人間ではないと告げられてもイーグとの愛の結晶である子どもを守るためおとなしく捕まることになります。ガルガ国王の策略によりシャナは拉致され、イーグは脅迫されて国々を巻き込んだ陰謀が進行していくという展開です。とにかくシャナの妊娠・拉致、苦悩するイーグ、そして各国の思惑などビックリするような衝撃の事態が続くことになります。そんな中、どんな時でも信じあうシャナとイーグの二人の絆が伝わってきて大変面白かったです。 ジャンルはロマンティック・ラブストーリー・ファンタジー。ラブ・ストーリーやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>汝シリーズ
2006年05月12日
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冒険者として初心者のルルフェ、ルルフェの護衛のルイーザとともにロンザ国の王都ロミリアを出発し新たな冒険をすることになったデュアン。デュアンは相棒だったオルバと再会するために安全な街道を通り目的地ガイトムンドへ向かいますが、デュアンの力になりたい冒険者になったばかりで早くレベルアップしたいと思っているルルフェは問題行動を起こしてしまい・・・。 「デュアン・サーク」シリーズは、駆け出しファイターの主人公の少年デュアン・サークが数々の冒険を積み重ね少しずつ成長し、伝説の勇者に近づいていくという冒険譚です。魔法使いサヴァランの元で魔法戦士としての道を見いだし、これまでの冒険の成果によりロンザ国王から「勇者」と称えられたデュアンは勇者としての道を着実に進んでいくことになります。 保護者として仲間の初心者ルルフェを気づかうデュアンですが、デュアンに淡い恋心を抱いていてデュアンのかつての仲間アニエス姫に対抗心を燃やし冒険者としてもデュアンに認められたいルルフェと心が行き違いになり、そのことで大変な事態になってしまいます。今までパーティの中では先輩や同格の仲間と行動していたデュアンが、初心者のルルフェの面倒を見ることになり戸惑うというストーリーです。危なっかしいルルフェとちょっとぎこちないデュアンは、とんでもない事に巻き込まれてしまいますが今まで着実に身につけた経験・実力によるデュアンの活躍で事件を解決することになります。また、ダークイビルに関係したオルバたち一行の冒険も一段落し一応の決着を向かえます。冒険者としても人間としても一段と成長したデュアン活躍、壮絶なオルバたちの冒険の結末など大変面白かったです。 ジャンルはファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>デュアン・サークシリーズ第1部デュアン・サークシリーズ第2部紹介の本は第2部の6巻ですデュアン・サークに関連する青の聖騎士伝説シリーズ
2006年05月11日
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スノウ王女に拉致軟禁されてしまったときめき庭師のマダーを助けるため、ときめき庭師顧客連盟に所属する貴婦人たちが動き出します。一方、ポムグラニットはアザーが義兄アストレアからかけられたという呪いの正体を探ることになり師匠のチャコーレアを訪ねます。そんな中、囚われのマダーはスノウ王女の逆鱗に触れてしまいマダーの夫であるアザーが敵地フリンギーへの遠征を命じられて・・・。 「よかったり悪かったりする魔女」シリーズは、主人公のポムグラニットが時には良いことをしたり、時には悪いことをしたりするという何だかいい加減な「よかったり悪かったりする魔女」を目指し修行することになるという奇妙で痛快なストーリーです。友達になったマダーが呪いのせいで性別が男になったり女になったりしていて困っていたり、マダーと結婚したアザーが変人だったりしたことからポムグラニットは魔女として親友マダーを助けることになります。 今回マダーと同様にスノウ王女に軟禁されているアザーの義兄アストレア、そしてアザーの義母である銀髪の魔女アーヴィラなど彼らを通してアザーの過去や呪いの秘密が明かされていきます。また敵地に行くことになるアザーを助けるためマダーやポムグラニットもフリンギーに乗り込むことになるのです。 突然、紛争地に乗り込むことになったりビックリするようなアザーの過去が明かされたり、驚きの展開で面白かったです。そんな中、窮地のマダーとアザーを救うためあちこち奔走し、一生懸命に奮闘するポムグラニットの活躍が良かったです。 ジャンルはコメディ・ファンタジー。コメディやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>よかったり悪かったりする魔女シリーズ
2006年05月10日
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鎧甲を強くするために兄弟妖怪・金禍銀禍の持つ互いの体を強く結びつける血の力を取り込もうとする魍魎丸。犬夜叉たちは奈落を倒すためにも奈落の心臓を持っている魍魎丸が強くならないように金禍銀禍が魍魎丸に取り込まれるのを阻止しようとするのですが・・・。 「犬夜叉」は半妖(半分妖怪半分人間)の少年・犬夜叉とタイムスリップして戦国時代にやって来た女子高生・かごめが、妖怪に強い力を与え災いを起こすという「四魂の玉」のかけらを集めるため冒険の旅に出るというストーリーです。犬夜叉にとっての宿敵・奈落も「四魂の玉」のかけらを集めていて、奈落の悪事を阻止し奈落を倒すため犬夜叉は旅で出会った仲間たちとともに奈落と戦うことになります。 裏切った魍魎丸と敵である犬夜叉たちを戦わせ、お互いが共倒れになるように策略する奈落。この奈落の陰謀のせいで犬夜叉の武器・鉄砕牙は相手の妖力を吸収する力、仙気で妖気を抑える力、炎を操る力を手に入れますが犬夜叉自身の力が強くなったわけではないので鉄砕牙を使いこなせなくなってしまいます。そのため犬夜叉は鉄砕牙を使いこなせるよう妖霊大聖(妖怪の仙人)の所で修行することになるのです。 鉄砕牙に新たな能力が次々加わったことで鉄砕牙を使いこなせなくなり、どうすれば良いのか悩む犬夜叉が少し可哀相でした。やはり武器ばかりが強力になっても使い手がそれに合わせ成長しないといけないのですね。「自分の力で掴み取ってこそ、本当のものが手に入る」ということで悪戦苦闘しながら頑張る犬夜叉の活躍が良かったです。 ジャンルは戦国妖怪アクション・ファンタジー。アクションやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>犬夜叉シリーズ
2006年05月09日
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親友の上杉謙信の死を予感し急いで春日山城へ向かうカイ。しかし、カイを待っていたのは死を司る星神・摩多羅であるテンと魂の抜けたルイス・フロイスが横たわる姿でした。消えてしまった謙信の遺体、それとともに現れた謙信の死霊。カイは戸惑いながらも謎に満ちた親友の死の真相を探ろうとしますが・・・。 「姫神さまに願いを」シリーズは、前世で夫婦だったカイとテンの二人が生まれ変わった今生でも夫婦になろうと頑張るストーリーです。カイは人間ですがテンは神様になっていて、このままでは結ばれません。二人が結ばれるには三種の神器を集めカイが「陰の王」になれば良いのですが三種の神器の一つを織田信長も必要としており、そのためテンとカイは信長と対立することになってしまいます。テンが画策している上杉謙信を柱とする反織田包囲網、信長を利用しようとするルイス・フロイスの陰謀、戦国時代を舞台に武将たちの争いや陰謀そしてテンとカイをはじめとする恋模様や人間関係が描かれることになります。 今回は暗躍しているテンやルイスの中、カイが親友・上杉謙信の死の真相を探すという話になっています。毘沙門天を信仰していて「聖将」と呼ばれ、人々から尊敬されている謙信がどうして死霊となったのか?近づきつつある徳川家の悲劇、そして「炎の蜃気楼」シリーズでは有名な景虎VS景勝、「本能寺の変」など重大な歴史的事件に向けての布石である陰謀が少しずつ着々と進行していく展開が大変興味深く面白かったです。 ジャンルは戦国歴史ファンタジー。歴史ものやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>姫神さまに願いをシリーズ
2006年05月08日
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アムネリスの無念や自らの復讐に燃える「風の騎士」・アストリアスは、「光の騎士団」を率いてフロリーとイシュトヴァーンの隠し子スーティを捕らえようとグインたち一行を追い続けます。スーティやフロリーはどうしても速く移動することができないのでこのままではアストリアスに捕まってしまうと考えたグインは単身アストリアスたちを足止めしようとしますが、グインとリギアがいない間にマリウス、フロリー、スーティたちが何者かに連れ去られていて・・・。 「グイン・サーガ」シリーズは、記憶を失った状態で突然辺境の森に現れた主人公の豹頭人身の異形の戦士・グインが困っている王族を助けたり、自分の記憶を追い求め冒険の旅を続けたりするうちに英雄と呼ばれ、やがて記憶は戻らないながらも自分の居場所を見つけ王になるというストーリーです。しかし、グインは王として隣国を救うため怖ろしい敵と戦うことになり、その戦いで再び今までの記憶を失うことになってしまいました。記憶が戻らず王としてやっていくことに不安を感じたグインは、記憶を取り戻すため義兄のマリウス、通りがかりで助けることになったフロリーとスーティ、偶然出会ったマリウスの乳姉弟の女騎士・リギアたちとともに預言者とも言われるリンダのいるパロへ向かうことになります。 今回はグインとリギアの二人で行方不明になったマリウス、フロリー、スーティを捜し出し、助けるという展開になります。いなくなったマリウス、フロリー、スーティはいずれも国の命運を握る存在なのでグインとリギアは何としても助けようとしますが、二人だけではなかなか手がかりが得られず苦戦することになるのです。 豹頭で巨大な体格という異常に目立つ風貌のグイン、グインほどではなくても女騎士というだけで目立つリギア。二人がスーティたちを捜すため必死に周りから目立たないように町で人捜しをするのがおかしかったです。また、敵であるはずのアストリアスがあっさりグインに騙されて利用される展開が大爆笑でした。 ジャンルはファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>グイン・サーガシリーズ これらは最近出た一部になります
2006年05月07日
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鍵師であるおじいちゃんの跡を継ぐべく大陸一の腕前を持つと言われる魔法鍵師・ミラの元で修行に励むカルナ。まだまだ見習いのカルナですが15歳になったことをきっかけに魔法鍵師としての初仕事をやらせてもらうことになります。しかし、カルナが初仕事で開けることになった金庫はランキンズワークと呼ばれる鍵師たちに畏れられる歴史上最も有名な鍵師・ランキンが造ったもので・・・。 「魔法鍵師カルナの冒険」シリーズは、主人公の鍵師見習い少女・カルナが師匠のミラとともに歴史上最も有名な鍵師・ランキンに関わる謎や秘密や陰謀、そしてランキンズワークという開けることが難しく不思議な物語を持つ鍵に挑むことになるというストーリーです。鍵を開ける話ですが怪盗と探偵が対決するようなミステリーではなく、記憶や音声やパスワードなどが鍵となる不思議な魔法の錠前に対して魔法と知恵と技術と勇気でもって鍵に挑み、その鍵に隠された物語・陰謀を解き明かすという展開になっています。 山賊親子のおかしな絆、聖剣と魔王の秘密、そしてランキンとミラつながりなど主人公のカルナの目を通して見る鍵に封印された思ってもみない意外で不思議な物語がとても楽しかったです。また、鍵の仕組みや意味が分かったり、鍵師というだけでなく魔法使いでもある彼女たちが陰謀に巻き込まれ戦うことになるアクション・シーンなど見所満載で大変面白かったと思います。 ジャンルは鍵開けファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>魔法鍵師(ロックスミス)カルナの冒険シリーズ
2006年05月06日
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新たに仲間になったガーディアン・ドールのラクシエルを加え、魔の気配がするという怪奇スポットへ向かうマリスと紅羽。そこで待っていたのは廃墟になった病院で暮らしているという瑞穂と夏央里という姉弟で・・・。 「DOLLマスター!」シリーズは「禁約聖書」に封じられていた魔物たちが解放されたことにより、魔を封じる力を持つ「ホーリーメイデン」を受け継いだ主人公の女子高生・姫坂マリスが相棒のガーディアン・ドール紅羽とともに魔物たちと戦うことになるというストーリーです。ガーディアン・ドールは主人であるマスターに忠実に従うように作られたということですが魔物退治初心者のマリスに紅羽は全く従わず、逆にマリスは紅羽に振り回されて苦労して何とか魔物たちを封じていくことになります。 怪奇スポットでは次々と人間たちが魔物に襲われ大変なことになりますが、ラクシエルという仲間が増えたにも関わらず事件解決はなかなかうまくいかず、紅羽とラクシエルはケンカばかりでマリスがますます苦労するという展開になります。何につけても意地を張って低レベルなケンカばかりの紅羽、ラクシエルとマリスたち三人の人間関係?がとても爆笑で楽しかったです。また、怪奇スポットを舞台にしたちょっと不気味でホラーな雰囲気も面白かったと思います。 ジャンルはホラーアクション・ファンタジー。ホラーやアクションが好きな人にお薦めです。<終>DOLLマスター!シリーズ
2006年05月05日
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遊矢と一緒にクリスマスを過ごすためデパートのバイトに励む雪子ですが、機会が十分あるにもかかわらず一緒にクリスマスを過ごそうという肝心の約束をなかなか遊矢に告げることができないでいます。ある日、いつものようにバイトをしていた雪子は巫女さん姿の奇妙な格好をしている先輩・二条いずみに「君は自分が特別な人間だと思ったことはあるか?」と宗教の勧誘のようなあぶない質問をされて・・・。 「カレとカノジョと召喚魔法」シリーズは悪魔にケガを治してもらい超人的な身体能力を手に入れたカノジョ・白銀雪子、雪子のケガを治すため悪魔と契約したことにより緊張感・恐怖心という感情を失い精神が崩壊しそうなカレ・水瀬遊矢、カレとカノジョが遊矢の感情を元に戻すために奮闘するというストーリーです。遊矢と契約した悪魔・リールゥを捕まえれば遊矢の感情を元に戻すことができるのですが急に感情を戻すと精神が崩壊してしまいます。そうかと言って放っておいても精神が崩壊するのを待つばかりになります。遊矢の精神崩壊のリミットが迫る中、遊矢は元通りになるべく悪魔と勝負することになり、雪子は何も知らされないで二人のクリスマスのためバイトに励みます。 精神崩壊の時期を遅らせるため日記をつけたり演劇をしたり孤独な戦いを続けながら、同時に遊矢を救う方法を探す雪子が悪魔に近づき危険な目に遭わないよう画策している遊矢。遊矢を救う方法を探しながら遊矢の感情の崩壊を遅らせるべく遊矢を常に楽しませようとする雪子。お互いに相手を大切にしているからこそすれ違う二人がもどかしかったです。そして、この巻の終盤ではいよいよ精神崩壊を回避するべく遊矢と悪魔の勝負が始まります。圧倒的な力を持つ悪魔に対してその明晰な頭脳で立ち向かう遊矢。激しいアクションなどスリリングな展開の中、悪魔を手玉に取る遊矢の活躍がとても面白かったです。そして、迫るクライマックス向けて勝負の行方や雪子がどう関わるのか?遊矢を救う方法など今後の展開がものすごく楽しみになりました。 ジャンルは、アクション・ラブストーリー・ファンタジー。アクションやラブ・ストーリーが好きな人にお薦めです。<終>カレとカノジョと召喚魔法シリーズ
2006年05月03日
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龍の島での試練を乗り越えて守龍探しに大きく前進したアルダ・ココたち一行でしたが、星竜セインから情報を得ていて一足早く守龍探しに旅立ったルダート王子と魔法使いのラダに遅れをとってしまいます。ルダート王子たちより先に守龍を探したいアルダ・ココは急がなくてはと焦り、一方アルダ・ココたちを邪魔したいラダは足止めのために卑劣な罠をはっていて・・・。 「緑のアルダ」シリーズは、主人公の百発百中の占い師アルダ・ココが荒れ果てた故国コーサを豊にするために守龍という国を守り豊かにしてくれる龍を探すため旅立つというストーリーです。コーサ国は普通の国とは違い、どの龍も守龍になりたがらない事情があったのですがアルダ・ココをはじめ仲間の守護騎士ウルファ、コーサ国王女のアナンシア姫、かれらの後見人のカートラム公爵、地狼のヨールらの活躍により守龍を得る機会を与えられることになりました。また、守龍を得た者が王位継承に有利になることからルダート王子も守龍探しに参加していて、アナンシア姫とルダート王子は守龍探しのライバルとなっています。 今回、アルダ・ココは焦りのあまり仲間たちと精神的に孤立してしまったり、ラダの罠にはまり大変なことになってしまいます。アルダ・ココの占いは、守龍を探す旅をするうえで天候・道のり・アクシデントをあらかじめ言い当てることが出来てとても便利なものなのですが今回ラダの妨害があり、占いをもとにどう行動するのか占いの結果が良くなくても仲間たちと頑張れるかが重要であることが分かりました。アルダ・ココと仲間たちの絆、遅れを取ってしまったけれど試練を乗り越えたことによる素晴らしいアドバンテージ、そしてラダの大活躍?など見所いっぱいで大変面白かったです。 ジャンルは冒険ファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>緑のアルダ・シリーズ第一部緑のアルダ・シリーズ第二部「導きの泉」は第二部の1巻目です。それから、「緑のアルダ」シリーズを読む前にあらかじめ「リダーロイス」シリーズと「龍と魔法使い」シリーズを読んでおくと一層「緑のアルダ」を楽しむことができます。
2006年05月02日
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逢沢歩は、離れて暮らす父と夏を過ごすため田舎町・田菜へやって来ました。田菜は田舎ということで「猫おどりコンテスト」などの変な祭りや「禁断の森」の話をはじめ不思議な言い伝えがあったり、人との距離の取りかたなど都市からやってきた歩には戸惑うことばかりです。そんなある日、歩は妖精のような不思議な男の子「わっくん」と出会ったことで奇妙な事件に巻き込まれていき・・・。 この「絶対少年」は離婚した両親と自分との関係や不登校になってしまい学校へ行けないなどの悩みを抱える主人公の少年・逢沢歩が、田舎町・田菜に来たことにより幽霊や精霊が見えてしまうといった不思議な出来事に遭遇したり、悩んでいた人と人との関係を見直して人間的に成長していくというストーリーです。 歩と同様に普通の人には見えない存在が見える女の子・美玖。歩と同年代で恋や将来のことで悩む美紀、拓馬、潮音。そして、妖怪のような猫・オカカ婆やどっしる、わっくんといった不思議な存在。歩は彼らと関わることでかつての自分を見つめ直し、妖精のような不思議な存在が起こす事件をきっかけとして、ひと夏で大きく成長します。不思議な事件を乗り越えることで家族や友達と関わることの怖れを吹き飛ばす勇気を手に入れ、人生における新たな一歩を踏み出す主人公の成長が感動的に描かれていて大変面白かったです。 ジャンルは、青春ファンタジー・ストーリー。青春ものやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>こっちは続編であり完結編になります
2006年05月01日
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