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美人で優等生そしてお嬢様の神凪綾乃は、年度はじめの新学期には毎年多くの男子生徒たちに交際を申し込まれ困っています。綾乃はしっかり断っているので二ヶ月もするとチャレンジャーもいなくなりますが、一途でひたむきな後輩・柊太一郎は一度ふられてもあきらめきれず「本当に真剣なのでもう少しお互いを知ったうえで結論を出して欲しい」と再度告白してくるのです。綾乃は全く付き合う気がないので困ってしまいますが、綾乃の親友でトラブルメーカーの天使の笑顔をもつ小悪魔・篠宮由香里は「綾乃は究極のダメ人間・八神和麻に騙されているから綾乃の目を醒まさせてほしい」と太一郎をたきつけて・・・。 「風の聖痕(スティグマ)」シリーズは、世界最強の風術師で主人公の八神和麻と炎術師の一族・神凪家宗家の次期当主でありながら女子高生でヒロインの神凪綾乃が悪霊や悪い魔術師などと戦うというストーリーです。和麻はもともと神凪家の出身だったのですが炎術師の才能がないというだけで家を追い出されて以来、神凪家と確執が生じることになってしまいました。神凪家の現当主で綾乃の父親・神凪重悟は、家族の幸せのため何だかんだ言っても仲の良い和麻と綾乃をくっつけようとしますが、おとなげない和麻とちょっとしたことで暴れまわる綾乃のせいでうまくいきません。そんな神凪家は、世界各地でトラブルを起こしてきた和麻がいるせいなのか次々と大きな事件に見舞われることになっていきます。 今回は短編集で綾乃が後輩の太一郎に迫られたり、綾乃がストーカー?被害に遭ったり、和麻の元カノが登場したり、壮絶な親子ゲンカがあったり、霊的事件を解決する警視庁特殊資料整理室のみなさんが大活躍したりします。綾乃とゆかいな親友たちの普段の学園生活が垣間見えたり、家が吹き飛ぶほどの親子ゲンカがあったり、本編ではあまり出番のない警視庁の人々がちょっと問題があるような大活躍をしたり、本編では見られない登場人物たちの活躍がいっぱいで大変面白かったです。 ジャンルはアクション・コメディ・ファンタジー。アクションやコメディが好きな人にお薦めです。<終>風の聖痕(スティグマ)シリーズ風の聖痕(スティグマ)短編集シリーズカレンダーもあります
2006年08月31日
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何者かに胸を刺されたライナ。胸からは、どんどん血が溢れ心臓の鼓動も止まります。ライナが死んだその瞬間、世界は歪み真っ赤に染まっていきます。そして、気がついたライナを待っていたのは胸を刺された自分の姿ではなく、何故か体が真っ白に染まり黒い文字に囲まれた自分自身なのです。自分が死んだと思い混乱するライナですが、威圧感のある怖ろしい声が堕ってきて・・・。 「伝説の勇者の伝説」シリーズは、あらゆる魔法をコピーする「複写眼」を持ち主でいつも眠ることばかり考えている怠け者の主人公ライナ・リュートとその相棒で剣の達人にしてだんご好きな絶世の美女フェリス・エリスが、ものすごい力を持つ「勇者の遺物」を探す旅に出るというストーリーです。ライナはフェリスから婦女暴行魔と言いがかりをつけられたり虐待をうけたり、知り合いの女の子ミルクには二人は将来を誓い合った仲なのに美人なだけのフェリスと浮気をして逃げ回っていると追いまわされたり、大変な思いをしながら旅を続けます。しかし、旅の中で同じく「勇者の遺物」を集めている謎の敵と遭遇したり、ライナが持っている「複写眼」のような「魔眼」を持つ者たちが集まる村に滞在したり、大変な事件に巻き込まれたわりに「勇者の遺物」を全く集めることができず事情もさっぱり分からず、とりあえず故郷のローランドに戻ってくることになります。そして、ローランドでライナとフェリスの二人は、友達のシオン王に関わる陰謀に巻き込まれることになっていくのです。 ライナは不思議な世界の中で「契約」「封」「α」「すべての式を解く者」「すべての式を編む者」などわけの分からない悪夢のような体験をすることになります。その後、ライナはフェリスやシオンと平穏な時を過ごすことになるのですが、ライナに似た雰囲気の男やローランドの敵国ガスタークの情勢、そして何やら事情のありそうなシオンなど各地で不穏な動きがあり、ストーリーは核心に向かって加速していきます。ライナとシオンの衝撃的な関係が明らかになったり、ライナの両親が登場したり、ライナとシオンとフェリスが突然入院したりビックリするようなことが次々起こる展開になります。ストーリーの始めで主人公のライナがいきなり死んでしまい驚きましたが、その後もさらに驚くようなことばかりで驚愕の展開が大変面白かったです。また、だんご屋が人質にとられたり、仕事中毒に巻き込まれたり、所かまわず眠ろうとしたり、いつもの笑いも健在でとても楽しかったと思います。 ジャンルは、シリアス脱力ファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>伝説の勇者の伝説シリーズとりあえずの伝説の勇者の伝説シリーズ 伝勇伝のコメディ中心の短編集、外伝シリーズです
2006年08月30日
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巽とは昔からの付き合いの鮎川姉妹を警戒する綾羽。綾羽は敵が鮎川姉妹に擬態しているか、鮎川姉妹が敵に操られている可能性があると言うのですが、ロボットである猫子にはそんな気配は感じられない様子です。巽にも産まれた時から良く知っている鮎川一巳、次絵、三弥の3人が敵と入れ替わっているとか操られているとは思えず、綾羽のほうが調子が悪いか神経質ではと感じられます。しかし、綾羽は自分の間違いを全く認めようとはせず、反対に巽に身の回りの者すべてを疑わなければならないと無茶なことを言うのです。すれ違うことになる巽と綾羽、そして敵の巧妙な陰謀が進行していくことになり・・・。 「ボクのセカイをまもるヒト」シリーズは、何故か命を狙われている主人公の朝凪巽と巽を守護するために異世界「妖精」からやって来た津門綾羽紬、同じ目的で異世界「科学者」からやって来た猫子たちが巽を殺そうとする別の世界の刺客たちと戦うことになるというストーリーです。世界は巽が住んでいる世界「無属」を含めて「妖精」「科学者」「魔術師」「剣精」「天使」「不死人」「邪神」の8つの世界群から成り、それぞれ破滅の危機に見舞われているらしいのです。巽や綾羽、猫子たちは事態を全く理解していませんが、ともかく襲撃してくる敵たちと戦うことになります。 敵の陰謀はとても巧妙で綾羽は敵の手に落ちてしまいます。巽は綾羽を信じることができなかった自分の愚かさを悔やむとともに猫子や「剣精」の剣・媛、「剣精」の楯・すみれ台と一緒に綾羽を救おうとします。1巻では異世界から来た綾羽や猫子たち、そして命を狙う刺客たちに振り回されてばかりだった巽ですが、2巻では一緒に住んでいる綾羽や猫子たちに対してある程度信頼関係が生まれ頑張って仲良くやっていこうとします。今回、敵の陰謀で巽と綾羽は仲違いしてしまいますが、そうした危機の中でより信頼を高め敵に立ち向かっていく巽や綾羽の姿が格好よくて面白かったです。 ジャンルはアクション・ファンタジー。アクションが好きな人にお薦めです。<終>ボクのセカイをまもるヒトシリーズ
2006年08月29日
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魔法王の鍛冶師・ヴァンが鍛えた聖剣を探して遊牧民の国ミラルゴを訪れたリウイたち。しかしミラルゴには傭兵ギルドもマイリー神殿も冒険者の店もなくて、大商人であるアイラの実家とも取引がないのでリウイたちは全く聖剣の情報を集めることができません。しかも聖剣があると思われる場所は、聖王国アノスと草原の国ミラルゴの緩衝地帯で好戦的なリザードマンや危険な魔獣が多く住んでいます。困ったリウイたちは、子どものような外見で情報通の盗賊でもある草原の妖精グラスランナーに聖剣のことを尋ねますが・・・。 「魔法戦士リウイ」シリーズは、剣の国オーファンの王子なのに妾腹ということで魔術師として育てられた主人公のリウイが冒険者である仲間たちとともに各国で大冒険をするというストーリーです。リウイはいちおう王子という身分でしかも魔術が使えて、体格も大男なので戦士としても優れているのでに世の中では珍しい魔法戦士として普通では考えられない発想や行動で大活躍します。また、リウイの仲間たちは美女ばかりで最初は女性たちの中で男が一人ということで孤立していましたが、冒険の中で実力を示し信頼を勝ち得ていくことになります。そして、冒険者として実力をつけたリウイと仲間たちは、各国の施政者たちから世界を滅ぼす魔精霊アトンを倒すことができる聖剣を探索する使命を与えられるのです。そうしてリウイは世界を救うための大冒険に身を投じることになっていきます。 リウイたちは、訪れたミラルゴで王位継承問題やリザードマンとの争いに巻き込まれてしまいます。さらに巨人像を動かすことのできる少女・マウラと知り合い、ついに巨大な巨人像を操って魔精霊アトンと戦うことになります。王位継承問題やドラゴンを操っているリザードマンとの戦闘、そして巨人像を動かして世界を滅ばす魔精霊アトンと対決するというものすごいことが次々と起こる展開がとても面白かったです。 ジャンルはアクション・ファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>魔法戦士リウイシリーズガイドブックもでてます
2006年08月28日
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教会という聖なる場所のせいで神代光を「堕落」させられない7人の悪魔の女の子たちは、教会を管理している玄老人を福引の海外旅行に当たったということで追い出し、その間にいっきに光を「堕落」させようと計画します。一方、大好きな光を悪魔の手から救おうとする白鳥愛は光のために毎日お弁当を作ったり、ストーカーのように光と悪魔の女の子たちが住んでいる教会に潜入したり一生懸命頑張ってますが、光の隣にはいつも悪魔の女の子がついていて光とラブラブになるチャンスは全くありません。そんな中、悪魔の影響でクラスメイトたちの様子が少しおかしくなっていて・・・。 「でぃ・えっち・えぃ」シリーズは、堕天使ルシフェルの生まれ変わりである神代光を誘惑して7つの大罪(大食・憤怒・強欲・怠惰・高慢・邪淫・嫉妬)を犯させ堕落させることでルシフェルを復活させようとする7人の悪魔の女の子たちと大天使ラファエルから光を救う使命を与えられた主人公の白鳥愛が光をめぐって恋のバトルを繰り広げるというストーリーです。愛は少しずつ光と仲良くなり光と愛を育むことで悪魔の手から光を救おうとしますが、大天使ラファエルは「キューピッドの弓矢」を使ってとにかく早く光と「契り」を交わすようとんでもないことを指示します。また一緒に住んでいる悪魔の女の子たちは、愛と違って光を誘惑するチャンスに恵まれていますが善良を絵に描いた光をなかなか堕落させられません。今回、悪魔の女の子は競馬で「強欲」の罪を格闘技観戦で「憤怒」の罪を犯させようと企みますが、その前に愛が立ちはだかることになります。 前回に引き続き、朝からチャンコ鍋を食べたり、突然全裸になったり、競馬を楽しんだり、女の子同士がコスプレでプロレス?をする「キャット・ファイト」を観戦したり悪魔の女の子たちのユニークな大罪への誘惑がとても面白かったです。また、そうした誘惑の効果が光にちゃんと通じなかったり、愛に有利に働いたり意外な展開でびっくりしました。 ジャンルは悪魔誘惑ラブ・コメディ。ラブ・コメディが好きな人にお薦めです。<終>でぃ・えっち・えぃシリーズ
2006年08月27日
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深山木薬店の出資者であり、座木の義父でもある垣谷青伊が殺されます。座木は顔を合わせたことのない養父(戸籍上では座木は養子で垣谷氏は養父です)の死に戸惑うことになりますが、座木自身に相続問題が降りかかったことや垣谷青伊の死が奇妙な不審死であったことから座木はこの怪死事件を何とか解決しようとします。そして、事件や垣谷青伊のことを調べていくうちに思ってもみない60年前の女子高生失踪事件や深山木秋の過去が明らかになっていくのです。さらに花屋におつかいに行ったリベザルが何者かに誘拐されて・・・。 「薬屋探偵妖綺談」シリーズは、薬屋をしている深山木秋・座木・リベザルの3人の妖怪たちが様々な事件を解決していくというストーリーです。妖怪と人間との間にトラブルが起こると人間にも妖怪にも良くない結果を招きます。秋たちは、そうしたトラブルが自分たちに降りかからないように妖怪が関わっているとしか思われないような不思議な事件を解決したり、妖怪の悩み相談などをしているのです。過去や年齢、出身が謎で掴み所のない性格をしていて鮮やかに事件を解決する深山木秋、人当たりが良い座木、素直で元気の良いリベザルたちは、好奇や恐怖でなく再び妖怪と人間が互いを普通に受け入れられる日が来ると信じて妖怪たちが関わる問題をひそかに解決していくことになります。 垣谷青伊が殺されていたのは5本の蝋燭、逆さに吊るされた首をおとした鶏などいかにも呪術的な雰囲気がある奇妙な部屋です。これがリベザル誘拐事件や60年前の女子高生失踪事件そして隠されていた深山木秋の過去など関連性があるとは思ってなかった意外な事件とつながっていて事態はびっくりする方向へ進んでいきます。住処に応じて四季を用いた名前を使い分けていた理由、気に入った人物の名前しか呼ばない、年齢の謎など深山木秋の過去を知る登場人物を通して知らされる秋の真実や不思議なエピソードがとても面白かったです。 ジャンルは、妖怪本格ミステリー。ミステリーが好きな人にお薦めです。<終>薬屋探偵妖綺談シリーズ
2006年08月26日
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「時を超越せし者」であり座敷童を作った張本人でもある絶対者・伊邪那岐が復活するとともについに「神話矯正の儀式」が開始されます。伊邪那岐は死んでしまった愛する妻を黄泉返らせるため、世界をもう一度やりなおす「神話矯正の儀式」をすることになるのですが、全てをリセットするということは「人類滅亡」をも意味していて人類消滅に反対する一部の座敷童たちや座敷童の敵・ワラシモドキたち、そしてこのことを知る人間たちは儀式を止めようとします。しかし、伊邪那岐の力は圧倒的でしかも儀式を止めると何が起こるか分からないので「神話矯正」の切り札である守屋克喜は苦悩することになるのです。人間と座敷童、そしてワラシモドキたちの運命とは・・・。 「座敷童にできるコト」シリーズは、主人公のごく普通の高校生・守屋克喜がおちこぼれの座敷童・未麟のいる学生寮の部屋に住むことになり、座敷童と座敷童の敵・ワラシモドキの争いに巻き込まれることになるというストーリーです。当初、座敷童たちは突然侵攻してきたワラシモドキの勢力に圧倒され、おちこぼれのおかげでワラシモドキに見つからずにいた未麟を除いてテリトリー(座敷童たちが住み着いている家のことです。ワラシモドキも同じ性質があり、特定の家の人間に憑りつくことで座敷童もワラシモドキも力を発揮できます)を奪われていました。未麟と克喜の活躍で他の座敷童たちも力を取り戻しますが、基本的に他の人間には見えない座敷童やワラシモドキと関わったことで克喜は変人扱いされ、黒魔術や異常な科学信奉者や超能力を信じる人々など学園中の変人たちに目をつけられてしまいます。それでも克喜と未麟は、座敷童仲間の深由美と夕琴らと一緒にワラシモドキと戦うことになりますが「神話矯正」の真実が分かっていくにしたがい今まで仲間だった日本座敷童協会と対立していくことになります。 シリーズ完結編です。「神話矯正」の全ての秘密が明らかになり、人類の敵である伊邪那岐との決着もつきます。そして、人間と座敷童とワラシモドキの運命も決定することになります。このシリーズは、セーラー服姿でビール好きで不幸を招き寄せるとんでもない座敷童・未麟をはじめそれぞれ黒魔術や科学や超能力を異常に信奉している変な三姉兄妹、おかしな騎士団や奇妙なファンクラブのメンバーなど変人たちがたくさん登場します。そうした人々が起こす大騒動がとても面白かったです。また、この最終巻では座敷童のように普段目に見えなくても大切でかけがいのないものが存在することを思い知らされました。消えてしまっても無くなっても、それでも残るもののために戦う克喜や未麟たちが大変感動的で良かったです。 ジャンルは座敷童アクション・ファンタジー。アクションやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>座敷童にできるコトシリーズ
2006年08月25日
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神様になるための試験を受けることになった佐間太郎。女神候補の妹・メメが旅立つ中、佐間太郎とテンコも試験を受けるため旅立つことになります。試験の内容は「人間となり、人間としての力だけである人物を助ける」というものです。佐間太郎とテンコは人間になって戸惑ったり、テンコが試験とお泊り温泉旅行を取り違えたりしながらも「ある人」を助けようとしますが、かんじんの助けるべき「ある人」が誰なのかさっぱり分からず途方にくれます。佐間太郎の父親である神様のアドバイスでは佐間太郎の見る「夢」にヒントがあるらしいのですが・・・。 「神様家族」シリーズは、主人公の神様の息子・神山佐間太郎が父親で過保護な神様や佐間太郎を溺愛しすぎて暴走してる母親の女神ビーナス、女神候補の姉と妹、一緒に育った天使のテンコ、同じ部屋で暮らしてる初恋の人・久美子などの家族に翻弄されながら人間界で神様になるための修行をするというストーリーです。今回、佐間太郎はテンコと一緒に神様になるための試験を受けることになりますが、佐間太郎と最近付き合い始めたテンコは恋人同士が二人で旅行ということで興奮しておかしくなってしまいます。かたっぱしから無理やり人助けをする無茶な作戦をしたり「試験」と「温泉」を間違える困ったテンコと一緒に佐間太郎は、夢と現実が入り混じった不思議な旅をすることになります。 佐間太郎の夢には殺人犯として警察に追われている記憶のない男と麻美という女の子が出てきます。夢を追っていくうちに佐間太郎は、夢の中の二人に出会うことになりますが佐間太郎を憎む悪魔・相原も出てくるのです。佐間太郎は混乱しながらも夢の中の二人を助けるため悪魔と対決することになります。佐間太郎は大切な試験を受けているにも関わらずおかしくなったテンコと爆笑トークを繰り広げたり、そうかと思えばテンコや夢の二人を助けるため命がけで悪魔と対決したり、バカバカしかったり感動的だったりする不思議な展開が大変面白かったです。 ジャンルは神様ハートフル・コメディ・ファンタジー。感動的なストーリーやコメディが好きな人にお薦めです。<終>神様家族シリーズコミックもありますDVDやゲームもあるみたいです
2006年08月24日
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妖魔の襲撃などがあり、なかなか仲良くなれなかった遙と麻由ですが遙の作ったおいしいデザートのおかげもあって二人はしだいに仲良くなっていきます。しかし、志摩との闘いで霊力を一時的に失った遙は、「鳳凰」小鳥遊明良や豹の女妖魔・バステトなど新たに増援した敵たちの前に危機に陥ります。護衛の柚子、亮も頑張りますが圧倒的な敵の戦力に歯が立たず追い詰められてしまうのです。その場は何とか切り抜けたものの遙は、このままでは麻由を守りきれないので警護を増やそうとします。ところが「院」の獣聖・直純やその婚約者の由花が遙と麻由の警護に協力を申し出ても仲間の柚子が「信用できない」と断ってしまうのです。そんな中、さらなる敵の襲撃がありピンチになる遙たちですが彼らを助ける味方が現れて・・・。 「麒麟は一途に恋をする」シリーズは、主人公の星獣「黒麒麟」の国見遙が命を狙われている「伴侶」・春原麻由を妖魔や星獣から守るために戦うというストーリーです。遙と「伴侶」との間に子どもが産まれるとその子は「星の子」になります。「星の子」は地球の意志により選ばれた存在で「星の子」の目を通して人間が価値がある存在なのか判断されるのです。もし、人間が存続する価値がないとみなされると人類は滅亡してしまいます。そのため妖魔や世界を滅ぼそうと考えている星獣たちは世界を滅亡させるため「星の子」を産む麻由を殺そうとするのです(「星の子」が産まれなかった場合は滅亡が決定します)。遙や護衛の柚子、亮は麻由を守ろうとしますが敵の襲撃の前に苦戦を強いられることになります。 敵も増えますが味方も増えます。元・国見の護衛をしていた相沢早紀、妖魔を倒す使命を果たすため戦う南原燐、獣人を束ねる「院」の精鋭である獣聖の中で最強と言われる弓削ちはやなど3人の女性が味方として加わります。「月と貴女に花束を」シリーズでは天才的な剣と妖術で獣聖よりも強いと言われていた燐ですが、今回大切な家族ができたことでさらに強くなって登場します。また、初登場の早紀やちはやも大活躍します。ものすごく強い燐、最強を目指していたり怒り狂う柚子をからかったり食事の代金を体で払おうとしたりとんでもない行動をする最強のウェイトレス・ちはや、護衛だけでなく遙たちの飲食店経営などを助けている早紀など大切な人を守るため頑張っている遙や柚子をサポートすることになるキャラクターの活躍がとても面白かったです。 ジャンルは、アクション・ラブストーリー・ファンタジー。アクションやラブ・ストーリーが好きな人にお薦めです。<終>麒麟は一途に恋をするシリーズ月と貴女に花束をシリーズ「麒麟は一途に恋をする」シリーズは、「月と貴女に花束を」シリーズの続編なのでさきに「月と貴女に花束を」シリーズを読んでから読むといっそう楽しめます
2006年08月23日
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モモの使え魔で黒猫のダニエルは、怖ろしい死神アンが主人であるモモを傷つけないようにモモを守ろうとアンに立ち向かいます。ダニエルはこれ以上モモと関わらないようアンを説得しますがアンは聞く耳なく問答無用でダニエルに攻撃をしかけてくるのです。一撃でボロボロになるダニエル、そしてダニエルを案じるニコル。光と影、モモとアンの関係とは?二人の使え魔であるダニエルと二コルの運命は・・・。 「しにがみのバラッド。」シリーズは、主人公の白くてやさしい死神モモとその使え魔の黒猫のダニエルが死んでゆく人間の願いを叶えたり、大切な人の死に苦しむ人をそっと勇気づけたりするストーリーです。普通の死神は真っ黒な衣装に身を包み感情もなく淡々と人間の魂を集めますが、真っ白なモモはつらい死に関わる人々を優しく見守ったり時には手助けをしたりします。これは本来感情のない死神としてはおかしなことなのです。また、アンという死神は人々を苦しめようという感情を持っていて、全く正反対ながらモモとアンには何らかの関係があることが分かります。そして、毎巻ごとにモモとアン二人の真実が少しずつ明らかになっていくのです。 今回は、兄の恋人であるミクを好きになってしまう少年・コウヘイの話「ストロベリぃノート。」、人間と動物が仲良く暮らせるように頭を悩ませる賢い猫・アポロの話「ちいさないのり。」、葉山マコトと樋浦トイロと黒崎クロエの奇妙な三角関係を描いた「てのひら銀河。前編 後編」、そしてダニエルが大変なことになってしまう「花の旋律。」などが収録されてます。切ない思いに戸惑う少年やみんなの幸福を願う小さな猫、三角関係なのにお互いに支えあう3人など以前に登場したキャラクターもそうでない初登場のキャラクターも直接的間接的にモモやダニエルに勇気づけられ頑張っています。モモのやさしさが広がっていくような感じがして非常に感動的で面白かったです。それから「花の旋律。」でダニエルが大変なことになっていて心配になりました。 ジャンルはハートフル・ファンタジー。感動的なストーリーが好きな人にお薦めです。<終>しにがみのバラッド。シリーズコミックなどもあります
2006年08月22日
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よく当たる占いをすることでクラスメイトや学校の生徒たちから「舞花さま」と呼ばれ崇拝されている少女・舞花。彼女は「リーディング」というコミュニケーション技術を利用して占いをした所よく当たると評判になり、単なる技術・演技なのにみんなから霊能力者あつかいされて引き返せなくなってしまいます。ある日、舞花は真っ黒な帽子とマントに身を包みランタンを持っている奇妙な女ミス・ミステイクと遭遇し、「失敗の呪い」をかけられてしまうのです。それにより、舞花は何か一つでも失敗をすれば呪いが発動して命を失うまで全てにおいて失敗し続ける「脱落者」になってしまう状態になります。舞花はミス・ミステイクに言われて、死を回避するために占いを利用して呪いを人々に感染させることになりますが・・・。 「イリスの虹」シリーズは、自称「正義の味方」で虹色の瞳を持つ少女・入州帚が平凡な高校生の唐崎省吾とともに神話世界の化け物と戦うことになるというストーリーです。帚は若返っていく奇病のため人体実験をうけたりしてますが、自らの意識を操作したり「全てのものの囁きを見る」特殊な力を持っていて正義の味方として襲い来る化け物と戦っています。そんな帚は自分の戦いに人々を巻き込まないため人となるべく関わらないようにしてましたが、唐崎省吾と共同生活をするうちに省吾を好きになり省吾と一緒に通い始めた学校にもなじんでいきます。省吾の高校へ転校した当初は近寄りがたい美少女と見られていた帚ですが今ではすっかり「お調子者・女子代表」になり、化け物だけでなく恋のライバル川合由子とも戦うことになります。 帚は自分の意識やあらゆる物体の情報を完全にコントロールできるので絶対に失敗なんてするわけなく、ミス・ミステイクなど敵にならないと油断しますがあっさり「失敗の呪い」にかかっていて危機に陥ります。一方、舞花は本当に予知能力が身につき未来が全て見えるようになり絶望しますが、ミス・ミステイクの弱点にも気づき反撃することになります。 「失敗」することは怖ろしいというストーリーでした。人間として失敗はつきものですが、致命的な失敗をするかもしれないなど変に意識したりすると全く身動きがとれなくなってしまいます。そうした「失敗」に精神的に追い詰められ、いったんは自分の致命的失敗から省吾や周りの人々を守ろうと一人で戦う決心をする帚。しかし信頼を深めた省吾や舞花の従兄・誠一に支えられてそんな「失敗」の恐怖に打ち勝つため頑張る帚や舞花の活躍がとても面白かったです。 ジャンルはラブコメ・アクション・ファンタジー。アクションやラブ・コメディが好きな人にお薦めです。<終>イリスの虹シリーズ
2006年08月21日
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ガルガ国の王ゴルムに捕らえられたシャナ。ゴルムはシャナを人質にしてルカルデーテ国で「銀の王」をしているイーグを脅迫します。シャナのため仕方なくルカルデーテの軍を動かすことになるイーグですが、自らが各国を戦乱の危機に巻き込むわけにはいかないので「銀の王」の座を捨てることになります。そうしてイーグは仲間たちとともにシャナを救おうとするのですが各国の思惑があり、シャナとイーグ二人の再会はとても困難なものになって・・・。 「汝」シリーズは、銀狼に育てられた少女シャナと銀の鳥プラナカーナに憑りつかれている神官イーグのラブ・ストーリーです。シャナとイーグのいるカドリア国では銀の鳥プラナカーナは邪神とされていて銀髪の人はひどい差別を受けています。銀髪碧眼のイーグも当然いわれのない差別や中傷に苦しむことになりますが、アズバドル村でシャナと出会い愛し合うようになり幸せを掴もうとします。しかし、シャナを王妃にしなければ国があぶないという占いでシャナとイーグは引き離されてしまうのです。仕方なく王妃になったシャナとそんなシャナを司政神官として支えるイーグですが、各国の思惑や陰謀でイーグはルカルデーテ国の「銀の王」になり、シャナはガルガ国で人質になりさらに引き離されてしまいます。様々な困難を乗り越えて戦乱の危機が迫る中シャナとイーグはついに再会を果たすのですが、シャナが人間でない魂を身ごもっていたり陰謀が渦巻いていたりして大変なことになります。 シリーズ最終巻です。シャナは自分に宿る魂を守るため身動きがとれず、魂が呼び合うことでシャナを捜すイーグも元「銀の王」ということでなかなか自由に動けません。とにかく各国の王様、大臣、工作員などが陰謀をめぐらしていて次々と状況が入れ替わるという気の抜けない展開が続いていきます。しかし、シャナとイーグの味方となる人々も次々と登場して二人に力を貸してくれることになります。最終巻ということで感慨深かったのですが陰謀や戦争、運命などの数々の困難を乗り越えて結ばれることになるシャナとイーグがとても感動的で面白かったです。 ジャンルはラブストーリー・ファンタジー。ラブストーリーやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>汝シリーズ
2006年08月20日
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妖精の姿を見ることができて、妖精と話すこともできる少女リディア。しかし十九世紀に入って以来、生活の急速な変化とともに英国中の人々は人間と妖精が隣人であったことを忘れて妖精はおとぎ話だけの存在だと認識しています。リディアは亡き母親のように人間と妖精との間で起きる問題を解決する妖精博士になろうとしますが、妖精を見ることができず妖精なんておとぎ話だと思っている大半の人々には理解されず、リディアは頭の弱い変わり者の女の子だと思われてしまっているのです。それでも妖精博士になることをあきらめないリディアは、妖精に関する相談を承る仕事を開業しますが・・・。 「伯爵と妖精」シリーズは、妖精博士のリディアとリディアの雇い主の妖精国伯爵エドガーが妖精を操る力を持つ敵と戦ったり、妖精が原因で婚約してしまったりするストーリーです。妖精を見ることもできないのに妖精の国に領地を持つ青騎士伯爵になってしまったエドガーは、好きになったリディアを妖精博士として雇うことになり何かにつけてリディアをあまい言葉で口説きまくります。しかし、女性との噂が絶えないエドガーは婚約することに成功してもリディアに全く信用されず、リディアとエドガーの仲はうまくいかないのです。そうした中でもリディアとエドガーは宿敵プリンスとの戦いを通して理解を深め少しずつ惹かれあっていきます。 今回の「駆け落ちは月夜を待って」はリディアがエドガーと出会う前に駆け出しの妖精博士として妖精事件に挑んだ話、後にリディアにプロポーズすることになる妖精ケルピーとリディアとのはじめての出会いの話、妖精のいたずらのせいで恋を成就できず悩んでいる男女をリディアが助ける話、そしてリディアとエドガーが駆け落ちすることになってしまう話などを集めた短編集になってます。本編のように宿敵プリンスとの死闘をリディアとエドガーが協力して乗り越える緊迫した展開などはなかったですが、妖精や恋愛の事件に一生懸命に取り組むリディアの姿がロマンティックでとても面白かったです。 ジャンルはロマンティック妖精ラブストーリー・ファンタジー。ラブ・ストーリーやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>伯爵と妖精シリーズ
2006年08月19日
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居住エリア・三日月湖を訪れたエンポリウムタウン行政長イングリッドは、謎の組織から暗殺予告を受け護衛として一流のレフティを雇うことになります。敵の目的は、周辺地域に大きな権限と影響力を持つ「機械の街」エンポリウムの代表をわざわざ予告して厳重な警戒の中で暗殺することで組織の力を示すことにあり、送り込まれる刺客たちはそれぞれ失われし旧世界の超技術を駆使する恐るべき能力を持つ者ばかりです。レフティは次々と襲撃してくる敵たちに苦戦することになりますが、その途中でハデスから逃れて放浪している美貌の殺し屋パイフウと出会い・・・。 「ザ・サード」シリーズは、かつて「大戦」と呼ばれた惑星の生態系すら変えてしまった大きな戦争により荒廃した世界を舞台に「ソード・ダンサー」と人々に称される何でも屋で主人公の火乃香が、荒廃した世界を管理している種族ザ・サードでさえも手に負えない困難な事件を次々と解決していくというストーリーです。第三の目を持つ支配種族ザ・サードは、様々な超技術や情報を管理する特殊な能力を持ってますが旧世界の超兵器の暴走や異星からの訪問者が起こすとんでもない事件などに対処できず、どんな物でも斬ることができる居合いの技と人間として不思議な魅力を持つ何でも屋の火乃香に頼ることになります。今回のストーリーはレフティとパイフウのコンビが活躍する中編「護衛」、火乃香が出会う過酷な砂漠の苦いエピソード「糸」、「天翔ける螺旋の乙女」の後日譚「帰去来」、レフティのいる一流チームのリーダーMJの仕事を描いた「風鳴り」、火乃香の妹?の噂が話題となる「ただ、それだけのこと」の短編4つが収録されてます。 気功使いでその後エンポリウムで保険医になるパイフウ、液体金属生命体ファントムと融合しているレフティの二人が組んで強力な暗殺者たちと戦うことになるストーリーは、異色な組み合わせと敵の特殊な能力もあって迫力のアクション・シーンが満載で大変面白かったです。また「天翔ける螺旋の乙女」の後日譚や火乃香の妹の話など思ってもみない意外なエピソードもとても楽しめました。 ジャンルはSFアクション。SFやアクションが好きな人にお薦めです。<終>ザ・サード短編集&外伝シリーズザ・サードシリーズガイドブックやDVDもでてます
2006年08月18日
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ついに復活する大妖狐。そして暗躍する変態大魔導師・赤道斎。そんな中、ようこは父親である大妖狐が暴れ回ったり、うまくいってる自分と啓太の仲が壊れないように父親と戦う決意をします。また戦いの中で徐々に川平薫の驚愕の過去が明かされていき、薫に仕えている犬神たちは混乱しつつも事実を受け入れていくことになります。強大な力を持つ者同士の大妖狐、赤道斎、川平薫とその犬神たちの三つ巴の戦いの行方は思わぬ方向へいくことになり・・・。 「いぬかみっ!」シリーズは、主人公で落ちこぼれの犬神使い・川平啓太とその犬神・ようこが変態や妖怪たちが巻き起こす奇妙で可笑しな事件を解決していくというストーリーです。今回は川平家が代々封じていた圧倒的な力を有する大妖狐が復活するとともに世界を変態で埋め尽くす野望を持つ赤道斎も暴れ周り大変なことになります。啓太は猫耳メイドの姿のまま、ようこの父親である大妖狐に自分とようこの仲を認めてもらうため会いに行ったり、赤道斎に変態の後継者と認められてしまったりピンチの連続になります。さらに今まで秘密になっていた「絶望」と戦ってきた薫の過去が明らかになって、薫にかけられた呪いの謎やフラノの予言など衝撃的な様々な事柄が次々と語られることになるのです。 蘇った大妖狐と変態大魔導師・赤道斎の人智を超えた大決戦が始まるのですが、それより全編に渡って語られる川平薫の驚愕の過去がものすごく興味深くて面白かったです。真実を知らされることなく薫の犬神となった10人の犬神たちですが、真実を知りビックリしながらも大妖狐、赤道斎、最後に現れる凶悪で意外な敵と絶望的な戦いを繰り広げます。川平薫が大活躍でとても面白かったです。本来の主人公の啓太とようこは、全体的には薫ほど目立ってなかった感じですが薫や大妖狐、赤道斎、そして「ようこの日々」を通して伝わる啓太とようこの一面は新鮮で楽しく大爆笑でした。 ジャンルは犬神アクション・ラブコメディ。アクションやラブ・コメディが好きな人にお薦めです。<終>いぬかみっ!シリーズコミックもあります
2006年08月17日
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菜摘絢は仲間の洸やかれんと一緒に景天学園の修学旅行で信州の小京都・飛鷹市を訪れます。前回の修学旅行でクラスメイトや好きだった幼馴染みを失うという悲劇的な過去を持つ絢ですが、転校してきた景天学園にもようやく慣れて複雑な気持ちながら二度目の修学旅行を楽しもうとします。ところが訪れた飛鷹市は、以前の秦來市と同様に「怒りの日」を迎えつつある覚醒郷であったことから絢は再び「アシェルの猟犬」となり「怒りの日」を阻止すべく戦うことになるのです。絢は知り合った飛鷹市の調停者・祝部戒と協力して破滅を食い止めようとしますが・・・。 「想刻のペンデュラム」シリーズは主人公の菜摘絢、降旗洸、降旗かれん、三刀沙夜たちが現代の世界を破滅させようとする古代の超能力を操る一族の怨念と戦うというストーリーです。古代にアシェル支族に滅ぼされたガド支族は、未来のガド支族の子孫たちに狂気を憑りつかせて世界を破滅に導く呪いをかけました。ガドたちが一斉に狂気に覚醒する「怒りの日」を迎えれば、町は一たまりもなく滅んでしまいます。アシェル支族でガドを狩る猟犬として生まれた絢は、その宿命のためたとえ狂気に憑りつかれた相手が友達であろうと好きな人であろうと血にまみれ悲しみながらもガドの子孫たちと戦わなくてはならないのです。前回の「怒りの日」に大切な人たちを失うことになった絢は、再び後悔することのないように犠牲者を少なくするため破滅を打破する方法を探すことになります。 破滅を食い止める方法を探す絢、戒ですがカドたちを覚醒させるガドの申し子が見つからず困惑します。さらに敵である三刀沙夜の兄・一磨の暗躍などもあり事態は予測不能になるのです。楽しい修学旅行や友達を守るため、惹かれあう戒を救うため、そして「怒りの日」を食い止めるためクリスマスにも関わらず絢は巨大な鎌・サタナエルを操り凄絶に戦います。悲しみを乗り越えて最後まであきらめず戦う絢は、とても格好良く感動的で面白かったです。 ジャンルは伝奇アクション・ファンタジー。アクションやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>想刻のペンデュラムシリーズ
2006年08月16日
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何だか分からないうちに気づくと赤ちゃんになっていた佐間太郎はテンコにさらわれたり、ママさんに熱湯ミルクを飲まされたり、妹のメメにあられもない姿を観察されたり大変な目に遭ってしまいます。しかも赤ちゃん=佐間太郎ということに誰も気づかず、自分で元の姿に戻ることもできず、頭の中身も少しずつ赤ちゃんになっていき大ピンチです。同じ部屋に住んでいる久美子は何となくこの異変に気づき風邪なのに雪だるまに変装して調査を始めるのですが・・・。 「神様家族」シリーズは、神様の息子で主人公の神山佐間太郎が佐間太郎を猛烈に溺愛したりからかったりする家族に翻弄されながら将来立派な神様になるために人間界で人間として修行するというストーリーです。佐間太郎は、最近気になっている幼馴染みの天使のテンコや初恋の女性の久美子と一緒に暮らしているですが、今回謎の男・相原が現れてテンコと付き合うことになってしまいます。テンコを昔から知っていて佐間太郎を憎んでいる謎の男・相原のとんでもない陰謀を佐間太郎と久美子は阻止しようとしますが、赤ちゃんの佐間太郎や恋のライバルのテンコがいなくなれば良いと思ってしまう久美子は相原の力に苦しめられることになります。 赤ちゃんになった佐間太郎、風邪を引いているのに雪だるまに変装して頑張る久美子、何だか様子のおかしいテンコたちが相原の陰謀に巻き込まれていくという展開です。将来は神様になってどこかの女神と結婚するだろうと言っている佐間太郎ですが、相原が現れたことで自分の気持ちに気づき今回大きな決断を下すことになります。迷惑そうにしながらもみんなに可愛がられる赤ちゃん佐間太郎や佐間太郎を救うため奇妙な変装をして活躍する久美子、そして息詰まる相原との勝負など可笑しくもあり心が温まるシーンありで大変面白かったです。 ジャンルはハートフル・ファミリー・ファンタジー。ハートフルなストーリーやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>神様家族シリーズコミックもあります
2006年08月15日
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永命学園に入学したての本好きの少女・楠本綴は、念願だった図書館利用が解禁となりさっそく質・量ともに充実していると言われている学園の図書館で本を借りることになります。しかし、図書館利用の注意事項の欄に図書館での飲食を禁じる、本の返却期限を厳守することなどの一般的な注意以外に「命が惜しかったら注意事項を守り、図書館内で最強の図書部長・月詠読破に逆らうな」という暗黙のルールがあり驚きます。さらに学園最強と恐れられる月詠読破には異界司書という秘密があって・・・。 「戒書封殺記」シリーズは、古より集められた禁断の知識を封印した異界図書館を守り管理している異界司書・月詠読破と異界図書館に紛れ込んでしまい禁断の書物をめぐる戦いに巻き込まれることになる楠本綴のストーリーです。謎の敵は異界図書館から「幻獣召喚指南書」というモンスターを召喚する魔道書を盗み出していて、さらなる力を手に入れるため異界司書である月詠読破を襲撃してきます。綴や読破に恋している図書館副部長・樹睦美らは学園や図書館を守り、読破を助けるためモンスターを召喚して殺人事件を引き起こす謎の敵を見つけ出そうとするのです。 あらゆる攻撃をはじきかえしたり、モンスターを召喚できたりする不思議な本を駆使しての戦闘シーンや巧妙に正体を隠したり人質をとって襲撃してくる謎の敵を暴くミステリー風な展開、そしてユニークな主人公・月詠読破をめぐる恋や友情などの人間関係がとても面白かったです。 ジャンルはミステリー風アクション・ファンタジー。アクションやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終> 戒書封殺記シリーズ
2006年08月14日
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王族の親善特使としてフォルナム神殿に滞在しているアルセイフ王国第四王子フェリオは、神殿に幽霊が出るという噂を聞いて真偽を確かめるため友人のエリオットとともに神殿の中の「御柱」(ピラー)のある所まで密に向かいます。何を幽霊に見間違えたのか?もしくは幽霊騒動を起こしている犯人を捕まえようと意気ごむフェリオですが、御柱の中から奇妙な服装の少女が突然でてきてびっくりします。気絶して血を流しているらしい少女にうろたえながらもフェリオは、この正体不明の少女を助けようとするのですが・・・。 「空ノ鐘の響く惑星で」シリーズは、第四王子なので王位継承に興味のない王子フェリオと「御柱」から現れた謎の少女リセリナが歴史と世界に関わる事件に巻き込まれるというストーリーです。フェリオたちが住んでいる世界には「御柱」(ピラー)と呼ばれる宙に浮く巨大な柱があり、この謎の柱が世界に関わる事件を引き起こすことになっていきます。 宇宙服のような不思議な服装、見た目では考えられないものすごい戦闘力、そして理解不能の行動を取る謎の少女リセリナにフェリオをはじめ神殿の人々、そして国民からも恐れられる神殿騎士団さえも振り回されることになります。さらに事態はそれだけに留まらず、ストーリー後半ではアルセイフ王国に激震が襲うことになる大事件が発生します。ストーリーが始まったばかりとは言え、意外なことばかりが起こる展開でとてもビックリさせられました。突然現れた理解不能のリセリナを何とか助けようと孤軍奮闘するフェリオの活躍や驚愕のストーリー展開が大変面白かったです。 ジャンルはSFアクション・ファンタジー。アクションやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>空ノ鐘の響く惑星でシリーズ
2006年08月13日
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エドガーのいるロンドンを離れスコットランドで過ごすリディア。しかし、エドガーに会うことにはためらいがあるもののエドガーが気になるリディアは最近友人になったロタと一緒に青騎士伯爵と深いつながりのあるマナーン島へ向かうことになります。一方、エドガーは知り合いの画家ポールとともに現れた妖精バンシーと会うことになるのですが・・・。 「伯爵と妖精」シリーズは、不思議な力を操る謎の敵プリンスに対抗するため妖精国伯爵(青騎士伯爵)の地位を手に入れたエドガーと妖精が見えないエドガーを助けるため妖精博士として雇われたリディアのラブ・ストーリーです。リディアは妖精博士としての自分を認めてくれて、さらに数々の危機を一緒に乗り越えてきたエドガーのことが好きになりますが、いつも甘い言葉で女性をくどいているエドガーを信用できないでいます。また、エドガーは自分がプリンスに復讐しようとしていることや身分をいつわり人々を騙していること、そして過酷な生い立ちを知っても受け入れてくれるリディアのことが好きになり、リディアと婚約することに成功します。しかしプリンスとの対決が激しくなるにつれリディアが危険にさらされるので何とかリディアを守ろうと悩むことになります。 バンシーの死の予言により自分が死ぬかも知れないことを知ったエドガーは、自分の死にリディアを巻き込まないようにしようとします。しかし、とんでもない誤解ですれ違うことになったエドガーとリディアの二人に妖精を操るプリンスの部下ユリシスの魔の手が迫るのです。死の予言、酔ったエドガーの失態などで精神的に揺れ動くことになるエドガーとリディアが、ユリシスの怖ろしい罠にも負けず必死に危機を乗り越えていく展開がとても面白かったです。 ジャンルは妖精ロマンティック・ラブストーリー・ファンタジー。ラブ・ストーリーやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>伯爵と妖精シリーズ短編集もでてます
2006年08月12日
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ど田舎ではないけれど都会でもない広くも狭くもない町で3人兄弟の真ん中として金持ちでも貧乏でもない親にほったらかされてスクスクと育った小松奈々。生まれた場所は知らず、父親の顔は見たことなく母親の顔はとうに忘れ小料理屋を営む祖母にさんざん嫌味を言われて育った大崎ナナ。「ナナ」という名前と年齢が同じ二人の少女の運命は・・・。 「NANA」シリーズは小松奈々と大崎ナナという名前と年齢が同じ二人の少女たちの恋愛、夢、友情を描いたストーリーです。小松奈々は高校生の時に一目惚れの恋をしまくり、その結果うまくいかず今度知り合った遠藤章司とは始めから付き合うのではなく友達から付き合おうとします。一方、大崎ナナは恋人のレンとともにバンド活動を頑張りますがレンは他のバンドに引き抜かれてプロとしてデビューしてしまい、ナナはそんなレンに恋人としてついて行くのではなく自分もプロになるため頑張ることになります。奈々は遠距離恋愛の章司に会うため、ナナはプロとしてデビューするため、二人とも東京を目指し次巻二人は運命的に出会います。 映画とかテレビアニメとかにもなっているとても有名な「NANA」原作です。前から読みたいと思っていましたが、ようやく読むことができました。この1巻は主人公二人が出会う前のプロローグになっていて、二人の生い立ちや恋愛や夢そして東京へ来るまでの様々な事情などに触れられています。「NANA」は色んなブログやインターネットで紹介されていて漠然としたストーリーは知っていましたが、二人の全く個性が違う「NANA」たちが恋愛に猪突猛進したり夢を実現させるための決意をしたり、実際に読んでみて大変楽しく面白かったです。 ジャンルはラブ・ストーリー。ラブ・ストーリーが好きな人にお薦めです。<終>NANAシリーズ
2006年08月09日
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大学に通うため変人科学者をしている祖父の家に下宿することになった逆瀬川秀明。ところが祖父は何故か行方不明になっていて、祖父の家には5人の女の子たちが住み着いていたのです。秀明は大学へ通うためにも女の子たちと仲良く暮らしていこうとしますが、彼女たちは他次元侵略体から世界を守るために戦っていて・・・。 「電撃!!イージス5」シリーズは主人公の逆瀬川秀明と5人の美少女たち、そしてHなロボット・ガニメーデスが世界を侵略の魔の手から守るため他次元侵略体と戦うというストーリーです。あろえはスケッチブックに描いた絵を3分間実体化させることができ、埜々香はリコーダーで任意の曲を吹いて犬幽霊を操り、巴は強そうな名前の必殺技を叫びながら竹刀を振るうと本当に必殺技を放つことができ(だたし一度使用した技の名前を再使用できません。しかも必殺技を使った後は3分ぐらいチャージが必要)、琴梨はスケートボードに乗って瞬間移動と変わらない高速移動が可能で、稜央は筆で書いた文字を文字通りの効力を持たせることができます。しかし、それぞれの能力は個性的すぎて5人の女の子たちは効率よく利用できず、秀明は彼女たちの指揮を執り戦いに協力していくことになるのです。 世界を救うため戦うというストーリーなのですが、秀明は一緒に住むことになった女の子から反論する間もなく「連続婦女暴行魔!」と言いがかりを付けられたり、エロ人工知能のガニメーデスは女の子たちの盗撮・盗聴などに忙しく、女の子たちはそれぞれ対人恐怖症だったり能天気だったり色んな問題があって大変だったり、とにかく他次元侵略体との戦闘がどうこうよりも皆一緒に仲良く日常生活を送るということが困難の連続となります。可笑しなストーリー、そして個性的なキャラクターたちが繰り広げる爆笑の騒動がとても面白かったです。 ジャンルはSFコメディ。コメディが好きな人にお薦めです。<終>電撃!!イージス5シリーズ
2006年08月08日
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同性愛を強要する上官を殴って騎士をあきらめたセインは、現在正式な修道士になるために見習い修練士として修行しています。一方、領主の妹ララは一度も会ったことのない金持ちのお年寄りとの縁談で遠方に旅立たなければなりません。女性が苦手で修道士を目指していて、なおかつ騎士の修行をしたこともあって腕が立つセインは花嫁の護衛にぴったりなのでララの護衛として一緒に旅立つことになるのですが・・・。 「エネアドの3つの枝」シリーズはエネアドにいるミシア、ララ、シーリアの3人の娘がそれぞれ困難な恋に挑むというストーリーです。そのうちミシアは、とんでもないすれ違いと奇妙な復讐の果てに青年貴族アドルファと幸福な結婚をすることになりました。今度は、たとえようもない色気と華やかな外見から恋愛に関して百戦錬磨と勘違いされているものの実は貞淑なララが、婚礼の旅に護衛として同行する女ぎらいの修練士セインと恋に落ちることになります。女性が苦手なセインはララの華やかな外見を嫌がり、お年寄りと結婚してその財産で不自由のない生活を送るという人生計画のララは会ったこともない老人との結婚にも積極的です。全く恋に落ちる結びつきがなさそうなララとセインの二人ですが一緒に苦労して旅をするうちにお互いのことを大切に思うようになっていきます。 一度決めた通り老人と結婚しようとするララ、女性が苦手で修道士を目指しているセイン。少しずつお互いのことを好きになっていくとは言え、二人の恋愛はものすごく困難なことばかりです。しかし二人は最後までこの恋をあきらめず頑張っていくことになります。絶対に結ばれなさそうな二人が愛と根性と意外な運命の末、幸せになるという展開がとても痛快で大変面白かったです。 ジャンルは、純愛ラブストーリー・ファンタジー。ラブ・ストーリーが好きな人にお薦めです。<終>エネアドの3つの枝シリーズ
2006年08月07日
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狂気の天才科学者・峰島勇次郎の娘であり、自身も天才過ぎて研究所の地下1200メートルに閉じ込められている峰島由宇は、孤島で出会った少年・坂上闘真から「もう少し女の子らしくしたほうが良い」と言われてショックを受けてしまいます。由宇は物心ついてから閉じ込められているので周囲と比較しての「女の子らしさ」が分からず、また多くの人々は天才過ぎる由宇を化け物を見るような目で由宇を見るので由宇は自分が可愛いのか?女の子らしいのか?自信を持つことができないのです。しかし闘真だけには嫌われたくない、できれば好かれたいと思う由宇は「女の子らしさ」が分からないものの、その天才的な頭脳を駆使し女の子らしくなるため頑張ることになりますが・・・。 「9S」シリーズは天才少女・峰島由宇と真目家に伝わる鳴神尊という小刀を抜くと超人的な力を発揮する少年・坂上闘真が恋に落ちるというストーリーです。革命的な発明で世界を変えた峰島勇次郎と情報で世界を支配する真目家が互いに憎みあっていることや由宇が世界的な危険人物として閉じ込められていること、そして峰島の技術を悪用しようとするテロリストたちのせいで二人の恋は困難なものになりますが二人はそうした障害を越え幸せな生活を求めて手に手をとって恋の逃避行へ向かいます。 本編は迫力のSFアクション全開!というストーリーですが、今回の短編集は本編の中のラブコメ的要素を抽出した爆笑のストーリーになっています。「私のバストサイズはDカップなのだから女性的特徴に満ちあふれている」などの由宇の奇妙な主張の数々、天才少女とお嬢様が偏った知識とつたない料理の腕で暴走することになる由宇と真目麻耶の料理対決など大変爆笑で面白かったです。また女性として対照的なアリシアとあきらが対決する「Lady Steady Go」、萩原がADEMに入ることになる過程を描いた「男の生き方、プライスレス」など脇役たちが活躍する外伝ならではのエピソードも新鮮でとても面白かったです。 ジャンルはSFラブ・コメディ。ラブ・コメディが好きな人にお薦めです。<終>9Sシリーズ
2006年08月06日
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5歳の子どもの親権を争っているチャールズ・ウィスラーがブロードウェイで殺されるという事件が発生します。NY市警の殺人課刑事セシルとドロシーはさっそく捜査を開始するのですが、チャールズの元妻シンディの婚約者アダムスに質問しようとしたところ突然車で逃走されてしまうのです。カーチェイスと銃撃戦の末、何とかアダムスを捕まえることに成功しますが容疑者でないアダムスがなぜ逃走しなければならないのか?さらにアダムスの車から出所不明の大金が出たりと事件は複雑な方向に進んでいきます。また、ちょっとしたことでセシルとドロシーはケンカしてしまって・・・。 「PARTNER」シリーズは、殺人課担当になったばかりのセシルと男ばかりの警察社会で悪戦苦闘しながら頑張っているドロシーが最悪の出会い方をしたのに無理やり組まされて捜査することになるというストーリーです。最初の事件はお互いに戸惑いながらも何とか犯人をつきとめることができましたが、今回の事件ではドロシーのちょっとした質問に対しセシルが「プライバシーだから答えたくない」とつっぱね続け、そのことで二人の関係は悪化して捜査にも影響していくことになります。 即席パートナーのセシルとドロシーが本当のパートナーになっていくためにお互いを理解しようと努力したり、複雑化する事件を解決していくという展開です。日本でもよくあるプライベートと仕事双方の人間関係問題、銃の置き場所をどうするのかという銃社会のアメリカらしい問題など日本とアメリカの文化の違いが感じられたり面白かったです。 ジャンルはNY刑事ストーリー。刑事ものが好きな人にお薦めです。<終>PARTNERシリーズ
2006年08月05日
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もうすぐ芹沢望の誕生日。望のことが好きな安藤穂高は、この機会に望が前から欲しがっていた腕時計をプレゼントするとともに望に告白することを決意します。一方、宇宙人の絹も穂高から望の誕生日と地球での誕生日の風習を聞かされ、日頃世話になってる望に何かプレゼントをしようと考えます。ところが望本人は穂高と絹が自分の誕生日のことで悩んだり一生懸命頑張っているとは全く思わず、二人と自分との雰囲気がいつもと違うことに戸惑ってしまうのです。そんな時、ロシアの反宇宙人テログループが宇宙人である絹をテロのターゲットにするかもしれないという情報が届くことになり・・・。 「彼女は帰星子女」シリーズは宇宙からやって来たトリオン人と地球人のハーフで主人公の福山絹が、トリオンと地球の友好のため芹沢家で暮らすことになるというストーリーです。最初、絹はトリオン人でも地球人でもない自分のことで深刻に悩んだり、地球の風習を受け入れることができず芹沢家の長男・望とケンカしてしまったり、宇宙人ということで友人ができなかったりしますが様々な苦労もあって徐々に地球の生活にも慣れそれなりに楽しく生活できるようになります。しかし穂高が望に告白するということや海外テロ事件で事態は一変し、絹と望をくっつけたい日本政府は強引な作戦を強行することになり、絹はいつも一緒にいてくれる望が穂高に取られてしまうと不安を感じてしまいます。 ストーリー前半は「望の誕生日に穂高が告白する」ということで恋愛や人間関係のことで大騒ぎすることになり、後半は絹を護衛しているはずの日本政府情報局に不穏な動きがあったり謎のテログループの襲撃で大変なことになるという展開になります。絹、望、穂高たちは学生らしく毎日の日常生活や恋愛、学校のことで一生懸命なのに宇宙人を排斥したいテロ組織や何が何で絹と望をくっつけたい日本政府にそうした大切な想いや時間をぶち壊されてとても可哀相でした。しかし、穂高の告白やテログループの襲撃などの困難に必死で立ち向かう絹の姿は大変けなげで感動的で面白かったです。 ジャンルはSF青春ラブ・コメディ。ラブ・コメディやSFが好きな人にお薦めです。<終>彼女は帰星子女シリーズ
2006年08月04日
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佐間太郎がコタツに襲われたり、クラスメイトが鎖骨を折られたり色々なアクシデントを乗り越えての登校中、テンコは万引きをした少年キュウタとその妹ノゾミをかばうことになります。そして何とか学校に着いた佐間太郎とテンコですが、キュウタとノゾミの二人が高校までついてきていてビックリします。心配したテンコはキュウタとノゾミのいる校門まで会いに行くのですが、会った途端テンコはキュウタにプロポーズされて・・・。 「神様家族」シリーズは将来立派な神様になるために人間界で修行している主人公・神山佐間太郎が、過保護すぎる父親の神様や佐間太郎を溺愛しすぎてる母親の女神そして女神候補の姉や妹、一緒に育った天使のテンコ、佐間太郎と一緒の部屋で住むことになった久美子たち家族に振り回されながら不思議で楽しい生活をおくることになるというストーリーです。佐間太郎が最近異性として気にしてるテンコ、佐間太郎の初恋の人・久美子の二人はどちらも佐間太郎のことが好きで一緒に暮らすことになって佐間太郎をめぐり争うようになりました。しかし、今回テンコにプロポーズしたキュウタにテンコをあきらめさせるため佐間太郎とテンコは付き合っている振りをすることになり、そのことで大変なことになります。 佐間太郎と付き合っている芝居をするだけでも幸せそうなテンコ、テンコに張り合う久美子。しかし、不幸なキュウタの身の上に同情した佐間太郎の「テンコはキュウタと結婚してくれ」というとんでもない言葉でテンコは傷つき怒り悲しむことになるのです。様々な恋愛のトラブルや悪魔の陰謀にも負けず、神様として天使として友達としてキュウタを救おうとする佐間太郎やテンコの活躍がとても感動的で面白かったです。 ジャンルは神様ラブコメ・ファンタジー。ラブ・コメディやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>神様家族シリーズコミックもあります
2006年08月03日
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クレイの婚約者サラの病気を治すためラダヌーク近くのギルニー山脈に咲いているという奇跡の花を求めて旅立ったパステルたち一行。しかし、かんじんのクレイは奇跡の花があるというダンジョンにたどり着く前にクレイそっくりな偽者のお尋ね者に間違えられて牢に入れられてしまうのです。それでも何とか奇跡の花があるという「青の聖騎士伝説ダンジョン」に到着したパステルたちですが、ウィンドウォールに行く手を阻まれ前に進めなくて・・・。 「新フォーチュン・クエスト」「フォーチュン・クエスト」シリーズは詩人兼マッパーのパステル、伝説にもなっている青の聖騎士を曾祖父に持つファイターのクレイ、盗賊のトラップ、モンスターの弱点を見つけたり魔法も使えるキットン、小さな魔法使いルーミィ、巨人族のノル、そしてホワイトドラゴンのシロちゃんたちが生活のため、それぞれの目的のため、仲間たちのために冒険者として様々な冒険をするというストーリーです。今回はクレイの婚約者サラが謎の病気にかかり明日をも知れない病状になってしまい、サラを救うため奇跡の花を探すことになります。しかし、パステルたちの行く先々で「謎の行商人」があらわれパステルたちの邪魔をすることになるのです。 パステルたちは、いよいよダンジョンに到着し奇跡の花を探そうとしますがウィンドウォールに行く手を阻まれたり、秘密の通路があるダンジョンの謎に苦労したり、何やらわけありのモンスターの集団に遭遇したり、仲間が行方不明になったり次から次へと危機が襲います。また、謎の病気の脅威や行商人の暗躍、非常に希少だという奇跡の花の問題などダンジョン攻略以外でも困難な状況ばかり発生します。こうした状況の中で協力してモンスターと戦ったり、問題を解決するすごいアイデアがひらめいたり、仲間の持っている能力に気がついたり、思いがけない助けがあったり、そして冒険者としてのレベルが上がったりサラや仲間たちのために一生懸命に頑張るパステルやその仲間たちの活躍がとても面白かったです。 ジャンルは冒険ファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>新フォーチュン・クエストシリーズフォーチュン・クエストシリーズフォーチュン・クエスト外伝、バイト編シリーズ新フォーチュン・クエスト・リミテッドシリーズクレイの曾祖父が活躍する青の聖騎士伝説シリーズ
2006年08月02日
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赤道斎と戦って以来しっぽとヒゲと耳を引っ込めることができなくなってしまい人間への変化がうまくいかないようこ。啓太はそんなようこを助けるために渡り猫の留吉に頼んで猫の守り神・お猫さまの力でようこを元どおりに戻そうとします。しかし、お猫さまに頼み事をするには猫語を話す必要があり、啓太は難しい猫語に挑戦することになるのです。一方、大魔道師・赤道斎が蘇ったり、大妖狐が復活しそうで大変なことばかりの川平家やその犬神たちは大きな戦力として啓太とようこを捜していて・・・。 「いぬかみっ!」シリーズは、主人公のちょっとエッチで落ちこぼれの犬神使い・川平啓太とその犬神で嫉妬深くて破壊好きなようこの二人が妖怪や変態がいっぱいの破廉恥で奇妙な事件を解決していくというストーリーです。最近は世界を変態で埋め尽くそうとする変態大魔道師・赤道斎が蘇ってしまったり、犬神たちが長年封印していた大妖狐が復活しそうだったり危機的状況が続いています。そして迎えた運命のクリスマスに赤道斎、大妖狐がついに動き出し川平啓太とようこ、川平薫とその犬神たちはこの状況を何とかしようと奮闘することになります。 圧倒的な力を持つ怖ろしい大妖狐の復活が迫るなか、大妖狐、赤道斎、川平薫、薫の犬神のなでしこたちが何やらたくらんでいたり、啓太とようこがそれらに巻き込まれて大変なことになっていくというシリアスな展開が続きます。みんなの運命がどうなってしまうのか?というシリアスなストーリーと相変わらずの啓太とようこのラブコメや啓太のおかしな変身、そして猫語の暴走や町の変態たちの活躍などの爆笑のエピソードが違和感なく同時進行していて大変面白かったです。 ジャンルは変態ラブ・コメディ。ラブ・コメディが好きな人にお薦めです。<終>いぬかみっ!シリーズコミックもあります
2006年08月01日
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