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☆投資有価証券とは長期的に保有する目的で買った有価証券という。具体的には、子会社の株式や、仲良しの取引先の株式が挙げられます。☆有価証券短期的に売買したりする目的で買った有価証券という。☆流動負債とは1年以内に支払わなければならない借金☆固定負債とは1年以上先に支払わなければならない借金☆買掛金とは、ツケで買って、支払いを待ってもらっているもの(売掛金の逆)☆支払手形(受取手形の逆)支払手形は要するに受取手形の逆で、○月○日に○円支払わなければならない、っていう紙切れを仕入先に渡したものです。会社がA銀行に当座預金の口座をつくると小切手帳と手形帳をくれます。ちなみにたいていみなさんが持ってる銀行口座は普通預金口座です。当座預金口座の特徴は、・小切手帳と手形帳がもらえること・利息がゼロなことで、手形帳のうちの1枚に、金額と支払期日を記入して会社のハンコをポンっと押すと、手形完成!これを仕入先にわたす。たとえば、あなたの会社が11月1日が支払期日、100万円の手形を仕入先に渡したとしましょう。仕入先の会社は、11月1日になると「お金がもらえるっ」と喜びながら手形を銀行に持っていく。で、窓口のおねーさんに「おかねくださーい」と手形を渡すとお金がもらえる。けど、もしそのときにあなたの会社のA銀行の当座預金に100万円の残高がなければ・・・支払が行われません。これを手形の不渡りといいます。ごめんなさい、支払えません、状態です。不渡りを2回やっちゃうと、銀行との取引を行えなくなっちゃいます。事実上、倒産です。小切手も基本的に同じような機能をもってます。☆売掛金と買掛金の比較企業の売掛金の額と買掛金の額を比べてください。どっちが大きいか?これを比べるといろいろわかる。たとえば、デパートみたいな小売業。一般消費者相手に現金商売をしているから、売掛金は少なめ。逆に、仕入れはいろんな会社からしてるから、買掛金は多い。大企業から仕入れている場合は大企業のちからが強いから、早く支払わされる。大企業に売っている場合は大企業のちからが強いから、なかなか支払ってくれない。ということもある。単純化すれば、売掛金は少ないほうがいいし、買掛金は多いほうがいい。ツケで売るのは少なめがいいし、ツケで買うのは多めがいい。☆資本とは株主の取り分をいう。負債は、企業にお金を貸してる人の取り分(というか貸してる額)、資本はそれを差し引いて残った株主の取り分。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2006年09月24日
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☆資産とは、会社にお金を持ってきてくれるものをいいます。例えば、お金そのもののほか、商品、製品を作るための機械装置、こういうものが資産として挙げられる。☆流動資産とは、1年以内にお金になってくれるものをいう。☆固定資産とは、1年以上使い続け、持ち続けてお金になってくれるものをいう。☆現金及び預金とは、現金や、銀行預金をいう。ただ、ひとくちに銀行預金っていってもみなさんが持ってる普通預金、定期預金のほかに当座預金、別段預金なんてのも含まれてる。☆売掛金とは、ツケで売ったときのツケをいう。商品売るたびにお金を受け取るんじゃなくて、とりあえずツケで売ることが多い。たとえば、9月21日から10月20日までに売った商品については、11月末日にお金を受け取ります。なんてな風な条件で商品を売るわけです。だから、近いうちにお金で回収できる「はず」のものです。ところが、ところがです。たとえば、想像してみてください。あなたの会社が、もう倒産しそうでとにかく商品を売りたいって状況にある。で、幸運にもあなたの会社の商品を買いたいって言う人が現れた。ところがその人、どーもお金持ってなさそう。売ったところで、ちゃんと支払ってくれるのか、怪しい。だけど、背に腹、代えられないから、ええいっと売ってしまう。で、翌月の末日に、お金払ってくださーい、って言うと、「いや、もうちょっと待ってください」とか、ひどいときには、どっかに逃げちゃったり、倒産したりしている。支払ってくれない先に売ったツケについても「売掛金」としてBSに計上されてたりする。だから、売掛金全部がほんとにお金として回収できるのか?疑わなきゃならん。他にも、ベンチャー企業などで、内部管理体制がまだあまり作りこまれていない会社も、取引先の支払い能力とかをあまり考えずに売っちゃう。だから、BSを見る側は注意せなあかん。売掛金のうち、そういう怪しいやつがあるかないかを判断するうえでひとつの参考になるのが、「回転期間」???要するに、何か月分の売上が、売掛金として残っているか、ってこと。前に説明したPLには、売上高って項目があったよね。たとえば売上高が1年間で1,200円。1ヶ月だと100円/月。で、売掛金が450円残ってる。ってことは、450(円)/100(円/月)=4.5ヶ月この回転期間を同業他社と比べたり、時系列で増減を見てみたりすると、いろんなことがわかってくる。ただ、たとえば、デパートと建設会社だと、平均的な回転期間も当然違うので注意!デパートのお客さんは、たいてい一般の人で、現金ですぐに回収することが多いから、売掛金の回転期間は短い。逆に、建設会社は、企業などに多額の建物を売るので、長期にわたって回収するから、回転期間は長い。B/Sを疑ってみることが大切です。☆受取手形とは、将来お金をもらうことができる手形をいう。ちなみに、上記3つはすべて流動資産にあたる。現預金はお金そのもの、売掛金は普通1ヶ月から4ヶ月程度でお金になる。受取手形もだいたい2ヶ月から6ヶ月くらいでお金になる。ということで全て1年内にお金になることから、流動資産とされる。☆棚卸資産(たなおろししさん)とは、商品、製品、材料、仕掛品(しかかりひん)、半製品の総称をいう。「材料」「製品」と分けて書いている会社もあれば、「棚卸資産」とまとめて書いてる会社もある。ちなみに、仕掛品っていうのは、作りかけの製品のことです。たとえば、10年前に仕入れたパソコン120台(1個20万円)2,400万円。ずーっと売れなくて、棚卸資産に残ったまま。それでいいの?ってことです。財務諸表を読むときには、会社の書いてる金額の裏を想像する。棚卸資産2,400万円ってほんとに売れる商品ばっかり??と疑ってみる。で、ここでも使えるのが回転期間分析。売掛金のところでも話しました。PLの売上原価を見てみてください。(持ってない人は、前に書いた方法で、 ぜひ、どこかの会社のものを1枚印刷してみてください。)売上原価ってのは会社が売った商品の原価でしたよね。で、ちょっと大雑把になってしまうんやけど、「売上原価」=「今年1年の仕入れ金額」と仮定する。(便利やから)1年の仕入高が1億2,000万円やとすると1ヶ月の仕入高は1,000万円。棚卸資産が2,400万円やとすると、2,400(万円)/1,000(万円/月)=2.4ヶ月となる。棚卸資産の回転期間が2.4ヶ月。要するに、2.4か月分の仕入れが会社の倉庫に眠ってますよってこと。この棚卸資産の回転期間についても、売掛金のところで書いたように、同業他社と比べたり、その会社の過去からの推移を比べたりすると、意外におもしろい結果が出てくる。☆減価償却累計額とは、過去に計上した減価償却費の累計額をいう。これは、前にぴーえる入門6【減価償却費】で書いた減価償却費と関係がある。たとえば、建物50億円を買った。ただ、買った年にいきなり50億円を費用とすると大赤字になってしまうので、50年にわたって徐々に費用として計上する。これが減価償却費でした。では減価償却累計額は?今までに減価償却した額の合計です。この例で言うと、建物を購入してから20年たてば、減価償却により20億円が費用に計上されたことになります。だから、減価償却累計額は20億円。残りは50億円-20億円=30億円となります。BSにはたいてい、最初の取得価額(50億円)減価償却累計額(20億円)残りの額(30億円)のみっつが並べて書いてあります。一度、電卓で数字が合っているか、確かめてみてください。(四捨五入の関係で1くらいはズレるかも)株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2006年09月24日
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☆営業利益とは(売上高)-(売上原価)-(販売費及び一般管理費)です。営業利益は、本業のもうけを意味する。たとえば、製造業の会社であれば、製造した製品を売って稼いだお金が営業利益。逆に、製造業の会社が株を売り買いして稼いだお金は、営業利益にならない。すなわち、売上高にも、売上原価にも含まれない。また、営業利益を売上高で割ると、どれだけ会社が効率的に稼いでるかがわかる!(営業利益)/(売上高)=(営業利益率)ある会社が市場を独占していて、その商品が欲しければその会社のものを買わなければ仕方がないという商品を売ってる会社は、営業利益率が高い!たとえば、マイクロソフトなんかは、まさにそうやね。逆に、小売業はどの会社も違いを出しにくいから、営業利益率は低い。また、小売業にくらべると製造業は営業利益率が高いという傾向がある。このように営業利益率は、業種によって傾向が異なる。だから、異業種の営業利益率を比べるのはあまり意味がない。営業利益を比較する時は、同業種間で比較しなければならない。ポイント・営業利益は本業の儲け。・営業利益率が高い会社は、その会社から買わなしゃーないっていう商品やサービスを売ってる場合が多い。・同業種間で営業利益率を比べると、どの会社が効率的に稼いでいるかがわかる。☆営業外収益、営業外費用とは本業以外の儲けや損をいう。なかでも特別多額なものや、特別な理由で発生したものは、特別利益、特別損失とされる。☆経常利益とは、(営業利益)+(営業外収益)-(営業外費用)=(経常利益)☆税引前当期純利益とは、(経常利益)+(特別利益)-(特別損失)=(税引前当期純利益)☆当期純利益とは、(税引前当期純利益)-(法人税等)=(当期純利益)となります。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2006年09月24日
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☆売上原価。→売上原価は、商品を売るためにかかった費用。 仕入れにかかった費用。売上原価も簡単なようで、実は難しい。たとえば製造業の場合、ガンガン大量に作れば作るほど、1個あたりのコストは安くなる。だから、ガンガンつくりまくって、今まで1個100円やったコストを削減して1個70円まで、下がった。で、売値は1個200円。そしたら、今までは1個あたりの利益が100円やったのに130円に増える。30%増!そのかわり・・・売れない商品が倉庫に山積み・・・これぞ会計の不思議。もったいないことすればするほど、利益は増えてしまう。だからこそ、株式投資をする人は、「回転期間分析」をして、企業がこんな無茶なことやってないか検討しなければならない。IRに聞いたって、しらばっくれる。「当社の商品は売れます!」って言っちゃえば反論しにくいからね。☆販売費及び一般管理費→商品仕入れてから売るまでにかかる必要経費。販売費及び一般管理費には、いろんな項目が含まれている。たとえば、・商品を得意先まで運送するための運送費・従業員のみなさまへのお給料・営業マンの出張などに必要な旅費交通費なかでも大切なのは・試験研究費・減価償却費☆研究開発費→その名の通り、新しい技術やなんかを研究したり開発したりするための費用。製造業の会社を見るときは、研究開発にどれだけお金を使ってるかが重要ポイント!研究開発費はポリシーコスト(政策的な費用)と言われるもので、要するに経営者の裁量で簡単に増減させることができる。短期的な利益を増やしたければ研究開発費をカットすればいいし、短期的な利益を減らしても中長期的に企業の繁栄を願う経営者は、研究開発にがんばって投資するわけだ。だから、研究開発費を同業他社と比べたりすると、研究開発に対する経営者のスタンスがわかる。☆減価償却費→建物や機械といった固定資産を買ったときの代金たとえば、100億円の建物を買ったとすると、この100億円は、企業にとっての費用です。だけど、建物買った年にイキナリ費用100億円なんてやっちゃうと、もう大赤字になっちゃう。よーく考えてみると、建物って1年間しか使えないわけではなく50年間は使える。ってことで、毎年100億円÷50年=2億円/年を費用に計上しよう!(それを50年間続ける)これが減価償却費!毎年ちょこっとずつ費用にしていくことを減価償却する、というわけだ。このように減価償却の対象になるのは、1年以上使えるもので、かつ、いつかはなくなってしまうもの。建物、機械、備品、車両、ソフトウェア、特許権などが挙げられる。逆に対象にならないのは、土地(いつまでたってもなくならないから)、企業の商品(1年もたたずに売っちゃうから)などが挙げられる。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2006年09月21日
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この連休、同志達と会っていろいろ情報交換をしてた。なかでも監査法人で勤める同志の話。残念で仕方がない。その同志は情熱もあるし、優しさもあるし、社会常識もあるし、コミュニケーション能力もあるし、事務処理能力も優れているし、そこらへんを探してもなかなか見つけることのできない逸材だ。その同志が「もう監査法人で働きたくない。 誰も人を誉めない、非難しあってばかりの風土に疲れた。」と言う。特定の監査法人の特定の地域だけのことかもしれないが、いろいろな人の話を聞く限り、いろんな監査法人のいろんな地域でそのような状況が程度の差はあれ、あるらしい。会計士のなかでも特に監査をしてる連中というのは日頃から批判的に財務諸表をチェックしているからなのか監査チームのメンバーなどに対しても批判的になりがちだ。別に互いに甘やかしあえばいいと言ってるわけじゃない。テストで80点を取った時に、80点取れたことを誉めるのではなく20点の間違いを責めるのだ。テストで99点を取っても同じ。99点取れたことを誉めるのではなく、1点の間違いを責めるのだ。テストで10点しか取れなかったときに、怒るのとは、わけが違う。会計士という連中は確かに会計・監査のプロかもしれないがコーチングに関してはド素人だ。そういう連中が自分は正しいと闇雲に確信して部下や同僚、上司を批判しまくる。ひとのちからを100%引き出し、それを120%までに伸ばそうとするどころか、100%発揮させる気持ちを失わせるような接し方しかできない人間の集まりだ。「先生、先生」と呼ばれて勘違いしてるヤツらが多すぎるんじゃないかね。会計・監査だけでなく自分が人間的に優れていて、正しくて、部下を指導する能力に溢れていて、上司よりも有能で・・・とクソ勘違いしてる輩が多すぎる。たかだか会計・監査のオタクに過ぎないと思うんだが?結局のところ、思い込みの激しい勘違い野郎が組織に残り、優秀な若い人材は、自分の能力を正しく評価してくれ、報酬も高く、もっとやりがいを感じることのできる組織へと流出していくわけだ。そういう組織風土を変えられずにいるところに監査法人という組織の限界があるんだろう。各監査法人の特に若手は疲弊しているそうだ。会計基準はめまぐるしく変わり、導入の根拠が意味不明な内部統制監査に関連する業務が始まり、金融庁の締め付けは厳しくなる一方。ま、会計のわかる優秀な人間達を引き抜こうと考えているりょうのような人たちにとっては好都合このうえないんだがね(笑)ごくろーさんっ!株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2006年09月18日
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PLになにが、書いてあるか?☆日付。→どの期間の儲けを集計してるか?がわかる。 期間は、1年の場合もあれば、半年、3ヶ月の場合もある。☆売上高。→いくら売ったか?がわかる。 いくら売ったか、ってのは、誰が計算したって同じじゃないか?と思う人が多いと思う。だけど、これが意外に難しい。 たとえば商品が、1. A社→当社→B社 と流れるケースと2. A社→B社 と流れるんだが、当社がそれを仲介しているケースそれぞれ当社の売上高は、考え方α.B社の購入価格考え方β.A社とB社からもらう仲介手数料どっちでしょ?このほかにも建設業で、1000億円の巨大ビルを3年かけて建設しているとき、1.完成してビルを引き渡す3年目に1000億円売上高とするのか?2.毎年333億円を売上高とするのか?どっちの方法も認められてるから、会社によって採用している方法も違う。これを「会計方針」と言ったりもする。ほかにも、機械装置を製造販売している会社やと、1.製品を出荷したときに売上にするのか?(出荷基準)2.ちゃんと客先に備え付けてきっちり稼動し始めて顧客が満足して初めて売上にするのか?(検収基準)が考えられる。ということで、簡単そうな売上高も実は奥が深い。他にも売上高の計上について、おもしろい話を知ってる人がいたら教えてちょーだい。****************************************************************参考までに、PLって千円単位か百万円単位で書かれてる。これ、慣れるまでは案外読みにくい。さて問題です!どう読めばいいでしょう?793千円(答 ななじゅうきゅうまんさんぜんえん)次。375百万円(答 さんおくななせんごひゃくまんえん)たくさんの決算書を見ていけば自然に読めるようになるけどね。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2006年09月15日
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分かる人がいたら教えてほしいことがある。2008年4月以降開始の事業年度から監査法人・公認会計士による内部統制監査が始まるとのことであるが、そのキッカケはSOX法にあるというのが通説だ。SOX法というのはエンロン、ワールドコムの粉飾を受けてアメリカにおいて制定された法律で、これによりアメリカの上場企業が内部統制監査を義務付けられた。ここで疑問1。エンロン、ワールドコムの粉飾というのは、内部統制をきちんと構築したとしてもこれを無視し得る経営者が行ったものである。端的に言えば、内部統制をきちんと構築し、監査したとしても、エンロン、ワールドコムのような粉飾は可能であるということではないか?それではなぜ、エンロン、ワールドコムを引き合いに出して、内部統制監査の導入を説明しようとするのか?疑問2。知り合いの会計士たちに同様の疑問を投げかけても納得できる回答をしてくれる人がひとりもいないのはなぜ?つまるところなんでもいいからこじつけてコンサルティング会社や会計事務所のマーケットを広げたかっただけじゃないの?と勘繰りたくなる。疑問3。なんで、ネコも杓子も内部統制監査と言って、上記のような導入の経緯に疑問を持たないの?また、導入コスト及びランニングコストに対して投資家はなぜ批判の声を上げないの?物凄いコスト負担だよコレ。IRに聞いてみたらいいんだ。なんでもかんでもアメリカ様アメリカ様だ。バカらしいね。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2006年09月14日
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変顔KTFが亡くなってからはや1年。変顔KTFの死の意味を問い続けた1年だったなあ。誇張でもなんでもなく思い出さない日はない。ふとした瞬間に、すぐにあいつは姿を現す。街を歩いていてあいつに似た人を見かけるとき。あいつの好きだった抱き枕を店頭で見かけるとき。ボンジョヴィを聞くとき。携帯電話の電話帳に消せずに残っているあいつの名前を見るとき。変顔KTFを思い出すときたくさんの人を思い出す。親友たち両親兄弟慕っていた後輩たち人と人とのつながりを感じる。僕たちと変顔KTFをつなぐつながりは、信頼であり好意であり連帯感であり楽しい時間苦しい時間をともにすごした歴史でありお互いに対する愛情だ。僕たちは互いにつながっている。これと反対に希薄なつながりしか感じないとき悪意あるつながりを感じるときやはりまた変顔KTFを思い出す。それは職場であり気の合わない同期たちの集まりであったりする。彼らをつなぐのは不信感であり悪意であり嫉妬であり競争心であり非難であり敵意である。僕たちは悪い意味でもまたつながっている。悪意あるつながりを強烈に感じるときそれと同じくらい強く暖かなつながりを望む。どのようなつながりを求めるか?僕たちはそれを選ぶことができる。そのためにはまず眼を凝らすことだ。自分たちをとりまくたくさんのつながりをひとつひとつ丁寧に観察しどれが自分の求めるつながりでありどれが自分の求めないつながりであるか見極めることだ。そして選択することだ。どのようなつながりを選択するかということはつまり自分が何者であるかを選択することと同じことだ。変顔KTFに伝えたいことはあいつがたくさんの信頼や愛情のつながりのなかに生きていたし今もいるということだ。もうひとつあいつに伝えたいことは変顔KTFの死をきっかけにたくさんの人が互いの強く暖かいつながりを感じそれに感謝しているということだ。もっかい会いたいわ株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2006年05月23日
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重箱の隅をつつくような監査ってのをやる人がいる。財務諸表を読んで投資する方なら理解してもらえると思うんだが、会社によって、リスクのある勘定科目が違う。例えば、売上の大半が少数の大口取引先に集中している会社であれば、債権の評価(貸倒引当金が十分か?)が、リスクになるし、不動産業のように単価の大きい商品を売る会社であれば、在庫の評価(在庫に商品価値があるか?)が、リスクになる。投資家は回転期間分析をしたり、過去からの金額の推移を分析して、会社にリスクがあるかないかを判断する。監査も、投資家のそういう視点にならって行うのが、王道だ。監査の場合は、投資家に比べて、入手できる情報が格段に多いから、かなり踏み込んだ分析をすることができる。監査人は労力の大半をそのようなリスクの高い勘定科目に集中させなければならない。時間が無限にあって、監査人が大量に余っているなら話は別だが、時間の制限は厳しく、監査人は少ないのだ。このような考え方をビジネスリスクアプローチなんて小難しい言葉を使ったりすることもあるが、当たり前のことを小難しく言ってるだけのことだ。よーするに「ヤバそうなところに集中しろ!」ってこと。じゃあ、現実の監査がそのように進められているかというと、そうじゃないんだな。会社全体を見渡して、リスクのある勘定科目に集中するのではなく、重箱の隅をつつくような監査がよく見受けられる。リスクの少ない勘定科目の取引をバカみたいにたくさんチェックしたり1円単位での不整合を追及したり・・・細かな監査手続によって、数百万円程度の会社のミスや、従業員レベルでの横領は見つかるかもしれない。けど、数百万円程度の財務諸表の誤りが投資家の意思決定に影響するなんて、まず考えられない。逆に、重箱の隅をつつくような監査では数億円、数十億円の粉飾を発見できない。大規模な粉飾というのは経営者の指示のもと、書類の偽造等を行い、綿密に行われる。こういう粉飾を発見するには、どうでもいい勘定科目をつつくのではなく、リスクのある勘定科目に集中して、監査証拠を積み上げていくしかない。また、財務諸表全体を見渡し、企業の経営環境を勘案し、財務諸表に不整合がないかを検討するしかない。経営者の指示のもとで行われる粉飾は投資家を欺くもので投資家に多大な損害を与える。会計士は数百万円程度のミスや横領を見逃してもいいけれど数十億円の粉飾を見逃してはならない。会計士は投資家の味方なんだ。監査チームを指揮する人間には幅広い知識と洞察力が必要だ。決算書の初稿(試算表)を見て、1時間程度でどの勘定科目に集中するかを判断しなければならない。監査チームを指揮する人が、そのような判断を行えないのなら、その下で動く人間たちは途端に重箱の隅をつつき始める。リスクがどこにあるかわからないから、手当たり次第に誤りを発見しようとするわけだ。当然のことだが、会計の知識ばかり、どれだけ詳しくなっても、財務諸表を的確に分析することなどできない。ところが会計士のなかには会計オタクが多い。会計士を見たら、心の中で「このオタク野郎!」と叫びましょう。声に出してもいいです。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2006年04月29日
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公認会計士と監査法人に対する処罰が話題だね。 もちろん、企業の粉飾を知りながら、財務諸表に対し無限定適正意見を出していた会計士が厳罰に処されるのは当然のことだ。 だが、会計士全体に対する責任をさらに加重するという意見には、りょうは慎重だ。 以前にも書いたかもしれないけど、監査意見を表明する会計士の責任は非常に重い。 損害賠償責任に対して無限責任(私財をすべてなげうって、支払いに応じる義務)を負っている。 常識的なリスク感覚を持つひとなら、無限責任なんて、まず負わない。 大手の監査法人の社員の上のほうの人たちでも年収はせいぜい5,000万円くらいだろう。 会計士のなかでも特に優秀な人間たちは、監査法人のトップにのぼりつめて、せいぜい5,000万円程度の年収と引き換えに無限責任を負ったりする必要などない。 無限責任など負わずに、年収5,000万、1億、2億くらい、ラクラク稼いでしまうものだ。 こういう人たちこそ、本当は、大手の監査法人に残って、監査に携わるべきなんじゃないかなあと思う。それが監査の水準を高める効果的な方法じゃないか。 こういう人たちは、半端じゃない。あっという間に、企業を理解し、企業の属する業界を理解し、非常に効率的かつ効果的に、会社の粉飾を発見する。 今の制度じゃ、監査の世界からの人材流出をとても防げそうにない。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2006年04月02日
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最近忙しい。少しは休みたいね。年初から休んだのが、ダウンした1日だけというのは・・・おかしい!!!忙しくなるとなぜか引きこもりやってる友人のことや生まれつき障害(という表現が適当かはわからないが)を持った子らやその家族のことを思い出すことが増える。変顔KTFのことを思い出すことが増える。まあたいてい年中思い出すんやけどその回数が増える。なんでやろね。「最近、忙しくしすぎやで。 初心に立ち返って、自分を見失わないで。 僕たちのことを忘れないで。 僕たちはいつでもここで変わらずにいるからね」って言われてるように感じる。考える時間がなくなって自分を見失った先には何もないからね。明確な価値観なく仕事に没頭しても、真の報酬はない。目標なく、専門能力をいくら身につけても、使い道はない。目的なく、お金をいくら儲けても、満足できない。倫理観なき科学の発達は、人間を幸せにしない。目的のない武力は、人類を不幸にする。全部同じようなもんだ。我を失ったものは、人間の衝動に任せて、暴走するということだ。忙しい時だからこそ慎重に自分自身を振り返り今の自分の立ち居地を再確認する必要がある。周りを見渡して自分を応援してくれている人がたくさんいることを確かめること。自分を待ってくれている人がたくさんいることを確かめること。りょうは元気です。情熱です。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2006年03月02日
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ライブドアが粉飾をしていたという報道があるのでライブドアの財務諸表を見てみた。りょうはライブドアに関する報道をほとんど見ていないのでほぼ先入観なしの眼で見たことになる。純粋に投資対象として考えてみてみよう。2005年9月期の財務諸表。まず貸借対照表をみて気がつくのは2004年9月期の総資産が約100,000百万円(1000億円)であるのに対し、2005年9月期の総資産は約330,000百万円(3300億円)と物凄い勢いで資産が増えている。その理由は・・・とキョロキョロ見てみると資本合計が約140,000百万円(1400億円)増加していることに気付く。はは~ん大規模なファイナンスをして色んな会社を買収したから総資産が増加したんだろうなと見当がつく。次に資産をさ~っと見ていくと一番気になるのはやはり長期貸付金の増加7,849百万円(約78億円)と短期貸付金の増加4,794百万円(約48億円)だな。ライブドアは金融関係の事業もしてるらしいから短期貸付金の増加は分からないでもないが長期貸付金7,829百万円というのはいったい・・・???有価証券報告書の他の部分(【関連当事者との取引】や【主な資産及び負債の内容】)を見てもこの貸付金が何かはよく分からない。 この時点でりょうの場合は投資対象から外す。内容のよく分からない貸付金というのはたいてい経営者にとって内容を知られたくない貸付金であることが多い。他の会社でも本業をやっていく上で必ずしも必要でない長期貸付金を計上していて回収不能になってしまうというケースはよく見られる。よくわからない長期貸付金のある会社は投資対象から外すというのは賢明な判断だと個人的には思っている。もうちょっと有価証券報告書を見てみると・・・連結財務諸表作成の基本となる重要な事項の部分で「ライブドアマーケティングは平成17年8月18日に当社保有割合の低下により当社連結子会社から持分法適用関連会社 に変更しました」との記載がある。連結の範囲から外して持分法適用でよいのか?という疑問も湧いてくる。もちろん公開されている情報からだけでは判断できないが、なんとなく気持ちが悪くなる。おそらくきちんと投資前に財務諸表を読むファンダメンタル重視の投資家であればライブドアは投資対象から外していたことだろう。結局、こういう投資対象として安全かどうか判断しにくい会社に投資して損してしまったのは、チャートだけを見て投資するテクニカルな人たちがほとんどなのだろうね。いずれにしろライブドアの財務諸表は港陽監査法人からの無限定適正意見を得ていたわけで、公認会計士監査に対する社会からの厳しい批判がなされるだろう。ところで実際の粉飾の手法はどんなやったんやろ?株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2006年01月28日
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ほんものの暴落に比べればハナクソみたいな調整だったが、そろそろライブドアショックの影響も落ち着いてきたようだね。ここから何を学ぶか?ま、ひとそれぞれだと思うけど。りょうが一番強く学んだことは・・・「経営者が誠実・勤勉であるならば それに対しては十分なプレミアムを負担しても良い」ということ。よ~するに「信頼できる人が経営者であるならば 割安でなくともその会社を買ってよい (異常な高値の場合は除く)」ということ。りょうの主力銘柄は3つあるんやけど、それぞれの会社の経営者はA社「最近、社長が交代した。前社長は会長へ。 会長は、研究者肌で愛想は良くないが勤勉。 なにより本社がボロビルというのがそれをあらわしている。 会社の決算の数字については、よく理解している。 社長は、まだ社長らしいスゴミがないものの、 やはり会長に似て勤勉な印象。 財務の数値に関する勉強が少し足りないような印象を受けるが そのへんは会長が十分に指導していくだろう。」B社「創業社長。朝7時から会社に出社。 従業員の名前はすぐに覚える。 とにかく勤勉である。 超成長企業であるが、社是は地味で着実なもの。 自社のビジネスモデルを十分に理解しており、 ビジネスが必要とするコストとリターン、投資効率を客観的に認識している。 何より、自社のビジネスを愛している。」C社「新社長であり、経歴は輝かしいものであるが、 その人柄や性格などは未知数。」この主力銘柄3社ともに2日連続でストップ安をつけた。そして、どの銘柄を買い増しするか迷ったわけだ。安心感で選ぶならB社>A社>C社割安指標で選ぶならC社>A社>B社結果的にC社を買い増ししたのだが、どこか居心地の悪い感情を持ってしまった。その理由はズバリ経営者を信頼できないからだ。金銭的なリターンの面でのベストな選択がどれであったかは時間が経たないと分からないが、少なくとも判断の確かさという点ではB社、A社の方が良かったはずだ。優れた経営者がいる会社であれば多少のプレミアムは当然負担してよい。逆に経営者が信頼できないならその会社は買うな。経営者の人物像が分からないうちは集中投資は控えたほうがいい。こういうことを学んだかな。余談になるが、収益面では一見割安に見える会社があってそこの会社のHPに行き、経営者が話している様子を動画で見た。あの動画を見た後であの会社を買おうという気になる人っているんだろうか?どれだけ指標が割安でもそういう会社は買わないほうがいい。(というより社長は操り人形で 裏にフィクサーがいるんだろ?ってい雰囲気ありありでした。 あんな動画はIR活動にならないな。)株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2006年01月24日
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2006年のテーマ「次の飛躍のためのさらなる深化・基礎工事」→監査、株式投資、ビジネスの各方面で、去年まで身につけたことをさらに深め身体に刻み込む。さらなる深化だ。 基礎工事が杜撰であれば、しっかりとした建物を建てることはできない。1.給与所得者としてのりょう「監査で主に関わっている会社の業界のビジネスモデル、ビジネスリスク、類似の上場企業、関連する法令の理解を進めること」→将来、自分でビジネスをやるので、監査を進める際にもビジネスモデル・ビジネスリスクを認識し、監査を進めるよう心がける。2.投資家としてのりょう「偏見や固定観念にとらわれず、上場企業全社をきっちりとチェックしていく。偏見や固定観念によって逃している利益は大きい。 入念に調査した後は、最大で総資産の半分をひとつの銘柄に投資する。逆に言うと、それくらい自信が持てるようになるまで調査をする。 様々な業界に対する知識を増やしていく。今年は特に保険業界と飲食業界に集中して知識を増やしていく。 ビジネスが優れていても割高であれば大幅なリターンは望めないため、客観的な企業価値評価手法(利回り算定手法)を精緻化する。 目標利回りTOPIX+24%」3.金融資産の目標額「(秘密)円」4.そしてなにより「りょうのなかま、応援してくれる人たちに対する 感謝の気持ちを忘れずに、 謙虚な気持ちで。 明日人生が終わっても後悔しないように悔いのないように 一日一日を大切に生きる。」株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2006年01月01日
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久しぶりで突然でありますが。おれは熱い!途方もなく熱いぞい!わたくしの血はガソリンでできているのであります!わたくしのハートはエンジンであります!ブログの更新を楽しみにしている方たち!更新が滞っていてごめんなさい。りょうにはいろいろな企みや仕事があって最近、更新が滞っております。しかし日本のどこかでりょうの魂は常に永久炉のように絶え間なく情熱を発熱しておるわけであります。これからもしばらくは更新が遅れがちになりますがともかく絶え間なく情熱の塊であります!株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年12月16日
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最近慢性的に忙しく更新が滞っております。まあ、無理せずボチボチ更新していきます。さて。「株ってなに?」いまさらなんだ?という感じですが。「株ってなに?」あるところにアイデアマンなタケシ君がいました。もうアイデアいっぱい、バイタリティもいっぱい。ただ・・・お金がない(涙)一番有望なアイデアは100円ショップ!ただ、100円ショップを開店するにはどうしても1,000万円必要なんです。そこでタケシ君は考えました。「そうだ! 銀行にお金を借りよう! う~ん、 でも、銀行が何の担保もない僕に1,000万円も貸してくれるとは思えないし、 お金を貸してくれるとしても、保証人を何人か求められるだろうなあ。 万が一、事業が失敗したら、 僕のなけなしのお金も、銀行に全部もっていかれて、 足りないお金は保証人から回収されるんだ。 そして僕は一生、保証人になってくれた人にお金を返し続けるんだ・・・」 ここまで考えて、普通の人なら、まず、事業を始めませんよね。 でも、実は、ひとつ良い手段があるんです。 タケシ君の親友の坂本君。 けっこうお金持ち。 タケシ君は、坂本君に頼みました。「なあなあ、坂本。 実は僕、100円ショップを始めようと思ってるんだ。 絶対に成功する自信があるんだけど、 事業を始めるお金がないんだ。 だから、できれば坂本に出資してほしいんだ。 大切なことは全部坂本の了解を得てからしか実行しない。 100円ショップの儲けは、全部坂本のものだ。 僕は、100円ショップの儲けに応じて報酬がもらえればそれでいい。 その代わりといっては何だけど、 万が一、事業が失敗した時には、 坂本に泣いてもらいたいんだ。 1,000万円出資してほしいんだ。」坂本君「なるほど。 1,000万円くらいならすぐにでも用意できるけど、 1,000万円は大金だ。 詳しくビジネスプランを聞かせてくれないか。 ・・・ふむふむ。 なるほど、悪くないね。 じゃあさっきのタケシの言ってたことを条件にして出資するよ。 ・大切なことは実行する前に、出資者の僕に相談して了解を得ること。 ・100円ショップの儲けは全部僕のもの。 ただし、儲けに応じてタケシに報酬を支払おう。 たくさん儲ければ、タケシにはたくさんの報酬を用意するよ。 ・事業が失敗した時には、1,000万円を諦めよう。 それと、 ・1年に1回は決算をして、僕に決算報告をすること。 ・100円ショップの儲けは、基本的には、さらに事業を拡大するのに使えばいい。 ただし、儲けの一部は、配当として、僕が毎年受け取る。 どうだい?」タケシ「OK! 約束だ。 よし、この100円ショップビジネスのオーナー(出資者)は、 坂本 君だ。 それを証明する書面を作ろう。」これが、今日の株式会社の基本的な仕組みです。・大切なことを実行する前に、株主(出資者の坂本君)の了解が必要。・会社の儲けは全部株主のもの。 ただし、儲けに応じて経営者(タケシ君。取締役。)は報酬を受け取ることができる。・事業が失敗した時には、株主は1円も回収できない。 (その代わり、会社にどれだけ借金があったとしても、 追加して出資する義務はない。)・1年に1回は決算をし、株主総会を開催して、決算報告をすること。・会社の儲けは、基本的には、さらに事業を拡大するのに使う。 ただし、儲けの一部は、株主に配当することができる。そして、坂本君が株主であるということを証明する書面が「株券」です。株式市場では、日々、この「株券」が売買されているわけです。違う言い方をするなら、「株主(会社のオーナー)となる権利」が売買されているわけです。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年11月21日
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投資とは「詳細な分析に基づいたものであり、元本の安全性を守りつつ、かつ適正な収益を得るような行動」(ベンジャミン・グレアム)だそうだ。そして、この条件を満たさない売買を投機的行動というらしい。へ~。まあ、そういう定義はどうでもいいが、賢い投資行動というのは、1.資産価値に着目して、市場から過小評価されている銘柄を買う。2.収益力に着目して、市場から過小評価されている銘柄を買う。3.成長性に着目して、市場から過小評価されている銘柄を買う。4.上記の組み合わせ。このほか市場間のギャップを使った裁定取引などもあるが、中長期の株式投資の基本は上記につきるだろう。ただ、1.資産価値に注目するといっても ・単純に、(現預金-負債)が(時価総額)より大きい。というケースやら ・土地の含み益を考慮すれば、(清算価値)が(時価総額)より大きい。 ・上場している子会社を所有している会社において、子会社株式を時価評価すれば、(清算価値)が(時価総額)より大きい。 ケースなどなど、 いろいろある。2.収益力に注目するといっても 業界によって標準的な収益力というのがあるからそれと比較しないとまったく違う業界の会社の収益力を比較しても意味がない。3.成長性といっても ・成長していくために追加の設備投資が多額に必要な業界かどうか? ・市場自体が成長していく業界なのか、衰退している業界なのか?などなどいろいろと留意しなきゃいかん点がある。まあ、そういうのをいろいろしっかり考えて株式投資をやるというのが賢明な中長期投資と言えると思う。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年11月14日
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短い人生のなかで出会える人の数はごくごく限られている。その限られた人のなかで気の合う人はさらにさらにごくごく限られている。好きやなあ、と思える人に出会えることは、奇跡のような出来事だ。自分のことを好きに思ってくれる人と出会えることも奇跡のような出来事だ。おれは幸せ者やから「好きやわ~」って思える人にたくさん出会えたし、これからもたくさん出会えるだろう。おれは最高に幸せ者やからおれのこと「好きやわ~」って思ってくれる人がたくさんいてくれる。これからもきっとそういう人にたくさん出会えるだろう。そういう人たちはおれの家族だ。そっけなくしてしまう時とか助けたくても助けれないことのほうが多いけど、それでもやっぱり家族のように大切にしたいと思う。ひとりの人間が支えられる人の数は限られているけれど、縁ある人たちにはほんの少しでいいからちからになりたいと思う。「家族のように」だから、甘やかしたりするわけじゃないし変にべったりするわけでもない。怒るときには怒るし厳しく接するときもある。けどだからこそ相手のこと、大切に思ってるってことなんよな。ほんとにつらいときとか寂しい思いしてるときとかそういう肝心なときに支えあえる関係を大好きな人たちと築いて行きたいな。そういうときに支えあうことができずにとても大切なものを失うのは・・・どおおおおおおおおおしてもなっとくでけへんのじゃこらああああああああああああああああ!!!大切な人たち。あなたは僕の家族です。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年11月04日
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いやはや忙しかった中間監査も一段落でありますよ~深夜まで調書を作る作業はなかなか大変やけど、やっぱり監査はおもしろい!監査対象にしている会社のビジネスモデル商品業界の動向などなどいろんなことを知ることができる。好奇心くすぐられっぱなしだ!とまあ忙しかったわけで株価チェックもおろそかになっていたが久しぶりにリターンを計算してみたら・・・年初来65%超ですか。う~んうれしい~~~なによりうれしいのは、去年の夏ごろから仕込み始めた主力株がついに2倍達成!!!う~~~んうれしすぎる~~~ニヤニヤ(笑)しかも、この会社の成長はまだまだこれからなのに・・・グフフ・・ところで。ポートフォリオのフォローやけど、結局のところ、日々の適時開示情報チェックと企業のHPチェックで十分だという結論に達した。株価チェックは必要なし。長期投資だし、株価の上下に一喜一憂するのは時間の無駄だ。ヤフー掲示板もチェックする必要なし。ほんとうに企業を理解している人はほとんど書き込みをしていないし、ほとんどの情報は丁寧に企業の分析をしていれば分かることばかりだから。というわけで、持株のフォローには最低限のことだけをして、残りの時間を銘柄分析に使うというのが賢い時間の使い方だな。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年10月29日
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リスク感覚を持っている人と持っていない人とでは、日々の生活に対する感度が全然違う。ビジネスパーソンのなかでも「自分のいる会社がいつ倒産するか分からない」というリスクを意識している人は日々の生活の中で「いつか会社が倒産しても生きていけるように 応用の利く経験を積もう、知識を身に付けよう」と思って過ごす。投資家のなかでも「いつ暴落が起こるか分からない」というリスクを意識している人は日々の意思決定のなかで「万が一の事態に備えた安全なポートフォリオを組んだり、 暴落リスクに備えた保険をかけておこう。 そして、きっちりと銘柄研究をしよう。」と考えて対処する。こういうリスク感覚のない人はただ漫然と仕事をしたりなんとなく投資をしたりするものだ。万が一の事態に備えて慎重に準備をする人は日々の出来事や社会で起こることに対して敏感になり危機意識があるから吸収も早い。会社なんかでも経営者や中堅どころでもすごい人たちっていうのは常にこういう危機意識を持って日々過ごしているからこそすごい人になれたのだと思う。こういう人たちはどこかしらスゴミがある。危険な野生の環境で生活してきた動物と危険のない楽園で生活してきた動物との違いのようなものだ。野生の大地で生きるライオンと動物園で生きるライオン。どちらのライオンになりたいか?株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年10月26日
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どんな職場にも批判ばかりしている人がひとりやふたりはいるだろう。批判というのはとても大切なことだ。現状を冷静に分析し問題点を発見し、それを指摘する。これはとても大切なことだ。健全な批判とは、感情的なものではなく、建設的なものだ。他の人の行動や考えを好き嫌いで責め立てるのではなく、目的を共有しながら感情を伴わずに指摘し、さらに良い方向に向かうようにちからを合わせることだ。批判をするときに必要な感情をひとつ挙げるとすればそれは情熱だ。怒りや嫉妬ややっかみや憂鬱な気分や倦怠感やそういうものは必要ない。逆に、不健全な批判をする人は怒りや憂鬱な気分の虜になり、批判することでさらにマイナスの気分にとらわれてしまう。感情的な批判をすることでいっそうマイナスの感情が増幅される。また、不健全な批判をする人には目的がないときが多い。単に間違っているように思えるから批判する。しかし、実際には一見間違っているように思えても組織の目的や限りのある資源という現実を考慮すれば実は間違っていないということも多々ある。これは結局のところ目的がないということだ。目的がはっきりしていないから、いろいろなことが正しいのかどうか判断できない、すべて疑わしく思える。だから全てを批判する。ビジネスの現場においては、自分の感情をコントロールするとともにしっかりと目的を持ってビジネスに取り組むという修行が必要だ。これもまた意識してやらなければ身に付けられないことだ。健全な批判をできるようになること。とても大切な技術である。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年10月25日
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某監査法人に勤める江口桃(男)。まぎれもなくりょーちゃんずイレブンのメンバーだ。昨日、話してたんだが、監査法人というのはど~にも辛気臭い組織だ。長いこといると間違いなく性格が暗くなるね。基本的に監査という仕事は後ろ向きというか大きなミスをしないことが求められる。はっきり言ってファインプレーとかはない。淡々と仕事をこなすだけで、特に誰かが誰かを誉めるということもほとんどない。たいていの人間が下の人間のミスを指摘したり、叱ったりするが、誉めることはない。そりゃ性格暗くなるわな~そりゃ、みんな死んだような顔してるわな~(笑)桃とも話してたんだが一番怖いのは繰り返しミスの指摘をされたり、叱られたりすることで、潜在意識のなかに「自分はできないヤツだ」と刷り込まれることだ。これが一番怖い。とはいえ、会計士業界もかなり地殻変動が起こっている。若手に非常に優秀な人間が多くなってきている。中堅以上の人間たちはまだ若手の恐ろしいまでの優秀さに気付いていない。不思議だ・・・なんで分からないんだ???若手をのんきに叱っている中堅どころを見ていると危機感のようなものを感じる。「あんた、 ポテンシャルで完全に負けてるよ。 若手が本気でやりゃ、 数年であんたの居場所なくなるよ!?」りょうは受験時代に衝撃的に優秀な人間数名と出会った。で、会計士業界にはよほどすごい人たちがワンサカいるんだろうと思って入ってみたらなんのことはない。期待して損した。ま、そりゃそーか。あんな怪物があちこちにいたら恐ろしい。というわけで監査法人の中堅どころや経営層と比べても格段に優秀な人間たちは、安月給のうえ性格が暗くなる監査法人なんてサッサと見捨てて転職したり独立したりしていくわけだ。と~ぜんだな。しかも監査法人で経営層(社員といわれる。普通の会社の取締役みたいなもん)になると無限責任を負う(訴えられて負けたときに、私財を全て奪われるということ)。転職・独立すれば年収が10倍にさえなるほどの優秀な人間がそんなリスクの高い監査法人に残るはずがない。それでも残っているとしたらよほどの聖人君子かお人よしだ。「日本の監査のレベルを高める」ということに本気で取り組むのなら、1.監査法人のなかの役に立たない経営者達の一掃2.優秀な人間には今の10倍の給料3.無限責任は即撤廃。有限責任とする。4.お互い誉め合う、笑顔で仕事に取り組む。これだけやれば十分だ。何回も言うが優秀な人間たちには監査法人に残って上に行くよりもずっとローリスクでハイリターンな選択肢が用意されているんだ。まあ、こんな大胆な施策はどの監査法人も取れないだろうね。というわけで今日も優秀な人間たちが監査法人を去り、少し優秀な人たちと普通くらいの人が監査法人を支え、どうしようもない人たちが監査法人にぶら下がっているのだ。監査法人にはもう少し能力主義と資本主義の論理を持ち込んだほうがいいね(笑)株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年10月24日
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仕事ができる人「業務の○○部分をこうすることで さらに効率化が進みます。 そうすれば、私達の組織はもっとたくさんの仕事をこなすことができます。」りょう「なるほど~ 確かにそうですよね。 うんうん」仕事ができる人「それにきっちりとした人事考課制度を構築することで 優秀な人を呼び寄せるとともに 私達の組織にとって必要ない人に早く退職するチャンスを与えることができます。」りょう「うんうん、確かにそれも一理ありますよね。 ところで、あなた、 業務の効率化を進めて、今よりたくさんの仕事をこなして、 その先に何があるんですか?」仕事ができる人「??? 私達の組織が今よりもっと大きくなることができるじゃないですか。 たくさんのお金を稼ぐことができるじゃないですか。」りょう「で、 その先に何があるんですか?」仕事ができる人「だから、 人事制度を練り直すことで 優秀な人間を集め、不要な人間を追い出すことができるんですよ! もっと、今の組織のクオリティが高まり、拡大し、 もっとたくさんのお金を稼ぐことができるんですよ!」りょう「で、 そのまた先に何があるんですか?」仕事ができる人「りょうさん 何が言いたいんですか?」りょう「あなたのビジョンには ひとの心を動かすものがないんです。」仕事ができる人「失礼な! なんでそんなことが言えるんですか!」りょう「あなたが学生時代のとき まじめに勉強ばっかりして、杓子定規で、先生の言うことに従順に従うような人がひとりくらいいたでしょ? そのマジメ君に、『もっと勉強しなさい』って言われて、 勉強する気になりますか? そのマジメ君が、先生に『もっと厳密なテストを実施して、僕たちの学力を正しく評価してください』と言ってたら、 あなた、ムカっとしませんか?」仕事ができる人「りょうさんは 私がそんなマジメ君と同じだって言いたいんですか!? バカバカしい! 全然違うじゃないですか!」りょう「マジメ君は、素朴で素直でいいヤツなんです。 周りの大人の期待に応えるために勉強をして、 先生が実施するテストに真剣に解答して、 世の中が、是とする行動を 知らず知らずのうちに取っているんです。 マジメ君はとても純粋でいいヤツなんですよ。 ここは誤解しないでほしい。 あなたも同じです。 業務の効率化 組織の拡大 能力主義の採用 どれも社会が、暗黙のうちに是としている考え方です。 それに知らず知らずのうちに従っている。 あなたの言葉はひとを動かさない。 その理由は何か? あなたの言葉、ひとつひとつが 社会が暗黙に是としている価値観を代弁しているに過ぎないからです。 あなたの言葉は、 あなたの魂から発せられているのではなく、 あなたの身体を媒介とした現代社会から発せられているに過ぎないからです。 だから、あなたの言葉はひとの心を動かさない。 言葉に厚みがないんだ。 言葉に魂が宿る、言霊を発しているのではなく、 単なる記号を発しているのに過ぎないんです。」 仕事ができる人の中にはこういうマジメ君が意外に多い。こういう人たちは常に不満を抱えている。「なぜ、自分の言うことをわかってくれないのか? 周りの人間がバカばっかりだからに違いない。 クソ。」こういうひとも世の中に必要なのはわかってるんだが、ときどき思いっきりムカつくときがあるわけだ。自分のあたまで考えろやコラアアアアアア!!!自分のあたまで考えて自分の身体の声に耳を傾けて自分の周囲の人間の想いを察する。そういう人の言葉にはどこかしら重みがあり、厚みがあり、ひとのこころを動かすものだ。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年10月20日
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株主を意識した経営、株主を意識したIRを行う会社が増えてきているが、まあ、いろんな会社がある。株主を意識しているといっても経営者や財務部長がどんな株主をイメージしているかでまったく行動が変わってくる。短期的な利益獲得を狙う株主を意識して少しでも早く材料を出そうとする会社。こういう会社にありがちなのが経営者や従業員にまで広く行き渡っているストックオプション。そして内部管理に対する意識の欠如。短期の利益志向でとにかく売上を伸ばす、利益を捻り出すことが株主を意識した経営だと勘違いしているかのようだ。りょうが好きなのは企業の成長力を信頼して長期的に利益を得ようとする株主を意識した経営者だ。いたずらにIRを出したりするわけでもなく本業に精を出す。それこそが株主の期待に応える最善の方法だ。もちろんIRは大切だが近視眼的な株主ではなく長期的な成長を期待している株主を想定したIRにちからを注いでほしいものだ。とはいえ、流行の業界なんかでは自社の株価を高水準に保ち非常に割高な株価でファイナンスを行いM&Aの資金を捻り出そうとするのももっともだ。自社の株価維持→多額の資金調達→M&Aなどを利用したさらなる成長割高な株価の維持が長期的に株主の利益につながる場合もあるんだなあ。もっともなことなんだが、なんか好きになれないんだな~これはきっと性格やね。日頃の経験もあるのかな。営業部隊に対するコントロールが効いていない会社、売れない在庫が山のようにある会社、与信管理もロクにやってない会社、ましてや海外に対する債権の管理なんてほとんどやってない会社、車やら船やら飛行機やらを使って在庫を運び出して架空の売上を建てようとする会社、オーナー経営者と一部の幹部が会社を支配し、彼らの暴走を誰も止められない会社、既存株主の利益を無視してバカみたいにストックオプションを発行する会社・・・もう、うんざりじゃいこらあ!!!本業をきっちりとやってくれっちゅーの!ダメな会社を淘汰し優れた会社を伸ばしていくためには投資家が賢くならなければならない!!!近視眼的な投資家が多ければ企業も近視眼的になるのだ。目指せ!千里眼!遠い未来を見通すような千里眼的投資手法を身につけよ!そうすりゃこの国も栄えるってもんだ。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年10月16日
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優れたマネージャーとは部下のちからを引き出して思う存分発揮させるマネージャーだ。部下を萎縮させるマネージャー部下のやる気を奪うマネージャーこれはダメなマネージャーだ。理想が高く、完璧を求める姿勢は良くても、ささいなことや無理な要求で部下を激しく怒る。そういうマネージャーは部下を萎縮させる。萎縮した人間はなかなか自分の本来の力を発揮できない。良好なセルフイメージと適度な緊張感の下でこそ人間のちからは発揮される。部下を萎縮させるマネージャーはつまるところ自己満足なのだ。高い理想を追い求める自分が好きなのだ。あらゆる仕事をなおざりにして、がんばる部下を無視する。部下の提案に取り合わない。そういうマネージャーは部下のやる気を奪う。どんなにやる気のある人も適切なフィードバックがなければやる気を失ってしまうものだ。優れたマネージャーは部下のちからを最大限に引き出す。部下の良いところ・がんばっているところを褒め、良好なセルフイメージを持たせる。それとともに部下の至らないところを指摘し、それが必要な理由を説明する。優れたマネージャーは職場の雰囲気を良くする。職場の人たちが良好なセルフイメージを持ち、仕事に対して積極的に取り組めるからだ。しかしまあ、この優れたマネージャーになるというのはなかなか難しいもんだ。「ひと」という資源を効果的・効率的に利用するのはとても難しいなあ~。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年10月07日
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株式相場はときに理解不可能なくらいに下落する。株価はひとの感情に大きく左右されるからだ。将来に対する期待や不安に大きくされるからだ。株式投資をするものにとって理解不能な暴騰はうれしいものだが、理解不能な暴落はできれば避けたいものだ。確かに暴落すればいい会社を安く買えるというメリットがある。けどこれはなんちゅーか苦し紛れというかなんとういか。どうせならオプションなどを利用して安いコストで万が一の暴落のときに大きな利益を得られるようなポートフォリオにしておけばいい。そうすれば株式市場が暴落したときに莫大な利益を得てそのお金で激安銘柄を大量に購入できるんやから。笑いが止まりまへんわ~(なにわの商人風)というやつだな(笑)こうしておけば確かに暴落に対する恐怖はあるが暴落を期待する気持ちも出てくる。少ないコストで適切な程度のリスクヘッジをしておくと精神が安定するものなのだ。暴落を恐れて眠れなくなることもなくなるものだ。投資は死ぬまでの長い期間にわたって行うもの。それならば「いつでも安定した気持ちを維持できるようなポートフォリオ」を構築する工夫が必要だと思う。よ~するに「相場が上がっても下がっても儲かるポートフォリオ」を作ることが大切!っちゅーことだな。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年10月05日
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同僚達と話していると自分の目標を明確に持っている人って、あまりいない。さらに、期限を区切って、何歳までの目標はこれ、その次にこれ、というふうに目標を持っている人はもっと少ない。ましてや、それを紙に書いて何ヶ月かに1回振り返っている人には会ったことがない。りょうは、何歳までにこれをする。っていう目標から、さらに細かい行動目標まで紙に書いてる。で、少なくとも半年に1回は見直す。こういうふうにして日々生活していると、目標を持たない人と話しているときに違和感を感じることがある。同僚「りょうさんって 目標とかってあるの?」りょう「あるで~。 何歳までに○○ その次に○○ っていう感じで決めて 紙に書いて ときどき見直してるよ~。 きみはどうよ?」同僚「あんまりそういうのないなあ」ここで疑問に思う。長期の目標がなかったら様々な局面で何をもとに判断するんだ???例えば、休みの日の空いた時間。目標があれば、「あ!あれしよう!」とか思いつくけど、目標がなかったら何をするかどうやって決めるんだ???なんとなく気が向いたことをするんかなあ?例えば、仕事をするときに、Aという方法とBという方法がある。どちらの方法も、同じくらい効果的だと思える。どちらの方法をとるか?こんなとき、長期の目標があれば、それを達成するのに役立つ力を身につけられる方法を選択できる。目標がなかったら、なんとなく、どちらかの方法を取るのだろうか?たいていの人は、「そんな長期の目標を作って見直すなんて めんどくさいし だいたい普通、そんなことやるか?」って言うけど、りょうは逆にこう言いたい。「目標がないのに、 日々の様々な局面で、 何を基準に意思決定するの? 目標がないほうが よっぽど不便で面倒だと思うんだけどな~」目標は価値判断の基準になるとても便利なものなのだ。目標は意思決定の場面でとても重要なことを教えてくれる。「何が重要で 何が重要でないか」だ。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年10月04日
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監査の過程で疑問に思ってきたことがある。製造業の会社の原価計算だ。りょうが見てきた会社はすべて伝統的な原価計算を採用している。たいていは予定原価ないし標準原価などを利用して個々の製品の原価を計算し、差異をまとめて配賦するというものだ。会社はその差異を分析してコスト削減に利用するわけだがはっきり言ってその差異分析に何の意味があるのか?よ~わからん。りょうのまわりの会計士は予備校で習ったような厳密な計算を会社側に指導しているがそれにどれほどの意味があるのか?よ~わからん。原価計算を厳密に行って出した差異を分析してもあまり役立たないんじゃないの?原価計算を厳密に行って製品原価を計算してもおおざっぱにざっくり計算した場合と大差ないんじゃないの?ましてや継続して同じ方針を採用しているなら監査上も問題ないんじゃないの?製造業の原価計算は会社の管理上も監査上もなかなか難しいポイントだ。ということで最近は原価計算に関心を持っている。少し考えてみます~株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年10月02日
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監査の過程で疑問に思ってきたことがある。製造業の会社の原価計算だ。りょうが見てきた会社はすべて伝統的な原価計算を採用している。たいていは予定原価ないし標準原価などを利用して個々の製品の原価を計算し、差異をまとめて配賦するというものだ。会社はその差異を分析してコスト削減に利用するわけだがはっきり言ってその差異分析に何の意味があるのか?よ~わからん。りょうのまわりの会計士は予備校で習ったような厳密な計算を会社側に指導しているがそれにどれほどの意味があるのか?よ~わからん。原価計算を厳密に行って出した差異を分析してもあまり役立たないんじゃないの?原価計算を厳密に行って製品原価を計算してもおおざっぱにざっくり計算した場合と大差ないんじゃないの?ましてや継続して同じ方針を採用しているなら監査上も問題ないんじゃないの?製造業の原価計算は会社の管理上も監査上もなかなか難しいポイントだ。ということで最近は原価計算に関心を持っている。少し考えてみます~株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年09月24日
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監査は数人のチームで実施する。で、主査とか主任とかインチャージとかって呼ばれる人(ようするに現場責任者)は、他のメンバーが作成した調書をレビューする。もちろん、現場責任者よりうえのひとたち(社員と呼ばれる人たち)もレビューを行う。レビューってのは、監査手続きの不十分な点がないかをチェックする意味合いもあれば、調書にきっちり眼を通すことで会社に対する理解を深める意味合いもある。また、他のメンバーに対する教育的な意味合いもある。このレビューをしていると、監査調書を作った人がきちんと会社のことを理解しているか?監査手続きの意味合いを理解しているか?ということがおもしろいように分かる。よく分かってない人の調書は、・記述が曖昧 (実施する手続きの目的が不明確 証拠資料によって何をチェックしたのかが不明確 手続きの結果としてどういう判断を下したのかが不明確)・無駄な手続きが多い・表やグラフに無駄な要素を詰め込んでいる、結果として見にくい・どんな会社にでも適用できる一般的な監査手続きを実施するだけで 個々の会社に固有な状況に対する監査手続きを実施しないなどなど。よく分かってる人の調書はその逆だ。最悪なのは前期調書を見てそれと同じことをただ繰り返しているだけの調書だ。そもそも前期調書が完璧かというと必ずしもそうじゃない。前期に実施している手続きの意味を理解してさらに必要な手続きを追加したり不要な手続きを削るという作業をせずにただ前期調書をなぞっている調書はダメだ。監査に限らず自分の頭で理解してさらに工夫するということが大切だ。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年09月23日
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りょーちゃんずイレブンではるばる御伊勢参りに行ってきた。外宮から廻った。外宮だけでも厳かで清らかな雰囲気ムンムンでそこかしこに立派な木々。「こりゃ、神様も宿ってるはずやわ!」と感じざるをえないほどに自然の偉大さを感じる。もう満足!と思って内宮へ行くと・・・!!!なんなんだ、この荘厳さは!天照大御神が渡るという橋を渡るともうそこは別世界だ。日本は自然の恵みに溢れたとても豊かな国だ。東京やなんかの大都会ではなかなかこんな豊かさを感じることはできない。(東京でも九段下あたりは別だけどね)森羅万象に神様が宿る日本はまさに神の国だ。靖国参拝、竜馬巡りに加えて御伊勢参りもりょーちゃんずイレブンの恒例行事に加えよう!株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年09月19日
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会計士の弱点。クライアントの事業をあまり理解していない。・・・・・・・・・・・致命的やん!!!(泣)全ての会計士がそうというわけではないが、監査対象となる会社の事業をあまり理解していない者もいる。プロフェッショナルだかなんだか知らないが、会計・税務にさえ詳しくなれば十分な監査ができると思い上がってるんじゃないか?と感じてしまう。クライアントの事業をよく理解していないと、正しい会計処理(会社の実態を適切に反映した処理)を間違えた会計処理だと勘違いし、誤った会計処理(会計基準を闇雲に当てはめただけで会社の実態を反映しない処理)を指導する。ひどいね。この原因のひとつは会計士の多くがビジネスを経験したことがないからだと思っている。製品やサービスを顧客に販売するビジネス。(会計士もサービスを売ってはいるが 営業は主に事務所の経営層が行っているうえ ビジネスという感覚はあまり持ち合わせていない)ビジネスの経験がない会計士のなかでも、特に大学在学中にあまり遊びもせずサークル活動もせず勉強ばっかりして合格した会計士にそういうタイプの人が多い。(ような気がする。偏見かもしれないが)よ~するに視野が狭い。自分が知ってる会計理論と会計・税務の知識という狭い視野でしかクライアントを見ることができない。会計理論と会計・税務知識は会社を理解するためのひとつの視点に過ぎない。ビジネスは複雑で重厚で動的で多様でわくわくするものだ。それをたかだかひとつの視点で理解しようとする輩が多すぎる。会計士がきっちりと会社を理解して監査しているかどうか?を知りたいときはこう聞いてみるといい。「その会社の一番の売れ筋商品はなんですか? どんな人たちがその商品を買っているんですか? その商品の魅力はなんですか?」「その会社のお金儲けの仕組みはどうなってますか? (どういうビジネスモデルですか?)」「その会社が抱えている事業上の問題点はなんですか?」株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年09月16日
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今日は妙に持ち株が上昇しているな~と思ったら四季報の発売日だったのか!というわけで早速買ってきた。りょうの持ち株に関しては特に目新しい情報がなかったので四季報に反応したわけではないのか???それともあまり調査をしていない人たちが遅ればせながら何かを発見したのか???どっちでもい~や。ある銘柄についての情報の伝達と株価の変動について。5月ごろ・・・会社の業績に良い影響を与える出来事が発生→株価上昇↓6月ごろ・・・株主総会で経営者が強気の発言→さらに株価上昇↓その数日後・・・各種マスコミが報道→もっと株価上昇↓8月ごろ・・・第一四半期の業績が良かったことを受けて→まだ上昇↓9月・・・四季報で強気の利益予想が出される→ガツンと上昇というわけで早く気付いた人ほどたくさん儲かる。当たり前やけど。情報が世に広まるにつれてじわじわ何段階かに分けて上昇していくわけだ。だいたいどの段階が天井になるのか?もう少し注意して監視してみよう。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年09月15日
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カネボウの粉飾決算に関連して4人の会計士が逮捕された。現時点で真偽のほどはよくわからないが・・・最悪のケース→会社側の粉飾決算を見抜けなかった。クソ最悪のケース→会社側の粉飾決算を見抜いていながら指摘しなかった。超弩級クソ最悪のケース→会計士が会社の粉飾決算を積極的に指導した。いずれにしても最悪だ。カネボウの粉飾決算によってどれだけたくさんの財産が不当に失われたことか。さらに。りょうを含め日々、コツコツ真面目に監査している会計士たちに対する信頼までが一気に失われる。やれやれバカらしい。それでもりょうは毎日真面目にコツコツ監査やります。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年09月14日
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新規上場する株式の多くは異常な高値だ。なんでもIPOブームというヤツらしい。しかし。その影で異常な安値に放置されている株式もある。上場直後の株式は本質価値と株価との間に大きなギャップが生じやすい。これはたぶん大半の投資家が客観的な株価算定方法を持ち合わせていないからだろう。などと言いながら、りょうも厳密な計算方法を持っているわけではないがある程度の指標としての株価は自分なりに算定する。りょうはIPOブームの陰に隠れて上場後に安値で放置されている会社をチェックする。とりあえず今年、東証とマザーズに新規上場した会社を全てチェックしたけど・・・むふふ(笑)株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年09月13日
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銘柄選択をするうえで会計の知識が必要な銘柄とあまり必要でない銘柄がある。会計の知識があまりなくても分析しやすい銘柄は、単一事業の会社黒字続きの会社ややこしい資産運用を行っておらず事業に専念している会社などなど。会計の知識が必要な銘柄は、ストックオプションを大量に発行している会社過去にDES(デット・エクイティ・スワップ)で多額の優先株を発行している会社多額の繰越欠損金がある会社多角化している会社などなど。会計の知識が必要な銘柄の掲示板を見ると恐ろしいことが起こっている。誰一人、精確なPER算定さえできていない!!!あああああこわっ!自分自身がどんな会社を買っているか?ということが全くできていない人たちが大勢いる・・・あああああこわっ!精確に計算している人はそんな書き込みしないんだろう。カモられる個人投資家たちが集まる悲しい掲示板だった・・・(涙)株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年09月12日
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財務部長「先生。 懸案の子会社売却が決まりましたよ。」会計士「例の赤字続きの子会社ですか? よかったですね。 どちらの会社が購入してくれるんですか?」財務部長「同業のA社が買い取ってくれるんですよ。 スケールメリットが目的ですね。 これが契約書と実際の入金の資料になります。」どれどれっと契約書を見る。ふんふん簿価10億円の子会社株式を1億円で売却。9億円の売却損か。日付、印紙、社印などなど、特に怪しいところはない。入金はというと、銀行が作成している当座勘定照合表にきっちり1億円の入金が記載されている。OK!懸案の子会社を売却できてよかったね!・・・はい!あうと~~~~~!今の取引、仕訳で考えると、(借)当座預金 1億円/(貸)子会社株式 10億円 子会社株式売却損 9億円/この会社の実態をよく見てみると、資産100億円(ほとんどが不良資産であり、予想売却価格は20億円)、負債 99億円資本 1億円(当初10億円出資したけど、累積損失が9億円)毎年赤字。常識的に考えて、こんな会社が1億円で売れるか???契約書があるから入金があるからそれだけでOKとするだけじゃあ監査にならないんだな。ここが監査の難しさ。契約書などの書類が揃っていて入金があるからといって即問題なし!と判断すると大きな間違いにつながる。このケースでは子会社を1億円で売却したけど、その子会社の実態(清算価値)は実質の資産20億円、負債99億円だから清算価値はマイナス79億円。こんな会社が1億えんで売れるわきゃねーーー!!!そんな御人好し、この世の中におりません!実態はというと、弱い取引先にムリヤリ1億円で子会社株を買い取らせ金利等の必要コストはこちらで負担する。(もちろん購入資金や金利等の必要コストは 仮装取引によって渡しておくのだ)取引の合理性を検討しないと粉飾決算など見抜けない!契約書やらの必要書類なんてあるに決まってるんだから。ちなみにこのケースで子会社の売却を仮装する動機はどこにあったのか?この親会社(というか、この連結グループ)資産1000億円負債 990億円資本 10億円で、債務超過間近だった。というか、子会社の資産100億円を厳格に査定して20億円まで評価減すると80億円の損失が発生し、70億円の債務超過に陥るところだった。そこで子会社の売却を仮装し、子会社を連結対象から外すことで債務超過を免れようという魂胆だ。ちなみに今の日本の会計基準では連結の範囲を決定する際に支配力基準を採用しているので、仮に持分が0%だとしても実質的に支配しているならば連結対象となる。というわけで粉飾いっちょあがり!株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年09月09日
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だーいぶ、間があいてしまったけど、税効果会計。前回は繰越欠損金について書いた。この知識がどうやって投資につながるか?直近の期で莫大な赤字を計上した会社は多額の繰越欠損金を抱えている。ということは、当期、来期と利益を出しても税金をほとんど払わなくて良い。つまり、多額の繰越欠損金を抱えていると、経常利益≒当期利益になる。これを見落としている人が多いね~この情報は有価証券報告書に記載されている税効果会計の注記を見れば得られる。というわけで、りょうは持ってます。直近の期で莫大な赤字を出して、2~3年分の利益に相当する繰越欠損金を持っており、かつ業績V字回復企業(笑)特殊状況株というのかね。2~3年分の利益に対する税金の支払いがないということはキャッシュフローにそ~と~良い影響を与えるんですわ。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年09月07日
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ここのところ精神が敏感になっているからかあるいはこころがとても落ち着いているからか日々変わりゆく自分を感じる。まありょうはまだまだ若いから変わりゆくのは当然といえば当然だが2005年は変わりゆくスピードがとても早い。個人的にはもう2005年が終わってほしい(笑)んでもって仕切りなおして2006年を始めたい(笑)夜寝るとき、その日にあったことを考え、眠る。翌朝起きたとき、生まれ変わっている。昨日の自分とは少し違う自分。変化はゆっくりと継続的に起こっている。------------------------------------------誰もがみんな世界とかかわって生きている。ここで言う「世界」ってのは、アメリカとかフランスとかイギリスとかトルコとか中国とかそういうんではなくって、「友達」であったり「家族」であったり「職場の人たち」であったり「街ですれ違う人たち」であったり「日中、激しく照らす太陽」であったり「深夜、優しく包み込んでくれる月」であったりりょうの眼の前にある「ビール」であったり(笑)「楽しい思い出、悲しい思い出」であったりそういう様々なもののこと。世界がりょうに働きかけりょうが世界に働きかける。世界が変われば世界のりょうに対する働きかけが変化しりょうが変わる。りょうが変わればりょうの世界に対する働きかけが変化し世界が変わる。りょうと世界が相互作用によって日々変容し続け日々生まれ変わり続けている。そう感じる。分かりやすくいえば、「気分が違えば、 景色の見え方も違う」ということだろうか。りょうが楽しい気分で世界に働きかければ、友人は笑顔で応えてくれ、ビールは美味しく感じられる。りょうが悲しい気分で世界に働きかければ、友人も悲しい気分になり、ビールも不味く感じられる。自己が変われば世界が変わる。その逆も然り。友人が笑顔で話しかけてくれれば、明るい気分になるし、ビールがぬるくて不味ければ、残念な気分になる。自己と世界とは常に相互に作用しあっている。そういう感覚が最近とても強い。なぜだろう?夏休みにゆっくりと自分のことを振り返ったからかもしれないし、単にそういう時期なだけかもしれない。いずれにしろりょうは良い方向に変容していってると感じられる。そりゃええこっちゃね。もう少し自分で自分自身を見守ろう。1年くらい経てば、だいぶ落ち着く。そしてひとまわり成長している自分に気付くんだろう。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年09月01日
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にんげんは強い。変顔KTFと縁の深かったひとたちはあいつの死に哀しみあいつの生を問い返し自分自身を問いあいつの生と死の意味を受けとめきれず苦しんで苦しんで苦しんでいる。しかしその苦しい過程のなかで魂のなかの暗黒のブラックホールのなかに吸い込まれていった様々な想い。その想いがどこまでも巨大な質量をもつブラックホールになりながら新しい可能性につながるビッグバンを引き起こす萌しを感じる。厳しい冬のなか厚く厚く降り積もった雪の下に広がる大地のなかであらたな新芽がゆっくりゆっくりと密かにだけどとても力強く立ち上がってゆくように。にんげんは弱い。たくさんの人に助けてもらわねば生きていけない。変顔KTFに助けられて生きてきた人たちはあいつの死によって支えを失った。それはとてつもない苦しみだ。だけど、にんげんは強い。変顔KTFをどこまでも深く深く魂の核に刻み込みこんでそして立ち上がる。変顔KTFは生前、大切な人たちに言ってたそうだ。「りょうさんは エロくて ゲスくて 変態だけど 尊敬してるんだ」んなこたあ生きて、面と向かってオレに言えっちゅーの!こらああああああああ怒怒怒!!!今日は変顔KTFの大切な忘れ形見から電話があった。少し元気を取り戻したみたいだ。うれしいな。忘れ形見はなぜだかオレに感謝してたけど感謝するのはオレのほうだ。あなたが力強く生きている姿はぼくの勇気です。ありがとう。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年08月29日
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テキパキ仕事をこなすために必要な技術?捨てる技術!日々、いろんな情報がいろんなところから手に入る。新聞、雑誌、インターネット・・・情報が多すぎる。こんなとき必要な情報以外はバッサリバッサリ捨てなければならない。いらない情報を捨てる技術が大切だ。りょうは朝刊3分、夕刊1分もあれば読み終わる。朝刊、夕刊にある情報のうち本当に必要な情報なんてほとんどない。大切なのは、自分がどんな情報を必要としていてどんな情報を必要としていないかをはっきりと意識すること。これさえできてれば、眼に入ってくる情報を条件反射で取捨選択できる。新聞をすみずみまで読んでる人は暇で死にそうな人か、自分にとって必要な情報が何か?を理解していない人か、どっちかだろう。もちろん、こういうふうに情報を取捨選択をしていると予想外の発見に出会う可能性は低くなる。(その代わり、自分の目標に多くの時間を割けるわけだが)だから予想外の発見が欲しければときどき隅々まで読むとか、ときどき本屋の雑誌コーナーで手当たり次第に立ち読みすればいいんだ。ま、そんな必要はないと思うけど。なぜなら、限定された分野を深く突き詰めて考えていけば自然と興味の幅が横に広がっていくからだ。とにかく捨てて捨てて捨てまくることでテキパキ物事を進められる。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年08月27日
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マクロ経済の動向を投資戦略に反映する!ということが全然できてません・・・しょぼ~~~んま、難しいんやけどねえ。大きな話でいうと。中国の不良債権問題はどの程度深刻なのか?不動産バブルはいつはじけるのか?アメリカの財政赤字、経常赤字はどのようにして解消されるのか?各企業の各論で言うと。売上の多くを中国に依存している企業なら中国の景気の動向をどう読むのか?売上の多くが海外に対するものならば、為替の動向は?資源高が商社の業績に与える影響は?法制度に関連するもので言うと。介護保険制度の改正が介護保険事業会社に与える影響は?金利の上昇や住宅ローン減税の動向がマンションデベロッパー会社に与える影響は?などなど。特に事業の多角化が行われていない会社にとって法制度の改正に伴うリスクというのは高いしね~。ともかく、りょうは知識が少ないので、マクロ経済の変動の影響を受けなさそうな銘柄(ってそんなのはないけど、 比較的影響の少なそうな銘柄)かどうかを意識して銘柄選択をしている。とはいえ、長期投資家たるものマクロ経済の長期的な変動に対してはある程度の見通しを持っておくべきかなあ、と思う。マクロ経済の短期的な変動は予測が難しいにしても長期的な展望についてはかなりの程度、予測できるのではないかな。少なくともそのうち中国でバブル崩壊が起こるとか、アメリカで大幅な増税が行われるだろうとか、そういう見通しは持っていたいよね。そのほうがより良い投資戦略を練れるだろうし。というわけで少しずつ、マクロ経済の勉強をやっていこうと思います。・・・というか、マクロ経済、少しは勉強したことあるんやけど、理論ばっかり勉強してそれを実際の経済に当てはめて考えてなかったんやなあ。やっぱ手抜きの勉強は身にならないね~。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年08月26日
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例えば。あなたが今の家に10年間住んでいて、その家の隅々まで知り尽くしているとする。ふすまの立て付けが悪い、水道水がまずい、収納が少ない、日当たりが悪い・・・駅が近くて便利、近くにスーパーができたり電気屋ができたりで近隣の地価が上がってきてる・・・などなど、長年住んでるからこそ分かること、長年住んでないと分からないこと、たくさんある。そんなあなたの家にお客さんが来る。あなたの家を買いたいらしい。お客さんはあなたの家の良いところも悪いところもアナタほどには分からない。地価が上昇してることをとても気に入っているらしく、逆に、部屋のつくりの悪さや老朽化はまったく眼に入ってない様子。そしてお客さんがあなたにオファーを提示する。「5700万円で売ってください」あなたは知ってる、「この家、実のところ、3000万円ほどの価値しかないんだ」だからこう思う。「しめしめ、カモがやってきた。 高値で売りつけて、 私はさっさと新しい家に引っ越そう」こうしてロクに調査もしないで家を買ったお客さんは損をし、家を知り尽くしたあなたは得をする。これと同じことが日々、株式市場でも繰り広げられている。特定の企業を良く知る人たちはカモがやってくるのを待ってる。ありえない高値で買おうとするカモには高値で売り付け、ありえない安値で売ろうとするカモからは安値で買い付ける。ごく限定された範囲でも詳しい知識をもつヤツが、かもるヤツ。広く浅く知識はあるけど、詳しい知識を持たないヤツが、かもられるヤツ。市場とは怖いところですな。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年08月25日
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金持ち父さんシリーズの本に書いてあること。表面的に捉えれば借金して不動産を買え!というメッセージしか読み取れないかもしれないが、もちろんこれは表面的な理解でしかない。大切なことがいろいろ書いてあるが、そのうちのひとつが、資金効率を高めよ!ということ。「借金して不動産を買う」ということは「少ない自己資金をもとに 他人のお金を最大限活用し、 自己資金に対して莫大なリターンを稼ぐ」ということだ。そうすることで自己資金に対して非常に大きなリターンを得られる。もちろんリスクも大きくなるけどね。そしてなんのことはない、バフェットも金持ち父さんが言っていることと同じことをしている。バフェットは若い頃からパートナーシップを利用し、資金の運用を始めた。他人のお金を運用し、得た利益の一部をバフェットが手にする。よ~するに借金して株を買って稼いだ。(パートナーシップだから形式的には借入れではなく出資だけど 経済的な実態としては同じだな。)バフェットがあれだけの金持ちになったのは単に株の運用が上手いだけでなく、他人のお金を有効に利用して自己資金の効率を高める術に長けていたからだ。普通に自己資金で株を買ってただけならあそこまでの金持ちには決してなれなかったろう。今の個人投資家は恵まれている。たかだか3%程度の金利を支払えば信用取引と称して他人のお金を利用して株を買うチャンスが与えられてるんだからね。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年08月24日
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株で大きく儲けるために必要なもの。自信。これに尽きると思う。どれだけいい銘柄を発見できても、自分の選択眼を信じられなきゃ大量に買うことはできない。大量に買わなきゃ大きなリターンは見込めない。自信がなけりゃ意味不明の投売りが行われるときに猛然と買い進められない。自信がなけりゃ一見割高に見えるときに敢然と買い進められない。いい銘柄を発見できることも大切だけど、何より大切なのは株価が上がろうが下がろうが、話題性ゼロだろうが誰もが知ってる銘柄だろうが、どんなときでも迷わず購入できるだけの自信だ。そういう自信をつけるためには?やっぱ経験と知識が必要なんやろうね~そしてなによりそういう自信を身につけたいという目標を持つことが大切なんやろね。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年08月23日
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りょうの主力株が最近上がりすぎている・・・もうすぐ調整だろう・・・けどまあ、なんだかんだ言って主力株が1年で2倍。うれし~~~なんたって主力!なんだから(笑)しかもまだまだ成長していくからね~潜在的な市場がデカすぎるんだ。売り時はまだまだ先だ~と、言いつつ、新たな投資先となる成長株を探していたら・・・あったあった!PERは約30倍だけど、ビジネスモデルはまずまず良いし、マーケットも拡大余地がある。なにより経営者が良い!最近は便利なもので企業のHPで決算説明会の様子なんかを配信してくれる会社もある。今回見つけた会社も配信してくれていたので早速チェック。決算説明会で多いのは、事実の羅列「売上高が○億円増えました。 これは前期比で○%です。 部門別の売上高はこうです。 B部門での売上が非常に伸びております。」↓たいくつ~っちゅーかグラフ見たらわかるし!ところが良い経営者は、これに加えて「どの戦略が成功し、どの戦略が失敗した結果として、売上高が増えた」という理由を丁寧に説明してくれる。さらに。失敗した戦略については失敗した理由と、それを踏まえて今後どのような戦略をとっていくのか?というところまでコメントする経営者もいる。経営者にとって、失敗を認めるというのは非常に難しいことだ。なにせ経営者というのは会社のなかでは誰も刃向かえないような権力者である。仮に失敗したとしても、ふんぞりかえっときゃあ誰も責めない。(あまりにもひどい失敗のときはいろんなひとから責められるけど)しかし、今回見つけた会社の経営者は潔く自らの非を認める。これは「株主に対して悪い情報をしっかり報告する」ということだし、「失敗を認めても社内の信頼が揺るがないだけのカリスマがある」ということだし、「失敗から学び、次の成功に積極的に活かしていける」ということだ。こういう経営者のところには人もお金も集まるもんだ。ということで先週から買い付けを開始しました~株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年08月22日
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破滅してゆく人たちを見るのは何とも心が痛む。が。助けられないもんは仕方がない。破滅していく過程でりょうに助けを求めてくる人たちもいた。りょうだって鬼じゃないんだからもちろんできる範囲で助けようとするよ。いろんなアドバイスをしたり専門家を紹介したり。時間を割いていろんなことをしてあげたりもする。りょうはお人好しなんだ。助けを望んでるんだからねえ。だけど、破滅していく人の多くは誰かが助けてももう助からない底なし沼でジタバタしている。沈んでいく過程でたくさんの人に助けを求めたくさんの人を道連れにみんなで破滅しようとする。そんな人は助けてやりたいけど、土台無理なんだから引導を渡してやるしかない。「残念ですが 私のちからでは あなたを助けて差し上げることができません」それにしてもりょうに助けを求めながら破滅していく人たちを見るのはいい気分がしないねえ。あまあまの甘ちゃんは助けるちからもないのに助けようとして一緒に沈んで行っちゃう。自分のちからの限界も知らない人間がひとさまを助けることなんてできるはずない。自分の人生をふいにしてひとを助けようとするぐらいなら、涙を流しながら引導渡してやって、「次にあなたのような人に会ったときは 必ず助けます」と心に誓ってそれができるだけの人間に成長したほうがずっといい。破滅してゆく人たちの共通点は・暗い・感情的になって問題を把握していない、問題を解決しようとしない・いろんな問題を解決してきた経験がない・すぐに人に助けを求める・こころが渇いているそれにしても破滅していく過程の人たちに引導を渡すのはほんと気分が悪いな。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年08月21日
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今日は金持ちたちが勉強をする集まりに参加してきた。金持ちの会話には普通の人の会話に出てこない言葉がいろいろと飛び出す。「ROE」「ROA」「利回り」「収益力」「会社を利用する節税」「支出額を損金にできる金融商品」「節税用マンション」「路線価」「競売」「ペイオフ」などなど。もっとマニアックな言葉もポンポン飛び出す。これらの言葉は常日頃から意識して勉強していないと身につかない言葉だ。日々の生活をぼーっと過ごしていては決して身につかない言葉だ。金持ちになりたい、という思いをもって意識的に勉強し、使わないと身につかない。よ~するに「金持ちになりたい」という意志がなけりゃ「金持ちになるために必要な知識」は身につかないってことだ。ということで。金持ちになるために必須のものとは?意志である!金持ちになりたいと思わなけりゃ絶対に金持ちにはなれない!株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年08月20日
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1987年10月19日のブラックマンデーS&P500は前日比マイナス28.6%を記録した。ここで日経平均が前日比マイナス30%になると仮定して試算してみよう。前提・現物株10,000,000円(含み損益ゼロ。すべて代用有価証券)・信用 10,000,000円(含み損益ゼロ)・代用有価証券の掛目80%・最低保証金維持率30%・ポートフォリオを構成する銘柄も日経平均と同様に前日比マイナス30%に推移する試算・現物株7,000,000円→委託保証金は5,600,000円(7,000,000円×80%)・信用 7,000,000円(含み損3,000,000円)・保証金維持率26%((5,600,000-3,000,000)÷10,000,000)つまり、信用取引によりポジションを2倍にしている場合、ブラックマンデー級の暴落に見舞われると保証金維持率が最低保証金維持率30%を割り込む。そう。恐怖の追証が発生する。2営業日後の水曜には追証を差し入れる必要がある。このモデルケースの場合は400,000円だな。追証を差し入れない場合は全ての信用ポジションが決済され損失3,000,000円が確定。(その間の株価変動はないと仮定)ポートフォリオの時価総額は4,000,000円になる。リバウンドを取るために新たに信用ポジション7,000,000円を建てると保証金維持率は46%こりゃ厳しいな~ブラックマンデーが来たら資産の60%が吹っ飛んでそのうえ暴落後のリバウンドを取る余力もあまりない。きびしーーーーーーーっ!!!27.7%以上の暴落が起きると追証が発生する。ということは、権利行使価格7,500円~8,000円くらいのプットを買っておけば最悪の事態は免れるということかな。単純に考えると。レバレッジ2倍のケースでは保険のためのプットオプションの権利行使価格は「含み損益ゼロ」の価格から起算して「マイナス20%からマイナス25%」の範囲で設定しておけばどうにかなるってことかな。だいたいプットオプションを買うには結構なコストがかかるが大幅なOTM状態のものであれば比較的安く買えるからね。う~む。この考え方に誤りや穴がないかなあ???もう少し考えてみるか。株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年08月19日
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1987年10月19日の月曜日。アメリカ市場は暴落した。1987年10月のS&P500の終値を見てみよう。 終値 前日比 (%)12日(月) 311.60 -0.6013日(火) 315.65 +4.0514日(水) 305.00 -10.6515日(木) 298.25 -6.7516日(金) 282.25 -16.0019日(月) 201.50 -80.75 -28.6%20日(火) 216.25 +14.7521日(水) 258.25 +42.0022日(木) 244.50 -13.75 23日(金) 241.00 -3.5019日のブラックマンデーにS&P500はマイナス28.6%という衝撃的な下げを記録した。このときは値がつかない銘柄がとても多かったという。売り手ばっかりで買い手がいない銘柄が多かったということだな。ここで自分のポートフォリオを振り返る。リスク管理の手法としてパッと思いつくものには、・損切りラインを決めることや・分散投資がある。だが、これらのリスク管理手法はブラックマンデーのような状況では効果を発揮しない。なぜなら、損切りラインを決めていてもその損切り価格で売却できないから。分散投資していても全銘柄がまとめて暴落するから。個々の銘柄の一時的な調整に関するリスク管理については・損切りラインの設定・分散投資で足りるだろうが、ブラックマンデーのような危機的な場面では機能不全となる。ただし、現物株のみの投資なら銘柄選択さえ誤ってなければ一時的な暴落なんてどうでもいい。だが。りょうのように信用取引を利用している場合に、・損切りラインの設定・分散投資でしかリスク管理をしていないようだとブラックマンデーのような場面で・・・吹っ飛んじゃってすってんてん!!!レバレッジを効かせていればいるほど・・・すってんてん!!!!!株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング
2005年08月18日
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